cc@mam→AFURI

May 1, 2009

先のエントリで紹介したレッシグの『クリエイティブ・コモンズの新たな役割』@森美術館アートコースへ行ってきた。
レッシグ本人の声でレクチャーを受けられるのは貴重ではあったが、少しMAMアートコース側とのテーマ設定が曖昧だったように思う。1時間半ほどの短い時間の中で著作権という概念、その危機意識の発生、インターネット後のiTunesストア、Youtubeという2000年を過ぎた後のいくつかの転換期のステージ、そしてCCの説明へという流れは動画やエピソードの紹介もあり、わかりやすくはあったがある程度知識のある人にとっては物足りなかったのではないか。森美術館側の掲げている「アートと知的財産権」の中の『アート』の絡み、美術館の可能性には殆ど触れられていないに等しい。来場者層もアート関係よりもコンピュータ、ウェブ関係者の方がずいぶん多いように感じた(自分調べ)。

レクチャーは日本語の同時通訳とともに手話も行われていたのが新鮮だった。
また象徴的なエピソードとしては、当初MAMのスタッフは撮影、音声の録音をしないようにと言っていたようだが、レッシグ本人の意向(と来場者のツッコミ)により、トーク開始前に「自由にどうぞ」という旨のアナウンスがあった。

2009050121440000.jpg会場でばったりのUKとその後、恵比寿のAFURIへ。1年ぶりくらい。また甘露つけ麺。そんなに並ばずにスムースに入れた。
左は携帯のカメラ(P906i)でとったものだが、やっぱり写真は解像度じゃないなと確認。

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Parallels Desktop 4 へアップグレード

April 21, 2009

intel Mac上で他のOSを仮想化して利用ソフト、Parallelsを3から4へアップグレードした。4が出たのはもう昨年末なのだが、3利用時にも特に不満を感じていなかったこと(もともとそこまで重いアプリケーションを仮想Win上で頻繁に利用するわけではないので)と、アップグレードに失敗したという報告をよく見かけていたのでそこまで必要性を感じていなかったが、Build3810で不具合が改善されているらしいことと、パフォーマンスが大幅に良くなるらしいということ、それと最近タブレットのUSB認識が過剰に反応してしまうことが増えてきたので、思い切ってアップグレードすることに。(参考:4.0 にアップグレードする理由

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紅白久谷焼き

March 29, 2009

090328-1.jpg

「九谷焼 小壷 紅白万寿」 ちゅう右衛門作

090328-2.jpg青山骨董通りでの友人の結婚式で頂いた久谷焼きの紅白饅頭。もちろんあの人が作っています。これは嬉しい。
「人前」式、素敵な良いものでした。本当におめでとうございます。

二人を祝うために訪れた友人たちと久しぶりに一緒に飲んで、世間話やくだらない話に花を咲かせることが出来たのも感謝しています。ありがとう。

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今年のイグ・ノーベル賞を見て

October 4, 2008

「笑える」けど普通に結構役に立つ、面白い研究結果が多いなと思った。

○認知科学賞:脳を持たない単細胞生物の真正粘菌が、迷路の最短経路を見つけることを発見した、中垣俊之・北海道大准教授、小林亮・広島大教授、石黒章夫・東北大教授、ハンガリー・セゲド大学のアゴタ・トス氏ら6人に授与。

CNN.co.jp:「コカ・コーラの避妊効果」研究にイグ・ノーベル化学賞

この粘菌の話はマンガ「もやしもん(参考:.automeal: 菌の見えるマンガ『もやしもん』)」でも登場するので知ってはいたが、今年の受賞ということで、比較的新しいニュースなのかなと思いちょっと検索してみたら、そうでもないらしい。平成12年付けでの発表記事がある。

こういう、いってしまえばマイナーな研究が一般レベルに浸透するのはなかなかすぐというわけにはいかないのだろうけど、そういうのをピックアップはずのイグ・ノーベル賞でさえ、発見して評価するのに8年もかかっているのですね。

