恵比寿ガーデンプレイスの目黒側の端、東京都写真美術館で開催中の「私のいる場所-新進作家展vol.4 ゼロ年代の写真論」を見に行ってきた。ハンガリーの作家Sarolta Szabo サボー・シャロルタをはじめ、写真展では珍しい塩田千春や、フィンランドの作家2人にこれまら意外なみうらじゅんまで。普段から「ハンガリー、ハンガリー」言っているおかげか最近ハンガリー情報が入りやすくなってきた。
さて、期待をこめて久しぶりに見た写真展、ちょっとこう言うとみもふたもないようだけれど、みうらじゅんが一番面白かった。(関係ないけれど寝ないで仕事しながら、ほぼ日刊イトイ新聞内の「じゅんの恩返し」をポッドキャストで聴くのは、なんだか中学生の頃にAMの深夜番組のようで懐かしくて新鮮だった。)
技術もくそもない、ザ☆素人写真のみうら写真だけど、デジカメもまだない頃から毎日カメラを持ち歩いて、面白いもの、瞬間を撮り続けてきたみうらじゅんの姿勢は案外ばかにできない。いとうせいこうとのスライドショーがずっと続いている事実もある。美術館でみうらじゅんというのもたまにはありかもなと思った。
ただ、久しぶりに訪れた写真美術館はあちこちにカフェ・スペースやラウンジができていたりとやはり石原政策の匂いがぷんぷんで、みうらじゅんの参加もそんな流れかと言う気もしないことはない。まあ、そうだろう。
でもみうらじゅんのそういうネタ的な面白さはそれと認めた上で、それよりもっと面白い作品を期待していたというのが本当のところだ。