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  • 星を数える人と星座を描く人

    数学ガール/フェルマーの最終定理数学ガール フェルマーの最終定理
    結城 浩 (著)
    ソフトバンククリエイティブ(2008/7/30)

    二乗すると-1になる数、±i。その i が "imaginary number" の頭文字ということを今まで知らなかったような気がする。忘れていただけなのだろうか。

    「・・・・・具体的すぎると本質を見失う。虚数のことを imaginary number というけれど、虚数に限らず、すべての数は想像上(イマジナリー)なのかもしれないね」

    数学ガール フェルマーの最終定理』p.172

    以前ここでもとりあげた『数学ガール』の続編(Stolen Moments: 『数学ガール』を読んで諸々(学ぶこと))。

    今作ではピタゴラスの定理、素因数分解から複素平面、そしてフェルマーの最終定理まで扱っているのだが、実はどれもが繋がっていて、別のものだと思っていた二つ(あるいは三つ)のことが同じものの別の側面だというのを発見する、そんな一冊。

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  • 路上日記/野村誠

    作曲家野村誠がロンドンの留学から帰り、思春期の都市「東京」で始めた鍵盤ハーモニカの路上演奏。その日記(96/6/20~99/4/10)とCDのセット。

    山手線のほぼ全駅に渡って、そこで知りあった人を巻き込みながら、雨の日も路上で鍵盤ハーモニカを吹く。反応のいい日も、悪い日も、楽しいハプニングも、嫌な思いも。道行く人たちと鍵盤ハーモニカをきっかけに始るコミュニケーションの様子はどれも面白くて、一気に読んでしまった。

    プロの作曲家である野村誠が、サザエさんのテーマ、イパネマの娘から武満徹、ベートーヴェン『テンペスト・第3楽章』まで知っている曲ならなんでも「鍵盤ハーモニカ」という子供のものと思われている楽器で演奏してしまう。

    なかでも中野駅北口でのおじさんとのやりとりは見物だ。

    お前たち、一体何なんだ?何のためにやっているんだ?宗教なのか!

    なんで、『サザエさん』なんだ。お前たちは、『サザエさん』の宣伝をしているのか。何なんだ、お前たちの主張は。

    野村はこう見えて、表現の幅の広い、いい楽器なんですよ。とサザエさんのテーマをおじさんに演奏する。

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  • 伊藤若冲のブログ スタート

    はてなダイアリーで伊藤若冲のブログが始まったらしい。

    Jakuchu

    「若冲と江戸絵画」展コレクションブログ
    と言ってももちろん伊藤若冲が書いてるわけではない。

    はじめまして。ジョー・プライスです。

    このブログでは、これから毎日、展覧会がスタートするその日まで、私、プライスによるコレクション解説をしていきたいと思います。
    解説というと、難しい印象ですが──つまり、ラブレターのようなものと思っていただければ良いかもしれません。

    「若冲と江戸絵画」展コレクションブログ –  はじめまして、プライスです。

    というわけで、この展覧会のコレクション主であるプライス氏の解説という形でのプロモーション。本当にプライスさんがあのはてなの使いにくい投稿画面でかな打ってたら素敵。

    それにしてもこれから2ヶ月強、毎日アップされるとなると楽しみ。「若冲と江戸絵画」展 公式ブログフォトライフに結構大きな画像までアップされている。

  • お前はそのうち作品を作らなくなる

    060403-1

    お前はそのうち作品を作らなくなる
    なんて言われたことがあります。どうなんでしょうね。でもまあ、基本的には手先が器用なのと神経質なのがチャームポイントなので、とりあえず作ってます。いつのまにか作るものが内職系に拠ってきているのは資質なんでしょうか。それとも…

    060403-2慣れない作業を自宅でやって居間が真っ白になりつつあります。彫刻の人は大変なんですね。そりゃアトリエ要るわ。

    作ってます。なんて言いながら手が自分の手じゃないのにはつっこまないでください。

    これが終わったら形のないものも作ります。

  • 絵は絵の具で描きます。

    結城浩さんの日記の「センスについて」というページから。(結城浩さんはプログラミングを学ぶ際に多くの人がお世話になる書籍を沢山書いていたり、日本でのWIKIの普及に大きな役割を果たした方。そういうのに興味ある人たちには有名。)

    私は『Java言語プログラミングレッスン』に以下のような「対話」を書きました。

    生徒 「プログラムはセンスで書くんですか。インスピレーションで書くんですか。」

    先生 「プログラムはプログラミング言語で書くんですよ」

    これは詩人(たぶんマラルメ?)が言ったという逸話のパロディです。

    誰か 「詩はインスピレーションで書くんですか」

    詩人 「詩は言葉で書きます」

    センスについて – 結城浩

    「絵を描くにはセンスが必要ですか」

    予備校で講師をやっていた頃は実際こうよく聞かれ、その度に「そんなことはないと思うけど… (とりあえず受験には)」とうまく答えられないできた。実際「美大に入る」「絵を描く」「美術・アートに関わる」のに、センスや才能はそんなに必要ではないかもしれない。もし、それが好きでやりたければ自分で踏み出さなければいけないし、続けていればそれなりにできることも増えてくる。

    絵やアートに「才能」というものが実際あるのかはわからないが、「続けられる才能」はあると思う。うまくいかない事、できない事、何か違う違和感を感じながらも、それにめげずに(時々は記憶なくなるくらい朝まで飲んで)どうにか続けていれば、それはそれだけで十分な才能だし、続けてきただけのことはどこかにきっと顕在化している。

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  • 忍耐!/弘大のカフェ

    今日、Googleからの小切手がいいかげん失効になる前に、六本木の銀行に行ったら、ノゲイラがいた。TVだと細く見えるが、実際はかなりごつい。小切手の方はたった100ドルもらうのに手数料が3100円かかって、しかも一ヶ月かかるという…

    さて、韓国続き。ソウル市中心部からは少し離れているものの、美術大学が有名な弘益大学付近にはアートスペースや、美術予備校が多い。特に予備校の密集具合とアカデミズム具合は日本では考えられないくらいなのだけど、写真をここに載せるのは遠慮しておく。石膏を含む静物の着彩が気持ち悪いくらいの濃密さ。

    yri1.jpg

    yri2.jpgすこし裏に入ったところにある"Yri Cafe"という店。ヒューガルテンも飲めるし、夜はライブもやっていたりする。上はリハーサル中。ラウンジの後ろ壁際にはハングルの詩集や、雑誌、写真集、カタログが乱雑に置かれ、そこに混じって若手アーティストやクラブのイベントのフライヤー、ちょっとコア?なCDも扱っている。左手奥には個展もできるスペース、右手奥には内外の美術カタログ、写真集など。
    日韓学生交流展の内部パーティをここでするかもしれない。

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