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  • 4月第2週の備忘録

    070415

    この一週間の備忘録。

    11日(水)東京アートフェアへ。
     プレス招待券を頂いていたのだが、一般来場者の様子を見たかったのでこの日。かなりの人が訪れていたが、月曜のプレビューはもっと混雑してた模様。現代美術系のギャラリーと古美術や巨匠の洋画を揃えた画廊が同じスペースに並んでいるのはなかなか壮観ではあったが、やはりそれぞれをじっくり見るような場ではない。バーゼルとかもこんな感じだろうか?

    アジアン・トラヴェラーズ—総特集 (単行本(ソフトカバー))13日(金)渋谷のパルコブックセンターにて。
     小林紀晴責任〈写真〉編集の『Asian Travellers アジアン・トラヴェラーズ』というムックを発見、購入。なかなか執筆者も内容も濃く、面白い。沢木耕太郎、西川敏晴(『地球の歩きかた』編集長)、蔵前仁一(『旅行人』編集長)、小林紀晴、アジア・ライターズ・クラブ… 僕は「インドに行けば自分の中で何かが変わる」だとか、そういうのはまるでないのだが、それでもなんだかアジアには得体の知れないものへの興味がやっぱりある。見たこともない、想像したこともない食べ物に出会ってみたいのかも。(Amazon マーケットプレイスで 46円〜なんてことになっているが、間違いなくそれ以上の内容。私、定価で買いましたが… )

    14日(土)東京都写真美術館で『パラダイス・ナウ』を見る。
     2005夏にサラエボ・フィルム・フェスティバルで見てから、ずっと日本での上映と日本語字幕でじっくり見直すのを待望してたもの。またあの暑くて寒い夏、アパートの谷間のオープンシネマで見た際の鈍いやるせなさ、居心地の悪さがよみがえってきた。どうしようもない閉塞感は何を選択したのか。

    15日(日)川口写真散歩@メディアセブン、須田さんの回。
     じっくりカメラを持ってぶらぶらするのも2週間ぶりくらいかも知れない。天気の良い日曜日はやはり気持ちが良い。

    で、最近何をしているかというと今までの写真を整理していたりします。ずっと暗室にこもっていた時のモノクロネガ、現像しっぱなしのポジ。スキャンして、フォルダに分けて。結構一つ一つのフィルムについて覚えているもので、その時どう歩いていたか、何を使っていたか、いちいち思い出しながら選んでたりするのでなかなか進みません。

  • Nikon F3の感触

    X900-F3-01

    X900-F3-02

    Nikon F3で撮ったフィルムをEPSON GT-X900でスキャンしてみた。露出もオートでも大体問題なし。測光範囲とかクセはこれから本数をとってこなせば多分わかってくると思う。レンズは35mm f2。

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  • 活弁士の時間

    先日川口にオープンしたばかりの「メディアセブン」でのイベント『活弁士が魅せる!3大コメディ映画会』にて、若手活弁士の坂本頼光さんの

    • チャップリンの冒険 / チャールズ・チャップリン
    • 豪勇ロイド / フレッド・メイヤー
    • キートンのセブンチャンス / バスター・キートン

    を見たのですが、これがかなり面白かったのです。ちなみに活弁初体験でした。

    映画には音が付いている。
    そんな当たり前のことが当たり前でなかった時代。
    日本にはこんなエンターテイメントがありました。

    まず会場に見えての第一声の通りからして全然違うわけですが、その後映画が始るともう頼光さんの独壇場。といってもその語りが映画自体の魅力を損なうわけではもちろんなくて、どの人物も「坂本頼光」そのものなんだけど同時にそれはチャップリンであり、看守であり髭の紳士でもあるのです。その活弁というスキルに引き込まれてのあっという間の2時間でした。エンターテインメントとしての歴史の長さがなせる完成度にも唸らせられました。

    坂本頼光さんによる「豪勇ロイド」は7月29日に新宿ゴールデン街でも見ることが出来ます。

    『弁士・坂本頼光小劇場』

    【日時】
    7月29日(土)1回目/開演14:00~ 2回目/開演18:00~
    【会場】
    新宿ゴールデン劇場(新宿区歌舞伎町1-1-7)
    新宿ゴールデン街内花園三番街(花園神社裏手)

    詳しくは Yahoo!ブログ – 活弁士の分家 のお知らせを御覧ください。

  • 初回版アワーミュージックDVD

    Notremusique1

    ちょっとフルクサスの話を一休みして、ついに昨日発売になったゴダールの『アワーミュージック』のDVDについて。ここでも何度もとりあげたし、今月の“Flavor of the month”でずっとサイドバーに出してますが、その初回版がなかなか嬉しい出来になってるのでご紹介。Amazonで予約したら発売当日の昨日のうちにちゃんと届きました。

    Notremusique2ブックレットの執筆者の一人でもあるイルコモンズこと小田マサノリさんのブログでも触れられてますが、

    とにかく嬉しいのは上映された生フィルムが入ってること!ちなみに僕のはモスタルの川辺でデジカメのモニターを見ているオルガのシーン。嬉しいです、これ。

    アワーミュージック他にもシリアルナンバー入り(ちなみに2563/3000でした)の144Pブックレットがついて、DVDパッケージの内側はゴダールが育てていた花が溢れるピクチャー仕様。

