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  • デトロイト・メタル・シティ見てきた

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    映画「デトロイト・メタル・シティ」を見てきた。
    原作のマンガのテンションの高さと松山ケンイチ、加藤ローサといったキャストから結構期待をしていたのだが、正直がっかり。のだめのTVドラマについて行けないクチの自分にはいまいち乗り切れない。元々がギャグマンガなので、チープで過剰な演出は原作通りなのかもしれないが、「映画」としての「ウケ」を狙った方向の修正が全然「ナシ」だった。

    以下ネタバレなので注意。

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  • バタアシ金魚とお茶の間

    バタアシ金魚 1 (1) (ヤンマガKCスペシャル) (単行本)  お茶の間 (1) (ミスターマガジンKC (07)) (-)

    オリンピックで北島のかっこよさに見とれていたせいか、久しぶりに引っ張り出した『バタアシ金魚』と『お茶の間』。ギャグもハードなのもいろいろある望月峯太郎作品のなかでも一番好きなのはこの二つ。筒井道隆主演で映画もされたバタアシ金魚の続編になっているのがお茶の間。ドタバタ・ラブコメディのその後、いわばカオルの「ヒゲとボイン」。バタアシ金魚しか読んでない人は是非お茶の間も。ゲーテをパロッた名シーンもある。

    こんなにポジティブで納得できる「未完」はあまりない。

  • 吾妻 ひでお「失踪日記」

    失踪日記ここのところ、あちこちで静かな話題になっている、吾妻ひでおの「失踪日記」。不条理、SF、ちょいエロな漫画家、吾妻ひでおが家族と原稿を捨てて失踪してからの、何も起こらないようで充実した日々を綴ったノンフィクション日記なのだが、これがかなり面白い。失踪した吾妻はすぐに金も尽き、いわゆる「ホームレス」として暮らすわけだが、その暮らしのなかでの食事を吾妻に倣って拾ってみたい。

    失踪1度目の食事
    みかん(ワナの中のえさ)、野生?のダイコン、チーズ(ホームレスからかっぱらった)、天プラ油(デザート)、ビックリマンチョコ(シールを抜いた後の)、料亭の沢庵、うどん(タバコ、ライター入り)、ラーメン(1時間かかって生煮)
    失踪2度目の食事
    ブタ肉のアブラ身(ラーメンのスープとり後)、焼き肉(花見客の置いてったものを炭火で)…
    その後は肉体労働を始めるので普通に。

    吾妻の失踪もホームレスの食事も本当はマンガに描かれているような、楽しい笑い飛ばせるようなものでは決してないのだが、本人の以下の言葉の通り、あまり悲惨なものと捉えすぎないで一つのマンガとして、ノンフィクションとして、サバイバルガイドとして笑って読むのが礼儀。

    そういうのをギャグにしちゃわないで、パンツの中まで見せて、ドロドロした部分もさらけ出したほうが凄いとか言われがちじゃないですか。評論家とか、実作者でも。「作家たるもの」みたいなね。僕はそれ、絶対に違うと思うんです。それを一旦ギャグにして出すという、その辛さ、芸として見せることのほうがいかに大変なことかと思うんですけれど。

    「失踪日記」巻末対談

    確かに。そんな日々で雪景色や土から出てくるタケノコにはっとさせられる場面なんかはやワーズワースにも通じる(?)かも知れない。

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