先週火曜、うちの研究室(壁画第一研究室)主催でティトゥス・スプリーさんのレクチャー&公開インタビュー。ティトゥス氏についてはここから。
現代美術製作所や前島アートセンターのコンテンツから名前は聞いていたものの、詳しくは知らなかったのだけれど、やっぱり本人から直接話を聴くというのは面白い。ドイツに生まれたティトゥスがイタリアで建築を学び、トルコのカッパドキアでプロジェクトを開始し、東大へ来て向島の面白さを発見し、そして沖縄に至る流れを導いているものは何だろうか?いつものようにメモの断片をいくつか。
- カッパドキアの洞窟、洞窟に関わるのは普通の建築の図面を描くのとは全然違う。彫刻の人ならわかると思う、と言う。
- 東大の建築学部にいた時、留学生会館のある世田谷と東京のディープイースト向島とのギャップに驚く。個人の顔の見える家が繋がっていく日本の町の複雑なオーダー。
- 日本の学生を集めてのワークショップ、若い日本人がこの町の魅力を感じない事にびっくり。(これは耳が痛い…)
- 沖縄のイメージと現実の沖縄のギャップ。コンクリートの建物、米軍基地。現代的な美術が全然入ってない…
一番印象に残ったのは向島ネットワークでの国際屋台の話。「美術だけだとどうしてもわからないからもっと柔らかい場所を提供したい。」と彼は言った。そして向島の駐車場に参加アーティスト達の出身国の料理を屋台で振る舞った。