ソーシャル・ウェブ入門を読む

December 3, 2007 wwweb

ソーシャル・ウェブ入門—Google、mixi、ブログ…新しいWeb世界の歩き方「ソーシャル・ウェブ入門—Google、mixi、ブログ…新しいWeb世界の歩き方」
滑川 海彦
技術評論社

ちょっと遅いけれど、ソーシャル・ウェブ入門を読了。このカバー・デザインのWeb2.0っぷりに正直敬遠していたのだが、あちこちで良い評を聞くので読んでみた。内容に関しては、Web2.0、から始まり、Google、群衆の英知、ソーシャルニュース、ソーシャルブックマーク、Youtube、CC、SNS、RSSとブログ、Webとプラットフォームと広くカバーする。

とこう書いてしまうと、広く浅くのカタログのように感じられてしまうが、実際はそうでなく、それぞれのサービスのバックグラウンドであったり、反対項、懸念なども含めてバランスを保ちながら、密にまとめられている。例えば「Web2.0」というワードに関しても、ポール・グレアム(「ハッカーと画家」)らのリアクションについて触れられていたり、集合知に対しても集団の愚行の例も挙げられる。


そもそもソーシャルとは。

人間には金儲けや異性の獲得といった功利性からコミュニケーションするのではなく、コミュニケーションそのものを目的としてコミュニケーションを図る強い傾向があることは最近の心理学的研究でも明らかになってきた。

 が、そういった研究を待つまでもなく、アリストテレスは今から2千300年も前に「人間は本性からしてソーシャル・アニマルだ」と断言している。しかもその原因を「人間だけが言葉を持っている」ところに求めた。

「人間の本性はソーシャル・アニマル」 P.38

これから入門する人はもちろん、日常的に最近のソーシャルなサービスを利用している人にとっても読む価値は十分にある。

Posted by Kei at 3:43 AM

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  • 「記憶に残る」「触る」リアリティ- 『記憶に残るウェブサイト』

    March 3, 2008 art / wwweb

    ここでインタビューを受けている作家の多くはいわゆる「WEBデザイナー」ではなくて、ウェブだけで完結しないものであったり、ウェブの体験や関係性などを時にはテクノロジーや「メディアらしきもの」さえ使わずに実際の空間の中で扱っている。

  • インタビュー集『記憶に残るウェブサイト』

    February 27, 2008 art / wwweb

    まだ読んでいる途中だが、前半の中村勇吾さん、長谷川踏太さん、エキソニモのウェブサイトと表現にまつわるインタビューがかなり面白い。 ... 自分が何で今、ウェブの仕事をしているのかにも大きく関わるテーマだったりもする。 ... 場所の有限性とウェブの非限定性。

  • 路上日記/野村誠

    April 27, 2006 music / on-the-road

    山手線のほぼ全駅に渡って、そこで知りあった人を巻き込みながら、雨の日も路上で鍵盤ハーモニカを吹く。 サザエさんのテーマ、イパネマの娘から武満徹、ベートーヴェン『テンペスト・第3楽章』まで知っている曲ならなんでも演奏してしまう。

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