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  • ライフ イズ ミラクル / サラエボの友人

    エミール・クストリッツァ監督の「Life is a miracle ライフ イズ ミラクル」を見てきた。

    圧倒的な力量と熱量で見せる「アンダーグラウンド」よりもだいぶ軽妙になってきているのは「黒猫・白猫」もそうだったが、そんな中にも旧ユーゴの紛争をディープかつ重くなりすぎずにちゃんとエンターテインメントに消化できているいい映画だった。

    ボスニア紛争を扱ったものにはいい映画が多いのだけれど、監督がユーゴ出身か、その他かで大きく変わってくると思う。僕は一通り見てきたが、ウィンターボトムの「ウェルカム・トゥ・サラエボ」にはちょっとあざとい不快感を感じた。

    ボスニアの人たちはタフだ。日本では考えられない最悪の状況の中で、決してユーモアを忘れない。というか、ユーモアを最後の砦にしないとやって来れなかったというのもあるかも知れない。

    「サラエボには、ムスリムもセルビア人もクロアチア人もない、サラエボ人がいるだけだ。」と言う人もいる。クストリッツァの映画では、「ボスニアには、ムスリムもセルビア人もクロアチア人もない、ボスニア人がいるだけだ。」本当のボスニアもそうなるといいと思う。

    さて、今からまたサラエボに行ってきます。2年前のみんなは変わっただろうか、楽しみだ。

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  • instant pig / hifana

    Instant Pigソウルから帰る時、ユンシルに韓国のCDを2枚もらったのだけど、この「Instant Pig / Clazziquai Project」がなかなかよい。この手のものをあまり聞かないので、なんと説明していいのかわからないのだけれど、「モンド・グロッソが好き」な彼女がセレクトしてくれたのと、Amazonのレビューで少しは伝わるだろうか。ちょっと訂正を入れると、Clazziquaiは一人のプロジェクトで、曲によってヴォーカルを招いているとのこと。ジャケにはタグならぬブタのしっぽがついてるところもなかなか。
    Clazziquai01 Clazziquai02

    もう一枚もらった「Astro Bits / Astro Bits」も坂本龍一が絡んでいたりと、好きな人には結構よさそう。

    前に書いた「KAFKA(→韓流TRIPHOP、ブリストル)」もそうだけど、、韓国の音楽もなかなか面白いよ、と。BOAやイ・パクサだけじゃないよ、と。(ユンシルにイ・パクサ知ってるよ、と言ったら、嫌そうな顔をしていた。あんなの×××…だって。)

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  • 表現活動と法 Arts & Law

    作家は多くの場合、法的な事に弱いか関心がない。もちろん作家が法律を全て諳んじている必要はないのだが、自分の作品表現をすすめる上でのボーダーとして、また自分の制作した作品、コンテンツを望むカタチで提供していきたい、守っていきたいのであれば、そこにはちゃんとした拠り所が必要になってくる。

    依頼仕事や契約関係の場合、アーティストの多くは労働時間や具体的な成果としてわかりやすい数値を出せないのでいろいろと問題が起きてくるケースもある。実際僕でさえ契約の問題でトラブルになったことがある。

    そこで去年からスタートした VLA Tokyo office 改め Arts & Law – Creative Support@Legal。以下引用。

    私たちALの設立趣旨は、アーティスト・クリエイターや表現に関係するNPO・学生団体・教育機関等が、安心して活動の幅が広げていけるように、社会環境を整えることです。そして法律相談にとどまらず、アーティストやNPO、専門家、一般支援者とともに、アートコミュニティの形成に寄与していきます。

    なんとも頼もしい限りだが、もちろんそこにただ甘えているのでなく、アーティストサイドでももう少し自覚を持って、ある場合は意識的にボーダーを踏んだり、ちゃんとクリアするところはする、それでまた作品や活動として今度は"Arts & Law"にフィードバックをしていければ、今よりもずっと良くなっていくかな、と思う。ねえ?

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  • 植田工 初個展@gallery GO

    植田工 初個展

    ジャガー植田こと植田工の個展@田園調布。
    そこに行く前に、とある展覧会に行ってきたのだが、そこでのなんとも言えないもやもや、すっきりしない感じを全部ふっきるのに充分な”あっけらかんさ”に、ちょっと救われる。そのくらいそこに行くまでが妙な居心地の悪さだったとも言えるのだけれど。

    それにしても、彼のキャラクターはやはり貴重だな、と再認識。親戚の前でも何も変わらないテンション、話の内容に恐れ入りました。敬服です。

    「あの鳩の絵いいね。」と言ったら、「何言ってるの、鳩じゃないよ、近藤くん。あれは○××○○×○だよ。」とお叱りを受けました。結局何の鳥だったか。

    その絵をいいと言うのは僕だけじゃなかったらしく、彼いわく昨日の初日からみんなに言われてるそうだ。と言う話をしてたら、その後来たギャラリーの方も申し合わせたかのように同じせりふ。残念な事に非売品なのだけどね。

    植田 工 初個展
    2005年3月11日(金)~3月17日(木)
    at GALLERY GO
    世田谷区玉川田園調布2-8-18

  • 磯部 有加 展@waai

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    磯部 有加 展@waai に行って来た。場所は有楽町から新橋へと高架下に連なるコリドー街の向かいのビル3階である。そこはいわゆるギャラリーではない面白い空間になっている。デザインされたマンガ喫茶とも言うべきスペース。入って左手に美術・建築雑誌、カタログなどが置かれたラウンジ。低いテーブルにはネット用のiBookが数台。そして、磯部の絵があった。

