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原美術館で本日までの『ジム ランビー:アンノウン プレジャーズ』を見てきた。(全然関係ないが「ジム・ランビー」ではなく、「ジム ランビー(スペースありなし両方)」という表記のようです。)

ビニールテープによるストライブ曲線のパターンは「オプアート」の流れと言うよりはリキテンスタインのスクリーントーンのようなポップな印象を強く受けた。

床一面に規則正しくテーピングを施すことで生まれる幾何学的パターンによって空間を大胆に変容させ、

とのことだが、原美術館の展示空間は決して広くないのと建物自体がアーチのようになっているので、ランビーの曲線の効果がキューブでの場合より弱いのかもしれないと考えたり。今までの他の展覧会をいくつか思い出してみても、室内空間(のイメージ)へ働きかける作品は原美術館では難しいのかもしれない。展示室を回りながら特徴的な建物自体を巡り、連続して作品を見ていく中でテーマや作家とは別の常設作品が間に挟まれることも起因しているかもしれない。

ジムランビー:アンノウンプレジャーズ
2008年12月13日 - 2009年5月10日
原美術館

気づかず見逃すところでした。(sakutee@twitter, thanks!)
森美術館のMAMアートコース第7回としてローレンス・レッシグ教授の講演が行われます。

高度情報化時代を迎え、インターネットの活用方法もより能動的になり、また専門家・アマチュアを問わずに表現活動ができるようになりました。そのなかで、知的財産権は保護・強化され、著作権法も表現活動を制限してきました。この問題は作品の画像データを頻繁に活用する美術界でも重要な問題です。クリエイティブ・コモンズは、この情報の流通や知的財産の発展と支援を目指し、著作権を保持しながら一定程度の自由な利用を表示する著作権の新しい考え方を提唱した非営利団体です(2001年設立)。

森美術館|MAMアートコース

CODE VERSION 2.0もうあと一週間ほどですが、興味ある人はお見逃しないように注意。
レッシグとクリエイティブ・コモンズについては私もそれなりに追っていたのですが、CNET JAPANで読めていたレッシグブログ翻訳も滞っていたりであまり最新の状況はつかめていません。CCに関して過去ブックマークしていたものはこちらに。

これからレッシグの著作に触れるのであれば1年半ほど前に改訂版の出た『CODE』辺りからどうぞ。

MAMアートコース第7回 「アートと知的財産権:クリエイティブ・コモンズの新たな役割」
日時:2009年5月1日(金)19:00-21:00
出演:ローレンス・レッシグ(スタンフォード大学 教授)
森美術館|MAMアートコース

莫干山路50号

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m50-02-thumb.jpgモガンシャンルー 50号と読みます。通称M50。上海大学美術学院のクリエイティブ・センターや工房、アトリエ、そしてコマーシャル・ギャラリーなどが密集したエリア。この中だけでギャラリーは20〜30くらいありそう(蜷川実花の写真展などもやっていた)。古い建物の住宅地をリノベーション?して活用、公開しているので美術好きでなくてもきっと楽しめる。

Shanghai Biennale 2008 を見る

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2008第七届上海双年展-快城快客
上海を訪れた理由の一つは上海ビエンナーレを見ること。今年のテーマは "Trans Local Motion" アジアの他の国で大きな美術展を見るのは初めてで、しかも中国の最近の美術熱の高さは周りからもよく聞くのでとても楽しみにしていた。最終日の11月16日にぎりぎりで駆け込む。

会場は人民広場すぐ横の上海美術館全体。アーティストは中国はもちろんアジアの作家が多い中、ドイツやオランダの作家、トーマス・ルフやマイク・ケリーの名もある。全体のボリュームとしてはヴェネツィアや横浜ほど大きくはないが、日曜で最終日ということもあり、賑わいはそれ以上かもしれない。ディズニーランドのような入場待ちの列に加わるとバブルの頃の西洋美術館などを思い出す。日本でもこんなに美術展で人が集まることがあったのだと。

2008年のペインティング

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珍しく最近描いたペインティングというかドローイングを。
プティ・プワソンのアート教室作品発表会に添える刺身のタンポポとして描いたもの。この教室ではレギュラーで教えているわけではないが、時間を空けて子供たちの上達を見られるのはなかなか楽しみだったりする。

展覧会は明日まで。(って、遅っ!)
人の縁というのは本当に不思議なもので、意外なところで意外な人と繋がる。今回講師サイドとして参加しているうちには自分が浪人生時代に習っていた元先生までいたりする。というともう10年以上前。その後、大学こそ同じものの、期や研究室が違うのであまり絡むことはなくなったけれど、なぜかまたここで再会。

NPO向島学会の主催による、新しいスタジオプログラム「アートスポット鳩や」。そのvol.1の成果報告展に行ってきました。
写真や作品完成までの経過は鳩やのブログでご覧いただけます。

鳩やについてチラシから引用して紹介。

NPO向島学会では、鳩の街通り商店街・鈴木荘202号室を新たに<アートスポット鳩や>として活動的な若手アーティストを対象にしたスタジオプログラムをはじめることにしました
鈴木荘は、商店街の空き店舗対策として古い店舗兼アパートを改修し今年の春からスタートした鳩の街通り商店街の事業です
現在ここに、ショップ、クラフト、アトリエなど公募で集まった5組の入居者と向島学会が商店街の新規メンバーとして活動を行っています

向島は以前から現代美術製作所をはじめ、地域とアートの関わりの深い街。またその町並みは多くの建築のリサーチの対象にもなっています。
自分のなかでの向島のイメージというのはだいぶ前にブログに書いたティトゥス・スプリーのレクチャーと「季節の生ジュース カド」に作られているけど、今度ゆっくりとカメラを持って歩いてみたいと思った。

そんななか、決して広くはない鈴木荘の2階の小林作品はその密度とそれぞれの椅子の持つストーリーとの絡みが印象的でした。

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作家の小林史子は次は11/14から府中のLOOP HOLEというスペースで "Nest-Hole" という展覧会を行います。
また違う空間で違う作品になるようです。

Nest-Hole
小林史子
2008.11.14 - 12.27
LOOP HOLE

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INO ARTISTS VILLAGE - INO ARTISTS VILLAGE OPEN STUDIO 2008
東京藝術大学と取手市が連携し、UR都市機構の協力により、取手市井野団地内のショッピングセンター一棟(7戸)を改修し、若いアーティストのためのスタジオとして運営されている、「井野アーティストヴィレッジ」が取手アートプロジェクト2008の会期に合わせて、オープンスタジオとして一般公開されるそうです。

学校を卒業したアーティストにとって、制作の場となるスタジオ、アトリエ(+機材その他)というのは作品自体のサイズを制限しかねない重要かつ深刻な問題ですが、東京芸大のある取手市が現役の学生だけでなく、その卒業生にもこういう場を提供して、アートと取手という場を結びつけようとしているのは、地域と作家の関係性にとって大変重要なことです。もちろん取手アートプロジェクトもしかり。

興味のある人は是非。

INO ARTISTS VILLAGE - INO ARTISTS VILLAGE OPEN STUDIO 2008
2008年11月1日(土)~16(日)
金・土・日・祝日公開 10:00~18:00
取手井野団地内ショッピングセンター(井野アーティストヴィレッジ)

同時開催;取手アートプロジェクト2008
2008年11月1日(土)~16(日)

最近「こくばん.in」というブラウザ上で黒板にチョークと黒板消しで描いた絵を共有、リプレイできるサービスがあるのだが、これがよくできてる。マウスもしくはタブレットで6色のチョークと黒板消しを使って落書きから、もっと描き込んだものまでアイデアと腕次第で何でも描けるのだけれど、黒板消しの再現性というか、使い方が結構キモになっている。以下、最近話題になった「杏仁豆腐」をチェック。

出来るまではなかなかどうなるかわかりにくいかもしれないけれど、黒板消しの使い方が非常にうまく、フルーツのみずみずしさやシロップの光沢などがよく描けている。

これともうちょっと前に話題になった「タモリさん - こくばん.in」を見ていて思ったのは、このサイトのうまい人の描き方って、木炭デッサンや油彩を描いていく過程と通じるところがあるなあということ。他の画材(水彩だったり、鉛筆、岩絵の具、アクリル...)と木炭、油彩が大きく違うのは積み上げていく「プラスの作業」と同じくらいもしくはそれ以上に「マイナスの作業」が重要だったり、そのやりとりに耐えうる被覆力だったりするんだけれど、そう見ると結構通じるものはある。
最初から計算をして、色の透明感だったり混濁を嫌う、あるいはフラットを好む作家も絵描きも多いけれど、それよりもイメージやリアリティが出てくるまでいくらでも絵の具や木炭をこねくり回していたい人も多い。最近のコマーシャルなペインティングはあまりそういうのを好まないけれど。

PhotoshopやIllustratorのレイヤーで積み上げていく今のデジタルでプラスな絵作りと全く正反対のもっとアナログでプリミティブな「絵を描く」楽しさがこの「こくばん.in」と黒板消しにはつまっていると言ったらおおげさですよね。

数学ガール/フェルマーの最終定理数学ガール フェルマーの最終定理
結城 浩 (著)
ソフトバンククリエイティブ(2008/7/30)

二乗すると-1になる数、±i。その i が "imaginary number" の頭文字ということを今まで知らなかったような気がする。忘れていただけなのだろうか。

「・・・・・具体的すぎると本質を見失う。虚数のことを imaginary number というけれど、虚数に限らず、すべての数は想像上(イマジナリー)なのかもしれないね」

数学ガール フェルマーの最終定理』p.172

以前ここでもとりあげた『数学ガール』の続編(Stolen Moments: 『数学ガール』を読んで諸々(学ぶこと))。

今作ではピタゴラスの定理、素因数分解から複素平面、そしてフェルマーの最終定理まで扱っているのだが、実はどれもが繋がっていて、別のものだと思っていた二つ(あるいは三つ)のことが同じものの別の側面だというのを発見する、そんな一冊。

川村記念美術館

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サンチャゴ巡礼へ行くという両親を成田まで車で送った後、せっかくなのでそのまま川村記念美術館へ。
以前Wi-CANのツアーで美術館の前まで来たことはあったのだが、中へ入るのは実は初めて。

快晴の真夏の午前、広い庭が気持ちいい。

有名なロスコ・ルームも楽しみにしていたのだが、正直あまり感じるものはなかった。部屋に入った瞬間に匂いが違うのは感じた。比喩とかでなく、確かに違う何かの匂い。美術予備校で浪人していた時にもマーク・ロスコが好きな友人は周りにいたけれど、その時からずっとわからないまま。ロスコの絵に感じる(らしい)スピリチュアルなものというのが自分には信じられない。

オプ・アートのヴァザルリの絵が筆で描かれているのを確認できたのはよかった。

記憶に残るウェブサイト [トップクリエイター10組へのインタビュー集] 記憶に残るウェブサイト [ トップクリエイター10組へのインタビュー集]
【対談作家】
中村 勇吾 / 長谷川 踏太 / レイ イナモト / エキソニモ / セミトランスペアレント・デザイン / 伊藤 直樹 / 田中 耕一郎 / 西田 幸司 / 鎌田 貴史 / 鹿野 護

続き。
ここでインタビューを受けている作家の多くはいわゆる「WEBデザイナー」ではなくて、ウェブだけで完結しないものであったり、ウェブの体験や関係性などを時にはテクノロジーや「メディアらしきもの」さえ使わずに実際の空間の中で扱っている。

ネットでできることというのは全て、そういうリアリティを具現化してあげるようなことなのかなと思っているんだけど、基本は物事に触れる、触るということが大きいから、その触るという行為に対してどういう風に設計するかということはあるかな。

P.103 伊藤直樹

ウェブでの表現に関わらず、「メディアアート」が現実のリアリティの再現でしかないのであれば、やはりそれはネガティブな意味での「バーチャル」にしかすぎない。センサーをあちこちに配し、「触る」ことをバーチャルに実体験させる、リアルな事象のデータを可視化、可聴化して見せる。それはゲームとしては面白いかも知れないけれども、クリティカルなものは何もない(そもそも求めていないのかも知れないけど)。

記憶に残るウェブサイト [ トップクリエイター10組へのインタビュー集] まだ読んでいる途中だが、前半の中村勇吾さん、長谷川踏太さん、エキソニモのウェブサイトと表現にまつわるインタビューがかなり面白い。
ちゃんとあらためてここに書きたいと思うけれど、とりあえず。

自分が何で今、ウェブの仕事をしているのかにも大きく関わるテーマだったりもする。
油絵、現代美術、メディアアート(?)... インスタレーション。場所の有限性とウェブの非限定性。装飾と構造。ストイック。整理。

中村勇吾さんの作品には数度ここでも触れた(Stolen Moments: WEB暴力。via 歴史教科書)。また .automeal でのんびりやっていた「偏食マッピング」というのの元ネタは長谷川踏太さんの『Web Designing』の連載からだったりする。

続きは次で。

gallery-ama01.jpg

千葉県御宿にあるギャラリーAMA。元々病院であったところを改装して私設のギャラリーとしている。オーナーは造り酒屋の岩瀬酒造。先代が海女の様子を記録していたものを常設展示している。展示室自体は小さいが、部屋に入る光とモノクロの写真、それに病院のライトという組み合わせはなかなか面白い。

先代の岩瀬禎之がローライなどで撮った海女の写真は今では見られない土地の記録として貴重なもの。御宿でも有数の歴史を持つ家という、造り酒屋の若旦那が海女の群れの中に入り込んで、その自然体を数多く収められたというのはキャプションとしても興味深い。

gallery-ama02.jpg建物自体もちょっと変わっている。話によると某有名建築の設計者の手によるらしいが、ちょっと調べたところソースは見つからなかった。

他の部屋も見てみたかったが、公開はしていない様子。ここの建物自体を使ったインスタレーションなんかもいろいろ出来そう。イメージはいろいろ出てくる。

iwanoi.jpg

酒屋なので、もちろん日本酒も購入。休日の急な客にも多くの試飲を丁寧にさせてくれた。その中でもせっかくなので、今年できたての「岩の井 純米生酒 無濾過 しぼりたて」を。他には1983年の古酒も購入。
写真後ろは、岩瀬酒造さんのものではなく、大多喜の道の駅にて購入した「銭神 純米大吟醸」。すごい名前だ。ほんの少しでも銭の神にあやかれれば。

日本酒といえば、昨年蔵開きに参加させていただいた取手の田中酒造さんの今年の蔵開きが3月9日に行われる模様。

と、まとまりのないエントリでした。

silent dialog サイレント・ダイアローグ 見えないコミュニケーション

ICC ONLINE | サイレント・ダイアローグ──見えないコミュニケーション

わたしたちを取り囲む自然や環境はつねに変化しています.環境の変化とともに,そこに生息する生物のふるまいに注意を向けることは,同様にそこで生きるわたしたちにもたらされる何らかの作用や,ひいては,わたしたちと生態系全体との関係性を見いだすことにつながります.その意味で,わたしたちは,環境から絶えず何らかのメッセージを受け取っているのだ,と言うこともできるでしょう.

> はじめに サイレント・ダイアローグ──見えないコミュニケーション

鳥や植物、キノコといった自然環境からのメッセージ、アクションを先端の技術とメディアにより可視化、可聴化していく試みを集めている。

試みはどれも面白いのだけれど、実際のところそれが「視てわかる」「聴いてわかる」かというと、正直わかるものは少なかった。印象に残っているのは環境から切り離された「観葉植物」的な植物と大仰な装置と多くのモニターに映し出される確かに動いているらしいグラフばかり。

  • 生き物がいる - 触る - インタラクション

ここの間の「目の前の生き物のここにどう触ったから...」というようなものが足りない。センサーはただのトリガーなのか、データを渡しているのか。そこがもっと「見えて」きて欲しかったと思う。見えないコミュニケーションはやっぱり見えなかった。

作品として面白かったのはマイケル・プライムの《ハ、ハ!ユア・マッシュルームズ・ハブ・ゴーン?》暴力的な音と椎茸のアンバランスが面白いのと、実際に傷んでいる椎茸に展示空間中の人間以外の静物の中で一番「生」を感じた。

サイレント・ダイアローグ──見えないコミュニケーション
会期:2007年11月23日(金・祝)—2008年2月17日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター[ICC] ギャラリーA

Dmプティ・プワソンで行われている絵画教室の生徒の作品発表会のお知らせです。

Boutons d'art アート教室第一回作品発表会
2007/12/08(土)〜14(金)
11:00〜19:00 @ギャラリー観音坂

生徒さんの作品が中心ですが、講師の作品も出展されます(僕は以前の写真など)。
ここ半年ほどはほとんど見ることができていませんが、その分どれだけ上手くなっているか楽しみだったりします。
お近くまでいらっしゃった方はどうぞご覧ください。

Mappe1-Thumb Mappe2-Thumb

データ整理してたら昔のドローイングが出てきたので、まあネタにでもということで今さらですがアップしてしまいます。多分これからも絵を作品として発表することはなさそうなので。

2000年に大学に入学したわけですが、もうその当時からほとんどタブローを描きませんでした。その悪い意味でのきっかけのひとつでもあるのが、「マッペ」という再試験形式のゼミ。ドローイングを何百枚と提出してそれに講師が合否を下すのですが、それに不合格となったあと、再試験として提出したもののうちの2枚。

Painting1-Thumb Painting2-Thumb

その2年後、予備校で油画科の講師をしている時に生徒の横で描いていたドローイング。まああまり変わってません... 若干形らしいものがありますが。

Rachel Whiteread: Transient Spaces“Rachel Whiteread: Transient Spaces”
Deutsche Guggenheim Berlin
Oct. 20, 2001-Jan. 2002

2001年から2002年にかけてドイツのグッゲンハイム美術館で行なわれたレイチェル・ホワイトリードの展覧会のカタログ。現在渋谷のLOGOSで開催中の洋書バザールでの戦利品。普段の価格が 8,220円のところ、約半額の 4,200円。これはいいものを見つけたと思ったらAmazonのマーケットプレイスで新品がほぼ同価格でいくつか...

さて内容だが、作品が作品(石膏を使った巨大な彫刻というか、建造物とも言えるインスタレーション)なので一つの作品の制作過程の記録がほとんどで、その分これまでの作品に対しての論述やそれまでの美術史中の作品との面白い比較がいくつもなされている。気になる比較の対象としてはヨーゼフ・ボイスの “Fat Chair”, ルイーズ・ブルジョワの “Cell”, マイケル・ハイザーの “Double Negative” といった辺り。カタログは幸いドイツ語ではなく、英語で書かれているのでもう少しじっくり読んでいきたい。
また “Photo Essay” としてレイチェル・ホワイトリードの手によるスナップ写真群も収められている。その何気ないカットにもレイチェルの作品に通じる皮膚感覚だったり、アングルのスケール感といったものを見ることが出来る。

私の仕事は、凹のスペースから構成された物体を作ることです。備品は作品を発展させるための基礎として使います。私が作る物体は墓のようなもの。何かが幽閉されている状態で、何かがなかにあることはわかっていてもそれが何だか見えないようなもの。

美術家の言葉レイチェル・ホワイトリード

という作品、制作の裏側を見ることが出来るというのは大変面白い。

Henry-Darger

「ヘンリー ダーガー 少女たちの戦いの物語 ー夢の楽園」 Hara Museum Web

2002年から2003年にかけてのワタリウム美術館での展覧会以来の大きな回顧展となる。

そのワタリウムの時に見ていなかったので、今回の原美術館で初めてダーガーの絵の実物を見たのだけれど、最初の印象としては「こんなに大きいんだ」というものだった。美術の雑誌や本などでダーガーの絵自体はずっと見ていたのだが、いつもそのサイズはせいぜいA4の見開きくらいまでなので、意外に大きいその少女たちと作品のスケール感がダーガーの身体感覚として新鮮な驚きを得られるものだった。

untitled 96 on Flickr

土曜日に今年の3月までお世話になっていた職場の歓送迎会。オープン前から一緒に働いていた2人の送別会と新しく入る2人の歓迎会というわけ。自分は先にそこを去っているわけだが、その場で一緒に飲んで話せるというのはとても良い時間だった。

で、ここからはボーリングの話。

Vasarely: 1906-1997 (Basic Art) (ペーパーバック)よく「ハンガリーのアーティストって誰がいるの?」と聞かれるのですが、正直有名どころだとヴィクトル・ヴァザルリ Victor Vasarelyくらいしか思いつきません。

オプ・アート(オプティカル・アート)を牽引したヴァザルリでさえ、美術史やアートに詳しくなければあまりピンと来ないと思いますが、作品は中学や高校の美術の教科書にもよく載っているので何となく覚えている人もいるかも知れません。他の作品はGoogleのイメージ検索の結果をとりあえず。

現代美術の作家なら多少は知ってはいるものの、もう少し誰かいないかなとWikipediaを探してみると「ハンガリー人の一覧 - Wikipedia」というページがありました。でも残念ながらそこにも日本で有名なアーティストをあまり見つけられないので、写真家、映画監督まで含めて少し抜き出してみたいと思います。

ハンガリー人のアーティスト・写真家・映画監督
マチュー・カソビッツ - 俳優・映画監督
カパ・ローベルト(ロバート・キャパ) - 報道写真家
モホイ=ナジ・ラースロー(ラースロー・モホイ=ナジ) - 画家
ウィリアム・クライン - 写真家、映画監督
ブラッシャイ(ブラッサイ、ブラサイ) - 写真家
Brassa L'universel (Midsize) (ペーパーバック)

一番有名なのはロバート・キャパでしょうか。実はハンガリーはチェコと並んで多くの優れた写真家を生み出してきているのですが、ほとんどがハンガリーを出てしまっているので、ハンガリーと結びつけてイメージするのが難しいのだと思います。「ブラッサイ」は私の好きな写真家の一人で、彼の撮るパリの夜のイメージというのは同じく好きな画家のロートレックと通じるものがあります。

4月10日(火)~12日(木)、東京国際フォーラムにて「アートフェア東京2007」が開催されます。

もしあなたがアートをコレクションしたいと思ったとき、ずっと探し求めているアートや、思わずひとめぼれしてしまうアートに出会える確率が日本でもっとも高い、大イベント。

【アートフェア東京】ART FAIR TOKYO

出展する98画廊の名前を挙げてみると、Taka Ishii galley、カイカイキキ、ギャラリー小柳、小山登美夫ギャラリー、シュウゴアーツ、SCAI THE BATHHOUSE、ケンジタキギャラリー、TARO NASU、西村画廊、ミヅマアートギャラリー、レントゲンヴェルケ、ワコウ・ワークス・オブ・アート... ときりのないくらい有名どころが集まっています(そして自分には縁のないところばかり...)。詳しくはオフィシャルサイトを。

平日の3日間のみの開催ですが、期間中に「ダイアローグ in アート」としてなかなか気になるトーク・シリーズが企画されていたりもしますので、興味と時間のある方は行ってみると面白いかもしれません。

「川口写真散歩」シリーズ、第2弾はアーティストの須田悦弘さんを招いての西口公園編です。

ワークショップ
4/15(日)14:00~16:30
メディアセブンをスタートし、新緑の西口公園へまで写真を撮りながら川口の町を散歩します。
トークイベント
4/22(日)14:00~15:30
15に撮影した参加者の写真を講評しながら、当日の様子や作品についてなど話していただきます。

ワークショップの定員は20名、トークはワークショップ参加者も含めて80名までとなっています。詳しくはメディアセブンのイベント告知をご覧ください。

元スタジオ食堂の須田さんは植物を精密に彫った木彫作品でのインスタレーションを発表しています。

写真家の写真とはまた違った目線での川口、作品が見られることと思います。

90cm角の星の組み立て

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プティ・プワソン東京西徳州会病院で毎月一回行なっているワークショップで作り始めた「みんなのすむところ」の密度がだいぶ上がり、組み立て作業に入った。今までの経過はこんな感じ。

ここでの更新間隔が空いてる通り、僕が足を運べない月も多くなってしまっていたがその間も着々と進んでいて、久しぶりに対面したその四角いものはとても複雑な絵画空間になっていた。

P2102V

2005年夏のサラエボでなくしたボロボロの携帯電話“P2102V”が、昨夏に再度サラエボへ行っていた友人の手を経由してついこのあいだ自分のところへ戻ってきた。当時から薄々犯人はわかっていたものの、あらためて懐かしい、なくしたはずの携帯を充電後、電源を入れてみると切ない気持ちになる。

そこには僕が撮ったのでない写真と動画がたくさん残っているからだ。

映像作品上映とアーティスト・トークの紹介。

パリ発:ケータイ電話で撮影された映画作品フェスティバル

ポケット・フィルム・フェスティバルとは、さまざまな映像イベントをオーガナイズしているパリのForum des images (映像フォーラム)主催の映画祭で、2005年から開催されています。仏携帯電話会社SFRをスポンサーに、高画質・長時間でムービーが録画・再生できる「3G(第三世代)」の携帯電話を無料で貸し出し、著名なアーティストから一般の人々、学生、未来の映画作家から作品を募っています。

大学院 映像研究科|Festival Pocket Film from Paris

3G携帯搭載ムービー機能の、表現ツールとしての可能性は果たして?

仏日刊紙「リベラシオン」は、「ケータイがもはや単なるおもちゃとしてだけではなく、映画のクリエイションの潜在的なツールとして見なされている兆しだろうか?」と述べています。しかし、それは8mmからDVまで、手軽に撮影できるツールが登場するたびに繰り返されてきた「楽観的」(あるいは商業的)ディスクールであり、大部分の人々はホームムービーの撮影で満足しているのが現実です。そもそも、カメラに加え、高度な通信機能を備えた携帯電話を、古典的な意味での映画作りに限定して考える必要はあるのでしょうか? 

