
朝早くから築地中央卸売市場の場内市場へ総勢7人のツアーを組んで行ってきました。久しぶりの築地場内市場はターレー(築地以外ではあまり見ない特殊な車両)が飛び交い、鮪はあちこちにゴロンと転がっていたり、糸鋸の親分みたいな切断機で切られていたりと活気に満ちていて、市場移転のネガティブな影響はあまり見られませんでした。
移転の詳しい話しはこちら。
僕は中学校2年までを築地で過ごしている「築地っ子」で自分のアイデンテティのある部分は築地で形成されていると感じています。

朝早くから築地中央卸売市場の場内市場へ総勢7人のツアーを組んで行ってきました。久しぶりの築地場内市場はターレー(築地以外ではあまり見ない特殊な車両)が飛び交い、鮪はあちこちにゴロンと転がっていたり、糸鋸の親分みたいな切断機で切られていたりと活気に満ちていて、市場移転のネガティブな影響はあまり見られませんでした。
移転の詳しい話しはこちら。
僕は中学校2年までを築地で過ごしている「築地っ子」で自分のアイデンテティのある部分は築地で形成されていると感じています。
作曲家野村誠がロンドンの留学から帰り、思春期の都市「東京」で始めた鍵盤ハーモニカの路上演奏。その日記(96/6/20~99/4/10)とCDのセット。
山手線のほぼ全駅に渡って、そこで知りあった人を巻き込みながら、雨の日も路上で鍵盤ハーモニカを吹く。反応のいい日も、悪い日も、楽しいハプニングも、嫌な思いも。道行く人たちと鍵盤ハーモニカをきっかけに始るコミュニケーションの様子はどれも面白くて、一気に読んでしまった。
プロの作曲家である野村誠が、サザエさんのテーマ、イパネマの娘から武満徹、ベートーヴェン『テンペスト・第3楽章』まで知っている曲ならなんでも「鍵盤ハーモニカ」という子供のものと思われている楽器で演奏してしまう。
なかでも中野駅北口でのおじさんとのやりとりは見物だ。
お前たち、一体何なんだ?何のためにやっているんだ?宗教なのか!
なんで、『サザエさん』なんだ。お前たちは、『サザエさん』の宣伝をしているのか。何なんだ、お前たちの主張は。
野村はこう見えて、表現の幅の広い、いい楽器なんですよ。
とサザエさんのテーマをおじさんに演奏する。
アートという戦場 ソーシャルアート入門 / フィルムアート社
SICE / Sarajevo International Culture Exchange の二人の作品が表紙のプラクティカ・シリーズ。
アートは戦場か?サラエボは戦場ではない。
戦場では早く帰りたいと思う。帰るところのある人間が、帰るところのない人間を撮る矛盾があります。
<死>と向かい合う 亀山亮
という写真家亀山さんの言葉に、はっとさせられる。
ニーナは言っていた。みんな「サヨナラ」と言うけれど、わたしはここに残らないといけないの。だから「またね」って。
その亀山さんの章に入る前のページがニーナの写真なのは偶然か。
貧しい人に惹かれているのではない。怖いものが見たい、撮りたいわけではない。森山さんが潜入取材みたいな感じで紹介されて、中途半端なお金をもらって納得がいかなかった
のは何でだろうか?何に対してだろうか?
今年の滞在の後半、いろんなことにうんざりしながら、それでもサラエボにいなければいけなかった、自分にそう思わせていたものは何だったろうか?
サラエボで崩された東京のリアリティをまた積み上げながら、それをまだ考えている。
サラエボは戦場か?
ベルリンにいるY.T. AKA mapping_yukiへ、日本の本を適当にセレクトして送ったのが、無事着いたらしい。
東京とベルリンでそれぞれが適当に本をセレクトして交換しようという話になったのはサラエボでだった。適当に本を大体一万円くらいセレクトして相手に送る。誰かに本を紹介するのと違い、もう強制的に相手に送りつけるわけだ。でも、それを選ぶのは結構楽しい。全然読まれなくてもまた送り付けてやりますよ。
というわけで、今回送ったものを少しピックアップ。
まずこれは絶対に送らなくてはいけない。この「アートという戦場」には、僕ら二人が関わっているプロジェクト"SICE"がとりあげられている。表紙もそう。出版されたのが今年のプロジェクトの最中で全員日本に帰ってから内容を確認した。当然ベルリンにいるY.T.はあっちで手に入らないので送る。
実は僕自身、手に入れたのはつい最近。横浜トリエンナーレのショップにて購入。