    彼女は自分が初めて予備校で教えた生徒。他の生徒より全然上手だった磯部に少し突っ込んだ講評をしたのを覚えている。その後も別のところでまた見る機会があったのだけれど、もう大学生となっていた磯部の絵は全然変わっていた。その頃は、アフリカ・バンバータやNEU!の話など音楽の話の方が多かった。生真面目なのか天然なのか、今日久しぶりに話してみても全然掴めない。

    人に絵を教えるのなんて、(もちろん受験としてだが)自分には前も今もこれからも恐れ多い役目だけれど、そこで関わってきた生徒達がその後ちゃんと制作と発表を続けているのを見たり、連絡をもらったりするのはなんだかうれしいものだ。

    なんて言っている場合に追い抜かされてしまわないように、こっちも頑張らないといけない。

    磯部 有加 展@waai は明日17:00まで。
    中央区銀座7-2-20 パシフィック銀座ビル3F Relaxation Lounge “Waai”

  • 卒業論文、修士論文

    手もとに二つの卒論、修論があります。ひとつは土方巽、ひとつは芸大受験と美術教育についてです。送ってくれた二人どうもありがとう。このディープな論文二つは簡単にはコメントや感想つけられないので、じっくり読みながら、そしてそこからハイパーリンク的に他の資料や文献へ繋がっていきながら、なにかしら反応できれば、と思っております。「食べる」ことを中心のモチーフにしている、「受験業界」となかなか縁が切れずにいる自分にとって、どちらも意味のある重要な資料です。

    さて、芸大は博士論文以外には論文の提出義務がありません(油画科の話。芸術学なんかはありそうですが)。正直、芸大生に卒論を書かせたところでたいした論文が出てくるはずはないので、それに時間を使うより、作品のレベルを上げるほうが大事に決まっています。

    油画の大学院、研究室によっては実験的(段階的)に修士論文を課すところも出てきていますが、全体的にも来年度から提出させる動きがどうやらあるようです。インスタレーションをはじめ、多少なりともコンセプチュアルな作品を展開しているのだったら、テキストでもある程度のアウトプットが出来なければ、というのは当然の流れのような気も。補助的に用意したテキストによって、助けられている作家は学生のみならず多いのだから。

    さて、まだわかりませんが、自分が書くとしたら「食のアクセシビリティ」もしくは「食べることの標準化」なぞになりそうです。どんな内容になるかは自分でもさっぱりです。

    –余談
    そう言えば通っていた中高では中学卒業時に卒論が課せられていました。指定されたテーマは現代文の作家についての作家論もしくは作品論というものでした。僕は書いたのは宮沢賢治「春と修羅」についての作品論。カール・ヤスパースを引き合いに出しながら、と言う無茶なものでした。

  • いつもの別マガとジェロム・レ

    自宅から品川駅ヘ向かう途中、よくK-1外国人選手に出くわします。きょうもまたジェロム・レ・バンナ一味に出会いました。フランス語で楽しそうでしたよ。ジェロムが一番遭遇率高いんですが、テレビで見るより細く見える気がします。フランソワ・ボタもです。あと、みたことあるのはサム・グレコとか。

    そして、ここでも何度か紹介してきたジェントルメン中村氏の別冊ヤンマガ連載「熱海主将の猛き日常」も今日発売の号で3話目にしてラスト。ありがとうジェントルメン&熱海主将。次をまた楽しみにしてます。♂!

  • 某リング部の忘年会で

    もうまるで活動してないボウリング部だけれど、忘年会と新年会はやる。
    はずだけれど、今日の忘年会、3人しか集まらないとは...
    みんな忙しくしているのは、いいことなのだけれど、3人はちょっと寂しいですよ...

    さて、内容。やっぱりぜんぜん部活してないとだめですな。今日の自分スコアは160を一回超えただけ。これでは恥ずかしくてボウリング部なんて名乗れたものではない。しかもマイボール持参なのに。

    昔は良かった、というのは思い出を美化してるだけで、実は昔もたいしたスコアは取れてなかったんだけどね。ここだけの話。

    新年会は二ケタ集まりますように。せめて5,6人(弱気)。

  • 日記:盛岡まで

    友人の告別式に盛岡まで行ってきた。
    彼とは普通に話していたけれど、彼にとって自分は親友だったかと言えば、そうではなかったと思う。自分にとってもきっとそうではなかっただろう。会えば普通に作品のことも、そうでないことも、どうでもいいことも話したけれど、僕は、彼が何で学校を一度辞めようと思ったか本当のところを知らない。勝手な推測をするしかない。事故のことを知らない。
    周りに彼のことを聞かれても、ちゃんと答えられないことを、今では恥じることも後悔することも無いけれど、盛岡まで行って、彼の本当にすぐ近くの周りの人たちを見れたことは、本当によかったと思う。結局よそ者でしかない、分かり合えなかった自分よりも、ずっと毅然としっかりと振舞っていた彼の両親に会えてよかったと思う。

    冬の盛岡の寒さに、彼の赤い頬が納得できた。
    自分は自分で自分のことをやるしかないのだなと思った。

  • 友人の訃報に

    友人の訃報を聞いた。
    同級生だった彼は、誰よりも早くギャラリーでの個展デビューも果たした。しかしその後彼は中退を届け出るが学校側からの説得で1年の休学となり、下の学年に復学する。ここ何年かは自分のペースで好きな絵を描いていたのに。
    死因は事故だそうだ。

    一年の頃、ずっと鯖缶ばかり描いていた彼のことをおもう。描きたい絵にどれくらい近づけたんだろうか...

    もっと彼と話しておけばよかったと今更ながらに思う。