同じく 大学院 映像研究科|Festival Pocket Film from Paris

携帯電話搭載のカメラをうまく利用したアートの作品としては、東京都写真美術館の「私のいる場所-新進作家展vol.4 ゼロ年代の写真論」でのSECOND PLANETの対になった作品 "TOKYO / PRAGUE", "PRAGUE / TOKYO" を思い出します。こちらはメディアによって変化する精神的/身体的な距離と想像力を扱ったもので、展覧会の中でも特に印象に残るものでした(SECOND PLANET のサイトにてFLASHムービーで見ることが出来ます)。

桐生入り

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Kiryu12

今年の夏は全く首都圏を出ないめっちゃ非グローバルなロングバケーションを送っていたのですが、バケーションというのは他人事で、時間の感覚も曜日の感覚も完全に四次元な日々でした。一番遠くに出たのは川口で(しかも約半分はその川口)、次に遠いのは中野(フジヤカメラ)という次第でありました。

さて、今度は遅れた夏休みとして群馬は桐生に来ております。10/1(日)〜11/5(日)の期間で行われている「桐生再演12」のオープニングレセプション(10/9日)とそれへ向けてのこどもワークショップのためです。詳しくは www.ab-c.com を。.automeal 仕事ですが、ワークショップとレセプションが繋がったものになる予定です。

Toyobosyoku期間中には関連して他にも様々なイベントがあります。東洋紡織工場(桐生市東7-3-62)では「東洋紡織メディアサイト」として10名の作家による映像作品上映(10/8〜11/5)や、10月7日(土)には本橋成一監督『ナミイと唄えば』上映+本橋成一講演会も開催されます。

他にも桐生には有鄰館など面白い施設もありますので、夏休みをとり逃した方はこの機会にぜひ桐生まで。浅草から特急りょうもう号に乗れば2時間弱ほどのショートトリップです。

今のところはまだ気持ちに余裕がありまして、朝起きてフィルム1本分の散歩をしたりしています。

Sankeien

雨の横浜本牧三渓園。大増水の中、造園工事の作業をしている人たちの横を傘をさしてインヴェーダーに会いに行ってきた。

Invader1Invader2

園内にある文化財の旧燈明寺本堂の中は乱雑、不穏、混沌としていて、その中に並べられたもののどれもが場違いである。2ケ、または3ケのそのものたちは本堂ない一面に敷き詰められているので、全貌を収めることは難しい。場所柄か、インヴェーダーソケットの作品としては珍しく音が出ていないけれど、雨に包まれた静かな本堂内はかえって異空間を作り出していたように思う。
明日の21日(金)まで。

Invader3インヴェーダーソケット&サービス インスタレーション
in 三渓園 旧燈明寺本堂
『2ケ、または3ケ』
2006年7月18日(火)~21日(金)
三渓園 SANKEIEN GARDEN http://www.sankeien.or.jp/
横浜市中区本牧三之谷58-1
(三渓園には入園料がかかります)

ただいま三渓園では蓮の花がきれいですよ。

Summerday-P夏の日~summer day project~

2006.7.20(木)~25(火)
PROMO-ARTEギャラリー
東京都渋谷区神宮前5-51-3 Galeria Bldg 2F

もういっちょご紹介。
壁画第一中村研究室で一緒だった浅野君(浅野純人)を含む7人によるグループ展です。内容は全く知りませんが、こちらもよろしくどうぞ。

浅野君が盟友ソバケンと取手をベースに活動している「第0研究室」もどんどんローカルに入り込んで面白いことになってきているみたいです。サイトはそのうち僕がリニュすることになりそうなのでそっちもお楽しみに。

日向水 - hinatamizu

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Hinatamizu中村友香展 「日向水 - hinatamizu」
2006.7.17(月)-7.22(土)
Gallery58
東京都中央区銀座4-4-13 琉映ビル4F

こちらは現在芸大の助手の中村友香の個展。彼女のフラットな平面の新作などが見られます。ここでも以前に何回か紹介したことがあります。

彼女も何かと一緒になったり繋がってたりすることが多く、久しぶりに見る絵がどう展開されてきているのか楽しみ。
こちらも来週。

インヴェーダーソケット&サーヴィス

蓮の咲く頃、三渓園に侵略。
インヴェーダーソケット&サービス

物語は日常と照合されるべきであり、その手段は、つくられたものの中に身近なものを置くことだ。
私は今回、かつての寺本堂に2000以上の小物をインスタレーションする。
それらは2ケづつまたは3ケづつ特別な形で置かれる。

美術家で音楽家のインェーダーソケットこと江川次彦は、芸大大学院に在籍していた当時、かの中西夏之からも多大な評価を受けていた独特の仕掛けとセンスのインスタレーションや、インプロヴィゼーション炸裂なライブパフォーマンスで知られる作家です。しばしの沈黙を破って展覧会のお知らせと作品集の案内が届きました。

インヴェーダーソケット&サービス インスタレーション
in 三渓園 旧燈明寺本堂
『2ケ、または3ケ』
2006年7月18日(火)~21日(金)
三渓園 SANKEIEN GARDEN http://www.sankeien.or.jp/
横浜市中区本牧三之谷58-1
(三渓園には入園料がかかります)

[写真作品集] 「インヴェーダーソケット&サービス
(Amazonでも手に入ります。)

フルクサスの共有財産

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一方、六十年代に多くの作家によって言葉で書かれたパフォーマンス(アーティストによる身体表現の総称)のスコアーは、現在、メンバーたちの共有財産同然になっている。このスコアーは、経済優先と著作権重視の社会において、フルクサスが残した、未だ枯れていない「神聖な泉」と言えるのではないだろうか?

フルクサスとは何か? -日常とアートを結びつけた人々

引用の冒頭の「一方」は、ジョージ・マチューナスがフルクサスの作家たちのコンセプトを具体化して作っていたマルチプルについての記述を受けている。

一冊2,30ドルだったエディションが、彼が亡くなる直前には、250ドルになったと言って喜んでいた程度だ。それが彼の死後、市場ではその100倍以上の値がついていることを考えると、貧困のうちに世を去り、後になって作品が法外な価格で売買されていることを過去の多くのハイ・アートの作家たち、マチューナスが社会から排除すべき対象として攻撃した芸術家たちに、彼もまた、皮肉にも仲間入りをしたわけである。

Youtubeで簡単に映像が見られるようになったつい最近まで、「フルクサス」と聞いてイメージしたのはまず、マチューナスによってデザインされ、パッケージングされた「キット」だった。そのいくつものバージョン、それぞれの中に含まれる小品の数々は「フルクサス」に集まった作家の作品やコンセプトをマチューナスが編集・デザインして社会に流通させようとしたものだ。

「一方」によって、対称におかれているマチューナスのキットとパフォーマンスのスコアー。しかしその二つはやはり「フルクサス」らしい意味で共通している。

いきなり「フルクサス」や「FLUXUS」だの言ってもあれなので、ちょっと簡単にですが「フルクサス=FLUXUS」の予備知識をまとめてみます。

フルクサスって?

FLUXUS
浄化、連続運動、流れる水、溶解、腸の洗浄...

デザイナーで建築家でもあったジョージ・マチューナスが、「フルクサス的」と認めたアーティストを組織したグループ。とは言っても、グループの性格は作家を束縛するような○○主義あるいは一定の方法論を根底に持つものではないので、緩い共同体の中で、作家同士や作家とオーディエンス、批評家やコレクターなども巻き込んだ作品を展開していた。

音楽出身の作家やジョン・ケージのクラス出身が多いこともあり、パフォーマンスが重要視され、それらは「イベント」や「ギャグ」と呼ばれることも多い。作品のいくつかは先に挙げたYoutubeで今すぐにでも見ることが出来る。

実験音楽・サウンドアートというページではフルクサス関連音源のガイドも。

また正確にはメンバーではないけれど、フルクサス自体に影響の大きいジョン・ケージの代表作「4分33秒」も参考に。(残念ながら当時のものではない)

ビデオ見るのが一番早いです。

1995年のフルクサス

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Studiovoice9504右は雑誌「STUDIO VOICE(発行INFAS)1995年4月号で特集は『フルクサス発 -インターメディア・アートの出発点から』。室井尚のテキストから中村さんによるザ・ギンブラート&新宿少年アートのレポートまで内容はとても充実している。95年といえば、日本のインターネットはまだ黎明期。「教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書」の年表より当時の参考になりそうなトピックを抜き出してみると、

1995(平成7年)
01/01 日本IBMのウェブサイト開設。
01/26 富士通「Info Web」のウェブサイト開設。
03/02 米「Yahoo!」開設。
03/20 オウム真理教による地下鉄サリン事件。

という年。一部の大学や企業にいる人を除いて多くの人はインターネットに直接触れてなかった頃だ。この号の冒頭で室井尚はこう書いている。

ハーモニアスな感覚統合しか目指さない「マルチメディア」や、等質なシステムの上に構築された「インターネット」が今の話題の中心である。だが、そこはフルクサスの「インターメディア」がもっていた大事なものが抜け落ちているような気がしてならない。あらゆる異質なジャンルの中に新しい組み合わせを作り出すこと、出会いを作り出していくこと、要するにハイブリッドでルートを欠いた軽やかな(そしてブルトン的な意味で「痙攣的」な)知をディジタル・メディアの中に導入していくことが必要なのである。その意味で今時代はフルクサスなのだ。

ディジタル・フルクサスに向けて(STUDIO VOICE Vol.232 1995年4月号) /室井尚

初めて「フルクサス」と名付けられたコンサートが開かれたのが1962年、インターネット黎明の1995年、そして現在。インターネット状のコンテンツがどんどん拡大していく2006年に、一体フルクサスから何を学べばいいだろうか。

新しいメディア/フィールドとクリエイティビティ、社会との関係性を考えてみるために、FLUXUSを参照してみるのはいつだって有効なように思う。
まずはYoutubeで見られるFLUXUS関係のビデオをリストアップ。11PMでのナム・ジュン・パイク特集なんて特に面白いので是非。

フルクサスとは何か? -日常とアートを結びつけた人々フルクサスとは何か? -日常とアートを結びつけた人々
塩見 允枝子 (著)

今までもフルクサスは多くの展覧会や雑誌の記事などで取り上げられてきたが、実際にフルクサスの中でジョージ・マチューナスらと一緒にイベントをしていた作家自身の日本語によるテキストとして、昨年発行されたこの本は重要。オノ・ヨーコやヨーゼフ・ボイスに引っ張られない当時の記述はとても興味深い。

この本からFLUXUSとアーティスト、クリエイティブ、作家性などについて少し考えてみます。

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Uploaded on May 15, 2006
by jakedobkin

ここで最初のjakedobkinの写真にまた戻ると、彼の場合は街中のグラフや落書き、ストリートアートを写真に収めてアーカイブしているわけで、それぞれの作品はjakedobkinの手によるものではない。というか、本来のグラフは法的にアウトな中でのメッセージや絵の魅力と、そこに表れてくる作家性との間でのオリジナルとコピー、アノニマスのジレンマが大きな魅力であったはずだ。

彼の場合、自分の足で集めたそのグラフの数は4,482枚にも及び(5/22現在)、その量と姿勢は一つのクリエイティブなカタチであるようにも思われる。

サンプリング、リミックスという手法を軸に成長し、また音源の著作問題で一時大きな転換を迎えたHIPHOP。そのHIPHOPの中からこういう面白い試みもあった。

「Copyright Criminals Remix Contest(著作権違反者によるリミックスコンテスト)」と呼ばれるコンテストは、非営利組織の「Creative Commons」が主催するもので、リミックス文化の促進と、Millerらが取り組んでいるような、自分の作品を合法的かつ手頃な価格で提供し、他のミュージシャンがそれらの作品を操作できるようにする活動の奨励を目的としている。

ヒップホップがクリエイティブコモンズと出会う時 - CNET Japan

CCライセンスは決して著作権の放棄ではなくて、権利の及ぶ範囲と条件を明確にしようというものなので、こういう可能性も考えられる。

レコード業界が保有する過去の作品の巨大な宝庫をリミクサーに開放すれば、それらの作品の利用が莫大な経済的利益を生む可能性があることを同業界は認識すべきだ、と主張している。

クリエイティブなこと、クリエイティブを妨げていること、著作者に有益なことって、本当は何でしょう?

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Uploaded on December 13, 2005
by jakedobkin

もしもし。
flickr! には“Favorites”という機能があって、他の人がアップロードした写真のうちお気に入りのものをまとめてリストに入れておける。相手が“contact(mixiでいうマイミク)”でなくてもOKで、他人が“Favorites”に加えると本人には通知されるので、結構嬉しかったりする。

左は僕のお気に入りの中でも特にお気に入りの一枚で、写真を撮ったjakedobkinのタグによると、ロスに描かれていたグラフらしい。いいでしょ。グラフィティにロス、髑髏という怖そうなイメージと「もしもし」のギャップ。

flickr!ではその写真ごとについての権利をCCによって、本人が明記出来るようになっている。
例えば上の写真の場合、“by-nc-sa”という権利が付されていて、

BY
帰属. あなたは原著作者のクレジットを表示しなければなりません。
Non-Commercial
非営利. あなたはこの作品を営利目的で利用してはなりません。
Share Alike
同一条件許諾. もしあなたがこの作品を改変、変形または加工した場合、あなたはその結果生じた作品をこの作品と同一の許諾条件の下でのみ頒布することができます。

という条件を守れば、本作品を複製、頒布、展示、実演することができて、二次的著作物を作成することができるということになっている。

今回自分のFavoritesからいくつか紹介しようと思ったけれど、CCライセンスを積極的に利用してるものは意外に少なかったので、もし興味あれば、ここからどうぞ。

どれもお気に入りです。食べ物の写真が多いのは気のせいです。

その総入場者数がどれくらいのものかはわからないけれど、日本ではマイナーな地域のよく知られていない作家たちの展覧会は、意外にも多くのブログで色々な感想が述べられてきた。

昨年8月に大阪の国立国際美術館でスタートしてから、広島市現代美術館そして東京と現代美術館へと巡回、3月26日の会期が終了からもう1ヶ月が経とうとしているが、リアクションも落ち着いた今だからこそ、この展覧会がどう受け止められてきたかを考えることで何か見えてくるものはないだろうか?

この「転換期の作法」について考えることは、「現代美術」そのものについて考えることにも有効であると思われる。

そしてもう1冊。こちらは解説、略歴など英語でも併記してあるので助かる。

UNDABDIE POST 2000

4.Festival junger experimenteller Kunst
2000年5月12日~6月12日@aktions galerie
文字通り若い作家の実験的な作品を集めた展覧会。
ハンガリーだけでなく、韓国や中国、日本の作家の名も。参加アーティストは Noam Braslavsky, Barbara Caveng, Attila Csorgo, EIKE, Ho Siu-kee, Mariann Imre, Sabine Jank. Ki-Heoun Jeoung, Martin Juef, Heinz Kasper, Karin Kerkmann, Julia Krewani, Reinhard Kuhl, Tilman Kuntzel, Antal Lakner, Ulrich Lepka, Ola Lewin, Holger Link, Kriszta Nagy, Hajnal Nemeth/Peter Land, Augusto Pacheco, Qiu Ping, Birgit Ramsauer, lepe B.T. Rubingh, Cameron Rudd, Iris Schieferstein, Tereza Mazuela Sequeira, Jun Shibata, Volker Sieben, Takahiro Suzuki, Uwe Trierweiler, Wiebke Maria Wachmann, Peter Welz, Kai Zimmer.

下線がハンガリーの作家。EIKEはブダペスト在住。

前のエントリで挙げたベルリンから送られてきた展覧会のカタログ2冊について2回に渡りちょっとだけハンガリー方面からフォロー。と言ってもドイツ語は全く読めないので、それなり。

Kunst der neunziger Jahre in Ungarn

Budapest - Berlin 1999
1999年8月29日~10月17日@AKADEMIE DER KUNSTE(ベルリン芸術アカデミー)
90年代のハンガリー美術の展覧会。参加アーティストは Imre Bak, levente Baranzai, Emese Benczur, Akos Birkas, Imre Burkta, Maria Chilf, Attila Csorg?, Roza El-Hassan, Peter Gemes, Gabor Gerhes, Joszef Hajdu, IPUT(Tamas Szentjoby), Gyorgy Jovanovics, Antal Lakner, Dora Maurer, Laszlo Mulasics, Csaba Nemes, Janos Sugar, Dezs? Szabo, Zoltan Szegedy-Maszak, Janos Szirtes, Tamas Trombitas, Gyula Varnai, Miklos Erhardt / Dominic peter Hislop.

-以下追記あり-

Petti060328-1

Petti060328-2こどもと一緒にワークショップをやっていて、一番嬉しい瞬間は「それまでの敬語が急にタメ口になった時」かな、と思ったりしました。

家でお母さんには「大人の人にはきちんと敬語で話しなさい」ときっと言われてるはずなので、ワークショップが始まったばかりのまだ緊張している時は、みんな遠慮をして敬語で話してきます。それがだんだんものを作ったり、描いたりに夢中になってくると、
「ねえ、紙粘土ない?」とか
「黄緑のきらきらどこ?」
「あそこにあるのじゃダメなの?」
「あれはミドリ!探してるのはキミドリ!」
なんて風になってきます。そうなればもう自分の中ではうまくいっているのです。

何かをしてあげないといけない、何かに導かないといけない、そんなワークショップは嫌なのです。

だから僕は頑張りません。

ブログはしばらく間をあけてしまうと、自分で次の記事のハードルを勝手に上げてしまって書きにくくなるな... 三週間も更新しないほど、常に忙しかったわけではないのです。そこそこです。なので、これ以上ハードル上げないうちに書いてしまおうかと。

結局修了制作について、まとまってるとは言えませんが、いろんな事と断片的に繋がって、でも連続はしていない。でも継続と持続はしている。そんな具合です。

去年の「サスティナブル・アートプロジェクト 2005 言の伝え」の公開ディスカッション(→言の伝え: 公開ディスカッション)の際、会場の方から

展示されている作品のどれを見ても「サスティナブル・アート」らしいものがないのだけれど、どうしてか?

と言った質問がなされました。その時僕は少し熱くなりながら答えたのですが、その時の事を思い出しながら、もう一度整理して少し書いてみます。

大学院美術研究科修了制作について。

修了制作とは

一般に芸大・美大の実技系の専攻においては、4年制学部の卒業時に卒業制作、大学院修士課程の修了時に修了制作の提出が課される。一般大学における卒業論文などにあたる。美大においても芸術学専攻などにおいては、提出は卒業論文など。専攻科によってはどちらでもよかったり、あるいは両方提出する必要がある。

修了制作:Baci di Dama

Baci-Di-Dama5000X5000X30 (mm)
441個の 焼き菓子 / dolce
2006/01/18 東京芸術大学大学院修了制作作品


Baci di Dama とは

baci はキス、dama は貴婦人で「貴婦人のキス」の意味を持つ、ピエモンテ州のトルトーナ(Tortona)の銘菓で、150年以上前から作られている。

名前の由来は「若い菓子職人が身分違いのレディとのbacio(キス)を想像して作った」とか「ヨコから見たふたつのビスケットの形が,レディらしいふっくらした唇に似ているから」など、諸説ある。

作り方

材料:

人参のピュレ
18kg
パプリカ(赤いもの)
1200個
薄力粉
16kg
バター
12kg
グラニュー糖
16kg
アーモンドプードル
30kg
チョコレート
8kg
  1. パプリカはオーブンで焼き、薄皮を丁寧にとる。熱がある程度とれたら、フードプロセッサにかけたあと濾し、人参のピュレと合わせる。人参のピュレが手に入らなければ、パプリカと同様に作る。
  2. ボールに薄力粉をふるい、グラニュー糖、アーモンドプードル、ピュレを入れて合わせる。そこに細かく刻んだバターを入れよく混ぜる。
  3. 全体がむらなく混ざれば、型に入れて冷蔵庫で一日寝かす。
  4. 寝かした生地を小さなボール状に丸めて、180℃に予熱したオーブンで10~15分焼く。
  5. チョコレートを刻んで、湯煎して溶かす。
  6. 焼いて冷ました生地と生地の間にチョコレートを挟む。

今回のBaci di Dama のレシピについては、京都『Divo DIva』西沢シェフの「Baci Di Dama Alla Carota Di Kyoto 京人参のバーチ ディ ダーマ」のものを参考に、展示の内容・形式、制約により多少のアレンジをしている。

修了の制作にあたり、今までの自分の制作態度と方法を再考、展開する必要がある。
そもそも自分はいつも何を気にして制作しているのか。何を選んできたのか。何を持って作品の成立とするのか。

Baci di Dama

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Baci-Di-Dama1

5000X5000X30 (mm)
441個の 焼き菓子 / dolce
2006/01/18 東京芸術大学大学院修了制作作品

Baci-Di-Dama2

Baci-Di-Dama3イタリアのピエモンテ州(Slowfood運動はここのブラという小さな村から始まる)に150年前から伝わる"Baci di Dama(バーチ・ディ・ダーマ / 貴婦人のキス)"というお菓子

東京都現代美術館で開催中(06/01/21-03/26)の「転換期の作法 ポーランド、チェコ、スロヴァキア、ハンガリーの現代美術」について。

この展覧会は、中東欧地域のうち、状況がやや異なるバルカン半島などを除き、ポーランド、チェコ、スロヴァキア、ハンガリー4カ国の現代美術を紹介するものです。

転換期の作法:リーフレット

    ・・・中略・・・

直面した「資本主義的ジャングル」の現実は厳しく、弱者救済の措置が十分に執られることもないまま、貧富の差は開く一方だともいいます。そうした日常のなかでアーティストたちもまた、それぞれの位置取りと生き残りの作法を模索しています。

例によって Technoratiで「転換期の作法」を検索してみた結果を当ってみると、おおまかなところ感想は以下のような感じになる。

  1. 見に行きたい。(まだ見てない)
  2. とにかく面白くない。
  3. ビデオ作品が多く、長いので全部見れなかった。
  4. 西洋的文脈からしか評価できないことを感じた。

僕も昨年に大阪の国立国際美術館で開催していた時期(05/08/02-10/10)から東京に来るのをずっと楽しみにしていた一人として、ハンガリーと今回外されたバルカン半島に縁と興味を持つ者として見に行ってきた。

つぎ

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Tugu

Tugu-Sつぎ

つぐ。
接ぐ。
継ぐ。
告ぐ。

次。

サスティナブル・アートプロジェクト2005
台東・言問通り現代美術展 『言の伝え~町も人を見つめる~』
2005年10月14日 - 10月30日
旧平櫛田中邸

Ideal01-1理想ということ。

  • 理想科学工業
  • 理想の女
  • 理想の出会い
  • 理想のバストアップ
  • 理想の恋人
  • 理想のサイドビジネス

ウェブ上資料の膨大なアーカイブであるはずのGoogleに聞いてみたところ、「理想」はどうやらこういうところにあるらしい。

ウィキペディアに聞いて見る。

理想(りそう)とは、あるものが現時点から変化して、そうなることが望ましいと考えられる状態。また、ある条件を定義し、それにあてはまったものを指して「理想」と呼ぶ場合もある。

理想 - Wikipedia

もちろん「理想」の答えを検索に訪ねるなんてことがばかげたことはわかっているのだ。

展覧会の感想とブログ

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TechnoratiのWatchlistで適当にの展覧会の感想を見ていると、単純な入場者数のレベルとは別に、「何をみんなが見に行って」「何を面白がっているか」がわかって面白い。

去年の秋くらいから見ていたところ、横浜トリエンナーレの記事が一番多いのはもちろんなんだけど、高嶺格の「鹿児島エスペラント」がその中でもかなり人気が高い。

そして森美術館の杉本博司「時間の終わり」も。
(この展示の前半の大きく引き伸ばされた数学のモデルは、東大博物館小石川分館のものだが、実は杉本さんがこれを撮影していた時、僕はTo.co.の「物見遊山」の準備でずっと同じ場所にいたのだ。そのあとの顛末も多少聞いていたりするのだけど。)
杉本博司展は僕も思うところがあったし、杉本写真の受容をめぐっての岡崎K二郎やなんかの論争があったと聞いては、もう一度見に行って自分の思考をクリアにしたいと思っていたのだけれど、忘れているうちにいつも通り会期が終わってしまった。

ダダの精神に対して敬意

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デュシャンの便器を壊し、罰金3000万円!