タイトルそのままドイツとユーゴスラヴィアの現代史。当たり前だけど、海外に長く滞在してみると、そこの歴史についてちゃんと知りたくなる。僕らは「周到な準備」よりも先に、とりあえず動いてしまうケースが多いので、その後に歴史がついてくる。でも、その方が「知りたい」欲と体験が先にあるので、覚えやすかったりする。
彼は最近ブログを始めたのだが、どうもハマってきたみたいでほぼ毎日のように更新されている。ベルリンでの日常生活のディティールが妙に細かかったりでなかなか楽しみ。ちなみに彼のブログはここ。
ブログのデザインカスタマイズの本も送ったのでそのうちリニューアルされるかも。
「雨の木(レイン・ツリー)」を聴く女たち
あと何か小説を送ろうと思ったが、これが意外と難しい。小説となると、好みも硬軟も様々。でもどうせならベルリンで1回読んで読み捨てられるものでないものがいいと思う。安部公房が好きだということは知っている。そういえば9月中旬に大江健三郎がベルリンで講演していた。というわけで大江のものから選ぶ。まあどれでもいいのだけれど、80年代のこれを。
僕は中学の現代文の授業で「死者の奢り」に出会ってから、高校、浪人と大江の作品のほとんどを読みあさってきた。その中でも、「雨の木」を聴く女たちは、後に聴いた武満徹の「raintree」とともになんとなく(はっきりではなく)印象に残っている。
mapping_yukiが気に入ってくれるといいが。
さて、ベルリンから届くのはもう少し先になりそうだが、何を選んでくれるだろう?
昨日の夜、帰国しました。成田からまた機材の山と一緒にエスティマのタクシーで東京の中心部に帰ってくる時の、隅田川沿いのビル群の夜景がとてもきれいに見えた。雨のせいか、夜のソウルで何度も越えた漢江の夜景とそれはまた違っていた。
やることは山積みだ。韓国のまとめも、サラエボの準備も、ジャムのワークショップも。一つ一つやっていこう。

スケーターの聖地に入れ替わって出現した秋葉原クロスフィールド。その中のダイビルよりの眺め。小さくした写真だと伝わらないかもしれないけど、秋葉原のまちがまるでおもちゃか模型のよう。
あーそうか、海洋堂か。
産学連携による産業の創出と再生は、連携を行う者が自ら率先し交流することによって実現すると秋葉原クロスフィールドは考えます。
「情報技術分野の最先端」とは対極のような大学ではあるけれど、本当は民間企業や公的研究機関とのコラボレーションを必要としているのは芸大かもしれない。「アート」を必要とする側と提供する側の決して交わらない領分を、どうにか有機的に繋げないか?と。
あっちが必要としてないのか…
アートフリマ at REDCUBE 続報です。
REAL TOKYOにてイベント情報UP、今日から公開されています(もちろん今日はトップにて)。そして写真は私近藤圭、サラエボで土地を耕している物です。第2部にてサラエボプロジェクトの紹介をさせていただく事になっています。
ということで、サラエボに興味ある方、昭和40年会ファン、グラインダーマンファン、中村ケンゴファンの皆様、会場にて是非お待ちしています。
僕は、サラエボプロジェクトカタログ(予価500円)、「slow food」DVD(サロン・ド・プランタン賞・予価2000円)他用意してお待ちしています。トークの準備やらもしないといけないので結構大変ですが...



屋形船、水上バスと夜の隅田川を水上から見る。ライトアップされた勝鬨橋、レインボーブリッジ...「物見遊山」の打ち上げ企画の今日、水上バスで両国まで隅田川を上っているとディズニーランドもしくは千と千尋に出てきそうな船に出くわした。
東京画
1985年 西独
監督:ヴィム・ヴェンダース
編集:ヴィム・ヴェンダース ソルヴェイグ・ドマルタン
キャスト:笠智衆 厚田雄春
(はじめに断りますがヴェンダース論でも作品論でもありませんので)
「外が晴天だとなおさら悲哀が募る」
小津がずっと舞台に選んできた東京の画"イメージ"、小津の"世界を透明にしうるまなざし"を追いかけてやってきた異邦人ヴェンダースの画"イメージ"。1983年の東京は小津作品のそれとは違う「傷ついた風景」だった。