    いつまで初回版が出回るのかわかりませんが、Amazonでは今20%OFFなので、迷っている人は間違いなく今のうちにゲトることをおすすめします。

  • 何でもない不穏「私のいる場所」

    続き。
    ジャン=ポール・ブロヘスのシリーズ「Aplovou 雨を連れてきた男」は作家の住むベルギーの村で90年代に撮影されたもの。

     問題は、できるかぎり自由な形で物語を提供できるように並べ、人がこれらの写真を読み取ったり、眺めたりして、それぞれにささやかなストーリーを組み立てられるようにすることである。これはドキュメンタリーではなくフィクションだから、解説文もない。

    牧歌的で朗らかで多くの動物たちと子供に囲まれたある意味で理想的な「スロー・ライフ」の風景にはどこか不穏さを感じる。妖しげにも見える彩りのキノコ、子供が遊んでいるのは蛇、瓶の内側を必死に登る無数の毛虫。それはリアルな田舎の風景だけれど、都会のヘタレな僕らが思い描く憧れの「田舎」とはどこか違っている。

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  • 『アワーミュージック』のサラエボ

    なぜサラエボか?

    なぜサラエボか?
    パレスチナのせい、テルアビブのせい。和解が可能な場所を見たかった。

    アワーミュージック 王国2 煉獄

    イスラエル人女性ジャーナリストのジュディット・レルネルはサラエボのフランス大使館で大使を前に自分に問いかけ、そう答える。

    レルネル「私たちの集会に来てください。大使としてでなく、自由な人間として。昔と同じように。正しい会話でなく、単なる会話です。」

    1943年ナチス・ドイツの占領下にあったリヨンで学生だった大使は、「ホテル・テルミニュス」で、ナチスに迫害されるユダヤ人の若いカップルを匿った。レルネルの祖父と祖母。


    昨年日比谷シャンテ・シネ、名古屋シネマテーク他で公開されたゴダールの「アワーミュージック」が渋谷のイメージフォーラムで4/21までアンコール上映されている。

    サラエボで撮影されたこともあり、昨年のカノーヴァンでのイベントの前に日比谷で見たのだが、それからずっと気になっていることがある。

    「ゴダールはこの作品をなぜサラエボで撮らなければならなかったのか?」
    自分の見てきた、そこにいたサラエボと、映画パンフレットに採録されたシナリオを頼りに少し考えてみようと思う(このエントリ中の引用はシナリオ及びインタビューでのゴダールの回答から)。

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  • ドイツ短編アニメーション・フィルム展

    「ドイツアニメーション・フィルム展」が12月9日~18日の日程で開催されます。

    2005年は日本におけるドイツ年です。

    この展覧会は2004年にドイツで開催された後、世界中で巡回展が行われてきました。
    会場ではドイツのアニメーション短編映画15作品の上映(日本語字幕付き)と、その撮影で使用されたフィギアや絵コンテ等が展示されます。

    15名の映像作家たちがそれぞれのスタイルで作り上げた個性的な作品を通じて、ドイツアニメ独自の世界観と現代のドイツ文化に触れてください。

    ドイツのアニメーション・フィルム展 : 2005年は日本におけるドイツ年 | 生活工房 世田谷文化生活情報センター

    生活工房さんには .automeal の2度のワークショップでお世話になっていますが、今回は展覧会(ワークショップも含む)です。
    ヤン・シュヴァンクマイエルをはじめとして、チェコのアニメーションは日本でも多く紹介され、人気もありますが意外にドイツのアニメーションフィルムについてはあまり知られていないのではないでしょうか。
    展覧会では作品の上映だけでなく、実際に撮影で使用されたフィギュア、セット、ドローイングなども見ることができます。

    ドイツのアニメーション・フィルム展
    2005.12.9(金)~18(日)
    11:00 – 19:00 入場無料
    会場:世田谷文化生活情報センター生活工房ワークショップAB(三軒茶屋キャロットタワー4F)

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  • 積ん読・積ん見?リスト

    この間探し物をしていて発掘された、マイ積ん読蔵書。

    買っても積んでいるだけで読んでいない本・新聞・雑誌等のこと。

    はてなダイアリー – 積読とは

    まさにそう。いつどんなきっかけでどこで買ったかもわかるのだけれど、見つけるまで買ったことも忘れていた。ので、後で「読むのを忘れない」ことを忘れないようにここにログ。自分の部屋よりブログのほうが探しやすいというのは、何か変なようだが事実。ついでに見に行きたいけど忘れそうな映画と展覧会も。

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  • Paradise Now, Sarajevo Film Fes

    11Sff1

    11Sff2観光客が一番多くなるのが「サラエボ・フィルム・フェスティバル」の開催期間前後だ。いつもはグレーで暗い街もなんだか華やかに浮き足立ってくる。出品作品はボスニアはもちろん近隣のセルビア・モンテネグロ、スロべニア、ハンガリー、チェコ、トルコなどと日本の監督も数人とジム・ジャームッシュ作品や「カンフー・ハッスル」なんかもある。

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  • 終了、そして後始末。

    After-Exhibit

    準備中も会期の間も、濃い密度を駆け足で過ぎた"Re_Cultivation"も終わり、各会場の搬出、撤去が終わるのと同時にメンバーも一人一人サラエボを去っていき、家に残っているのも日本人の何人かだけになってしまった。来年の2月に浅草のアサヒアートスクエアで行なう報告&今後に繋げる展覧会"Transition Compound"の準備や写真、データの整理をしつつ残りのサラエボ滞在をゆっくりと楽しんでいる。

    さて、SICEの展覧会が終われば今度は「サラエボ・フィルム・フェスティバル」だ。街は年に一度の国際的なフェスの空気に活気づいている。ジム・ジャームッシュの日本で未公開の最新の作品なども公開されるので見てみようと思う。