タグ: 閉塞感

  • 自由と監獄、孤独と復讐 「オールドボーイ」2

    Oldboy-Summicron

    不条理な15年(10年)の「監禁」のあいだ、食事は毎日中華料理店の出前で餃子と中華そば(もやしそば他)を与えられる。その間毎日食べつづけた餃子の味と、15年でただ一度奇跡的に紛れ込んだ紙片に読んだ店の名を頼りに、その店を、自分が監禁された場所を突き止めようとする。

    餃子の味、舌の記憶

    10年間食い続けた“中華”の味を忘れるものか

    ねえ 餃子じゃなきゃダメなの?

    そんなこともないが餃子ほど店によって味に特徴のある中華料理はない気がする
    仕込みがいっしょならば誰が焼いても同じ味だろう

    (原作)

    原作者の土屋ガロンは「中華料理なら毎日食べても栄養のバランスは比較的とれるだろう」ということで、中華、それも餃子をキーに据える。ちなみにマンガ中では焼き餃子、映画では揚げ餃子を食べている。

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  • 中学生時代と読書

    本屋が好きなので、週に3,4回は足を運ぶ。定期的に購読している雑誌があるわけではないし、立ち読みに入り浸っているわけでもない。欲しい本はたくさんあるのだけれど、もちろん全部読むわけにはいかず、あれでもない、これでもないとうろうろする。Amazonにも結構お世話になるけれど、今読みたい本はさすがに地元の本屋で買う方が早い。当たり前か。

     中学生は本屋に来ない。だから中学生用のコーナーがない。久住さんは、その発想を逆転させた。顔見知りの常連も出てきた。それ以上に大人が関心を示した。リストを手にした親や教師から、「お薦めは」と聞かれる。子どもの読書量や性別を聞き、「じゃあ、これとこれ」と選ぶ。

    asahi.com:「中学生はこれを読め」 書店主が推薦リスト、全国波及 ―暮らし

    僕もやはり中学生時代は全く本を読まなかった。本当に、全く。マンガはよく読んだけど。当時学校にも親にも本や読書自体を勧められたけど、中学生ってそういうのに素直に従わない時期なんじゃないかと思う。その時読まなくても、読む人は言われなくてもいずれ読むし、読まない人は一生読まない。

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  • 何と私の何を「私のいる場所」

    続き。これで最後。
    さて、この展覧会はもともとどういう意図で企画されたものだったのだろう。

    本展は、「現代写真」や「現代美術」またハイカルチャーやサブカルチャーといった複数の文化領域に分化・棲み分けされた状況である現在のシーンを連続したものと捉え、ゼロ年代(西暦2000年以降)をひとつの展覧会として提示することを目指します。

    東京都写真美術館 私のいる場所-新進作家展vol.4 ゼロ年代の写真論

    「ゼロ年代」という言い方で一つ思い出すのは、昨年クリスマスに行われた、新宿セミナー@Kinokuniya「ゼロ年代の批評の地平 ―リベラリズムとポピュリズム/ネオリベラリズム」。東浩紀、北田暁大、斎藤環、山本一郎(=切込隊長)の4人が、ポスト90年代における思考を分析するというもの。僕もこれに行っていたのだが、その中ではまとまらないながらも何かを鈍くさいくらいに手探りで思考していて、それはなかなか面白かったし、何か見えてきそうでもあった。(参考:成城トランスカレッジ! ―人文系NEWS & COLUMN― – 『波状言論S改』刊行記念トークセッションまとめ
    その時のちょっとしたやりとりがずっと気になって、自分で別にしばらく考えていたこともある。

    果たして、この「私のいる場所」がゼロ年代の写真論と言えそうな何かを感じさせてくれたのか、あるいは何か手探るきっかけになったのかというと、残念ながらそれは疑問だ。

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  • 理想とクリエイティブな所作

    Ideal01-1理想ということ。

    • 理想科学工業
    • 理想の女
    • 理想の出会い
    • 理想のバストアップ
    • 理想の恋人
    • 理想のサイドビジネス

    ウェブ上資料の膨大なアーカイブであるはずのGoogleに聞いてみたところ、「理想」はどうやらこういうところにあるらしい。

    ウィキペディアに聞いて見る。

    理想(りそう)とは、あるものが現時点から変化して、そうなることが望ましいと考えられる状態。また、ある条件を定義し、それにあてはまったものを指して「理想」と呼ぶ場合もある。

    理想 – Wikipedia

    もちろん「理想」の答えを検索に訪ねるなんてことがばかげたことはわかっているのだ。

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  • デ・ニーロつながりでタクシー・ドライバー

    taxi.jpgヴェトナムが終わり帰還したトラヴィス(ロバート・デ・ニーロ)。正義のやり場のなさ、悪臭に満ちた都会の閉塞感の中で、その「正義」(それは本当に正しいか?)のやり場を見つけ出せない。トラヴィスは一見してどこか壊れているのだけれど、それは彼の言葉に出てくるとおり、「誰もが抱えている欠点」なのかも知れない。これを見ている我々は本当に彼とは違うだろうか?

    トラヴィスが愛する両親に向けた手紙から。

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  • サラエヴォの滞在日記

    こちらとは別に個人でやっているサイトの方で、サラエヴォの一ヶ月滞在日記をアップしています。
    初めてのサラエヴォで、ストレスがたまったり、クラブで踊ったり、同じメンバーの中でも微妙な緊張関係になったり、SFOR和平安定化部隊の病院にお世話になったり...
    全くの個人的な始点ですが、その分リアリティを感じてもらえればと思います。

    Stolen Moments / A Different Design

    って、宣伝ですが...

    < この記事は以前"Web of Activities"に書いたものです。 >

  • しばし、サラエヴォを離れて、クロアチアへ

    サラエヴォ、ボスニアに限った事ではないが、不愉快な奴は必ずいる。我々に理解を示してくれ、よくしてくれる人たちがいるだけなおさら、怒りとともに失望を感じる。コミュニティに本当に入り込もうとする事は難しく、精神的にとても疲労する。

    p.m.10:30 バスにてサラエヴォを出発。クロアチアはドブロブニクに向かう。2時頃国境でのパスポートチェックに引っかかり、いくつか質問を受ける。列車で入国する際にボスニア側の担当官がスタンプを押さなかったのでその辺が引っかかっている模様。