本研究成果から、生物体で行われている物質レベルの情報処理方法が、この難問題の解法に対して新たなヒントになることが期待されます。また、今回の成果から導き出される原理は、時間的・空間的パターン形成に焦点を絞ることによって新しい機能を持った材料の設計指針を与える可能性を秘めています。

粘菌が迷路を最短ルートで解く能力があることを世界で初めて発見

これはあらためて、とても重要な興味深い発見だなと再発見。
ハンガリー人のアゴタ・トス氏という名前、今までの記事ではあまり名前を見ないのだが、どういう風に関わっているのか、共同研究をしていたのか、あるいは今年の他の受賞研究「コカ・コーラの避妊研究」のように、違う場所でたまたま同テーマで研究していたものがシンクロしたのか、そちらも気になる。

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星を数える人と星座を描く人

August 27, 2008

数学ガール/フェルマーの最終定理数学ガール フェルマーの最終定理
結城 浩 (著)
ソフトバンククリエイティブ(2008/7/30)

二乗すると-1になる数、±i。その i が "imaginary number" の頭文字ということを今まで知らなかったような気がする。忘れていただけなのだろうか。

「・・・・・具体的すぎると本質を見失う。虚数のことを imaginary number というけれど、虚数に限らず、すべての数は想像上(イマジナリー)なのかもしれないね」

数学ガール フェルマーの最終定理』p.172

以前ここでもとりあげた『数学ガール』の続編(Stolen Moments: 『数学ガール』を読んで諸々(学ぶこと))。

今作ではピタゴラスの定理、素因数分解から複素平面、そしてフェルマーの最終定理まで扱っているのだが、実はどれもが繋がっていて、別のものだと思っていた二つ(あるいは三つ)のことが同じものの別の側面だというのを発見する、そんな一冊。

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バタアシ金魚とお茶の間

August 16, 2008

バタアシ金魚 1 (1) (ヤンマガKCスペシャル) (単行本)  お茶の間 (1) (ミスターマガジンKC (07)) (-)

オリンピックで北島のかっこよさに見とれていたせいか、久しぶりに引っ張り出した『バタアシ金魚』と『お茶の間』。ギャグもハードなのもいろいろある望月峯太郎作品のなかでも一番好きなのはこの二つ。筒井道隆主演で映画もされたバタアシ金魚の続編になっているのがお茶の間。ドタバタ・ラブコメディのその後、いわばカオルの「ヒゲとボイン」。バタアシ金魚しか読んでない人は是非お茶の間も。ゲーテをパロッた名シーンもある。

こんなにポジティブで納得できる「未完」はあまりない。

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iCon スティーブ・ジョブズ

February 11, 2008

スティーブ・ジョブズ-偶像復活スティーブ・ジョブズ-偶像復活
ジェフリー・S・ヤング (著), ウィリアム・L・サイモン (著), 井口 耕二 (翻訳)

2005年、Mac miniとiPod shuffle を発表するにいたるまでの、アップル = スティーブ・ジョブズの非公認ノンフィクション。

僕のいた研究室の助教授(現在准教授)は日本の美術家の中でも二重の意味でマックと関わりの深い人であったのだけれども、そこまでMac好きでもない自分がこの本を“今”読もうと思って手にしたのは、以下のブログの記事で、スティーブ・ジョブズの2005年のスタンフォード大学でのスピーチを観たのがきっかけ。

ここで、ゆっくりと一つ一つのことを話していく、スティーブ。彼がどういう風にアップルを創り、追われ、戻ってきて、そしていまに至るのか。彼がどういう人間なのか。もちろんそれは直接彼に触れ、振り回された人にしかわからないのかも知れない(もっとも彼のことを本当にわかっている人は1人もいないのかも知れません)。『iCon』で描かれるこれまでの言動からの見えてくる人間像と、スピーチでの速度、表情、リズムから見えてくる人間像。

Stay hungry, Stay foolish.

