ライフ イズ ミラクル / サラエボの友人

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エミール・クストリッツァ監督の「Life is a miracle ライフ イズ ミラクル」を見てきた。

圧倒的な力量と熱量で見せる「アンダーグラウンド」よりもだいぶ軽妙になってきているのは「黒猫・白猫」もそうだったが、そんな中にも旧ユーゴの紛争をディープかつ重くなりすぎずにちゃんとエンターテインメントに消化できているいい映画だった。

ボスニア紛争を扱ったものにはいい映画が多いのだけれど、監督がユーゴ出身か、その他かで大きく変わってくると思う。僕は一通り見てきたが、ウィンターボトムの「ウェルカム・トゥ・サラエボ」にはちょっとあざとい不快感を感じた。

ボスニアの人たちはタフだ。日本では考えられない最悪の状況の中で、決してユーモアを忘れない。というか、ユーモアを最後の砦にしないとやって来れなかったというのもあるかも知れない。

「サラエボには、ムスリムもセルビア人もクロアチア人もない、サラエボ人がいるだけだ。」と言う人もいる。クストリッツァの映画では、「ボスニアには、ムスリムもセルビア人もクロアチア人もない、ボスニア人がいるだけだ。」本当のボスニアもそうなるといいと思う。

さて、今からまたサラエボに行ってきます。2年前のみんなは変わっただろうか、楽しみだ。

配給のGAGA、最近RSSを配信しだした模様。映画好きは購読をどうぞ。

2 TrackBacks

ライフ・イズ・ミラクル from チラシコレクション (た?わ) on September 17, 2005 6:44 AM

表「紛争下、愛してはならない君に恋をした。 人生はままならないけど、生きてるって、それだけですばらしい。」 裏「祖国旧ユーゴスラビアの混迷を背景に巨匠クストリッツァが描くせつなくもあたたかい愛の賛歌。 ?どんな絶望的なときだって、生きて愛する力があれ... Read More

2004年 フランス、セルビア・モンテネグロ 監督: エミール・クストリッツァ Read More

4 Comments

映画見てきたのですが、人もワンもニャンも
悲も喜もごちゃまぜで面白かったです。

サラエボにあった最悪の状況、
というのは想像を絶しますが。
辛くて暗いだけじゃなく、腹もへるし笑っちゃうし、
それがとてもリアルでした。

おじさんたちの顔が、
含蓄あっていいですねぇ。
ロバは、街にいたりするのですか?

そうそう、クストリッツァの映画は出る人出る人みんないい顔してます。

ロバはうろうろしてないですよ。

この旅で動物もたくさん会いました。今日なんて「アンダーグラウンド」に出てきた動物園行っちゃいましたよ。

クストリッツァ映画、
動物たちがたまらなくファニーですね。

シリアスな場面なのに、
傍らにすたこらと馬が横切ったりして、
その「ぬけ」に救われたりします。

くまの子。
扉の下からでている足がカワイイ?

あのくまの子、ちょっと背伸びしてるから両足着かないのです。

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This page contains a single entry by Kei published on July 21, 2005 12:44 PM.

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