こくばん.inと木炭デッサンあるいは油彩

September 9, 2008 art / wwweb

最近「こくばん.in」というブラウザ上で黒板にチョークと黒板消しで描いた絵を共有、リプレイできるサービスがあるのだが、これがよくできてる。マウスもしくはタブレットで6色のチョークと黒板消しを使って落書きから、もっと描き込んだものまでアイデアと腕次第で何でも描けるのだけれど、黒板消しの再現性というか、使い方が結構キモになっている。以下、最近話題になった「杏仁豆腐」をチェック。

出来るまではなかなかどうなるかわかりにくいかもしれないけれど、黒板消しの使い方が非常にうまく、フルーツのみずみずしさやシロップの光沢などがよく描けている。

これともうちょっと前に話題になった「タモリさん - こくばん.in」を見ていて思ったのは、このサイトのうまい人の描き方って、木炭デッサンや油彩を描いていく過程と通じるところがあるなあということ。他の画材(水彩だったり、鉛筆、岩絵の具、アクリル...)と木炭、油彩が大きく違うのは積み上げていく「プラスの作業」と同じくらいもしくはそれ以上に「マイナスの作業」が重要だったり、そのやりとりに耐えうる被覆力だったりするんだけれど、そう見ると結構通じるものはある。
最初から計算をして、色の透明感だったり混濁を嫌う、あるいはフラットを好む作家も絵描きも多いけれど、それよりもイメージやリアリティが出てくるまでいくらでも絵の具や木炭をこねくり回していたい人も多い。最近のコマーシャルなペインティングはあまりそういうのを好まないけれど。

PhotoshopやIllustratorのレイヤーで積み上げていく今のデジタルでプラスな絵作りと全く正反対のもっとアナログでプリミティブな「絵を描く」楽しさがこの「こくばん.in」と黒板消しにはつまっていると言ったらおおげさですよね。

Posted by Kei at 7:23 PM

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  • 2000年と2002年のペインティング

    July 22, 2007 art

    データ整理してたら昔のドローイングが出てきたので、まあネタにでもということで今さらですがアップしてしまいます。多分これからも絵を作品として発表することはなさそうなので。

  • 初めてのペンタブレット購入

    August 26, 2008 gadget

    絵を描くつもりとかは無く、データで使うことが事前にわかっている場合のドローイングだったり、メモに便利かなと思ったり、慣れると写真の切り抜き(髪の毛とか)が楽にきれいにできるという話を聞いていたので購入。... ベジェでもそれなりに形は描けるのだけれど、どこかきれいすぎたり、手触りとかその人の癖とか、有機的な線とかはやはり向いてないと思うので、ちょっとこれからうまく使えるようになりたい。 ... A6だからまだいいものの、MacとLinuxのキーボードにマウス、ディスプレイにBOSEのスピーカーと昨年広くしたはずのデスクももういっぱい。

  • 2001年のボストン 5

    July 9, 2007 abroad / photographs

    高いビルや現代的な建築が多く立ち並ぶボストンでも、中心から離れていくとこういう街並になる。

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