パリ裁判所は、この不条理主義の作品をハンマーでたたき壊そうとしたピエール・ピノンセリ(77)に対し、罰金の他、執行猶予付きの懲役3カ月の判決を言い渡した。被告は1993年にも一度「泉」を恐そうとしており、今回は2度目。先月起きた事件で、セラミックの小便器にちょっとヒビが入った。

デュシャンの便器を壊し、罰金3000万円! | Excite エキサイト : ニュース

シュルレアリスムの終焉の次は、ダダの精神への敬意です。

被告は裁判で「私の行為はダダイズムに対する目配せだ。ダダの精神に対して敬意の表したのだ」と主張した。

そう言われると、わからないこともないけれど。ただの便器をずっと大事に保管し続けるギャラリー、美術館を当のデュシャンはあっちの世界でどう見てるのでしょうね。

デュシャンをおさらい。
マルセル・デュシャン年譜

8steps to Contemporary

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僕のはてなRSSを現代美術関係オンリーの情報収集用にしました。

好きなRSSリーダーに放り込むなり、右サイドのリストを参考に自分用のRSSを作るなりしてください。「RSSって何?」な人でも、普通にブラウザで見れますのでたまに覗いて見るといいかも知れません。

ポイント:
日本語の情報がほとんどです。
英語の情報を含んだ方がいいのだけど、そうすると量で圧倒されてしまうので。

セレクトがわりと偏ってます。
アート関係のサイトでRSSを公開している所がまだ少ないのと、僕の守備範囲の片寄りのせいです。

Technorati, MSNの検索結果のRSSも含んでいます。
AND, NOTなども使ってある程度のフィルタリングはかけてますが、出てくる記事のレベルはバラバラ。その分知らない面白いブログやネタ、反応に出会う確立も高いです。

Flickrからもいくつか入れています。

「現代美術」がRSSだけでカバーできるわけはないので不完全ですが、これを改造したり参考に利用してもらえればと思います。

051213-1

さて今日でもう4回目。
大きな白い画面をクレヨンや色鉛筆ベースで埋めていくのはなかなか難しい。と思うのはこっちの考えすぎで、子供たちはなかなかいい絵を描いてきている。線から面へ攻め方を変えようと思って、紙をちぎって貼りだした手際の悪い僕の横でこんな画面が出来ていた。

どう?なかなかいい絵でしょ。月に1回2時間だけ、来てくれる子たちも違うので、イメージの重なりは不連続である。アール・ブリュ(ット)やアウトサイダー・アートとはまた違う天然(ベタ)で健康な子供たちの絵。

きいろ、ぶどう、りんご、りんご。いーち、にー、さーん。

覚えたことを声に出しながらクレヨンをぐりぐりやる。

「ドイツアニメーション・フィルム展」が12月9日~18日の日程で開催されます。

2005年は日本におけるドイツ年です。

この展覧会は2004年にドイツで開催された後、世界中で巡回展が行われてきました。
会場ではドイツのアニメーション短編映画15作品の上映(日本語字幕付き)と、その撮影で使用されたフィギアや絵コンテ等が展示されます。

15名の映像作家たちがそれぞれのスタイルで作り上げた個性的な作品を通じて、ドイツアニメ独自の世界観と現代のドイツ文化に触れてください。

ドイツのアニメーション・フィルム展 : 2005年は日本におけるドイツ年 | 生活工房 世田谷文化生活情報センター

生活工房さんには .automeal の2度のワークショップでお世話になっていますが、今回は展覧会(ワークショップも含む)です。
ヤン・シュヴァンクマイエルをはじめとして、チェコのアニメーションは日本でも多く紹介され、人気もありますが意外にドイツのアニメーションフィルムについてはあまり知られていないのではないでしょうか。
展覧会では作品の上映だけでなく、実際に撮影で使用されたフィギュア、セット、ドローイングなども見ることができます。

ドイツのアニメーション・フィルム展
2005.12.9(金)~18(日)
11:00 - 19:00 入場無料
会場:世田谷文化生活情報センター生活工房ワークショップAB(三軒茶屋キャロットタワー4F)

1129petti1.jpg月に一回のプティ・プワソンのワークショップ。ちなみに前回はこっち

結構進んだかも。といっても、僕は勝手に線路と道路を描いて、3,4歳の子たちは好きなようになんでも描いているし、おじいちゃん、おばあちゃんは海に色を塗っている。
にぎやかなのだ。
画面が。
これからどっちに方向を向けていくか。

基本的に僕はワークショップの時はあまり指示をしたくないのだけれど、やっぱり参加してくれてる人たちの中には、自由すぎて困る人も多いのです。そういう人たちをさらっと巻き込めたらいいと思うんですよ。

1129petti2.jpgもうずっと絵描いたり、ものつくったり、ワークショップやったり、たまには人に教えたりしてるので、「そういうこと」は自分には当たり前なのだけれど、やっぱりみんな「絵を描く」「ものをつくる」ということは敷居が高く感じているらしい。そんなことはないのだけれどね。大人だけでなく、子供でも描くこと(うまく描けないんじゃないかということ)を怖がる子がやっぱりいる。そういう子にクレヨンを渡すのは難しい。
「絵を描く」「アートをする」と思わせた時点で実は方向性はかなり限定されている、のかも。

そんなことを考えたら、やっぱり藤浩志さんはすごいなと、あらためて思ったりしたわけです。

先週名古屋を訪れた際に、カノーヴァンさんに紹介・案内していただいて訪れたギャラリー・アートスペースをメモ。東京にいると、どうしても名古屋方面の情報はなかなか入りにくい。また訪れる際にチェックするためと、これから訪れる予定のある人の参考に。

カノーヴァン

まずはここ。音楽や数学、英語とアートのイベントやワークショップなどを開催。カフェスペースあり。

名古屋シネマテーク

空爆下のユーゴスラビアで -涙の下から問いかける-そして、昨日(11/26)からゴダールの「アワーミュージック」を公開の名古屋シネマテーク。独自のセレクトで貴重な映画を数多く上映しているミニシアター。アマチュア映画作家へ機材をレンタルしたり、上映中の映画にあわせて関連書籍を紹介したり。ちなみにここでペーター・ハントケ(多くのヴィム・ヴェンダース作品の脚本を手がけた)の「空爆下のユーゴスラビアで -涙の下から問いかける-」を購入。アワーミュージックと同時にヴェンダースの「ランド・オブ・プレンティ」も上映中。

+ギャラリー

4人のアーティストにより維持・管理・運営するギャラリースペース。

+Galleryでは企画を随時募集しています。展覧会等の企画案がある方はメールでご連絡下さい。
※+Galleryはレンタルギャラリーではありません。

とのことわりがステキ!現在は加藤万也さんの個展を開催中。

dot

現在8名の作家が制作スタジオとして使用しているアーティストランスペース。12/4までオープンスタジオとして内部を公開、作家と直接コンタクトがとったり、様子がうかがい知れる。世代が近いこともあって、なかなか興味深かった。

GALLERY CAPTION

こちらは岐阜。知らなかったけど、岐阜駅は名古屋からJRですぐだった。日曜日は休みだったのだけれど、ギャラリーの方がいて、特別に見せてくださった(照明もいつもどおり点けてくれて)。感謝感謝。現在は12/17まで藤本由紀夫展を開催中。

イベント@名古屋終了御礼

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名古屋カノーヴァンさんでのゴダールの新作にちなんだイベント「アート、サラエヴォの友人」、無事終了いたしました。来てくださった皆様、関係者の皆様ありがとうございました。

サラエボについてはいろいろ知っているつもりですが、あらためて質問に答えてみると、気にしてこなかったこと、当たり前になってしまって新鮮さが薄れてしまったことなどの確認ができて、なかなかいい機会でした。

それと終了後の打ち上げや、翌日シネマテークにお邪魔した際に本当に皆さん映画が好きなんだな、と思ってなんだか感動してしまいました。呼んでいただいて本当にありがとうございます。カノーヴァンの新見さんには名古屋のアートスペースや市内まで案内していただいて本当に感謝!しております。

ひつまぶしも美味でした。

FBI発表盗難芸術作品10選

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Yahoo!トップページのトピックスから

 【ワシントン16日時事】米連邦捜査局(FBI)は16日までに、「世界の盗難芸術品10選」を公表した。ノルウェーの画家エドバルト・ムンクの代表作「叫び」などが含まれ、時価総額は6億ドル(約720億円)を上回るという。FBIは、盗難リストをホームページに掲載し、情報提供を呼び掛けている。

Yahoo!ニュース
- 時事通信 - ムンク「叫び」など公表=世界の盗難芸術品10選?FBI

記事全文のリンクを見ても全然情報がないので、FBIのサイトを見てみた。

  • イラク戦争の混乱で盗まれた7,000?10,000の工芸品・芸術品(2003)
  • 12枚の絵画作品/イザベラ・スチュワート・ガードナー美術館(1990)
  • オーギュスト・ルノワール作品1点とレンブラント作品1点/スウェーデン国立美術館(2000・戻ってきた!)
  • エドワルド・ムンク「叫び」「マドンナ」/オスロ・ムンク美術館(2004)
  • Benevenuto Cellini Salt Cellar/ウイーン美術史美術館(2003
  • カラヴァッジオ 「Nativity with San Lorenzo and San Francesco」/パレルモ(1969)
  • ダヴィドフ ストラディヴァリウス/ニューヨーク(1995)
  • ゴッホ作品2点/ヴァン・ゴッホ美術館(2002)
  • ポール・セザンヌ 「オーベルシュルオワーズの眺め」/ オックスフォード・アシュモレアン博物(1999)
  • ダ・ヴィンチ 「Madonna of the Yarnwinder」/スコットランド・ドラムランリグ城(2003)

日本語名がわからないのもあるけど、これがFBIによる10選。ムンクの「叫び」の時はここにも書いたので覚えてます。

ご無沙汰です。
ただいま"SICE- Sarajevo International Culture Exchange"は、活動を拡大するためいろいろと準備中です。サイトも新しくなりますので、今後SICEについてのアナウンスはそちらで行うようになります。公開の際にはこちらでも報告します。

さて、名古屋方面の皆様、そしてもちろん名古屋方面以外の皆様、イベントのお知らせです。
名古屋にある「カノーヴァン canolfan」さんで、ゴダールの新作とサラエヴォに関してのイベントを行ないます。

ゴダールの新作『アワーミュージック』公開を記念したイベントです。

“私たちの音楽” ~ サラエヴォ篇 ~

11月19日(土) start 19:00 fee ¥1,500-
 act 1. SON ET IMAGE guest : マーズ古田 Phirip
 act 2. 『アワーミュージック』premiere vue
 act 3. 「アート、サラエヴォの友人」 
     guest : 近藤 圭 (アーティスト)
         林 加奈子 (デザイナー )

*当日はボスニア式コーヒー[ボザンスキ・カファ]をお楽しみいただけます。

会場
canolfan(カノーヴァン) http://www.canolfan.com名古屋市中区新栄2-2-19 eat@canolfan.com
問い合わせ
canolfan(カノーヴァン) eat@canolfan.com名古屋シネマテーク 052-733-3959

ゴダールに、名古屋に、サラエヴォということで自分が一番楽しみにしております。SICEから僕と林a.k.a.かんちゃんが行きますので、是非よろしくどうぞ。ワイルドなボスニア式コーシーでほっこり暖まりましょう。

< この記事は以前"Web of Activities"に書いたものです。 >

めっきり寒くなってきましたね。

さて、名古屋方面の皆様、そしてもちろん名古屋方面以外の皆様、イベントのお知らせです。
名古屋にある「カノーヴァン canolfan」さんで、ゴダールの新作とサラエヴォに関してのイベントを行ないます。

ゴダールの新作『アワーミュージック』公開を記念したイベントです。

“私たちの音楽” ~ サラエヴォ篇 ~

11月19日(土) start 19:00 fee ¥1,500-
 act 1. SON ET IMAGE guest : マーズ古田 Phirip
 act 2. 『アワーミュージック』premiere vue
 act 3. 「アート、サラエヴォの友人」 
     guest : 近藤 圭 (アーティスト)
         林 加奈子 (デザイナー )

*当日はボスニア式コーヒー[ボザンスキ・カファ]をお楽しみいただけます。

会場
canolfan(カノーヴァン) http://www.canolfan.com
名古屋市中区新栄2-2-19 eat@canolfan.com
問い合わせ
canolfan(カノーヴァン) eat@canolfan.com
名古屋シネマテーク 052-733-3959

ゴダールに、名古屋に、サラエヴォということで自分が一番楽しみにしております。SICEから僕と林a.k.a.かんちゃんが行きますので、是非よろしくどうぞ。ワイルドなボスニア式コーシーでほっこり暖まりましょう。

90cm角の星づくり

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05102501プティ・プワソンで東京西にある新しい病院での新しいワークショップが始った。タイトルは「みんなのすむところ」。夏の夢の島のときと同じタイトルだが、中身は全然違う。あえて同じタイトルになったのは、これからのプティ・プワソンのワークショップに何かしらの方向付けのヒントになればいいかな、と思って提案したから。

というわけで今回は90cm角の星(街より大きく、国でもない。)をみんなで勝手に進めながら作ってみる。

  1. 90cm角の白い紙6面にに好き勝手に地図、都市計画、住みたい家などを描く。俯瞰図、アイコン、文字、何でも。
  2. 後で組む時のことを考えて、海岸線、大きい道はこっちで最初に少し決める。
  3. 気に入らなかったり、つじつまが合わなくなったら直す。
  4. スケールは気にしない。
  5. ある程度平面が出来てきたら、勝手に立体を作り始める。建物を紙、段ボール、発泡スチロールで作るもよし、紙ねんどでりんごや牛を作るもよし。
  6. そこに暮らす人達の使う道具や着る服、アイテムを実際の大きさで作る。
  7. 最後に6面を立方体に組み上げて、宙に吊る。
    道具などは星とは別に資料として展示する。

と、こっちで計画はあるわけだが、そんな思惑通りに行くはずはない。

ネット上もネット下もすごい話題になっている「少女漫画家・末次由紀、スラムダンク・トレース事件」について、僕も色々思うところがあります。
特にこの件自体というよりも、これをきっかけに作家の「クリエイティブ」「オリジナル」についてもう一度考える必要があるでしょう。

僕はHIPHOPの価値観を通っているし、現代の作家の中でも「引用」「サンプリング」を意識的に用い、作品として成功している人も出てきています。そもそもマルセル・デュシャンのレディ・メイドはもちろんとして、絵画においても「贋作」と創作を巡るエピソード(ゴヤとか!)は多いわけです。
そしてもちろん「二次創作」を考える上で「クリエイティブ・コモンズ」も考えないといけない。

というわけで多分後で何か書きます。スラムダンクの件に関しては以下リンクを。

マンガ編集者の竹熊健太郎氏のブログの記事を3件リストアップしてますが、「サルまん」でそのあたりを意識的に扱ってきた本人の意見はもちろん、すごい量のコメントにも読むべきものがある。そして最後の記事のたけくまさんの「シメ」には笑った。

アートという戦場 ソーシャルアート入門アートという戦場 ソーシャルアート入門 / フィルムアート社

SICE / Sarajevo International Culture Exchange の二人の作品が表紙のプラクティカ・シリーズ。

アートは戦場か?サラエボは戦場ではない。

戦場では早く帰りたいと思う。帰るところのある人間が、帰るところのない人間を撮る矛盾があります。

<死>と向かい合う 亀山亮

という写真家亀山さんの言葉に、はっとさせられる。

ニーナは言っていた。みんな「サヨナラ」と言うけれど、わたしはここに残らないといけないの。だから「またね」って。

Stolen Moments: サラエボを後に、Jazz、FIS..

その亀山さんの章に入る前のページがニーナの写真なのは偶然か。

貧しい人に惹かれているのではない。怖いものが見たい、撮りたいわけではない。森山さんが潜入取材みたいな感じで紹介されて、中途半端なお金をもらって納得がいかなかったのは何でだろうか?何に対してだろうか?

今年の滞在の後半、いろんなことにうんざりしながら、それでもサラエボにいなければいけなかった、自分にそう思わせていたものは何だったろうか?
サラエボで崩された東京のリアリティをまた積み上げながら、それをまだ考えている。

サラエボは戦場か?

言の伝え

少し前になりますが、昨年より始まったサスティナブル・アートプロジェクトのサイトを2005年版にアップデートしました。スタートまでもう2週間を切ってますが(汗)、既に終了した旧平櫛田中邸リノベーションワークショップの情報などをアップしていきますので、展覧会とあわせてよろしくどうぞ。

サスティナブル・アートプロジェクト2005
台東・言問通り現代美術展

『言の伝え~町も人を見つめる~』

2005年10月14日(金)~10月30日(日) 11:00~18:00 月曜日休み
東京都台東区上野桜木空き地、旧坂本小学校、旧平櫛田中邸、その他野外
http://www.geidai.ac.jp/event/sustain/

作品のアーカイブ

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Sarajevo Bowling Alleys slow food 回転ウェディングケーキ
ナマコの家 debug fotographs

ここのところいきなり何の記事かわからないモノが続いてましたが、これまでサイトにアップしてなかった分の自分の作品です。

「何をやっているのか」「何してる人なのか」「どういう作品作っているのか」にうまく答えられないし、初めて会う人に自分の作品を紹介するためにもやっぱりウェブ上にアーカイブがあると便利。ただ、こうまとめて見ても、逆にわかりにくいかも... ただそれぞれは連続していないようでやはりどこか繋がるものがある。作品を考えること、制作することとこのブログで書いてきたようなこと、それ以外の全てのこと。それは自分の中ではそんなに区別はない。

この作品群のほとんどは映像ソースが重要なので、実際は現場か、映像を見てもらわないと見せる方としても作品が成立しないわけで、それが今までアップできなかった理由でもある。ので、いずれショートver.を用意してあらためて公開したい。

fotographs

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Fotogra01

SICE2005 Re_Cultivation
2005/08/12 - 08/14
Empty House Sarajevo, Bosnia and Herzegovina

写真を撮りたいと思うのは、写真に残したいと思うのは、そこにいた時間を忘れてしまうからだ。
自分がいた、過ぎ去ったそのごくわずかな時間、瞬間を映像に残して記憶を繋ぎ止めたいと思っている。

開いた窓から差し込んでくる光は二度と同じ軌跡を描かない。

Fotogra0215分毎の光線、その軌跡をトレース。
2005年8月2日、空間に印画されたそのシルエットは二度と重ならない。

Fotogra03

debug

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Debug01Debug01-1

02'31のループ映像×2 CTスキャン
特別協力:独立行政法人 放射線医学総合研究所 分子イメージング研究本部
日韓友情年2005 日韓芸術交流展 -ssugoremigi-
2005/06/30 - 07/05 ソウル"COEX"

「虫が大好きだった少年たちはいつから虫を嫌うようになってしまったのだろうか?」

目を皿のようにしてコードを読み直していくことはカブトムシを追いかけていたあの時によく似ている。
Debug02-1

ナマコの家

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ナマコの家

セキスイハイムMR(リユース)とその解体
サスティナブル・アートプロジェクト2004「言の問い」
2004/11/19 - 12/03 上野桜木空き地
ART PATH'04
2004/12/10 - 12/12 東京芸大取手校地

それはナマコが害敵に出会った時に、敵に向かって体内のありったけの内臓を肛門から煙のように吐き出し、敵をがんじがらめに縛り上げるというものである。
内臓を出してしまったナマコは、小さくしぼんでしまい灘を逃れるのである。
内臓には再生機能が残っているので、半年から一年で再生してしまうのである。

「自裁作用」マナマコ - ダイバーのための海水魚図鑑

Trepang02 Trepang03

  • interior と exterior の exchange
  • ある地域の特性を捉えるために他の地域の要素を持ち込んでみる

個々の住宅とその集合である街との関係、住宅と住人の関係

回転ウェディングケーキ&トコ屋タワー

実験開発室:高岡友美 近藤圭 蒲原雪子

物見遊山 出会いのカタチ
 Walk around See the form of encounters

2004/02/28 - 03/14
東京大学総合研究博物館小石川分館

Placake02

回転ウェディングケーキ

柱の周りにセットされたウェディングケーキが、プラレールのスイッチを入れると上下逆方向にぐるぐる回ります。プラレールが頑張ってケーキを回し、甘い香りを振りまきながら二人の門出を祝福します。

Platower01

トコ屋タワー

積み重ねられたプラレールのスイッチを入れていくと、上の段に行くほど早さが増します。動きのあるインテリアとして、また床屋等の回転看板として、お客様次第でどのようにもご使用いただけます。回転方向を変える事も出来ます。

slow food

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Slowfood01

13分の映像+食品サンプルのインスタレーション
2004/01/19 東京芸術大学卒業制作作品
撮影:Sarajevo, Bosnia and Herzegovina
サロン・ド・プランタン賞

Slowfood02 Slowfood03 Slowfood04

人間が食事をするために他の動物を殺すのは野蛮なことだろうか?
あなたが食べるソーセージのために屠殺される豚のことを思ったことがあるだろうか?
ハンバーガーのために牛を絞めている人がいるのを考えたことがあるだろうか?

中国では食べるために動物を殺すからには血の一滴までも無駄にしないという。
飛んでいるものは飛行機以外、足のあるものは椅子以外食べるという。
沖縄では豚を鳴き声以外全て食べるそうだ。
人間のアクティビティの中で最も重要で、無意識のうちに消費され、そして排出されていく「食事」は文化や価値観の違いが最も顕著に表れるところでもある。

私たちは「食べる」行為を本当は知らない。

Sarajevo Bowling Alleys

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Sarajevo Bowling Alleys01

"recreation", "re:creation"としてのボーリング
サラエヴォで野外ボーリングをするためのレーン作りプロジェクト

2003/08/17 - 08/28 Sarajevo, Bosnia and Herzegovina
SICE 2003 Field Projects


Sba02未だ荒れたままで放ってある土地上に、四角いフラットなスペースを作り出す。そのビジュアル的な効果。
リサーチだけで終わらない、ある共感を得られること。フィジカルなものとして。

Sba03なぜボーリングを選んだか

  • ボーリングが現在のようなかたちになるまでの、古代・中世からの歴史が大変面白いものであること。
  • 単純明快なルールで誰にでも理解でき、プレイすることで爽快感を得られること。
  • 日本、アメリカ、イギリス、などに比べて中欧は圧倒的にボーリング場が少ないこと。

内戦当時に埋められた地雷の撤去作業は1996年のデイトン協定による終結から9年余りを過ぎた現在でも思うように進んでいない。

Noyori銀座のギャラリーで展示中の野依君の初個展へ。

もう6年も彼の絵を見てきてることになるが、あらためて最近の作品を30数点も一挙に見るとなると、また別。小さな画廊がひしめく銀座の中にあって、3フロアーの贅沢な作りのギャラリーの中で、その作品の不思議な「静かさ」に見入る。差し込む日差し、窓、戸、床の水平/垂直のライン。けっして広くはないパースペクティブ。そして室内風景に人はいない。その静謐な仄かに青い画面がギャラリーの空間を確かに支配している。

そのたしかな「画面」にはやはり何かあるのだろうな。

口笛吹く風 野依幸治展
2005年9月26日(月)~10月8日(土)
午前11:00~午後6:30 日曜休廊
ごらくギャラリー
東京都中央区銀座8-6-9

というわけでゆっくりと駆け足で紹介してきた今回のヴェネツィア・ビエンナーレ。それぞれの感想やセレクトはもちろん僕個人の好みや興味に拠るものですし、最初にことわった通り、それぞれの作品の権利は当然その作家にあります。ということを確認した上で全体の感想を。

正直な感想としてはまず「前回より金かかってなさそう」。もちろん、金かければいいわけではないし、作家の制作費やアーティストフィー以外の部分で無駄にお金が使われたりしてきたりという事実もあったりするようだし、今までの金のかけ方がどうかもわからないけど、会場構成があまり遊んでない印象。前回のArsenalは会場自体を床を上げたりしながら立体的に構成していた。映像の見せ方一つとってもあまり工夫が感じられなかった。

そして「ちょっとふざけ過ぎ、もしくは寒い...」。アートスケープで村田真氏も

いつになくタワケた作品が多いなあ、というのが今年のヴェネツィア・ビエンナーレの第一印象だ。タワケた作品とは、ウケをねらったり笑いをとろうとする作品のことであり、永続的な感動より、センセーショナルな刺激や一瞬の快楽に賭ける態度のことだ。

ヴェネツィア・ビエンナーレ2005 レポート 村田真

と冒頭で挙げているのだが、これには同感。もちろんそれで面白い作品もあるだろうし、その境界には好みなどもあるけれど、全体にそういう雰囲気を感じてしまうのはどうだろう。ばかばかしさがかえって話題のドイツ館なんかは真面目(!)な自分にはとても受け入れられるものではない。

さて、それではもうヴェネツィア・ビエンナーレには行く必要がないのか?というと...

冷房の効いてるパビリオンもあるものの、やっぱり暑いので会場内の特設カフェでビールを飲んだりしながら、無理をしないでゆっくり各国を巡る。

イスラエル館

Israel-P1前回のベスト作品の一つはここイスラエルのものだった。今回はまるで違う飄々とした作品だけどこれも面白い。Guy Ben-Nerによる"Treehouse Kit"という立体と種明かし的な映像での作品だが、先に見せられた木の彫刻は実は組立家具をバラシてつくられた、ただそれだけのもの。主人公が真剣な顔つきで木をバラシて、組立家具を組み立てていく様子がなんともおかしい。最後にはちょっとしたオチまで。

セルビア・モンテネグロ館

Serbiamonte-Pこの二人の映像、一見静止画だと思っていると、まばたきをし、それぞれの呼吸のわずかな震えのように触れそうで触れない距離をずっと保っている。何が始まるわけでもない、そのもどかしい感覚がかえってリアリティを感じてとても印象に残っている。

ブラジル館

Brazil-P張られた水の上に上から吊られたスピーカー。そして流れる音とのサウンドインスタレーション。なんというか単純にかっこよかった。

オーストリア館

Austria-P1Austria-P2今回の各国のパビリオンの中で建物へ一番「絡み」というか「責め」ていたのはこのオーストリア館。もともとがどうだったか覚えてないが、建物全体を包み込んで新しい外観に変えてしまっている。強引なくらいの構造を組まれた内部は自由に歩いたり、上ったりできるようになっていて、上方へ行くと隠されたパビリオンのもともとの屋根が見えたり、自分で窓を開けて、外を眺めたりできるようになっている。アーティストはHans Schabus。やっぱり会場や建物と積極的に関係を持っているものは面白いなと再確認。ただ中はとても蒸し暑い...

