今年のイグ・ノーベル賞を見て

「笑える」けど普通に結構役に立つ、面白い研究結果が多いなと思った。

○認知科学賞:脳を持たない単細胞生物の真正粘菌が、迷路の最短経路を見つけることを発見した、中垣俊之・北海道大准教授、小林亮・広島大教授、石黒章夫・東北大教授、ハンガリー・セゲド大学のアゴタ・トス氏ら6人に授与。

CNN.co.jp:「コカ・コーラの避妊効果」研究にイグ・ノーベル化学賞

この粘菌の話はマンガ「もやしもん(参考:.automeal: 菌の見えるマンガ『もやしもん』)」でも登場するので知ってはいたが、今年の受賞ということで、比較的新しいニュースなのかなと思いちょっと検索してみたら、そうでもないらしい。平成12年付けでの発表記事がある。

こういう、いってしまえばマイナーな研究が一般レベルに浸透するのはなかなかすぐというわけにはいかないのだろうけど、そういうのをピックアップはずのイグ・ノーベル賞でさえ、発見して評価するのに8年もかかっているのですね。

本研究成果から、生物体で行われている物質レベルの情報処理方法が、この難問題の解法に対して新たなヒントになることが期待されます。また、今回の成果から導き出される原理は、時間的・空間的パターン形成に焦点を絞ることによって新しい機能を持った材料の設計指針を与える可能性を秘めています。

粘菌が迷路を最短ルートで解く能力があることを世界で初めて発見

これはあらためて、とても重要な興味深い発見だなと再発見。
ハンガリー人のアゴタ・トス氏という名前、今までの記事ではあまり名前を見ないのだが、どういう風に関わっているのか、共同研究をしていたのか、あるいは今年の他の受賞研究「コカ・コーラの避妊研究」のように、違う場所でたまたま同テーマで研究していたものがシンクロしたのか、そちらも気になる。

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This page contains a single entry by Kei published on October 4, 2008 10:29 PM.

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