タグ: internet

  • 「記憶に残る」「触る」リアリティ- 『記憶に残るウェブサイト』

    記憶に残るウェブサイト [トップクリエイター10組へのインタビュー集] 記憶に残るウェブサイト [ トップクリエイター10組へのインタビュー集]
    【対談作家】
    中村 勇吾 / 長谷川 踏太 / レイ イナモト / エキソニモ / セミトランスペアレント・デザイン / 伊藤 直樹 / 田中 耕一郎 / 西田 幸司 / 鎌田 貴史 / 鹿野 護

    続き。
    ここでインタビューを受けている作家の多くはいわゆる「WEBデザイナー」ではなくて、ウェブだけで完結しないものであったり、ウェブの体験や関係性などを時にはテクノロジーや「メディアらしきもの」さえ使わずに実際の空間の中で扱っている。

    ネットでできることというのは全て、そういうリアリティを具現化してあげるようなことなのかなと思っているんだけど、基本は物事に触れる、触るということが大きいから、その触るという行為に対してどういう風に設計するかということはあるかな。

    P.103 伊藤直樹

    ウェブでの表現に関わらず、「メディアアート」が現実のリアリティの再現でしかないのであれば、やはりそれはネガティブな意味での「バーチャル」にしかすぎない。センサーをあちこちに配し、「触る」ことをバーチャルに実体験させる、リアルな事象のデータを可視化、可聴化して見せる。それはゲームとしては面白いかも知れないけれども、クリティカルなものは何もない(そもそも求めていないのかも知れないけど)。

    (さらに…)

  • 1995年のフルクサス

    Studiovoice9504右は雑誌「STUDIO VOICE(発行INFAS)1995年4月号で特集は『フルクサス発 -インターメディア・アートの出発点から』。室井尚のテキストから中村さんによるザ・ギンブラート&新宿少年アートのレポートまで内容はとても充実している。95年といえば、日本のインターネットはまだ黎明期。「教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書」の年表より当時の参考になりそうなトピックを抜き出してみると、

    1995(平成7年)
    01/01 日本IBMのウェブサイト開設。
    01/26 富士通「Info Web」のウェブサイト開設。
    03/02 米「Yahoo!」開設。
    03/20 オウム真理教による地下鉄サリン事件。

    という年。一部の大学や企業にいる人を除いて多くの人はインターネットに直接触れてなかった頃だ。この号の冒頭で室井尚はこう書いている。

    ハーモニアスな感覚統合しか目指さない「マルチメディア」や、等質なシステムの上に構築された「インターネット」が今の話題の中心である。だが、そこはフルクサスの「インターメディア」がもっていた大事なものが抜け落ちているような気がしてならない。あらゆる異質なジャンルの中に新しい組み合わせを作り出すこと、出会いを作り出していくこと、要するにハイブリッドでルートを欠いた軽やかな(そしてブルトン的な意味で「痙攣的」な)知をディジタル・メディアの中に導入していくことが必要なのである。その意味で今時代はフルクサスなのだ。

    ディジタル・フルクサスに向けて(STUDIO VOICE Vol.232 1995年4月号) /室井尚

    初めて「フルクサス」と名付けられたコンサートが開かれたのが1962年、インターネット黎明の1995年、そして現在。インターネット状のコンテンツがどんどん拡大していく2006年に、一体フルクサスから何を学べばいいだろうか。

  • 更新は ecto 頼り。

    Desktop-Ecto

    サラエボの一般家庭にネット環境はほとんど普及してないと思うが、CENTARと呼ばれる中心部には、ネットカフェはたくさんある。だいたい20分で1KM(70円弱くらい)で店によっては自分のノートからでもIPアドレスを入れてログインすることが出来る。回線は日本の環境に慣れてしまっているととても遅いけれど、とにかくここからでもネットに繋がる。

    いま暮らしている家には電話すらないので、ブログを更新したり、メールを読んだりするにはCENTARまで行かないといけないのだが、その時に重宝するのがブログクライアントソフトの"ecto"。先のソウルでもサラエボでもブログは全部 ecto で書いて、オンラインになった時にまとめて更新している。試用期間を越えると有料になるけれど、ノートであちこちからブログを更新する人には手放せないソフトになるはず。mac版から始まったけれど、今ではWindows版もリリースされている。

    (さらに…)

  • ログ解析をじっくりみてみる

    ここのサーバーのログ解析を見てたら、いくつか面白いデータを見つけました。8月から今日までです。

    まず、リクエスト元のOSの割合。Windows 36889 (75%), Mac 11426 (23%), 不明 861 (1%), UNIX 1, BSD 1 という具合です。やっぱり Windows が多いようです。そのうち 80% 前後はWinXP、Win2000でした。BSDからのリクエストも一回だけあったみたい。不明というのはどういうのなんだろう?Linux はそこに含まれているのか?UNIXか。

    次は、ドメインの割合です。まあ、これはほとんどが当然のように、.jp, co.jp, ne.jp,,, などの日本のものですが、一部こんなものもありました。0.04% .cc (ココス諸島(オーストラリア領))、0.01% .arpa (Arpanet)、.pl (ポーランド)、.sc (セイシェル)などなど。その辺りから来てくれている人が極めてわずかながらいるというのはとてもうれしいし、あらためてインターネットのすごさを思い知りましたね。でも彼らが欲しい情報を全く提供できていないだろう事がとっても残念。『ONWAR』から来てるのでしょうね。