今度はGialdani公園内の各国のパビリオン。参加国のパビリオンは他にもいくつか市内にあるのだけれど、よほどベニスに詳しい人でないと、全部回るのは不可能。ビエンナーレのパンフ、カタログの不親切なマップではまず無理。前回は頑張ってほぼ回ったが、今回は時間に余裕がないこともあり、Giardaniしか見ていない。

ベルギー館

Belgium-P1タイトルは"The Quest"でアーティストは...読めないし、入力できない...
いろんなaspect(面、角度)からの探求のためのstruggle(もがく、あがく)の様相をそのままに、まとまりのない非常にゴチャゴチャした館全体でのインスタレーション。その「何でもあり」さが魅力的なのだが、これは好みが分かれるところかも。ひとつひとつが別に「何のため」の装置であるかは全くもって不明。それを許せるかどうかが分かれ目。個人的には非常に面白いと思う。

Belgium-P2ベルギービール好きには並べられただけのDuvel瓶の不安定な床の上を歩くのがとても気持ちいい。

韓国館

Korea-P1Korea-P2「洗練」とは全然対極のフレッシュな「勢い」を各作家にも館全体にも感じたのが今回の韓国館。しかしそれぞれはバラバラのようでいてお互いの作品や建物自体と密に関係性を築いている。複数のアーティストによるパビリオン自体の一体感、完成度では一番だったように思う。コミッショナーはキム・スンジュン。パチンコ玉の箱のようなプラスティック製のメッシュの赤い箱での館を増築したかのようなインスタレーション、一旦外に出ての膨らんだり萎んだリを繰り返す「ドラゴンフラワー」、室内のグラフティのような壁に直描きのドローイングなど。

ハンガリー館

Hungary-P1Hungary-P2なんとも不気味な「ひとがた」を並べてのインスタレーションはBalays kicsinyでタイトルは"An Experiment in Navigation"。シュールで異様なフィギュアが並ぶ空間がなんとも静かに感じられる。そのせいか中庭の四角く切り取られた青空の「ぬけ」がなんとも開放感があって気持ちいい。

カナダ館

溺れている映像の前へ実際に流れ落ちる滝からのマイナスイオン(?)がとても涼しくて長居したい感じ。正直な話し、真夏のベニスでは「涼しい」というだけで十分ポイントが高い。前回のアイスランド館、ルクセンブルク館なんかもそう。

THE EXPERIENCE OF ART
火曜日、今度はメイン会場のGiardani公園へ。ここでは上のタイトルの展覧会と各国のパビリオンの展示が行われている。国際展としての「ビエンナーレ」らしいのはやはりこちらか。前回もそうだけれど、GiardaniとArsenalは場所もあるだろうけれど、全体の構成の方向付けが明らかに違う。大ざっぱに言えば、巨匠やペインティングが多く秩序立った前者と、第三世界や若手が多く混沌とした後者。それはホワイトキューブと、倉庫という空間の違いに拠るところも大きいと思う。

Jenny Holzer

Jenny Holzerというわけで、もう説明のいらないジェニー・ホルツァー。彼女の作品はそれこそあちこちでよく見てきているけれど、初めてきれいだと思った。

Francesco Vezzoli

ベネチオ・デルトロ、ミラ・ジョヴォヴィッチといったハリウッドスターを贅沢に登場させ、昔のスペクタクル映画のリメイクの予告編(パロディ?)のような映像作品のフランチェスコ・ヴェッゾーリ。執拗に連呼される「カリギュラ!」。贅沢に有名なスターを使っているのがもちろん作品の面白さの大事な点だけれど、それを素直に認めてしまっていいのかな?という気も個人的にはする。一番コストのかかっている作品かも知れない。

Candice Breitz

Candice Breitz南ア出身のキャンディス・ブライツは好きな作家の一人。日本でも2002年の「現代美術への視点 連続と侵犯(東京国立近代美術館)」でも紹介されている。
「クレイマー・クレイマー」などの映画から前後の脈絡、背景から切り離されたメリル・ストロープ、フェイ・ダナウェー、ダイアン・キートン、ジュリア・ロバーツ。反対側ではダスティン・ホフマンにハーヴェイ・カイテルにドナルド・サザーランド。それぞれはセリフを解体され、ただ滑稽なやりとりを繰り返すために再構成させるためだけにいる。そのサンプリングの面白さは上のフランチェスコ・ヴェッゾーリとは正反対のものだ。同じハリウッドスターを登場させるこの二人の作品の違いを考えるだけでも十分に面白い。
ちなみに02年の「連続と侵犯」の時にはカレン・カーペンター、アニー・レノックス、ホイットニー・ヒューストンをそれぞれ二人ずつ向き合わせて「YOU」、「I」だけ切り出してループさせていた。こちらもとても印象に残っている。

Bernard Frize

Bernard Frize今回のペインティングの中で一番良かったのはフランスの彼の作品。ブラシストロークと、「混ざる」「重なる」「触れる」といった絵の具の性質をうまく使い、光を感じるオーソドックスな平面な作品。こういう場で期待しがちな「真新しさ」は全くないといっていいけれど、久しぶりに「絵」としてきれいな作品を見た気がした。会場の白い空間にとてもマッチしていた。

前回もそうだけれど、今回も映像が多い。ここまでもいくつかあるけれど、こういう場所でただ長い映像を何の工夫もなく見せられるのは本当に時間を搾取されている気がする。何かしらの入口を用意してくれていればすんなりと入っていけるのだが...

Mona Hatoum

Mona Hatoumそんな流れに少し辟易している中、このシンプルな作品はとても印象的。白い砂を金属の櫛がゆっくりと回転しながらレコードのような溝を刻み続けていく。Zen Gardenのような静けさとマスマティカルな造形の美しさ。

Blue Noses

Blue Noses嫌悪感を抱く人も多そうだが、自分的にはかなりハマったBlue Nosesのビデオ作品。はっきり言ってどれもふざけすぎなのだけれど、ステレオタイプなフェミニズムの作品に対しての強烈なアンチになっていて、そのシニカルさは痛快なほど。短いループの映像に早回しの高いキャッキャッという音声。

Bluenoses2パンツを履いたままのSEXの真似事... 最初裸の女性が逃げてきて、何かと思うと次に今度裸の男性が追いかけてるかと思えばやっぱり何かから逃げていて、最後出てくるのは海で使うようなビニール製の空気で膨らますワニ... ピンに見立てた女性3人を自分が転がって倒すボーリング...
そんなくだらない映像が段ボールの箱の中に上から投影されていて、楽しそうな音声につられて箱を覗くとその光景である。それを見た瞬間の観客の反応がまた面白い。露骨に嫌悪感を現して目をそむける人、苦笑いするしかない人、じっと見入る人。子どもが楽しそうに見てたりするのはちょっと心配でもあるけれど。

さて、前のエントリーでの「Guerrilla Girlsがなぜ寒いか」にここで触れる。

ALWAYS A LITTLE FURTHER
ArsenaleでのExhibitionタイトルは上のものだが、全体には「女性」というテーマが流れている。

Joana Vasconcelos

Joana会場を入ってすぐ、Guerrilla Girlsの寒ーいポスター群に迎えられて今回のビエンナーレがとても不安になるが、その部屋の中央にあるこの巨大なインスタレーションに少し安心する。ポルトガルのアーティストである彼女の作ったこの大きなシャンデリアはなんと14,000のタンポンで出来ている。そのなんとも異様な美しさが今回のArsenalの展示をある意味で象徴していたのかも知れない。
Guerrilla Girsがなぜ寒いかは後で触れる。

Berni Searle

南アフリカはケープタウンの作家Berni Searleのビデオ作品は、暗闇の中、広い野外にいくつもセッティングされた鍋が火にくべられているのをゆっくりと周りながら映像に収めている、ただそれだけなんだけれどなんとも美しい。火がパチパチというその赤さ、明るさを見ているだけでやっぱり人間は見入ってしまうものだと思った。プリミティブにきれいだと思った。

Subodh Gupta

Subodhインドの作家。ステンレスの冷たい光沢がなんとも美しいインスタレーション。いくつものキャビネットに収められた鍋、パン、キッチンツール。女性の作品かと思ったらどうやら男性らしい。料理、キッチンというモチーフだけに、美しさの裏の強迫観念的なものが際立っている。

Gregor Schneider

グレゴール・シュナイダーは完全にやってしまってる...カタログには穴あけてしまってるし、今どきの美大生だってもっとましなプレゼン作るよ。期待していただけにがっかり。

ヴェネツィア・ビエンナーレはメインのGiardani公園とArsenaleを中心に市内に散らばるいくつかの国のパビリオンや、関連(便乗?)するその他のイベント、企画で構成されている。メインの2会場はいいものの、他も全部回ろうと思うと入り組んだベニスの街中で途方に暮れるし、辿り着いてみたらショボくてがっかりというケースも多い。ちなみにGiardaniは月曜が休みでArsenaleは火曜が休み。これを考慮に入れないと短い滞在の場合は全部見るのが大変きついか、もしくは無理になってしまう。これは前回の経験で知っているので予定ばっちり。

さてメインの2会場での展示から気になったもの、面白かったものなどを取り上げていきます。

ベニスにドイツから鉄道で入ったのが月曜日の朝なので、部屋に荷物を置いたらクロワッサンとカプチーノのイタリア式な朝食をとり、10時のオープン直後に早速Arsenaleに乗り込む。
続く...

さて作品を紹介するにあたり、僕の撮影した写真を載せますが、その作品の権利は当然その作家にあります。写真も気持ち小さくしておきます。

Venezia1ベルリンを後にして今度はイタリアはヴェネツィアへ。もちろん目的は2年に一回の現代美術の国際展「ヴェネツィア・ビエンナーレ la biennale di venezia」のため。

前回に続いてのビエンナーレ参りになるわけだが、ベネツィア=ベニスの街のイメージはこんな感じだ。大小の運河が街中を巡っているため、狭い路地の上の方に洗濯物を干している光景が印象的だった。そのインスタレーションっぷりと「どうやって干しているんだろう?」と。

ビエンナーレの様子については気になったものをいくつか挙げていきます。

ちなみに現在ドイツ鉄道「DB」がヨーロッパの各都市へのチケットを大キャンペーン中で、19ユーロから色々行ける。ちなみにミュンヘン-ヴェネツィアで29ユーロ。いつまでやっているか知らないけれど、間に合うならこれを利用しない手は無い。

それにしてもベニスの物価の高さには辟易する。食事もホテルも。そこそこに見えるレストランに入っても、がっかりさせられることもある。例えばアンチョビのスパゲッティ、味はまあまあだけど、茹で加減が最悪。アルデンテはとうの昔。サラエボの"Tavola"や"Vinoteka"の方が全然うまい。

Venice-Meal1そんな中でもわりとおいしかったのは、スパゲッティ・ボンゴレ。日本では白いものが多いけどイタリアにはトマト入りの赤いものも多い。こっちの店はぴったりの茹で加減だ。アドリア海に臨み、運河が走るヴェネツィアだからかやはりシーフードは安心出来る。観光名所のリアルト橋の近くに魚市場もあるので行ってみると面白い。

Venice-Meal2そして、シーフードのフライの盛り合わせ。イカにタコに貝に海老も大小、さらには手の長いのが殻付きで揚がっている。これにレモンをたっぷりと搾る!これにはワインもいいけどやっぱりビールが欲しくなる。

というわけで、ビエンナーレはまた次に。

Spazieren - blog

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Spazieren

ベルリンで居候させてもらってるYUKIこと田口君がブログを始めたのでご紹介。

Spazieren
"spazieren"とはドイツ語で「散歩」のことらしい。
まだ始めて一週間くらいだが、今までの作品をガーッとアップしていたのでちゃんとWEB上にアーカイブが出来ている。しかも日本語と英語。ちなみにキャプチャ写真は彼の今年のサラエボでの作品。

Jewish Museum Berlin 3

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Exile-Jmb1この写真、僕が水平をとれていないわけではない。Jewish Museumをずーっと見てきた最後の方にある"Garden of Exile"という中庭。

Exile-Jmb2

ここは自分の立つ地面と迷路のように林立する柱が水平、垂直を微妙にずらされている。
ただそれだけで人間の身体というのはこうも居心地が悪くなるものか。

Judisches Museum Berlin (JMB)
Lindenstras 9-14, 10969 Berlin

そういえば「サラエボ・フィルム・フェスティバル」ではパレスチナ制作の映画を見たことなどを思い出しながら、この旅が予期していたものも、していなかったものも、奇妙な関係性と連続を持っていたことに気付く。

Jewish Museum Berlin 2

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Memory-Void1

Memory Void

リベスキンドの建築の中を上から1階まで降りてくると、急に何もない静まり返ったスペースへ出る。そのまま奥へ進んだところに、Menashe Kadishmanインスタレーション"Shalechet(Fallen Leaves)"がある。

今まで降りてきたフロアの高さ分の吹き抜け、薄暗い無機質なコンクリートの一角にはるか上の方から、下に敷き詰められた無数の鉄の顔に光が差し込む。

Memory-Void2

He requests that visitors walk upon the work. The title "Fallen Leaves" raises suggestions both of negative predestination and of hope for new life in the coming spring.

無数の顔を踏み歩き、金属のぶつかる音がコンクリートの部屋中に響きわたる。

ここに来るまでのフロアとの動と静の完璧なコントラスト。ここまではっとさせられるインスタレーションはそうはない。

Jewish Museum Berlin 1

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Jewish01ダニエル・リベスキンドによる斬新な建築の新館が目を引く"Jewish Museum Berlin"へ。その外見の斬新さはもちろんだけど、中も相当すごい。Jewish というのは、ユダヤ人、ユダヤ教のことで、ドイツにおけるユダヤの歴史を豊富な資料で展示しているのだけど、その内容もさることながら、情報のインターフェイスデザイン、インスタレーションがとても凝っている+遊んでいて、体験型の博物館として素晴らしい。インターフェイス天国インスタレーション王国。

Jewish02Jewish03Jewish04Jewish05

触る動く楽しい」という単純な関係性をデジタルもアナログも使って、情報を能動的に引き出させることに使っている。大変わかりやすいし、メッセージもその方がしっかりと伝わる。

例えば、左上の写真。歴史の時間軸を自分で舵をとって辿っていく。矢印の方向だけでなく逆に廻すことも可。右のヘブライ語の綴りはカレンダーをめくるように自分でちぎって、キーボードとトラックボールで入力して出てきたスクリーン上の「自分の名前のヘブライ綴り」を真似て書いてみる。

Nord01

この夏のSICE05"Re_Cultivation"の報告とさらに展開させた作品制作を発表する予定のベルリンのGALLERY NORDへ、下見と打ち合わせ。U9のTurmstraseという駅の近く。広くてきれいで、道路側もガラス窓が大きくとられていて気持ちがいい。東京展の会場「アサヒアートスクエア」の約半分の広さだが、開放感があるのでまた違った面白い構成が出来そう。

スケジュールはまだ調整中ですが、こちらは来年の5月あたりに展覧会を行ないます。東京展は2月。併せてよろしくどうぞ。

Kunstler-Archiv1ベルリン中の美術館、ギャラリー間を横断する面白い企画"Lange Nacht der Museen"で、真夜中の美術館にてクリスチャン・ボルタンスキー、カバコフの作品を見た。この企画は8月27日の18時から28日の2時(深夜!)まで参加ギャラリー全てが8ユーロの共通チケット1枚で見れるというもの。普段ならとうに閉まっている時間の美術館に人が溢れている光景はなかなか面白いものだった。

Kunstler-Archiv2ベルリンの観光名所のブランデンブルク門のすぐ横に出来た"AKADEMIE DER KUNSTE"という建物。ここでの"KUNSTLER.ARCHIVE"を見に行ったのだけど、まず建物自体がなんとも凝っていてそれだけでも十分面白い。「アーカイブ」というのは、ADKのアーカイブでもあるし、カバコフやボルタンスキーの作品自体も「アーカイブ」の作品である。正直、期待していたカバコフとボルタンスキーは肩透かしの感もあったのだが、トータルでとてもよかった。

ベルリンに来たのはちょっとしたハプニングでもあったのだけど、なかなかベルリンを満喫している。

アートという戦場―ソーシャルアート入門最近発売されました「アートという戦場―ソーシャルアート入門(フィルムアート社)」にSICEの昨年までの活動が掲載されています。しかも表紙もSICE04の作品からです。ぜひご覧になってください。

尚、今年の展覧会と活動の様子は、来年2月に東京、5月にベルリンにて報告展を予定していますのでお楽しみに。

< この記事は以前"Web of Activities"に書いたものです。 >

終了、そして後始末。

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After-Exhibit

準備中も会期の間も、濃い密度を駆け足で過ぎた"Re_Cultivation"も終わり、各会場の搬出、撤去が終わるのと同時にメンバーも一人一人サラエボを去っていき、家に残っているのも日本人の何人かだけになってしまった。来年の2月に浅草のアサヒアートスクエアで行なう報告&今後に繋げる展覧会"Transition Compound"の準備や写真、データの整理をしつつ残りのサラエボ滞在をゆっくりと楽しんでいる。

さて、SICEの展覧会が終われば今度は「サラエボ・フィルム・フェスティバル」だ。街は年に一度の国際的なフェスの空気に活気づいている。ジム・ジャームッシュの日本で未公開の最新の作品なども公開されるので見てみようと思う。

fotographs...

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Photo-Sm自分の作品の制作途中。

特に「サラエボだから」ということでは始まっていない。サラエボの空気を吸って、サラエボで食事をして、サラエボで作品を作ったら、サラエボの作品になるに決まってる。

写真を撮りたいと思うのは、写真に残したいと思うのは、そこにいた時間を忘れてしまうからだ。自分がいた、過ぎ去ったそのごくわずかな時間、瞬間を映像に残して記憶を繋ぎ止めたいと思っている。

開いた窓から差し込んでくる光は二度と同じ軌跡を描かない。

Cranes

ドイツのハイナの作品。文化交流的なプロジェクトで「折り鶴」はベタな感じもするけれど、ライティングとインスタレーションが綺麗で、夜のうす暗い Barake にとても映えていた。日本メンバーが教えた「折り鶴」をオランダ人もボスニア人もドイツ人もミーティングの合間や空いた時に折り続け、千羽鶴を完成させた。

ハイナはキャラがたってて、いつも誰かに真似されていた。この展示の搬出の日と帰国の日が重なっていて、鶴を千羽外しているうちに思ったより時間がかかってしまい、誰にも挨拶を告げずに帰っていってしまったのが彼らしい。

Redemption01Redemption02

オランダ在住アメリカ人の若妻ベジタリアン、ジェシカのパフォーマンス。裁縫で作った羊のぬいぐるみが吊るし上げられ、お腹を割ると中から沢山のキャンディが飛び出してくる。

プロジェクトが始まった頃に日本人がやった「すいか割り」にヒントを得ているのだが、なんとも残酷というかキッチュ。「どんなベジタリアンだよ」とも思ったけれど、自分が今まで出会ってきたベジタリアン達より食べ物に対してリアリティを感じる。彼女は「動物がかわいそう」というわけではなく、単純に体質的に肉・魚が食べられないらしい。だから作る料理も貧しいいわゆる「菜食主義者です!」的なものでなく、手が込んでバリエーションに富んでいる。もちろんおいしい。

虫を食べる話になったら、小さい時は歩いている蟻をつまんでは口に入れていた、とあっけらかんと告白してくれた。「とってもスパイシーだった」そうだ。

Barakeの夜

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Barake01 Barake02

Barake03サラエボのアーティストグループ"Barake"のメンバーを中心に展示されている、その名も"Barake"というスペース。ここは昨年のプロジェクトにより活用されるようになった場所。ここでもオープニングにふさわしいイベントが行なわれた。

みんながライターで灯を点した道をステージに、ベリーダンス?のショーとサラエボ人デザイナーによるファッションショー。サラエボはスタイルのいい女性が多いが、ダンサーとモデルはさすがにさらにすごかった。野郎どもはみんなフラッシュをたいてシャッターを切りまくり、流しそうめんとはまた違う熱気で盛り上がった。

流しそうめん@Empty House

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Nagashisomen01
Nagashisomen03Re_Cultivation オープニング巡回ツアー、Empty Houseでは流しそうめんパーティ!準備でいっぱいいっぱいになりながらも始まってみれば大盛況。ドイツ人もボスニア人もオランダ人も「流れるヌードルを掬って食べる」という前代未聞の体験を大変楽しんでくれた。暗い家の中での写真なのでいまいち熱気が伝わリにくいのが残念。

Re_Cultivation start!

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サラエボでの"Re_Cultivation"展、昨日始まりました!詳しくは写真付きで書きますが、とにかく昨日は面白かったです。Empty Houseでは、雨樋を使って流しそうめんパーティ、Barakeではサラエボのデザイナーによるファッションショーなど、オープニングにふさわしいイベントが目白押しで、大盛況でした。今までの自分が関わってきた展覧会の中でも一番いいものになったと思います。

時間とツール、身体

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Screens

もちろんサラエボには東急ハンズも世界堂もヨドバシカメラもキンコーズもない。ジョイフル本田もない。ただ、時間と場所と自分の身体はある。

東京にいると便利なことはたくさんあるが、余計なものも多すぎて時間は案外無駄に過ぎていく。サラエボに慣れてしまった今では変に緊張することもなく、ただ時間をゆっくり、そして時々は早く感じることができる。

作品を考えるにも作るにも、本当は場所と身体と時間だけあればいいのかも知れない。

あとは、食べられる何か、か。

Re_Cultivation

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SICE2005 Re_Cultivation

さて、今年のSICEのExhibitionはRe_Cultivationというテーマのもと、3会場で行われます。cultivationとは、耕作、栽培といった意味です。また養成や洗練といった意味も持っています。

  • Skenderija / スカンデリア
    ここはオリンピック当時の会場の一つだったところ。
  • Empty House / エンプティハウス
    British Council のすぐ裏(上)の、文字通り中に何もない空っぽの家。
  • Barake / バラック
    これは昨年度の会場だった通称"Living Room"。

7月30日からそれぞれでプロジェクトはスタートしていきます。公式な展覧会としては8月12日~14日まで。

サラエボまでどうぞお越しください。

< この記事は以前"Web of Activities"に書いたものです。 >

Museum-Quartier

Museum Quatier ミュージアム・クォーターは、美術館、博物館を中心にした複合エリアで2001年に出来たらしい。広い中庭は写真のような非常にリラックスした空間。中にある美術館、ホールもそれぞれに見るところが多く、ここだけでも十分。道を挟んだ向かいには、「ウィーン美術史美術館」もあるし、「SECESSION 分離派会館」までも歩いて10~15分くらいと近い。

KUNST HALLE wien halle1

Lebt und arbeitet in Wien II

23人のアーティストの作品がホールにバラバラにあるんだけど、鉄パイプ、足場で組んだナビゲーションが会場を巡る。無機質だけど強引に有機的な動線。川俣さん好きはきっと好き。キュレーターには長谷川祐子の名前が。

22:14 離陸。ウィーンへ。
05:22 ウィーンに着陸。

サラエボまでのバスが夕方なので、だいぶ時間があるので、せっかくだからウィーンをブラブラしてみる。4年ほど前に、2,3日来たことはあるのだけど、全然わからないので、とりあえず、シュテファン・プラッツ周りを中心に回ってみる。フィスラーやWMFは日本よりちょっと安いなー。欲しいけど、これからの旅には重いのでパス。

SECESSION 分離派会館

Secession

この白い広い空間はいいなー。
3人の作家の個展を各階でやっている。

TERENCE KOH
全てが白く塗られた部屋。
石膏、蝋、男根、精液... 村上隆とギリシャ彫刻とマルセル・ブロータースと古谷兎丸がウォルフガング・ライプの部屋で悪ふざけをしているようなインスタレーション

入口で靴を脱がされるが、それは白い床を汚さないためで、素足の感覚は特に作品には生かされない。一つだけ外に空いた穴。そこから外界の光が差し込み、わずかに部屋を照らしだす。

日本人でも同じような作品は数多くあるが、空間全体のコントロールという意味ではこっちのほうが全然やり切ってる。
SECESSION関係のカタログももちろんたくさん置いてある。そんな中からティラバーニャのものを購入。

SSamzie Space

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Ssamziespace

弘大から歩いて十分弱くらい、美術予備校ばかりの通りを過ぎて、坂をちょっと折り返すように登ると"SSamzie Space サムジースペース"がある。特徴的なのは外観ばかりだけでなく、坂の下側からも上側からも入ることが出来る作りになっていて、1階(それともベースメント?)はガレージを改造した造り、スタジオ、ギャラリー、シアターを備え、オルタナティブ・スペースとしてはなかなか大きい場所だ。

ここでの展示をきっかけに国際展、国際舞台に出ていった若手作家も多く、また外国との交流展も多くやってきている。

Leeum-Pda昨年10月に開館したばかりのサムスン美術館「Leeum(イウム)」。サムスンとはもちろん、PC関連や家電で日本でもおなじみの韓国の大企業「SAMSUNG」で、オーナーは伝統的なものから、現代のものまで熱心な美術コレクターでもあり、韓国の伝統美術と内外の近現代美術、そして未来へとつながる実験的な芸術をひとつの場で鑑賞するための複合的文化芸術施設として開かれた。古美術を収めるMUSEUM1はマリオ・ボッタの、近現代美術を収めるMUSEUM2はジャン・ヌーベルの設計による。さらにもう一つの大き次代のための軸である、サムスン児童文化教育文化センターはレム・コールハースによるものという、大変贅沢な施設となっている。

写真は会場のデジタルガイドを務めるPDA。もちろんサムスン製。作品の前に入るとセンサーによって自動でアナウンスが開始される。訪れた6/30の時点では日本語による解説はなかったが、来月には開始されるとのこと。

Leeum SAMSUNG MUSEUM OF ART
イウム サムスン美術館
ソウル市龍山区漢南洞140-893
http://www.leeum.org/
地下鉄6号線漢江鎮(ハンガンジン)駅1番出口を出て5分