自分を動かすきっかけとなるもの、モチベーション、本との出会い、人との出会い。作家との出会い。作品との出会い。テクノロジーとの出会いもあるかも知れない。
彼のようになりたいとは思わないし、なれるとも思わないけれど、自分が社会の中で「大人」になってしまって、見えなくなってしまっていた「衝動」をいろいろ思い出させられた。

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iMac 24inch + Parallels

January 3, 2008

iPod touch を購入してから年末にかけて、自宅のPC周り環境をいろいろ新しく整備した。

Parallels Desktop 3.0 For Mac まず Leopard になった iMac 24inch をメモリ4GBで購入。ずっと興味があった Parallels にて WindowsXP 及び、Fedora8 をインストール。

WinXP on Parallels はかなり快適。メモリも十分余裕に積んでいるので、仮想XPにも十分割り振れる。またHDの追加やメモリサイズの変更なども柔軟。今までの Windows 環境をこっちに全部移してもいいかも知れないくらい。プリンタやUSB機器の接続などもうまくいっているみたい。

Linux on Parallels についてはずっと ubuntu7.10 のセットアップを頑張っていたのだが、どうしてもどっかで詰ってしまいあきらめた(ググったり、del.icio.usもいろいろ参考にしたのだが、どうしてもダメだった。7.04からのアップデートも新規インストールも途中で絶対止まる。さらにはネットワークに繋がらない)。
自分の環境ではどうもうまくいかなかったけれど、参考にお世話になったリストを。

Parallelsもその後、アップデートされてLeopard対応周りの修正が進んだので、インストールしやすくなったかな?Fedoraは普通にすんなり入った。Linux を Parallels にインストール際に便利なのは、isoイメージをいちいちCDやDVDに焼かなくてもそのままマウントできる点。時間もメディアも無駄にしなくて済む。

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『数学ガール』を読んで諸々(学ぶこと)

August 13, 2007

「数学ガール」結城 浩 (著)数学ガール
結城 浩 (著)
ソフトバンククリエイティブ(2007/6/27)

本書は、三人の高校生が数学にチャレンジする楽しい読み物です。才媛ミルカさん、元気少女テトラちゃん、それに「僕」の三人が放課後の図書室で…教室で…喫茶店で、学校の数学とはひとあじ違う数学に挑戦します。

Webで公開していた数編の物語をベースにして、多数の章を新たに書き下ろし、読みやすく、わかりやすく再構成しました。

オイラー生誕300年を記念して、結城浩がみなさんに《数学・青春・物語》をお送りします。

はじめに|書籍『数学ガール』(http://www.hyuki.com/girl/)

自分の数学とのこれまでの関係は

  • 中2で赤点が全教科の半数に迫る勢い(数学をもちろん含む)
  • それから数学の塾を2つほど
  • 公式は全く覚えないが、公式から考えるのはまあまあ得意
  • 美大(しかも油画)志望なのになぜかスーパー理系クラス
  • 3年の空白を経て入学、家庭教師として高校生に数学を教える
  • それっきり

素数/絶対値/数式の読み方/∀と∃/冪級数/テイラー展開/フィボナッチ数列/カタラン数/母関数…
なんて言われても、当時ならまだしも今はさっぱりな自分にとっての『数学ガール』がどういうものだったかというと、それは「学ぶ」という点についての示唆につきる。

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コンセプトのデザインとプレゼンテーション

July 23, 2007

もう1ヶ月前になりますが、6月23日に多摩大学大学院の「コンセプトデザインの方法論(紺野 登教授)」という授業の『未来の書店のコンセプトを考える』という回にゲストとして参加させていただきました。

その日の回はグループに分れた院生のコンセプトの中間プレゼンテーションを聞き、それに対して一緒に考えていくというもので、テーマが面白かったのでお誘いに即答で快諾したのでしたが、なにしろ社会人大学院で、しかも同じ日には書店のスペシャリストの方もいらっしゃるとのことだったので、自分にどういう役割が出来るか心配ではあったものの、そこは一ユーザー視点と、アーティストとして、プロジェクトのプレゼンテーションという面でツッコミ(僭越ながら)をするしかないなと開き直り、臨んだのです。

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Posted by Kei at 4:39 AM | Comments (0) | TrackBack

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