タグ: 身体

  • STRANGELY FAMILIAR / MICHAL CHELBIN

    ストレンジリ・ファミリアー「ストレンジリ・ファミリアー」
    ミカル・シェルビン

    イスラエル、ハイファ出身で現在はNYブルックリン在住の女性写真家、ミカル・シェルビンの初写真集。

    イスラエル、イングランド、ウクライナ、ロシアといった土地のサーカスの人々を、スクエアのフォーマットの中に真正面から収めている。彼ら彼女らの眼は静かに、しかし強い意志を持って撮影者であるシェルビンをまっすぐ見つめ、シェルビンはその彼らの鍛え上げられた、削ぎ落とされた、未成熟の、成長しない肉体を静かにフィルムへ焼き付ける。
    それはとても静謐で、そして見るものを不安にさせる不協和音をそこに放つ。

    彼女自身も認めるダイアン・アーバスの影響を感じさせながらも、被写体との親密さ、信頼関係をどこかに感じさせるシェルビンの眼は、かえって彼らのその身体のアンバランスを冷たく映し出している。

    とても気になる写真家だ。

  • talk to her トーク・トゥ・ハー

    talktoher.jpgトーク・トゥ・ハー talk to her
    彼女の動かぬ肉体のなんと表現豊かで感動的なことか!“ペドロ・アルモドバル監督がアリシア役のレオノール・ワトリングを評したこの一言が全てである。ベニグノ、マルコと同様、眠るアリシアに魅了されてしまった。

    ピナ・バウシュカエターノ・ヴェローゾの入ってくる場面も「目配せ」や「とってつけた」ようなところ、「おんぶにだっこ」はまるで感じられなかった。ピナのステージも、カエターノの歌も、それも含めたアルモドバルのこの作品も自分の琴線に触れてきた。

    (さらに…)