SICE2005説明会

SICE2005説明会@ボスニア・ヘルツェゴビナ大使館を、告知の通り6/20に行ないました。人数こそ少なかったものの、ボスニアの国民的歌手のヤドランカさんや、他のプロジェクトなどで関わった方々にお越し頂き、いい交流会になったのでは?と思います。その後、大使館の方も一緒に麹町の居酒屋へと流れ、様々な話に興じたのでした。

上の写真は、2003年、2004年のカタログと、今年のDMです。搭乗券を模したデザイン(→かんちゃん)はなかなか好評でした。

というわけで、今年の夏にサラエボで会えることを楽しみにしてます。

< この記事は以前"Web of Activities"に書いたものです。 >

たけくまメモ: OTAKU展、その後の難題より、こんな話を知った。

「OTAKU展の展示物を引き取ってくれる施設が見つからない」

とのこと。要するにあれですよ、あそこで展示された食玩とかフィギュアとか、同人誌とかポスターとか、その他もろもろの膨大なオタクアイテムの行き場に困っているそうなんです。

よくありそうな話ではあるが、「ベネツィア・ビエンナーレ」、「オタク」というキーワードを含んでいるだけにちょっと様子も違うように思う。せっかくなので、展覧会の時に書かなかったことを思い出しながら書きます。

ビエンナーレでの好評の噂を聞き、おまけのおかげかAmazonでも異様な盛り上がりを見せた「OTAKU展」。僕も東京都写真美術館で見たのだけれど、展示の内容とは別のところばかり気になってしまった。一番は「誰が、どんな人が見に来ているのか?」アート関係者か、建築関係者か、オタクか、自分がオタクだということに気付いてないオタクか。ただの怖いもの見たさか。自分がどれに当てはまるのかも問題だが、僕の行った時は「自分がオタクだということに気付いてないオタク」が多かったように思う。もちろん「オタク」はオタクで全然いいのだけれど、「自分がオタクだということに気付いてないオタク(という言い方もどうなんだろう?)」が友人と「オタク」を蔑んでいるような会話を多く聞かされてなんとも嫌な気分になった。

あともう一つは展示されていた写真に関してである。

サラエボ国際文化交流のお知らせ from SICE2005 です。

3年前から旧ユーゴのボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボで行っている、若手のアーティストインレジデンスプログラムの交流会を在日本ボスニア・ヘルツェゴビナ大使館で開きます。今年度の簡単な事業説明会と過去2年分のドキュメント映像が上映されますので、興味のある方は是非ご参加ください。

当初は日本のアーティストと一部のヨーロッパのアーティストだけで勝手にサラエボで作品を作っていたのですが、年々参加者が増え、今年はドイツ、オランダ、セルビア、USA、スコットランド、アイルランド、スロベニア、オーストリアなどから総勢35名を越える、若いアーティスト達が集まり、サラエボで我こそはと作品を作ります。参加条件などは団体の立ち上げ当初から無条件としていましたので、ありません。参加に興味のある方も交流会に来ていただければ、概要がわかると思います。

サラエボ国際文化交流 "Re-Cultivation" 事業交流会

SICE HP: http://www.sarajevoice.com

日時:
2005年6月20日(月)pm 6:00?
場所:
在日本ボスニア・ヘルツェゴビナ大使館 地図
アクセス 地下鉄「麹町」駅5番出口より徒歩2分
助成:
国際交流基金
協賛:
株式会社資生堂
協力:
北サラエボ市、サラエボ消防署、Centar Skenderija、在日本ボスニア・ヘルツェゴビナ大使館、アサヒビール株式会社

一緒にお話しましょう。

土曜日に日韓芸術交流展の打ち合わせで来日したアンサンスー氏を成田までお迎えに行った後、ミーティング前にギンザ・グラフィック・ギャラリーへ寄り道。電話でギャラリーに問い合わせた時は全然聞き取れなくて、「タナイエフ?デザイン会社?」てな具合。歩行者天国から一歩入ってみたら、「Chermayeff & Geismar Inc. 」のポスター。失礼しました。

チャマイエフ&ガイスマーの作品は企業のロゴなどでみんな見たことがあるはず。1950年代からの夥しい数の作品を見ながら、優れたタイポグラフィーの持つ魅力を再確認。CSSでそのままWEBデザインのヒントになるものもたくさんあった。地下で流れている"Logomotion"という映像作品は構成の新鮮さこそないものの、タイポグラフィーのミニマルなロゴがさらに分解されてメタモルフォーゼしていくその流れのスムースさにしばらく見入ってしまう。周りの壁にインスタレーションされた言葉の数々"Watching Words Move"の「一種類の書体と級数のみ」という潔さとともに、チャマイエフ&ガイスマーの一貫した仕事の数々を俯瞰できて面白かった。

チャマイエフ&ガイスマー展
Designing over four decades
2005年6月3日(金)~6月27日(月)
@ギンザ・グラフィック・ギャラリー
東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル

SICE2005 説明会

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SICE 2005 - RE_CULTIVATION PROJECT

SICE2005のポスターがドイツのティノより送られてきました。
そして今年のプロジェクト、これまでの成果の説明会を行います!

場所 ボスニア・ヘルツェゴビナ大使館
日時 6月20日(月) PM6:00
内容 過去の映像上映会、簡単なプレゼンテーション、懇談会です。

どうぞお越しください。

< この記事は以前"Web of Activities"に書いたものです。 >

前にアナウンスしていた「NPOプティ・プワソン」が夏休み直前の夢の島熱帯植物館にてワークショップを行ないます!

みんなのすむところ

6/28(火)~7/3(日)
主催:NPO法人プティ・プワソン

「みんながすむところ」どんなところがいいかな。動物や草木花を作って、ホール全体を気持ちよく楽しいところにしてみよう。

  • 紙ねんどや段ボールで鳥や魚、草、木、花を作って飾ろう。
    期間中毎日(6/28~7/3)
    各日 10:00~16:00
  • アコースティックギターコンサート
    出演:ギタリスト 白柳淳
    7/2(土) 12:00~、14:00~、15:00~(各回30分)

めだかの学校からプティ・プワソンとなってからは初めての公のイベントで、「熱帯植物館フェスタ」参加企画となります。夢の島熱帯植物館には入館料がかかりますが、小学生以下と都内在住・在学の中学生は入館無料、中学生でも100円となっていますので、是非お越しください。

夢の島熱帯植物館
江東区夢の島3-2
JR京葉線、東京メトロ有楽町線、りんかい線「新木場」駅下車 徒歩15分
東京メトロ東西線「東陽町」駅より都営バス 新木場駅行き「夢の島」バス停下車 徒歩7分

先週火曜、うちの研究室(壁画第一研究室)主催でティトゥス・スプリーさんのレクチャー&公開インタビュー。ティトゥス氏についてはここから。

現代美術製作所や前島アートセンターのコンテンツから名前は聞いていたものの、詳しくは知らなかったのだけれど、やっぱり本人から直接話を聴くというのは面白い。ドイツに生まれたティトゥスがイタリアで建築を学び、トルコのカッパドキアでプロジェクトを開始し、東大へ来て向島の面白さを発見し、そして沖縄に至る流れを導いているものは何だろうか?いつものようにメモの断片をいくつか。

  • カッパドキアの洞窟、洞窟に関わるのは普通の建築の図面を描くのとは全然違う。彫刻の人ならわかると思う、と言う。
  • 東大の建築学部にいた時、留学生会館のある世田谷と東京のディープイースト向島とのギャップに驚く。個人の顔の見える家が繋がっていく日本の町の複雑なオーダー。
  • 日本の学生を集めてのワークショップ、若い日本人がこの町の魅力を感じない事にびっくり。(これは耳が痛い...)
  • 沖縄のイメージと現実の沖縄のギャップ。コンクリートの建物、米軍基地。現代的な美術が全然入ってない...

一番印象に残ったのは向島ネットワークでの国際屋台の話。「美術だけだとどうしてもわからないからもっと柔らかい場所を提供したい。」と彼は言った。そして向島の駐車場に参加アーティスト達の出身国の料理を屋台で振る舞った。

sewing apple来週金曜日の「Global Souk」レセプションにタイミングをあわせて、.automealのリーフレットを作成していたのですが、どうにか(予定から遅れながらも)入稿完了。とりあえず、ほっ。ミスがありませんように...
欲しい方いましたらご連絡下さい。お送りいたします。

ladder.gif

レセプションの準備の方も着々と進みつつあり。会場の小石川分館もだんだん賑やかになってきてる。何度も行ってて慣れてるとはいえ、あの空間というのはやっぱりすごいトコだな...

いつもオープニングパーティというのは準備でテンテコマイ、始まってみるまで不安で仕方ない。しかしその緊張感が面白いのかもな、と思うようになってきた。

自分の作品とはやっぱりちがっていて、「オープニング」はどの展覧会でも必ず一回、一日しかないし、フォローは全くきかない。そして用意したもの、作ったものはゲストの口から体内に取り込まれていく。その体感に勝てることってないんじゃないかと思う。成功しても失敗してもそれはもう絶対確実100%間違いなしな事実なわけだ。

さらに厄介なのは、食べ物に関してのそれぞれの好みというのもあったりすることなのだが...

いいのができるようにがんばります。

aaf-press-add.jpg13日の金曜日に行われた「アサヒ・アート・フェスティバル 2005」の会場の様子。プログラム参加アーティストを代表して藤浩志さんが自身の参加されるプロジェクトの様子を紹介しているところ。

昨年スタートしたサスティナブル・アートプロジェクトも今年の企画の第一段として「平櫛田中邸リノベーションワークショップ」が公募で審査を通ったので、代表として出席。実はプロジェクトのメーリングリスト(活発!)をちゃんと読み切れていなく、いろいろ把握しきれてないところが多くて肩身の狭い気も多少していたので、ここぞとばかり張り切ってスーツでキメてみた。そうでもないとスーツ着る機会あまりないもので(自分ではわりと似合ってるんじゃないかと...)。

アサヒアートフェスティバルは開始して4年目となる今年、初めてプログラムを公募から選出するかたちとなった。選考で決まった34のプログラムは文字通り北海道から沖縄まで魅力的なプログラムが揃っている。少なからず関係のある「デリバリーアート05(ゼロ研)」「千葉Wi-CAN」、「氷見クリック」、藤さんの「神戸カエルキャラバン」、ずっと気になってる前島アートセンターの「南の家、北の家。」、林君、藤森さんたちの沖縄での「シチグヮチ」。ほんとにあちこちでプロジェクトがあるので、全部見るのはハードではあるけれど、近くのものから是非参加、観覧していただきたい。それぞれをつないでいく「アート遊覧」ツアーなんてのも。
それぞれについては上のAAF2005のサイトからどうぞ。

東京芸大の芸術学科・先端芸術表現科・油画科の企画で、サラエボのアーティスト、セイラ・カメリッチさんと脳科学者、茂木健一郎さんの特別講演があります。外部の方も参加できると思いますので興味ある方はどうぞ。

セイラ・カメリッチの作品「ボスニアン・ガール」のポスターは実際2003年サラエボでよく見かけました。

開催行事 : 国際シンポジウム
<もう一つの万博 : 国民国家を超える新世代の芸術家たち>
共催 : 美術学部
美術解剖学研究室
先端芸術表現科
油画科
日時・会場 : 2005/05/19(Thu) 18:00~20:00(予定)
東京藝術大学美術学部(上野校地)中央棟1階 第1講義室

<講師陣>
セイラ・カメリッチ :(現代美術家、ボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボ出身) 
茂木健一郎 :(本学美術学部非常勤講師・脳科学者、SONYシニアリサーチャー)
渡辺真也 :(キュレター、NY大学修士修了後、若手のアーティストを擁して国民国家を超える展覧会を企画、注目を浴びている若手)

セイラ・カメリッチについてのページ

< この記事は以前"Web of Activities"に書いたものです。 >

22(金)~25(日)まで韓国に行って来ました。

初ソウル初韓国初羽田からの国際線。羽田の国際線ターミナルは国内線の方に比べると小さく、どことなく古い。朝早かったのだが、到着時(それでも8時前後)ではお店も何もやってない。

やけにおばさま方が多いな、と思っていたら「『四月の雪』本番撮影ロケ現場見学ツアー」とのこと。調べてみたらやはりヨン様の新作映画とのこと。空港でそんなテンションでは本物見たらみんな失神してしまうのでは?

しかも帰りの飛行機まで一緒になろうとはこの時はまだ思ってもなかった...

今回韓国に行ったのはもちろん「四月の雪」を見に行ったわけではなくて、日韓友情年2005の企画として芸大及び壁画第一研究室で準備している韓国弘益大学との交流展のミーティングのため。日本側はうちの研究室+各専攻の大学院生からの選抜で、韓国側は国民的なデザイナーであるアン・サン・スー氏の研究室+同じく各専攻からの選抜となる。展示期間は6/30~7/5までで、ソウルのCOEXという巨大複合施設で行う。詳しい情報はまた。日本でも報告展をどこかでできればいいと思う。

k-ahn.jpgアン・サン・スー氏は噂ではとても多忙でずっと活躍してきているデザイナーと聞いていたので、ちょっと怖い人かと思っていたけれど全然そんなことはなく、すごい気さくで優しく、ポジティブでこっちの言うことをどんどん膨らませてくれる人でした。氏のブログにも載ってしまった。日本人に見えない...

韓国は食べ物みんなおいしかったんだけど(いい店に連れて行ってもらっていたので)、ガラスの胃腸を持つ自分はやはり体を壊してしまいました。まだ完全回復できてません。

ということで韓国編はもう少し続きます...

金曜日から韓国に

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今年は日韓友情年2005という事で、いろいろなイベント、事業が準備されています。
日韓友情年2005:フレンドシップ2005
東京芸大でも韓国の弘益大学と7月にソウルのCOEXにて交流展を行います。
金曜日より会場視察と相手側との顔合わせに行ってきます。今回は3泊でそこまで時間に余裕もないと思うので、あまり個人的に見て回るというのは難しそうですが、見たい所がたくさんあります。

ART iT 季刊 アートイット Vol.2 - No.4 2004・Fall/Winter(第5号)

去年出た「ART iT 季刊 アートイット Vol.2 韓国のアートシーン」をもう一度見ておく事にします。

< この記事は以前"Web of Activities"に書いたものです。 >

3年目。

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国際交流基金 JAPAN FOUNDATIONより助成金が出ることになりました。

さてこのプロジェクトも3年目になります。昨日久しぶりのミーティングをしましたが、新メンバーも増え、心機一転と言った感じで充実した内容を残せるよう頑張るしかないですね。

< この記事は以前"Web of Activities"に書いたものです。 >

Sergio Calatroni Art Room

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souk01.jpg

イタリア人建築家セルジオ・カラトローニ氏のサイト。5月27日から東京大学総合研究博物館博物館小石川分館にて行われる国際協働プロジェクト「グローバル・スーク」展とリンクした内容となっている。

サイトは最近では珍しいくらいに、音もナビも飛び交って、騒々しい。どこをどう辿ればどこに行くのか、全然わからないくらいだが、それはこの展覧会の「グローバル・スーク」というタイトル、コンセプトとも関係のあるものだ。スークとはイスラム文化圏の市場のこと。

souk02.jpg世界各地から集められた様々なアノニマスな人工物。会場の小石川分館に収蔵されている学術標本(その多くはキャプションによる説明をされていない)と同空間に集められるその多くは、WEBサイトでの呼びかけによって20カ国異郷の国々から届けられた。さらに展示ではセルジオの現代的なアクリルによる作品も加わってきて、その様相はきっとカオティックなものになるのだろう(予想)。

サイトのテンションの高さも必然的なものとして納得がいく。ただ個々のモノの博物学的なカタログである「スーク・インデックス」がFLASHファイルの中だけで完結してしまってGoogleに「インデックス」されない点が惜しまれる。

国際協働プロジェクト「グローバル・スーク」展
2005年度5月27日(金)~7月31日
東京大学総合研究博物館小石川分館

表現活動と法 Arts & Law

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作家は多くの場合、法的な事に弱いか関心がない。もちろん作家が法律を全て諳んじている必要はないのだが、自分の作品表現をすすめる上でのボーダーとして、また自分の制作した作品、コンテンツを望むカタチで提供していきたい、守っていきたいのであれば、そこにはちゃんとした拠り所が必要になってくる。

依頼仕事や契約関係の場合、アーティストの多くは労働時間や具体的な成果としてわかりやすい数値を出せないのでいろいろと問題が起きてくるケースもある。実際僕でさえ契約の問題でトラブルになったことがある。

そこで去年からスタートした VLA Tokyo office 改め Arts & Law - Creative Support@Legal。以下引用。

私たちALの設立趣旨は、アーティスト・クリエイターや表現に関係するNPO・学生団体・教育機関等が、安心して活動の幅が広げていけるように、社会環境を整えることです。そして法律相談にとどまらず、アーティストやNPO、専門家、一般支援者とともに、アートコミュニティの形成に寄与していきます。

なんとも頼もしい限りだが、もちろんそこにただ甘えているのでなく、アーティストサイドでももう少し自覚を持って、ある場合は意識的にボーダーを踏んだり、ちゃんとクリアするところはする、それでまた作品や活動として今度は"Arts & Law"にフィードバックをしていければ、今よりもずっと良くなっていくかな、と思う。ねえ?

ブックマーク!ブックマーク!

植田工 初個展

ジャガー植田こと植田工の個展@田園調布。
そこに行く前に、とある展覧会に行ってきたのだが、そこでのなんとも言えないもやもや、すっきりしない感じを全部ふっきるのに充分な"あっけらかんさ"に、ちょっと救われる。そのくらいそこに行くまでが妙な居心地の悪さだったとも言えるのだけれど。

それにしても、彼のキャラクターはやはり貴重だな、と再認識。親戚の前でも何も変わらないテンション、話の内容に恐れ入りました。敬服です。

「あの鳩の絵いいね。」と言ったら、「何言ってるの、鳩じゃないよ、近藤くん。あれは○××○○×○だよ。」とお叱りを受けました。結局何の鳥だったか。

その絵をいいと言うのは僕だけじゃなかったらしく、彼いわく昨日の初日からみんなに言われてるそうだ。と言う話をしてたら、その後来たギャラリーの方も申し合わせたかのように同じせりふ。残念な事に非売品なのだけどね。

植田 工 初個展
2005年3月11日(金)~3月17日(木)
at GALLERY GO
世田谷区玉川田園調布2-8-18

小島アートプラザ

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tdv.jpg

NHK教育で見たことあるようなカット。場所は小島アートプラザ。

小島アートプラザ
小島アートプラザは、旧小島小学校跡を活用した施設の総称です。台東デザイナーズビレッジ、早稲田大学の研究室、東京芸術大学のアトリエで構成されています。

地域のデザイナーの活動を支援するデザイナーズビレッジの方は、教室も埋まっていて有効に活用されている模様。それに比べると芸大サイドはまだまだ。入試期間中で上野に入れない事もあり、これから積極的に使っていきます。工作室やラウンジもあるし、うまく使えばなかなか面白いはず。

NPOプティ・プワソン設立

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もうだいぶ前から東大病院小児科で活動してきた「めだかの学校」が今年1月にNPO法人としての認証を受けた事により、「プティ・プワソン petits poissons」として新しく生まれ変わりました。プティ・プワソンとはフランス語で「小さいさかな」。東大病院を出た事により、より活動の幅が広がっていけることと思いますので、みなさまどうぞよろしくお願いします。

NPO法人「プティ・プワソン」~病気の子どもと家族のあそびば~
病気と向き合うとき、患者さんもご家族も治療のことだけを考えて毎日を送るのではなく、楽しくてワクワクすることが何か身近なところにあったり、笑ったり気持ちを解放できるようなのどかな場所があったら、きっと治る力が何倍も湧いてくるはずです。

「プティ・プワソン」のチームは、アーティスト、研究者、医療者、教育者、プロフェッショナル・コーディネーターなどの多彩で豊かな人材で構成されています。

めだかの学校に引き続き、僕も微力ながら参加しています。WEBサイトは準備中ですので、公開しましたらまたご連絡いたします。

磯部 有加 展@waai

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isobe.jpg

磯部 有加 展@waai に行って来た。場所は有楽町から新橋へと高架下に連なるコリドー街の向かいのビル3階である。そこはいわゆるギャラリーではない面白い空間になっている。デザインされたマンガ喫茶とも言うべきスペース。入って左手に美術・建築雑誌、カタログなどが置かれたラウンジ。低いテーブルにはネット用のiBookが数台。そして、磯部の絵があった。

彼女は自分が初めて予備校で教えた生徒。他の生徒より全然上手だった磯部に少し突っ込んだ講評をしたのを覚えている。その後も別のところでまた見る機会があったのだけれど、もう大学生となっていた磯部の絵は全然変わっていた。その頃は、アフリカ・バンバータやNEU!の話など音楽の話の方が多かった。生真面目なのか天然なのか、今日久しぶりに話してみても全然掴めない。

人に絵を教えるのなんて、(もちろん受験としてだが)自分には前も今もこれからも恐れ多い役目だけれど、そこで関わってきた生徒達がその後ちゃんと制作と発表を続けているのを見たり、連絡をもらったりするのはなんだかうれしいものだ。

なんて言っている場合に追い抜かされてしまわないように、こっちも頑張らないといけない。

磯部 有加 展@waai は明日17:00まで。
中央区銀座7-2-20 パシフィック銀座ビル3F Relaxation Lounge "Waai"

-「ミラルダの仕事とフードカルチャーミュージアム」@東京日仏学院-
という講演会に行ってきた。主催は東京日仏学院、フードカルチャープロジェクト、企画は関ひろ子さんである。

とにかくミラルダ氏の仕事の密度とテンションに圧倒された。「エディブル(食べられる)アート」、サンクス・ギビングデイなどの祝祭あるいは儀式(ceremonial)を扱ったものなどこれまでの仕事(それでも一部!)を本人の解説で把握できたことは価値があった。

様々な"connection"が無限に拡がっていき、食べること、食物、そして生きることに繋がって行く。アーティストとしてのアティチュードを押し付けるのではなく、周りの参加による"complex"を望んだ結果、展開してきたことだという。

面白かったキーワード。

  • RESTAURANT / MUSEUM / LABORATORY
  • EL INTERNACIONAL
  • COULOURING CATERES
  • LIFE / DEATH

食べ物を作品として扱っていくのはとてもデリケートな問題で、会の最後のモデレータの岩淵潤子さんかの質問とミラルダのちょっとはっきりしない質問が印象的だった。

あなたの作品は2週間のインスタレーションの後、実際に食べることが出来るのか?

それに答えるのには時間が足らない。

Antoni Miralda

2/11,12にワークショップを行います!

です。詳細は.automeal の方をご覧下さい。

生活工房では今までにも「くらしのデザイン」、「衣・食・住のデザイン」などのワークショップ、セミナーを企画してきています。今ちょうどやっている 「美と用のあいだ」展 東京巡回展(障害のある人たちの生み出す、不思議で魅力的な「ものづくり」。「美術」や「工芸」というジャンルにとらわれない、自由で豊かな感性をご紹介します。)もスペースこそ広くはありませんが、なかなか面白いものがありました。しかも今日知ったのですが、1/21には「リノベーション住宅の醍醐味」というセミナーで中村さんが講師をするそうです。

Web of Activities

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 なんだか部屋の空気が乾燥しているせいか、ノドから風邪にやられてしまった。脳みそが解けるかと思うくらい寝ている。今日病院に行って薬をもらってきたのだが、今飲んでいる薬がついに7種類にもなってしまった。薬のデパートである。

 それはさておき、最近WEB関係の話が多いのには理由があるのだ。昨年末くらいからアーティスト同士のネットワーク、それもオンラインの上でのものでなにかもっと有用なことが出来ないか?と言うことを考えている。
 もともとサラエボでのプロジェクトを開始する際にも考えていたのだけれど、今はそれをもっとうまく出来る技術がどんどん出てきている。RSS, FOAF...なんかもそうだし、mixi も遊びだけでない可能性を持っていると思う。増山さんのコミュで出てくる情報なんて普通に探して集まってくるものではない。
 それぞれを無理に連携させたりではなくて、有用な情報と、情報の発信の部分で共有できるものがあるだけでも面白いと思っているのだけれど。サステナビリティとも繋がっていくものだ。ゼロ研の活動にヒントを得ているところもある。

 "Web of Activities"、あちこちで起こっている出来事を同時に見ることで新しい関係性や可能性を発見できるといいと思って、それをうまく運用できるツールはないものかローカルサーバー上でテストしていたりするのです。ただ問題はいくつもあってまだ始められる所まで確信できるものがない。

ナマコの家

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artpath01.jpgおかげさまで"ART-PATH'04"も無事終了。現場までは崖を降りないといけないこともあり、三日で15人程度しか来ていただけませんでしたが(...やはり...)、どうもありがとうございました。橋の上からは結構多くの人に見てもらっていたように思います。その方がいいかも...内容的には基本的には「言の問い」の時と同じであります。場所が変わることで見え方は大きく変わりましたが。

さて、今回の「ナマコの家」ですが、もし興味を持っていただけましたら、以下のナマコ情報をどうぞ。
!!注!!
相当気持ち悪い写真が多いので、覚悟して見てください。気分を害されても責任を持てません。ナマコに興味のある人だけリンク先へどうぞ。

ALTERNATIVES & ART iT

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オルタナティヴス―アジアのアートスペースガイド〈2005〉   ART iT 季刊 アートイット Vol.2 - No.4 2004・Fall/Winter(第5号)

オルタナティヴス―アジアのアートスペースガイド〈2005〉」と「ART iT 季刊 アートイット Vol.2 - No.4 2004・Fall/Winter(第5号)」。今月と先月の"Flavor of The Month"。

日本においてもそうだけれど、各地での現在進行形の動向については大箱の美術館ではとてもフォローできない。「言の問い」で参加(パネラー、作家)の"A.I.T(アーツイニシアティヴトウキョウ)"、"コマンドN"、WI-CANで紹介された"BankART1929"、"前島アートセンター"、夏のサラエボトークに来ていただいた"カノーヴァン canolfan"など東京だけでない、日本中にアートスペースはある。そして現在進行形でそれぞれ独自の企画、情報を発信している。アジアのあちこちでも同じ。中国、香港、台湾、韓国、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ヴェトナム、バングラデシュ、インド、パキスタン、スリランカ、オーストラリア。

ALTERNATIVES」は国際交流基金の企画によりそんなアジアのアートスペースが日本語と英語で収められている。「ART iT」は"REAL TOKYO"の小崎さんの手により、韓国の情報がさらに濃く収められている。どっちもセレクト、編集はかなり困難な作業だったと思う。

must!

言の問い→ART PATH

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terra.jpg120個のレンガ。

1205_01.jpg今日の異様な暖かさはなんなのでしょう。
言の問い」も無事終わり、MR&M1を搬出するために、早朝5時に起床し部屋を出てみるとなんか蒸している。朝の寒さ、雨の中での移送作業のためにフリースに厚手のカットソーを着込んで出ると何かおかしい。暑い!
それでもどうにか上野桜木からMR&M1を取手まで無事運ぶことができたのでした。

さて、今度は「ART PATH」だそうです。まあ、僕らはほぼ「言の問い」をそのまま移しただけですが。ちなみに初日10日には養老孟司氏さんもいらっしゃいます。

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しかし、妙に取手のほうがしっくりくるような気が...

天井壁貼りクロス攻め

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1120kk02.jpgかえっこの盛況を横目でチラ見、MRの上で一人高所恐怖症と闘いながら、地味ーな作業をしている図であります。

昨日のオープニングパーティの調理器具を取りにきたトンちゃんを捕まえて屋根に壁紙(白クロス)を貼ろうとしますが、しわ、空気を入れずに貼るのは難しい。なにせ5000×2400の壁(ホントは屋根)ですから。さて、ちょっと攻め方を変えてみます。

そして日も暮れてから昨日の主役の一つであるナマコのはらわた(MRのユニットキッチン)を再度搬入。

怒涛の.automeal ウィーク!!

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.automeal初の週2回仕事強行スケジュール、いっぱいいっぱいになりながらも、無事終了しました。御越しくださった皆様、クライアント様、手伝ってくれたみんなどうもありがとうございました。そして今回初めての体験の方々、興味持っていただけましたら今後ともよろしくお願いします。

正直、今日の昼過ぎころはもうテンパリ過ぎて、どうなることかと冷やヒヤしましたよ。うん、これは一人で出来るものではないですな。ようやくホッと出来ます。

とはいえ、「言の問い」自分の作品が全然な状態のまま...これからですよ。もしきてくださる方はもう少し後に来てもらうほうが良いかと...まだ頑張ります。

今回の2件、そして今までのものも少し落ち着いたら、.automeal サイトのほうにきちんとアップします。お楽しみに。まだ体験して無い人は損してますよ!

暮らしの美術手帖

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台所。ガスレンジ周りのステンレスを外すとあなたのお家もこんなに汚い。しかしこの垂れ方はなかなか真似できない。モーリス・ルイスか山水か。
ちなみに台所は見えるところだけでなくて、レンジ・シンク周りや流しの裏側にも無数のゴキブリの卵が隠れている。さらに、壁の内側、天井の裏側の断熱材の中もゴキブリの巣だ。

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その外したユニットを窓の下に置いて、夜を待てばちょっとしたインスタレーション作品に。こちらはカバコフかハンス・ハーケか。

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結婚の相手を選ぶなら自分で家の解体ができる人を選びなさい。あなたの「めちゃくちゃにして欲しい」願望もその人ならきっとかなえてくれるはず。

.automealからのお知らせ

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.automeal として以下のイベントのケータリングを行います。

第3回CDCクロスミーティングのご案内
  主催:NPO コミュニティデザイン協議会
  後援:(財)千代田区街づくり推進公社      
  協賛:三菱総合研究所
◇日時 2004年11月17日[水]18:00-20:00(懇親会20:00-)  
◇テーマ 『商店街とコミュニティビジネス』
◇ゲスト 木下 斉氏(株式会社商店街ネットワーク 顧問研究員)
◇コーディネータ 桂 英史氏(東京芸術大学先端芸術表現科助教授)
◇対象
地域計画に携わっている方
NPO活動に興味のある方
指定管理者への参入に関心をもっている方
コミュニティのプロジェクト運営に関心のある方
地域の新しい雇用に関して関心をもっている方
◇会場
三菱総合研究所 セミナー室(2F)
東京都千代田区大手町2-3-6
◇受講料:一般 3,000円 / 学生 1,000円(懇親会費を含む)
NPOコミュニティデザイン協議会 http://www.cdc.jp/

こちらは受講料がかかります。尚、詳しい情報及び受講の申し込みは「NPOコミュニティデザイン協議会」までお願いします。

そしてもう一つ。
告知済みですが、「サスティナブル・アートプロジェクト2004『言の問い』」のオープニングパーティ(11/19 金)も.automeal が担当いたします。展覧会と併せてどうぞ。
 →言の問いサイト

MR ビフォアー・アフター

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mr_before.jpg mr_after.jpg
マイルーム使用前             使用中
使用後はまだ先。

蜘蛛ノマドの窓

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今、「言の問い」展のために制作しているMRユニットの台所に蜘蛛が一匹住んでいる。けっこう大きい。こいつは家であるMRと同じく、取手→千葉→上野桜木と移動してきたのだろう。なかなかの適応力だ。ひょっとしたら、取手に来る前、前の家主が住んでいたころから台所に住んでいるのかもしれない。

kotonotoi.jpg

サスティナブル・アートプロジェクト2004
言の問い
会期:11/19(金)~12/3(金)
サイトURL:http://www.geidai.ac.jp/event/sustain/

本展は、上野桜木の言問通りを一つの軸に、大正期に建てられた旧平櫛田中邸やセキスイハイムM1のリユースユニットなどをフィールドとして展開するサスティナブル・アートプロジェクトです。

サスティナブル(Sustainable)とは「持続可能な」「維持できる」といった意味を持ち、1992年のリオ地球サミットで 登場して以来、環境問題のキーワードとして定着してきています。

参加作家: 保科豊巳、中村政人、藤浩志、コマンドN、浅野純人、岩井優、加藤千尋、北岡竜行、近藤圭、傍嶋賢、戸田祥子、本多麻美、山崎なな、李元

詳しくはWEBサイトをご覧下さい。
最近自分のサイトもブログも全然更新できないのはこれの準備をしてるからなのでした。「言の問い」サイトの方も時間をつくって少しずつ充実させていきますので、よろしくどうぞ。

オープニングパーティはシークレットで例のケータリングユニットがやりますので是非御越しください。

qrsheets.jpg

Wi-CAN 佐倉・弥富 川村記念美術館サイトのアトリエ・ワン「弥富ン宿」へ。
千葉中央サイトは結構関わっていたのだけれど、他のサイトの様子はまるで知らず、今年のWi-CANももう終わるのでバスツアーに乗ってきた。

川村記念美術館、リヒターだったり興味ある展覧会やっているのだが、遠いので訪れたことはなく、今回が初めて。しかし「ロバート・ライマン」展は時間の関係で見れず。

yatomi.jpg千葉駅からバスで30~40分揺られると辺りはのんびりとした光景に。川村記念美術館を過ぎ、炭焼き小屋を眺めながら5分歩くと「弥富ン宿」へ着いた。古い民家を中の物はそのままにアトリエ・ワンと学生達が新しい宿泊施設として生まれ変わらせた「弥富ン宿」。と言っても、古民家の佇まいはそのままで、雨漏りもする(笑)塚本さんの話では「それも自然なこと」と。怪我の功名か、漏った雨を受けるための皿、ふたと、従軍当時の水筒(掃除で出てきたもの)に活けられた花がなんとも意外に"らしい"佇まいなのが微笑ましい。

アトリエ・ワン デザインのQRコードの寝具に身を隠しながらここに一泊してみるのも悪くないな、と思った。

 →弥富ン宿の1日 http://yatomin.exblog.jp/

素と形/アノニマス

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六本木AXIS、4F AXISギャラリーにて「素と形・展 Design without Designers」を見た。
今となっては誰がデザインしたかわからない、もしくは長年の経験や改良によって、少しずつ今の形に落ち着いてきたいろいろな製品/アノニマスなデザインをあつめたもの。

4pod.jpgものがものなので、どれだけその形に興味を持てるかで展示自体の面白さもだいぶ変わって来るように思う。変に作為を持ってセッティングされたもの(網を重ねてアイスクリーム棒を挟んだりしたもの)より、無造作に置かれ、吊られたものの方が展覧会の意図も形態の面白さもわかりやすい=伝わりやすい。スイス製のゴム製ブロアーなど、明らかにアノニマスでないデザインの混入は展示を弱くしている。

面白いと思ったのは、"味噌作り用の大釜"、ポスターなど今展の顔にもなっている"うなぎとり"、そしてテトラポッドの型。うなぎとりのフォルム、線のきれいさ!

素と形・展
Design without Designers
会期:2004年10月1日(金)~10月18日(月)(今日まで)
会場:東京都港区六本木5-17-1アクシスビル

私たちオートミール。

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今月号(10/20 No.282)のFIGARO japan フィガロジャパンの特集の一つが「私たち、ケータリングユニット。」。記事については「私たち」.automeal のTNも書いてるのでそちらを参照。
 http://www.add-info.com/meal/archives/000515.php

ここでは勝手に".automeal"の紹介を書いてみる。

.automeal

食べるをひろげるデザイニング

 .automealは、2004年3月の「物見遊山-出会いのカタチ/東京大学総合研究博物館小石川分館」で出会った3人により、2004年4月に始まった。それまで「CafeTalk+kitchen」を手がけてきた中山晴奈(もちろん物見遊山のオープニングのケータリングも彼女による)と、物見遊山にて「回転ウェディングケーキ」を制作した近藤圭、高岡友美の3人はすぐ後に、「プロパガンダ1904-45 新聞紙新聞誌新聞史/東京大学総合研究博物館」のオープニングパーティのケータリングを担当することをきっかけにグループとして活動を開始する。

automealad1.jpgautomealad2.jpgautomealad3.jpg

  1. 小石川分館内を轟音で回転するウェディングケーキ。繊細なシュガーペーストの細工とのコントラスト。ケーキを回しているのはプラレール。
  2. ゼロ研主催「ファイル展」でのインスタレーションの様子。木の表面が美しい書架の上に並べられた料理の数々。
  3. ユニットとしての実際の初仕事となる「プロパガンダ」でのインスタレーション。磨き上げられたガラスの層の上に料理は並べられ、サーブされる。

mr_yoshikawa.jpg

もうすっかり見慣れたはずのMRですが、街中で見るとちょっと新鮮です。
今年最大の台風(10/9 Sat.)のなか、千葉市中央葭川公園にMRはやって来ました。
詳しくはこちら(MRプロジェクトは千葉中央サイト中村政人さんのプロジェクトです。)
 →Work in Chiba Art Network 2004
 →千葉★中央進行中!!
 →command N
個人的にはモノレールに乗って見るのもオススメです。

また、10/10(日)にはcommand N「マダン_TV」の野外上映会も行われました。寒い夜でしたが最後まで見てくださった皆様どうもありがとうございました。ゲスト参加の僕はトップバッターでした。ビデオもWi-CANの方で500円にて手に入るので是非どうぞ。

madantv.jpg

「あの最初のモノレールのビデオ何だったの?どこが作品なの?」そんな意見も出てきてそうですが、環境ビデオだと思ってみてください。
(嘘です。それでは悲しいので気になった人は本人に秘密を聞いてください...)

慣れない作業で徹夜続きのWi-CANメンバーの皆さん、ご苦労様です。全て終わったら盛大な打ち上げしましょう。

Caetano Veloso / a foreign sound (カエターノ・ヴェローゾ/異国の香り)の本人による解説、あちこちから抜き出されたミュージシャン達の言葉が面白い。輸入盤でも読めるが、自信ない人は日本盤の訳で。いくつか抜粋。

フランク・シナトラ:
 "ロックン・ロールはインチキ臭いしうそ臭い。そのほとんどはマヌケどもによって歌われ、演奏され、描かれている。しかも、愚かな反復と悪賢くて(sly)猥褻ではっきり言うと軽蔑すべき歌詞によって、世界中の髭を生やした非行少年どもに、最も勇敢な音楽として受け入れられている。不幸にも私が耳にした、最も野蛮で醜くて、絶望的で悪意に満ちた表現形式だ。"
ジャキス・モレンバウム:
 "アメリカン人は'愛のフィーリング'('75年モーリス・アルバートのヒット曲。モーリスは生粋のブラジル人でブラジル録音。)が本当のアメリカ音楽だと思っている。おまけに飛行機を発明したのはライト兄弟だと思っている。"
カエターノ・ヴェローゾ:
 "イヴァン・リンスがミュージックでニルヴァーナはクズだ。"

People all over the world would like to find a way of thanking American popular music for having made thir lives and their music richer and more beautiful.
Many try.So do I.

世界中の人々が、彼らの人生や音楽をより豊かでより美しいものにしてくれた、アメリカ音楽への感謝の方法を見つけたいと思っている。多くの人々がそのための努力をしているが、私もその一人である。
 ―カエターノ・ヴェローゾ

カエターノ・ヴェローゾはこのアルバムで、ブラジルを知らないアメリカ人によるエセブラジル"カリオカ"、ニルヴァーナの"Come as you are"を歌っている。

それで、カエターノによるニルヴァーナがまたいいのだ。「粋な男」は、60を過ぎているカエターノをおいては他にいない。

魔法の板カプラ講習

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魔法の板カプラ 年齢を超え、ひとりでも大勢で遊べて、自由な形を表現できる。

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iPs presents KAPLA 魔法の板
カプラというフランス生まれの積み木があります。ただ一つの形態しか持たない直方体の木の板です。その他だの積み木がほんのちょっとだけ載せ方、組み方に気を配ってやると、どんな有機的な形も手に入れることが出来ます。もちろん接着剤などは未使用。上の写真は大人5人(一人はカプラマスター富安さん、後は初心者)で作ってますが、もちろん子供でも相当面白いことが出来るのです。

トゥインクル・ティンクル

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上條花梨と川崎優の~トゥインクル トゥインクル~
2004.9.23(thu)~28(tue)
ギャラリー金輪
港区西麻布1-2-12-E-101

昨日は上のオープニングでした。花梨ちゃんはかの絹谷幸二に「そんなに描かなくても」と言わしめた逸材。そして川崎優A.K.Aユキノヒはうちの代の主席をかっさらっていった当人であります。あるいは「こうさぎ」の生みの親。くどうさんも会場でお会いしました(実際会って見ると身長が高い!)。

付き合いは芸大入ってからだけど、それでももう5年。卒制以後もちゃんと作品をためてきた二人にナフリスペクト!

そして、主役二人とは別にミスター、野イ衣くん、ショ、アスカちんと六本木にて軽く一杯。のはずがやっぱり朝まで。自分に一番必要なのは飲みを断わる勇気です...朝まで飲んでいい日ではないはずなのに。まあ、久しぶりに飲んで絶好調のショさんを見れたので良しとします。

Wi-CANマダンオープニング

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madan1.jpg madan2.jpg

「千葉中央アートフロア~マダンTV_千葉中央~」
9月19日~10月24日
*「千葉アートネットワーク・プロジェクト2004(通称Wi-CAN Project)」
千葉・中央/千葉市美術館サイト
http://www.e.chiba-u.jp/wi-can/

というプロジェクトに参加しています。当初、サポート&千葉大とのコネクション作りとしての参加でしたが、急遽僕もビデオ作品(3分)を制作する事になりました。"command N"のディレクションにより各作家の作品を一本のDVDまたはVHSにまとめ、10月10日以降エリア内に改装オープンした通称アートフロア及びエリア内商店の多数のモニターにて上映されます。

ビデオの完成はまだかかりますがプロジェクトとアートフロアのオープニングパーティが明日09/19(日)17:30より行われます。もし来てくださる方がいれば僕まで連絡ください。ご案内します。千葉市美術館の近くです。

浅野純人展/家入社長

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同研究室の浅野くんが個展をしています。

浅野純人個展
2004.9.15(wed) ~ 9.25 (sat) 12:00-19:00 (19日のみ休廊)
@Gallery-58
東京都中央区京橋3-7-13 三成ビル1階
東京メトロ銀座線京橋駅2番線出口より徒歩3分
9/23は演奏とのコラボレーションもあります。

堀内カラーの目の前です。昨日はオープニングパーティだったので我々中村政人研究室も谷中でのリサーチ、ミーティングの後駆けつけました。会場は浅野くんの出身の福岡漬け。「~~と。」と福岡、博多弁が飛び交ってました。そしてそこに一人どこかで見た事ある人が。あれー、ひょっとして...

そう、激安レンタルサーバー"ロリポップ"、無料レンタルブログ"JUGEM"、"キヌガサ"でおなじみの"paperboy&co."社長家入さんでした。「家入って人のブログ」でも様子が見れます。

僕もブロガーのはしくれ、すぐ気付いたのですが周りは「家入くん、何か社長やってるらしいよ。そういえば家入くん予備校全然来なかったね。」という感じにしか思ってない様子。知り合いでない僕が知ってると言ったらびっくりしてました。

秋はかるた。

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友人のこばやしなつこa.k.a.ナツンコがオリジナルかるたによるかるた大会をします。もうかるた?と気が早い感じもしますが、秋の夜長のお供にどうぞ。プロデュースは中村ケンゴ氏!実は、僕もこばやしなつこさんも、ケンゴさんも東大病院小児科での「めだかの学校」で一緒にワークショップをやっているのです。

【中村ケンゴ produce 「こばやしなつこ式かるた大会」】
中村ケンゴ(司会・読み人)/こばやしなつこ(かるた制作者、審判)
ゲスト:松田太郎(読み人、BGM担当)/スペシャルゲスト:川村龍俊(読み人)

2004年9月26日(日) 午後5時開場
入場無料/パーティー用の差し入れよろしく!(主にお酒や食べ物)

17:00 開場
17:30 開始
19:30 パーティー+オークション
※かるた大会ですので、お召し物にご留意ください!
地図等は→http://www.st.rim.or.jp/~mal/Cafe/


目黒区民ギャラリーへ、植田君ほかグループでの"social monologue"展を見に行ったのだけど、彼には会えず(知ってたけど)、隣の目黒美術館が面白そうな企画だったので入った。

色の博物誌 黄 地の力&空の光」 9/8(水)まで
 目黒美術館HP(http://www.mmat.jp/)から

目黒美術館が12年も前から行ってきた「色の博物誌」シリーズの最終回である。館に入ったら、こうさぎのyukinohi さんや、磯、モーゼ(本名)にばったり出くわした。

黄色の色素、顔料の素になる鉱物や、植物から、絵画、インスタレーションまで「黄色」をとにかく集めてある。それはなかなかの光景で、黄色が他より特殊な性格を持っているのを実感させられる。

人気のヴォルフガング・ライプの"rice-meal"(ケンジ・タキギャラリーのもの)もあらためて見ると、その静謐さの力を感じるのだけど、今回自分の中で面白かったのは、鉱物と土。栗田宏一の"Soil Library 1000 Yellows"は日本の各地で集めた1000種類の黄土をビンにつめたものをグラデーションに並べているのだけれど、その土の色の豊かさには圧倒された。ビンをよく見ると上に採集地のラベルが貼ってあるのだけれど、色が近いのと、土地が近いのはあまり関係ないらしい。そして、"黄鉄鉱(Pyrite FeS2) ボリビア産"という鉱物の標本に見入ってしまった。ただの標本である。だけど、立方体、8面体、五角形の12面体で出来た結晶のその造形だけで十分だった。これは一見の価値がある。

Dancing In Your Head 小金沢健人(こがねざわたけひと)/資生堂ギャラリーを見た。
 →http://www.shiseido.co.jp/gallery/current/html/index.htm
小金沢さんはベルリン在住のビデオアーティスト、今回の資生堂ギャラリーでの個展が日本で始めての個展になります。作品は3つ。そのうちの一つ、展覧会のタイトルにもなっている"Dancing In Your Head"がとても面白かったので、忘れないうちに。
 以下ウェブページより

 「Dancing In Your Head」は小金沢自身がワイングラスや調理器具、文房具や野菜など身のまわりにあるありふれたものを使って音(例えばワイングラスにワインを注ぐコポコポという音など)を出し、音楽をつくろうと試みた作品。ギャラリーの大展示室の3面にひとつずつ、全部で99×99×99パターンの映像をランダムに投影しますので、さまざまな音が違った組み合わせで響きあいノイズを発するような状態になります。うまくタイミングがあえば全ての音が一定のリズムを刻み、民族音楽やテクノミュージックのように聞こえたりするかもしれません。

Yahoo!ニュース - 海外 - 共同通信

ムンクの「叫び」強奪 オスロの美術館

 現場に居合わせたフランスのラジオプロデューサーによると、美術館の見物客の前で武装した犯人グループが美術館のスタッフを脅した上で、盗み出したという。
 このプロデューサーによると、同美術館には絵画盗難を防止する装置も警報ベルもなく、絵画は金属線で壁に掛けられていただけだという。

これはショッキングなニュースだ。ムンクの「叫び」といえば、美術だけなくて、精神科医が時々引用したりするような知名度と人気の高い作品だ。それがたいしたセキュリティもされずに公開されてきたなんて...

マンガ「ギャラリーフェイク」のように、今回のムンクの作品群もブラックマーケットで流れて知らないところで一人の鼻持ちならない金持ちの手に渡っていくのでしょうか?

植松知祐展 In the Sunny Stream

一大画廊地帯である、京橋。ギャラリーb.トウキョウという所で、友人が初個展をやっているので行ってきた。

彼とは予備校で現役の時仲良くなってからの付き合い。といっても現役でさらっと多摩美大に入ってしまった彼と、浪人をうだうだやっている自分とはそんなに会う機会はなかった。家が近所なので五反田で二人で飲んだことがあったっけ。

彼の絵を見るのも予備校以来なんだけど、何というかちゃんと絵描いてるんだな、と思ってちょっと羨ましく思ったりもした。ゆっくりとした彼らしい絵だった。自分はこれから何枚絵を描くのだろう...

 8月16日~28日まで。京橋GALLERY b. TOKYO

P3さんの方で面白い展覧会があるので、紹介します。

金門トーチカ芸術館ー18の個展
蔡国強を総合ディレクターに迎えてかつて台湾と中国での冷戦の象徴であった金門島2000基のトーチカを舞台に、両国から18組のアーティストを招いて軍事基地から文化発信基地へ劇的に変容させる試みです。

 2004年9月11日~2005年1月10日

場所が日本ではないので興味があっても簡単に足を運べるわけには行かないと思いますが、中国に行かれる機会があれば、行かれると面白いのではと思います。

尚、9/11のオープニングにあわせ、P3さんの方で通訳、スタッフ付きの現地でのツアーも用意されているようなのでそちらもチェックしてみてください。
P3 art and environment

< この記事は以前"Web of Activities"に書いたものです。 >

オテサーネク/ヤン・シュヴァンクマイエルオテサーネク
チェコの映画監督ヤン・シュヴァンクマイエルの作品(2000年)。チェコの民話をモチーフに、彼独特のブラックユーモアと、滑稽さを現代の寓話として描く。

シュヴァンクマイエルの作品を見るのは久しぶりだけど、あらためてその独特のセンスにやられる。

M1,MRの受難は続く。

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m1village.jpg

2日、M1,MR併せて14ユニットを移動。このプロジェクト当初からどこに置くか等常に問題をはらんで来た。先月やっと居場所を見つけ、落ち着いたと思ったら、また移動である。今度はこんなキャンプ場みたいな所に。大体ここ何に使うつもりだったのか...

もうさすがに移動はないだろう。もうM1が空を移動している姿を見ても、何も驚かなくなった自分に気付いてちょっと寂しい。

REAL TOKYOにて紹介中!

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アートフリマ at REDCUBE 続報です。

REAL TOKYOにてイベント情報UP、今日から公開されています(もちろん今日はトップにて)。そして写真は私近藤圭、サラエボで土地を耕している物です。第2部にてサラエボプロジェクトの紹介をさせていただく事になっています。

ということで、サラエボに興味ある方、昭和40年会ファン、グラインダーマンファン、中村ケンゴファンの皆様、会場にて是非お待ちしています。

僕は、サラエボプロジェクトカタログ(予価500円)、「slow food」DVD(サロン・ド・プランタン賞・予価2000円)他用意してお待ちしています。トークの準備やらもしないといけないので結構大変ですが...

redcube

VOID chicken新刊7号発刊を記念して、
夏バテ気味の東京のアートシーンに一風の涼しい風を感じてもらいます。
フリマ参加の作家同士の交流と、特別企画として若手作家の
アートプロジェクトの記録ビデオの上映とトークを行います。
ボスニア内戦の傷跡がまだ生々しいサラエボで、
どのようにプロジェクトは進んでいったのか…。

というわけで、前にも紹介した VOID chicken 企画のイベント第2部においてサラエヴォでのプロジェクトについて話をさせていただきます。

第1部と併せてよろしくどうぞ。みんな知ってる昭和40年会、グラインダーマン、P3 & art environment などバラエティ豊かなメンツでお迎えいたします。僕は、「slow food」DVD、サラエヴォのカタログ(2003)など売りますので是非!

redcube

VOID chicken新刊7号発刊を記念して、 夏バテ気味の東京のアートシーンに一風の涼しい風を感じてもらいます。
フリマ参加の作家同士の交流と、特別企画として若手作家のアートプロジェクトの記録ビデオの上映とトークを行います。

ボスニア内戦の傷跡がまだ生々しいサラエボで、どのようにプロジェクトは進んでいったのか…。

今年もサラエヴォでのプロジェクト開始、日本からもメンバーがサラエヴォに出発していきました。僕は今年は日本にいるのですが、VOID chicken 企画のイベント第2部においてサラエヴォでのプロジェクトについて話をさせていただきます。

第1部と併せてよろしくどうぞ。みんな知ってる昭和40年会、グラインダーマン、P3 & art environment などバラエティ豊かなメンツでお迎えいたします。僕は、「slow food」DVD、SICEのカタログ(2003)など売りますので是非!

< この記事は以前"Web of Activities"に書いたものです。 >

M1群ようやく到着

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セキスイハイムM1&MRあわせて14ユニットようやく到着しました。いろいろあって予定よりだいぶ遅れましたがついに並んだわけです。写真ではどれだけ伝わるかどうかわからないけれど、かなりの壮観です。

11月に「サスティナブル・アート」展を上野、谷中エリアにて予定しています。そこでこのM1&MRの内いくつかお披露目になりますのでどうぞ楽しみにしていてください。

この丘?山?の草刈りが相当大変でした。こういう仕事は嫌いじゃないけど。水平がちゃんと出ていなくて斜めなのは愛嬌。

8/7, RED CUBE にてイベントに参加します。

Pilot Project: Summer 2004, 8/7
$アート・フリマ$

2:00-7:00PM 入場無料
企画:Bilingual art paper VOID chicken + Red Cube
$既存の敷居の高いアートマーケット$VS
$あやしいヤミの(?)アートフリーマーケット$
「美術作品の流通における経済的価値とは?」
「作品の値段はどうやって決まるのか?」
「コレクターは何を基準に作品を購入するのか?」

参加作家は、
昭和40年会(会田誠、有馬純寿、大岩オスカール幸男、小澤剛、土佐正道、パルコキノシタ、松蔭浩之)、P3 & art environment、中村ケンゴ、DVD屋.net、門脇正年&松原洋介(水墨画ユニット)、犬のジョン、コバヤシナツコ、中村友香、岡田和枝、近藤圭、菊池絵子、鈴木敦子、「助潤vホムラ(刑部勇児・馬場恒司) 、深谷直子、松本力、cotocoto、沖 高麗子、ジュエリーやさん、FADs Art Space、グラインダーマン(順不同)となっています。

.automeal プロジェクト

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mealcapture.jpg

今進めている新しいプロジェクト「.automeal」のブログを作りました。
ケータリングサービス+「食べる」にまつわることをいろいろ探ります。いずれケータリング仕事のポートフォリオなどコンテンツ用意しますが、まずはここで準備です。

このプロジェクトは3人(中山・高岡・近藤)で進めています。

土曜日、水戸まで行ってきた。「lonely planet 孤独な惑星」 水戸芸術館現代美術ギャラリー。

水戸は遠い。旅行のつもりにならないととても行けない。今回はチケットを友人にもらったのだが、もちろん交通費の方が全然高い。

チャップマン兄弟。アンモラルなエグさはいつも通りだけど、ついこの間のアメリカ軍によるイラク人捕虜虐待の写真を思い出させられる。ついに現実のひどさはチャップマン兄弟に追いついてしまった。

一番面白かったのは、oliver payne & nick relph オリバーペイン&ニック・レルフの「ミックステープ」というビデオ。前後の関連を否定するもしくは、分断するように意味も無意味も同等に繋げられたその映像の断片。執拗にループする音楽との効果がとても良かった。こういうヒップホップ的な構築感覚、制作姿勢はまだ一般的には評価をされていないように思う。

日常ジャンクション

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もうひとつ、「日常ジャンクション」。4月にも代々木でやっていたゆうらん=中村友香を含む油画3研M2の4人展。

ゆうらんは、去年くらいからのものは展示のたびに見ているし、他にも会うことがあるので知っているのだけれど、他の3人は特に面識もないので今回見たのが初めて。みんな平面だった。

 東京芸大大学会館 6/4(金)まで

と、昨日今日は知り合いの展覧会めぐり。自分の準備も進めていかねばね。

今日は、中庭産業の蓮沼とも繋がりのある、山中の個展へ。

彼とは中高一緒で先に芸大油画科に入られた因縁(?)もあったりする。先に始めていた自分が一次も受からなかったのに、現役でさらっと入ってしまった彼はその後しばらくプレッシャーでもあった。(そして自分は3年後にやっと入れたわけだ)

山中の作品をちゃんと見るのは初めてなんだけれど、彼らしいと言えば彼らしい。新しいスタート地点として、6年前の作品を再制作することから始めているあたりは、自分にもピンと来る。自分もそういう感覚を持っているから。

制作を再スタートした山中は、また自分にとって刺激を与えてくれるのでしょう。ライバルなのか、目の上のたんこぶなのか、それとも...

 gallery J2 6/6(日)まで。

中庭の産業 / 蓮沼昌宏展」、白金のギャラリー・レストラン・バー Zodiac 。

物見遊山~最近動いているプロジェクトでも一緒にやっている蓮沼君の個展。Zodiac の辺りは自転車でよく通るなじみのある辺り。今日ランチの時間に初めて入ったが、なかなか明るくてきれいなお店。彼の鳩追いかけてる作品もちゃんと見るのは初めてだけど、以外に店の雰囲気に合っていて場違いな感じもしなかった。

ランチは1時過ぎに一人で行ったのだけれど、メニューがもういくつか切れていて残念だったけど、そんな中から頼んだポークソテーもまあ良かった。でも、こういう店一人でランチするのはなんだか落ち着かない。カフェタイムなんかも良さそう。

 Zodiac GALLERY RESTAURANT WITH BAR

Yahoo!ニュース - エンターテインメント - 日刊スポーツ

サトエリ1枚300万円! コスプレ写真販売

タレント佐藤江梨子(22)のコスプレ写真に300万円以上の値が付き、米国などで販売されることになった。20日、現代美術アーティスト村上隆氏(42)の「サトエリKo2(ココ)ちゃん」が都内で発表された。佐藤がナース、女子高生、悪魔などにふんした等身大の写真で、24日から都内のギャラリーで展示されるほか、来年にはニューヨークやパリで開催される村上氏の個展で販売される。

作家としての村上隆について、コアに美術をやっている人ほど、触れたがらないか、やっかみのような発言になってしまうもの。僕もうまく言う言葉はないけれど、いいじゃないですか。今、作品をそんな値段でちゃんと売れる人がいると言うのは。どうなんでしょう。

< この記事は以前"Web of Activities"に書いたものです。 >

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4泊5日(+夜行バス)の「氷見クリック」合宿も昨日の永芳閣での関係者へのプランニング・プレゼンを無事終え、今日東京へ戻ります。よそ者(氷見にとって、美術の方からとして)である自分たちだからこそ見えてくるもの、気づいたものを提案していくのが目的です。それこそ「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」式に具体化していく、もっといいプランを出していくには5日間はどうしても短い。これから継続的に続けていく仕組み、一人でも多くの人に理解してもらえるような関係を作っていくことが絶対必要でしょう。

それにしても今回は永芳閣さんにとてもお世話になり、大変な贅沢をさせていただきました。もちろん三ツ星!

これから東京へ、現実の自分の生活へ戻っていくのが恐ろしい...冷蔵庫の中なんて何も入ってなかったしなー...

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 今日セキスイハイムM1の実際に住まわれていたものを解体する現場に立ち合わせることができたわけなんですが、住宅地の中を一個の住宅(ユニット)がクレーンに吊り上げられ、空を移動していくさまはかなりの迫力で引き込まれながらデジカメを連写していました。空を移動する住宅を見たことある?

 その後、M1,MR,M2,M3を経ての現在のハイムユニット製造工場も見学。ここは残念ながら写真はNGでしたが、なかなか面白い。

 あまりM1でググっても上のほうにぱっとした情報はないけれど一応ここを。
 セキスイハイムプレスリリース

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北京の坂根さんから情報

北京大山子地区にある798工場跡地で第一回北京大山子アートフェスティバルが開催されました。
詳しくはこちら↓
http://www.diaf.org/
去年の第一回北京ビエンナーレに続いて、北京でもやっとアートのお祭りが始まってきました。
上海に負けないようにがんばれ北京アート事情!

テキストがみんな漢字だと一瞬文字化けしてるかのような錯覚がしますね。

< この記事は以前"Web of Activities"に書いたものです。 >

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「プロパガンダ 1904-1945 新聞紙・新聞誌・新聞史」
本日より東京大学総合研究博物館にてスタートした「プロパガンダ」展にてオープニングパーティを担当しました。料理は中山さん、セッティング・プレゼンは近藤によるオープニングパーティのケータリング企画です。「物見遊山」からの流れで今回やらせていただいた訳ですが、自由に任されたこともあって、なかなか好評でした。助っ人を頼まれてくれたトンちゃん、山口君、リクモ、太一どうもありがとう。

今後、"A Different Design"の活動の一つとしてオープニングパーティのケータリングなどをはじめとして「食」ということを扱って行こうと考えています。これは個人のプロジェクトではなく、数人で動かしていくものになるのでこれからの展開についていろいろと準備をしています。

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月曜になるが、友人二人(中村友香こばやしなつこ)の「それぞれの日常点」に行ってきた。場所は代々木駅からすぐのギャラリー千空間。

自分はもうあまり絵を描かないので平面をちゃんとやっている人が身近にいると頼もしいと思うことがよくある。もちろん絵を描くことも好きだから。この二人とはめだかの学校も一緒にやっていたり、他にも今準備中のものがあったりします。関係ないけどこういうオフィスが持てるようになりたいと少し思った。

会期は今週日曜4/18まで。
ギャラリー千空間 渋谷区代々木1-28-1 03-5350-8330

東京大学総合研究博物館
来週4/12(月)で終了なのと、本郷に用があったので前から横目で見ていた「石の記憶-ヒロシマ・ナガサキ」を見た。東大なのでこれも無料。
「人類初の状況下」である、被爆調査を行う事になったとき、どうするか。それを行った渡辺武男教授(故人)は、

被爆調査と同じ方法で行った。・・・・・・・普段の地質調査で使い慣れた道具をそのまま用いている。」

初めての、今までは想像もつかなかった世界で行うこと(=行えること)はやっぱり自分のやってきた手段しかない。そこから始めるしかない。初め、始め。その地道なリサーチからしか意味のあることは出てこない、ということを自分とは全然違う分野の、しかももっと前の世代の、さらにちゃんと結果を残している人に見つけられたことが良かった。サラエヴォもボストンも自分に始められることなんて一つしかなかった。

それから、カメラ好きの人にもほんのちょっとだけアピールできるところが。故渡辺教授が調査に使っていた戦後直後のライカ(板金のバルナック、IIIa?+エルマー50mm)も貴重な被爆資料と一緒に並んでいる。そのそこそこきれいなカメラもカメラ屋よりも近い距離で360°から見れますよ。まあ、銀座や新宿でも見れますが。それにしても

調査当時は戦後直後で物資が乏しく、カメラフィルムは1本の値段が本郷界隈の1ヶ月の下宿代に相当...

今は幸せな世の中だ。

空×屋上=?

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知り合いが数人関わっている「Sollaboration」の案内が来ていたので、ソラボレーション日和の快晴の今日行って来た。昨日は雨で一日、気分がぱっとしなかったけど、今日は朝からの気持ちいい天気。空がきれいだ。

会場のリビングデザインギャラリーにも屋上、空があればもっと良かったのに、と思うがそれは贅沢か。建築ということにあまりとらわれないで、素直にいろんなプランニング、ちょっといいものの提案など楽しめた。

空...
気球に乗ってどこまでも」とか、「翼をください」とか、R&Bだと "SPREAD MY WINGS / Troop" とか、みんな好きでしょう。

というわけで、展覧会の紹介です。どうぞ。

Sollaboration 展
空×Collaboration = ソラボレーション
2004.4/1(木)~4/13(火) 10:30-18:30 [水曜休館]
新宿パークタワー内
リビングデザインセンターOZONE 6F


いろいろログやら Google やら見てたらつい最近気付いたのだけど、excite のカテゴリに登録されてました。

カテゴリ>芸能と娯楽>文学&舞台&アート>美術>現代美術>アーティスト

というなかなか深いところ。excite がカテゴリに使っている "looksmart" (msnも採用)は登録申請(エキスプレス)が有料なので申請した覚えはないのでなんか得した気分。素直にうれしいなー。Yahoo! のように連絡はくれないようだ(自分のサイトはYahoo! に過去2度申請をしたけど載せてもらってない)。

それにしてもこの現代美術アーティスト45名が、森村泰昌、村上隆、奈良美智、折本立身、川俣正、岡本太郎、小沢剛...とそうそうたる顔ぶれ。上等!これからですよ!

それぞれの日常点×2

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友人の展覧会の紹介を。

それぞれの日常点① 中村友香展
それぞれの日常点② こばやしなつこ展
ギャラリー千空間 2004/4/11 sun - 4/18 sun

それぞれのWEBはこちら。

今度はICCでの「百聞は一見にしかず-21世紀の新しい表現の作法を求めて」を見てきた。シンポジウムのタイトルには「クリエイティブ・コモンズ」、「まんがの文法を知るために」、「見ることは信じること?」など魅力的なものが並ぶが、展示自体はボリューム的に物足りない。

「目カメラ・ワークショップ」で八谷和彦「視聴覚交換マシン」を実際に体験できたのはちょっとうれしかった。二人ペアで行い、相手が見ている光景を見るのだけれど自分の動きと見えてる世界のギャップ、自分を自分で客観的に見るその体験はなかなか面白い。ICCに行くときは一人より二人。

ICC HIVE MAVEN は全然期待はずれというか、完成度が低い。まだ開発中ということらしいが。

10(水)森美術館、「六本木クロッシング」へTTと。

期待できる名前が結構あるので楽しみにしていたが、展示室に入って見ると機材セッティング調整中で見れないものが多かった。昨年のヴェネツィア・ビエンナーレ日本館もそう(他国のパビリオンは殆どなかった)。恥ずかしく思う。期待していた名前の中にも見れなかったものが多い。

結論から言うとオープニング展の「ハピネス」より100倍面白い。「個の共鳴 Resonating Individuality」というある意味ずるいとも思えるテーマ設定で成功しているのでは。こういうものは一つの通奏テーマの選択で内容の幅も説得力もまるで変わってくるからだ。
その中でも1番良かったのはヤノベケンジ!彼の根本にある大阪万博後を扱っている作品とその周辺のビデオ、ドローイング。万博記念公園の二つの塔の異様さにいまさらながら気付かされながら彼のドキュメントとなっているビデオ(結構長いものだが)をまるまる見てしまった。さらにその先にあった「森の映画館」のテンションの高さにやられた。ドローイングはこっちの方が面白い。「森の美術館」で見られる「森の映画館」。本当は大人はちゃんと見れていないのだけど。

他に気になったものをザーッと。
オノデラユキ。彼女の作品としては新鮮さは感じないが写真のプリントをここまで異質な空気感に見せられる力量はさすが。畠山直哉。かなり好きな写真を使う作家なんだけど今回のは瞬間のリアリティがいまいち。一番期待していただけに少し残念。中西夏之。この人はどこでやっても一緒。それもまたすごいことなんだけど。深澤直人。彼の「非常誘導灯」が今回の中で一番笑えた。ネタ的にはWEB上にいくらでも転がっているものなんだけど。

でも、森美術館の展示のカタログって絶対欲しいと思わないのは何でだろう。買わせる何かが絶対に足りない。出口までの間にいくらショップを並べても客はそんなに簡単ではないですよ。

物見遊山&芸大卒展

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「物見遊山 出会いのカタチ」ついにオープンしました。3/14までの会期中ぜひお越しください。上の部屋をはじめいろいろな仕掛けと標本、トコ社員があなたをお待ちしています。

芸大卒展にお越しくださった皆様どうもありがとうございました。おかげさまで作品「slow food」もかなり注目を集めていました。

今後も頑張りますのでよろしくお願いします。

中国の小さなおバラ子

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いつもそうですが、更新が滞っているときは制作に夢中&追われているときです。現在は「物見遊山」に向けてこんな感じで進行中。チームでやってますが部屋がものすごく甘い匂いになってます。

richter.jpgゲルハルト・リヒター 写真論・絵画論
Funk'n Blog さんの記事にトラックバック。
ゲルハルト・リヒターは今絵画と関わって作品を作っている人には、もちろん好き嫌いこそあれ、意識したことが無い筈はない(ってわかりにくい)作家。最近流行のリュック・タイマンスだって、ジュリアン・オピーだってリヒターがあってだと思う。(個人的には)

今ではまるで絵画・平面作品を作らなくなってしまった僕も「リヒターがいるから絵を描こうと思う、描けると思う」時期があった。現代美術やらなんやらの中で、リヒターみたいに平面でこれだけトガッった仕事が出来る人がいる、そしてちゃんと評価されていると言うことはなんだか励みと言うか、拠り所になっていた。感謝してるんですよ。

リヒターというと写真をモチーフにぼけてる絵が有名だけど、絵の具の物質感を最大に使ったドローイングや写真のインスタレーションだって素晴らしい。リヒターが向き合ってきた「絵画」と「写真」の問題は現在でも、これから作品を作っていく人、見ていく人に参考になるところは十分にあるはず。

ただ、この本中のリヒターの主張、コンセプトは一貫しているとはいえないし、矛盾しているところもある。でも、それが作家のリアリティと言うもの。

卒業制作の内覧会も無事終了。

ゲスト評論家・キュレイターのとして建畠哲さん、長谷川祐子さんにもコメントをもらったが、うーん。卒業制作展の一般公開がこれからなので内容はまだあまり明かせないけど、両氏とも「ビデオはきれいですごくいいけどね」と「けど」がつくところが...でも自分の中ではその「ちょっと...」と言われてるところも重要なのだ。ビジュアル的なきっかけだったり、イメージソースと言うか、美術史・映画史にリンクしていく点として...建畠さんも長谷川さんも世代がやっぱり違うし、「横浜トリエンナーレ」も去年の「ヴェネツィア・ビエンナーレ」もピンとこなかったし。キュレイターにコミットすること考えてたら作品なんて作れないからいいのだけど。

ちょっと内容がわかりにくいエントリーだな。

芸大卒業・修了制作展

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今年も東京芸大の卒業・修了制作展があります。
会期は2/21(土)~26(木)、会場は東京都美術館、東京芸大構内、大学美術館になります。

ここのメンバーのうち五人が今年で卒業となるので、当然ですが作品があります。サラエヴォの体験が少なからず影響している作品もありますので、よろしかったらどうぞ。「芸大生なんて所詮こんなものか。」くらいに思ってもらえればいいです。

あまり情報はないですが一応インフォメーションはここ。
http://www.geidai.ac.jp/topic/sintyaku_kiji/20031225/03sotu-ten-ueno.html

< この記事は以前"Web of Activities"に書いたものです。 >

TV東京、BSジャパンにて放送している「美の巨人たち」(EPSON MUSEUM)。今日の放送がフランク・ロイド・ライトの帝国ホテルだったので久しぶりに見た。

イランの大地震のニュースの衝撃がまださめない時分、ライトの建てた旧帝国ホテルが関東大震災の日に完成レセプションを準備、全く無傷でいた事に驚いた。

もう3年前になるけれど、ボストンにてハーバードのGSDの学生達と一緒にプロジェクトをしていた頃、建築に興味を持っていて、フランク・ロイド・ライトに、ル・コルビジュエ、レンゾ・ピアノ、ドミニク・ペローなんかのカタログをバーンズ&ノーブルやハーバード・スクウェアの本屋で集めてたことなんかも思い出した。ちなみにそのとき毎日通っていたハーバードのギャラリーがある棟(カーペンター・センター)の設計はル・コルビジュエ。北米で唯一のコルビジュエ建築。

自分の仕事に建築的な要素はあまりないけれど、その体験は確実に基本にもっているつもりだ。

物見遊山/TO.CO

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ここ Web of Activities 椎間板ボスニア のメンバーのうち二人が関わっているプロジェクトです。2/28~3/14まで、東京大学総合研究博物館小石川分館にて展覧会をしますのでよろしくどうぞ。

< この記事は以前"Web of Activities"に書いたものです。 >

物見遊山展/TO.CO.

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物見遊山展 - 出会いのカタチ」のサイトができました。
東京大学博物館工学西野ゼミ、東京芸術大学川俣ゼミ有志による、博物館や標本の意味を書き換える試みです。
また、このプロジェクトは「物見遊山展」終了後も継続してやっていく予定です。

会期は 2/28 - 3/14 までの2週間。入館料は無料です。よろしくどうぞ。

平和祈念公園内の平和祈念資料館、名護博物館などが良かった。
最近、東大博物館とその小石川分館に深く関わってきているが、博物館をちゃんと評価するためには他をちゃんと見ることが大切だと確認した。平和祈念資料館と名護博物館では予算の規模も訴えるテーマも大きく違うわけだけれど、その展示(インスタレーション)の丁寧さ、面白さ、親切さなどかなりピンと来た。特に平和祈念資料館のインスタレーションには正直感動さえ覚えた。

小石川分館の不親切さや、無責任さはそれ自体ゆえにユニークだし、見る側に想像させる余地があって、アート的な面白さはあるんだけれど、それは見せる側(アートだったらもちろんアーティスト)の傲慢と自己満足に紙一重だ。どっちがいいかは正直わからないし、その時その時、人それぞれでどっちも正解になりえるだろう。

博物館もアートも、ある程度学術IQ、美術IQ的なレベルを要求して、それを持っていないとまるで意味を成さないものであれば、それはとてもつまらないと思うし、寂しい。

「パトリシア・ピッチニーニ WE ARE FAMILY」展、東京は品川、原美術館にて。
今年のヴェネツィア・ビエンナーレで注目を集めたオーストラリアの作家の巡回展というか、報告展。

「心を掻き乱す」ほどの精緻なリアリティで作られた異形の生物のインスタレーションにて、「現代の医化学に対する畏れと警鐘を」扱っているピッチニーニだが、この夏のヴェニスで公開されたものと内容自体は全く一緒。ビエンナーレの金獅子賞審査の時にも引っ掛かったらしいのは、作品のスタイルとして似通っている作家がいるということ。これはロン・ミュエクのことなんだけれど、ロン・ミュエクは実在の人間を扱っているけれど、サイズを操作している。また、「染色体についての倫理的な問題」という理由で賞の候補から外れたMichal Rovnerとも共通項があると思う。
作品のその妙なリアリティについては実際見てもらう他ないんだけど、僕にはやっぱりリアリティは感じられなかった。

もう一つ気になったのは、作品を近くで見るために靴を脱ぐことを強要されること。ヴェニスでは靴を脱ぐ必要がなかっただけ、ちょっと違和感を覚えた。

< この記事は以前"Web of Activities"に書いたものです。 >

物見遊山展ミーティング

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東京大学博物館小石川分館において来年2月末から3月にかけて「物見遊山展」という展覧会を東大×芸大でやります。博物館学、あるいはアートプロジェクトの役割、意味、美術と教育などを考えて来た東大サイドと、フィールドワークなどを通してプロジェクトを実践、あるいはそれぞれが制作をしてきた芸大サイドが有機的に絡む事により、新しいサステナブルな関係が生まれていく事を期待してやってきています。

まだまだコンセプト・意義はつめにつめていかないといけないのだけれど、ちょっと中間報告です。

Pheromone/House+

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もう先週になるけれど、六本木ロアビル12F「House+」でのクリエイティヴマーケットの時のもの。
フェロモン」のメンバーが参加していた。

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旅 「ここではないどこか」を生きるための10のレッスン
東京国立近代美術館

「外国への旅の道連れたらんことを希う懐中アントロジー」 滝口修造

ここではないどこか

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旅のチケット

旅 「ここではないどこか」を生きるための10のレッスン』。タイトルに「旅」とあるとどうしても気になってしまう。それにこれのポスターやチラシのセンスが自分にぴったり来た。実際、チケット、会場案内、カタログと全てボーディング・パスやパスポートなどをイメージしてトーンが統一されていたのはなかなか気持ちよかった。カタログはサイズが小さいため、凝っているわりには900円と安い。みんな買っていたようだ。大体、展覧会のカタログは高いので、その辺りもちょっとした差別化というか、ポイント高いところ。

エキシビションの中身だが、全体としては非常に静かなテンションなのだが、感じがいい。滝口修造の『リバティ・パスポート』、小野博の『When Tomorrow Comes』、ペーター・フィッシュリ&ダヴィッド・ヴァイスの『エアポート』などが良かった。僕自身、空港では必ず飛行機の写真を撮る。これから始まる旅への感情と不安、あるいは慣れない居心地の悪い場所で持て余した時間。そういえば、ヴィム・ヴェンダースも飛行機の窓から翼越しに見える空をカメラにおさめて、「こんな映画が撮れないものか」なんて言ってたっけ。

オープニングパーティ

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美術の世界では展覧会をする時、それがギャラリーのような場所であるとたいてい初日にオープニングパーティというものをします。作家がお客に対して簡単な食事や飲み物を振舞いながら挨拶をして回ったり、来場のお礼をしたりします。あるいは特別なフィルムの上映をしたり、パフォーマンスをしたり。

サラエヴォでの"SICE"展でももちろんやりました。サーブしたのは中華料理で、箸で食べてもらいました。日本料理店がサラエヴォになかったもので。下の"日本人?"でも触れられていますが、サラエヴォの人たちの中国への感情は微妙なものがあります。最初はみんな中華ということで手を出そうともしないのですが、段々中華の色鮮やかな魅力には勝てず、最後にはみんなきれいに食べつくしてしまいました。中国も悪くないでしょ?ダミエル君(仮)。

ちなみに上の写真はそのときのもので、みんな踊りまくってます。右奥にいるシェイラは「何でだろ~、何でだろ~」とうたってます。来年サラエヴォに戻ったら流行ってたりして。

オープニングパーティ

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美術の世界では展覧会をする時、それがギャラリーのような場所であるとたいてい初日にオープニングパーティというものをします。作家がお客に対して簡単な食事や飲み物を振舞いながら挨拶をして回ったり、来場のお礼をしたりします。あるいは特別なフィルムの上映をしたり、パフォーマンスをしたり。

サラエヴォでの"SICE"展でももちろんやりました。サーブしたのは中華料理で、箸で食べてもらいました。日本料理店がサラエヴォになかったもので。下の"日本人?"でも触れられていますが、サラエヴォの人たちの中国への感情は微妙なものがあります。最初はみんな中華ということで手を出そうともしないのですが、段々中華の色鮮やかな魅力には勝てず、最後にはみんなきれいに食べつくしてしまいました。中国も悪くないでしょ?ダミエル君(仮)。

ちなみに上の写真はそのときのもので、みんな踊りまくってます。右奥にいるシェイラは「何でだろ~、何でだろ~」とうたってます。来年サラエヴォに戻ったら流行ってたりして。

< この記事は以前"Web of Activities"に書いたものです。 >

東京オペラシティアートトギャラリーの『ジャン・ヌーベル展』へ。最初の部屋から、壁をとてつもない量のポジフィルムが埋め尽くし、さらに上の方でスライドがガチャガチャ切り替わる空間になっていてなんとなくすごい感じにさせられる。次にどんどん進んでいくと、キヤノンの協力で用意されたデジタル出力のプレゼンテーションの写真、ドローイングで、ジャン・ヌーベルの実現したプランも実現しなかったものも暗い部屋に浮かび上がってくる。こういうインスタレーション(プレゼンテーション)の仕方は、いかにも金がかかっていそうで憧れるところでもある。

ここのところ、自分の作品の軸のキーになりそうなのが「スローフード」。都会人のいかにもカッコよさそうなライフスタイルを表す言葉としてではなくて、もっと複雑な気持ちをこめて扱おうと思っている。

有楽町、東京国際フォーラムでやっている『人体の不思議展』が面白い。今回の大きなウリになっているのは、実際に触れることのできる標本が一体と、手に載せる事ができる脳の標本があること。もちろん触ってきた。会場に入ってまず驚くのは入場者の7割ほどが若い女性であること!そしてみんなニコニコ幸せな顔をしていること!!やっぱり女性の方がこういうものに強いのだろうか?普段は絶対に見ることができない体内を開いてみることだけでも十分なのだが、その展示の仕方やポーズなどがなんともいえない。センスのいいインスタレーションになっている。興味ある人もそうでない人もこれまで見ていない人は見るべき。損はしないでしょう。

その後、小石川にてプロジェクト打ち合わせ、そしてその後いつものように飲んだのだが、飲みすぎ、盛り上がりすぎで終電で最寄り駅まで帰ってこれない、しかも『人体の不思議展』のカタログをどこかに置いてきたらしく、今日鞄を見ると入ってない!こんなことも久しぶり。前はよく鞄ごと無くしたりしたのだけどね。

昨日、奈と六本木ヒルズ、森美術館へ行ってきました。若冲からジェフ・クーンズまでの幅の広さと、新しい森美術館のオープニング記念展として注目を集めている『ハピネス : アートに見る幸福への鍵』を見るため。

時代も地域も限定しない幅広いセレクションと新しい「ハコ」としての美術館についてだが、バランスの悪さが気になった。あえて同じ展示に若冲や書、シヴァ神像から、カバコフ、川俣正、ダン・フレイヴィンまで集める事に面白さは見出せなかった。「ハピネス」という非常に抽象であいまいで融通の利くテーマをいくつかのキーワードを巡る旅になぞらえているわけだが、どうも僕にはピンと来なかった。そして知っている作品が多かった事、核になるべき作家の作品の薄っぺらさもがっかりしたところ。

横浜美術館にて「中平卓馬 原点復帰-横浜」。"provoke"の頃、「来たるべき言葉のために」の頃のものよりも、写真自体は最近の(記憶を失ってからの)カラーのものの方が好きだ。気になったのは展示の仕方。過去に彼自身が行なったインスタレーションの記録(サーキュレーション-日付、場所、イベント)も少し見る事ができた分だけ、「新たなる凝視」のセクションのインスタレーションの仕方の中途半端さが気になった。中平自身がどこまでやっているのだろう。多分、美術館側の仕事だろう。もちろん、中平卓馬は写真家であり、インスタレーション作家ではないのだけど。

シンポジウム「アート イン スペース」(東京藝術大学・宇宙開発事業団 共同研究成果発表)。芸大側のとってつけたような中身のないプレゼンにはホントがっかり、というかやっぱり!という感想だったが、向井千秋さんとJAXA(宇宙航空研究開発機構)の吉冨さんの話、持って来てくださったビジュアル資料は眼を見張るものがあった。実際宇宙で地球を見てきた向井さんの話の静かな説得力とテンポのよさに引き込まれていった。宇宙自体の魅力ももちろん。どうにかしてこの地球を外から見てみたい。真っ黒な宇宙の中、自分の足元の方に青く光る大きな地球。想像するのと実感するのでは全然違うんだろうな。

東京大学学生との東大小石川分館を出発点としたプロジェクトもだんだん動き出してくる。こっちは来年3月頃に展示を行なう事を一応の目標としている。小石川、博物館、収集、収蔵、フィールドワーク、そんなところからお互いが一緒にやる事に意味が出てくればいいだろうと思う。

ワラッテイイトモ、

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ちょっと前の朝日新聞の記事で面白いものを見つけたのでちょっとここに。
 朝日新聞 (2003年9月25日 木曜日) 朝刊より抜粋

友人の佐藤を中心に立ち上がった企画、芸大とアフガニスタンの美術大学との交流プロジェクトのミーティング、顔合わせ。ボスニア・ヘルツェゴビナと同じくアフガニスタンにも興味があるし、いくらでも意味を見出す事は出来るからとても参加したいのだが、今夏のサラエボでの活動のドキュメントと来年の分の準備、そして自分自身の卒業制作などあって今回のプロジェクトに関しては参加はあきらめ、できる分だけ少しだけサポートすることに。本当はかなりやりたい。今日、顔合わせた程度なので、彼らのことは全然わからなかったが、やはり、タリバン後の新しいアフガニスタンの事はかなりアピールしていた。アフガニスタンも多民族国家なのでメンバーの中でも顔立ちなど大分違っていた。

ベネツィア・ビエンナーレは今回初めてだったわけだが、「こんなものか」というのが正直な感想である。もちろん挙げたような興味を持った作品、面白い作品なども数多くあったわけだが、上の3会場の他のパヴィリオンなども含めてレベルはあまり高くなかったように思う。新作ばかりでない事をはじめて知った。もう既にみんな知っている評価の定まっている作品も多かった。会場外のパビリオンを回りたくてあちこちに足を運ぶが道に迷ったりしてたどりつけない。パンフレット、カタログのマップがとても不親切。

GIARDINI DELLA BIENNALE

Ruri (Island)

 "Archive - endangered waters"
 水のアーカイヴ。引き出して見れる巨大な水のカタログ。アイスランド館全体に響く滝の流れ落ちる音、ラックから引き出した水の巨大なトランスペアレントな写真を通した自然光など、空調のしっかり効いた部屋とあいまって気持ちよく美しい展示空間を構成していた。

Michal Rovner (Israel)

 人間のグループの歩く動きをビデオで。→微生物あるいは染色体の動きをシャーレ、顕微鏡で覗き見るように。→最後の部屋では部屋の壁全面に行進する人の群れを映し出している。今回のビエンナーレで一番圧倒され、感動したビデオインスタレーション作品。イスラエル館の構造により決定される順路を効率よく使っての展開が圧巻。一番完成度が高く、個人的には今回のベスト。金獅子賞の候補にもあがったらしいが、染色体についての倫理的な問題(的外れだと思う)という理由などでもれたらしい。

ARSENALE
・MONIKA SOSNOWSKA (Poland) "UNTITLED(CORRIDOR)" installation
 パースペクティブのついた通路を設置。奥に行けば行くほど実際に狭くなっているので、すぐ向こうに見えているドアまでたどり着く事が出来ない。自分が大きくなっていくような錯覚にもとらわれる。子供が這って行くとかろうじて奥まで行ける。作品の構造自体はとても単純なものだし、誰もが一度は考えそうなものだが実際に体験してみると単純なだけでないなにかがある。
・MLADEN STILINVIC (Croatia) "DICTINARY PAIN" tempera on paper
 一冊の辞書の破かれた全てのページ、各語の意味の箇所を白く塗りつぶし、全ての語の意味として"PAIN"をいちいち書き込んである。AからZまで全語。全て"PAIN"。一見地味な作品だが、旧ユーゴのことなどが一度頭をよぎると忘れられない。
・YANG ZHENZHONG (China) "LET'S PUFF" video installation
 向かい合わせになったスクリーン2つ。街の映像(眼の高さ、歩く人々、車、建物)に向かって、反対側のスクリーンからずっと息を吹きかけ続ける。息を吹かれた街は少しだけ揺らぐ。

MUSEO CORRER
・村上隆とルイ・ヴィトンのコラボレーションによる "SUPERFLAT MONOGRAM" video
 好き嫌いの問題ではなくて、日本的な造形の平面性、ポップさ、キュートさ、そんなアニメーション的な要素の全てが適切な長さのビデオクリップに詰まっている。海外で村上への評価が高い理由が少し分かる気がする。Arsenale でただ長いだけの映像作品にうんざりしていたからよりいっそう心地よく感じられた。

"ラウシェンバーグから村上まで"と題し、これまでの絵画作品、平面作品を集めている。知っているものも多く、新鮮さは全く無い。絵画はもう他のものと切り離さないと扱えないのかと思うと少し淋しくなる。

もう卒業まで少し

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芸大卒業制作へのプラン、これまでを通してのリクエスト講評。今年から芸大の教官になった中村政人氏を呼ぶ。十分なだけの時間をとってプレゼンして話が出来たわけでは無かったが、感触はまずまず。戦略的、実際的な話のできる人だと思う。まだどういう人かわかるところまでではないけど、中村研も考えてみたい。

23(Fri.)から25(Sun.)まで新潟は松代。3年前第一回に参加した『越後妻有アートトリエンナーレ』の2期目へ。うちの教官の保科さんのエリアへ、準備やら下見やらで行って来た。僕が芸大入ってこういう仕事をやりだすきっかけになっているのが、このトリエンナーレと保科ゼミ、川俣ゼミである。それからの3年をいろいろ思い出したりもした。これからどうなっていくんだろね。

清澄白河/渋谷川

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20(日)は、二日酔いでぐたぐたの状態で、清澄白河の倉庫に展示の話しに行くが、行き違い、スケジュールの都合などでボツ。メンツは、佐藤、太一、一桝にこの日が初対面の石原君。その後、渋谷川の「フェロモン」のところへ。小雨の降る少し肌寒い中、柿崎、田口、愛ちゃんなどと久々に会う。岩井君はたまに会うから久々という気はしない。で、恵比寿に出て、ガーデンプレイス内のビアステーションで明るいうちからまた飲む。詳しくはとても書けないが、この世界の狭さを知る。

『ストリート!』 part.2 の搬入。part.1の時の展示場所は"ハナ"で今回は"トリ"。満足している。作品の内容はわかりにくいけれど、緊張感は場所に与えてると思う。今回のほうが絵的な要素が強く少しわかりやすい。「カッコイイ」と知り合いにいわれたので結構うれしい。今まで写真で作品を組む時、モノクロがメインでしか考えられなかったけれど、『ストリート!』ではカラーリバーサルからの同サイズプリントだけで構成している。少し自分なりの"カラー観"みたいなものが見えてきそうだ。

卒展から代々木の和民へ

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藝大、美大の卒展を見る。都美館というのは本当に作品をよく見せないところだ。自分も来年あそこでやると思うと気がめいる。どうしたらあの場所で作品がよく見えるかわからない。

そのあと、久しぶりの友人二人と、代々木で飲み。結構いろいろ話したなー。マジ話。ボスニアの話も二人ともかなり面白がってた。博報堂に就職だって。やってるねー。

回復か?

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風邪やら忙しかったのやらで肉体的にも精神的にもかなりめちゃくちゃでしたが、少しづつ回復してきてます。絵も一応完成。そのうちアップします。「ストリート!」part.2の写真も選んで後はラボ任せです。後、組み方しだい。

もう少し良くなったら、ボスニアweb-siteも本腰入れます。そちらもよろしく。

今ちょっと書いてたのにエラーで消えてしまった。面倒だからだいぶ簡単に書きます。

ボスニアでのプロジェクトを慎重に話し合って進めている。いい加減に済ませられることではないから本気で話し合っている。だから絶対に意味のあることにしようと思う。
『ストリート!』展がスタート。これの作品もプランがなかなか決まらず、前日に構成を変えてしまったりとJR東日本企画と上野Break事務局の担当の皆さんには心配をおかけしました。すみません。中身はどうだかわかりませんが緊張感はあると自負してます。

サバイブ

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最近、よく絵を描いている。楽しい。

FAMAが作っている、ボスニア・サバイバル・ガイドが楽しい。これ。http://bosnia.net/SSG-J/index.html

歩・いた搬入

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歩・いた第2部に搬入。当初出すつもりだった作品用の写真が思い違いで間に合わなかったので、現場ギャラリーで即興でインスタレーションする。使えるものがたくさんあって楽だったので勢いと自分の選択センスを信じて制作、完成させた。こんな活きのいいうちにそのまま出して展示するのも久しぶりだけど、本当はこのカタチでうまく決まるとすっきりして良かったりする。

洋書セールで和書を買う

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青山ブックセンター洋書セールに行った。期待してたけれど、あまり美術・写真関係は数もいいものも無くがっかり。
収穫は「Matthew barney, Tony Oursler, Jeff Wall」、「STARNGE DAYS British Contemporary Photography」、「GERMAN PHOTOGRAPHY Contemporary TRENDS 1960 to the Present」、「stefan banz a shot away some flowers」。
で、結局満たされない欲求をセール対象外の通常店舗に求め、「UNDER CONSTRUCTION 畠山直哉+伊東豊雄(わりと前のものになるけれど、気になってから買わずにいたものを手に入れる。)」、「Wolfgang Tilmans (Wako Book2 これも別に新しくないけど、最近話題に出てから気になるので。)」を買うはめに。これって青山ブックセンターの策略どおりなのか?

ボスニアに行こう

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第1回ボスニア会議!今年の8月にボスニアで何かやろうという話の顔合わせ会議を上野にてする。草平は久しぶりに会った。今日始めて会った二人ははじめまして、これからよろしく。

まだ具体的なことは良くわからないけど、みんな本気だからどうにかします。で、どうしようか?これからだね。

なんだか目がさえてしまって全然寝る気がしない。

昨日、上野Breakステーションギャラリーの担当の方から連絡を受け、無事『ストリート!』展選考を通ったことを知る。無形ラウンジに続いてこれで2回目。まだ作品のイメージはかなりぼんやりとしているが、大体いつもそうなのであせりは無い。

僕は自分のペースでそれなりに制作・発表をしているが、正直自分が何をするべきか?何がいいのか?この作品はどうなのか?インスタレーションてどうなのか?写真は?など、はっきりと答えは常にピンと来てない。いつも頭の中で行ったり来たりして、実際にカタチにしても行ったり来たりして、それをしているうちに(特に深夜とか、飲んで気が大きくなったときに)ひらめいて一応まとまる。で、それからもいろいろな要素が絡んでまた行ったり来たりする。他の人はそんな風に発表をしていたりするのだろうか。僕は、だからといって外に投げかけず問いかけずでは結局そこから進めないという不安があるので、そのときその時に自分でけりをつけるために発表をする。webや大学での展示などを見たレンタルのギャラリーから話も時々来るが、話をしっかり聞いた上でたいていは断る。そこにそれだけの力と金を注いで投げたことへのリアクションがあまり期待できないから。幸い、無償で展示できる場所がいくつか身近にあるので、自分で企画、運営したほうがずっと納得ができる。

連続と侵犯/決着

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この、一週間。

東京都近代美術館にて『連続と侵犯』の再戦。今回は雨の降っている寒いなか行って、無事入れた。正直、ジュリアン・オピーって全然わかんない。ホンマタカシとかのスーパーフラットとかも。日本人の粘土作ってるビデオのやつも、直球過ぎてみてて恥ずかしい。形の変わっていく展開は面白いところもあるんだけど、造形的に形自体がとてもかっこ悪い。美的センスをまるで感じない。面白いと思ったのは、カレン・カーペンター、アニー・レノックス、ホイットニーたちを二人ずつずつ向かい合わせて 「you」, 「I」 という歌詞のところだけ取り出して編集したビデオの作品。うるさいし、気持ち悪いし、無視できるものではない。カラオケの作品とかより、スマートな見せ方になってると思う。

Black Sheepつめ

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最近は12/9からやる『BLACK SHEEP』展のつめを練ってます。いつもそうなんだけど、考えてると2転3転するので、きりがない。空いてる人は是非見に来てください。12/9~12/13 東京藝術大学絵画棟1階展示スペースです。

サイトはなんか落ち着いてきてしまってあまり動かなくなってきてるので、年末で休みになったら少し変えるかも。でも、細かい修正や追加更新などはたまにやってますよ。

美術館ツアー引率

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今日は生徒の引率で美術館に行く。

最初は上野の森美術館でピカソ。ピカソうまいのはわかるし、頭いいのもわかるけれどそれだけだな。好きな作家ではない。ビートルズもそうだけどその時代にいないと別にたいしたこと無い気がするんだよね。子供っぽい。

で次は近代美術館で『連続と侵犯』。だけど閉館時刻に間に合わず入れなかった。たまたまそこで船木さんと皆川さん(二人とも芸大の助手)に会って話を聞いたところ面白かったらしいので残念。また行きなおして今度はちゃんと見る。

で、新橋に出て軽く飲む。

オペラシティのダグ・エイケンとワコウ・ワークスオブアートのグレゴール・シュナイダーを見た。どっちもヴェネツィアビエンナーレで話題になった作家だ。たまたま近くでやってたから同じに日に見たわけだけども二人とも気になっていた。

ダグ・エイケン。氷河のやつはいまいち。新作の『window 2』は良かった。ラストのどーんと構えてる『new ocean cycle』もなんかピンとこなかったけど、途中で出てくる水の中を浮遊しながら泳ぐ少女のシルエットのイメージはきれいで面白かった。でもダグ・エイケンあまり好きじゃないな。

グレゴ-ル・シュナイダー。展示が良くない。全然作品像がつかめない。話に聞くベネツィアの作品には興味あるのだけれどこれでは全然わからない。写真もなんだか...気になるものもあるのだけど。値段ついてるけど高い。

ユキンコと原宿

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午後ずっとユキンコと原宿。気になってるけれど入ってこれない人、敵意を持つ人、どんどん絡んできてくれる人、遠くから写真だけ撮る人、反応はさまざまだ。で、こっちは関係者としてずっと見てるとユキンコもあせってわけわからなくなってたり、いい反応にどんどん乗ってきたり、疲れてぐったりしたりといろいろ見れるので面白い。フィルムもたくさん使った。その後どう展開しようかと明治通りのデニーズで話す。ユキンコはマスクをかぶったままだ。

カフェ・イン・水戸で

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9/22~23

水戸芸術館が企画してやっている『カフェ・イン・水戸』に行く。これにもやはりリンクでつながっている「ユキンコアキラ」が参加している。あとは「赤池孝彦+Art Randoms」も。赤池さんのは本人いわく(やっつけ仕事!)だそうだ。とは言ってるもののそれは言葉の勢いだろう。やっつけ仕事ではないですよね?
ユキンコとはちょっと一緒にやりたいこととか話があったので水戸芸術館のレジデンスにその後場所を移して食べながら飲みながらいろいろ話す。話題になっていたのはさとうりささんの話から、芸大で、制作で常に孤独感を感じながらやっているということ。
芸大で僕らは本当に美術のことを話したり共感できる友達というのが何人いたのか?常に孤独感を感じているからこそそれぞれ何かコミュニケーションを考えたりネガティブでない方向へ作品を考えていたりする。

ユキンコとめだかと

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今考えているプランについて。

1.「ユキンコアキラ」のドキュメンテーションを写真で撮る事。ある程度の期間を使って二重・三重のコミュニケーションや関係、いないのにいる・ないのにある視点みたいな事が見えてくるといいと思っている。まだ自分でもイメージがつめられていないがとりあえずはやってみて展開していく。

2.東大病院小児科でのボランティアグループ「めだかの学校」からの展開でただのボランティアには終わらない自分の作品への展開をなんとなく考えている。やはりドキュメンテーションか、そこでのつながりからちょっとプロジェクト的にコミュニケーションを扱っていくか、もしくはその両方か。これもやはり動き出してからイメージを広げて進めて行きたいと思っている。

無形ラウンジ、スタート

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『無形ラウンジ』 at 上野Breakステーションギャラリーの搬入を済ませ、展示がスタートしました。敷居がとても低いので皆さんどうぞ。

小山家と友達3人とでカニ食べ放題をご馳走になる。

無形ラウンジ

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しばらく書いてなかったのでその間のことをいろいろと。

新しくなった上野駅アトレにあるBreakステーションギャラリーにて東京藝術大学芸術祭と関連して展示を行います。写真での発表になります。タイトルは『無形ラウンジ(仮)』、日程は9/7(土)~10/10(木)を予定しています。もちろん無料で、アクセスもしやすくなっているのでぜひどうぞ。
http://www.jr-break.com/ueno/index.html
 (8/19現在はまだインフォメーションされていません。)

三ツ星から

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三ツ星写真店のレポートのページを works に近いうちにアップする予定です。全体の様子が伝わればと思います。お待ちください。

三ツ星で写真を撮らせて頂いた方から写真の依頼仕事(?)を紹介していただいたらしく、そちらもうまく展開できればと期待しています。

三ツ星終了

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昨日、無事三ツ星写真店が終了しました。来場してくださった方々どうもありがとうございました。

三ツ星準備中

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三ツ星の準備で忙しい最中だが、柿崎とメールで今後の展開について盛りあがった。

どうしたいのだろう

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なぜかドローイングをしたくなる。鉛筆をとるが紙は無く、スケッチブックの表紙の裏に手を走らせる。写真のイメージが湧き、三脚とカメラをとって電気を消す。昨日今日と知っている人に会っていない。いろいろな人のことを考える。展示のDMの補足の準備をするが何枚か無駄になる。さっき撮った写真はどうだろうか?現像までのあいだにそのイメージは深まるのか忘れてしまうのか。自分はどうしたいのだろう。

表現のかたち

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自分の表現についていつも考えている。私小説的ななんでもさらけ出していくもの、純粋に絵画的なもの、行為によって関係性を見つめなおしていくもの、自分の性癖としての編集行為、スマートなカッコよさを考えているもの。
自分にとってどれが一番リアリティがあって、合っていて、表現していけるのかそれはまだわからない。おそらくずっとずっと考えて迷っていくのだろう。

三ツ星DM

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三ツ星店のDMを新晃社に依頼してきました。ゴールデンウィークあけに送る事ができそうです。希望される方は住所等教えていただければ出来しだい送りますのでどうぞ。

池袋西口天狗にて2回目の写真展の打ち合せ。タイトルがなかなか決らない。あせって決めないで決定は次回に持越し。展示室の空間の使い方が少し決り出す。次は高田馬場の天狗で打合せする予定。

昨日芸大の卒展を見に行く。
結構人が入ってる事に驚く。はっきり言ってレベルはばらばらだが、期待してなかった割には意外と面白い作品とかもあった。
ただ「こういう作品雑誌で見たことがある」とか「こういう作家いるよね」とかちゃらちゃらしてるのとかやっぱ多いのが嫌だった。何だ芸大生なんてこんなもんか、ってみんな思うと迷惑なんだけど。でもそういうのに人だかりができてたりするからなんか嫉妬してるみたいなのも嫌なんだけど。場所と芸大の名前で得してるだろ。と他人事のようになんでも言えるけど、実は自分にも関ってくる問題だからいろいろ考えてしまう事がある。あらためてこの世界の大変さを実感しました。
建築科の長南は中高と一緒なんだけど、建築の卒展の中ではずうっとスマートに見せてて良かった。頑張ってる知り合いがいるとこっちもやる気が出てくる。長南にリスペクト。

第1回写真展会議/天狗

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新宿の天狗で柿崎、杉原と次の展示の打合せをする。浪人時代にサンザン使った天狗だ。5月末に予定している展示の会議。
普段はそれぞれ別々に作品を作ってるが3人とも、写真が好きで各自のこだわりを持ってるのに、今まで写真に正面から向きあって発表した事がないので発表の機会を持ちたいと考えた。写真家じゃないけどそれぞれの分野でイメージや美術の問題を扱う僕らの撮る写真を見てもらいたいのだ。タイトルとかいろいろ話し合ったんだけど難しくて決んないね。飲んでるから話それるし。でも第1回の会議にしてはまとまった方かな。展示に期待して待っててください。
これを読んでいるあなたが見に来てくれる事を願っています。

建築家のドローイング

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安藤忠雄のドローイングとドミニク・ペローのマケット。この2つはとても美しく、ユニークだ。建築概論のためのレポートを書いていたため。

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