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  • 2008年のペインティング

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    珍しく最近描いたペインティングというかドローイングを。
    プティ・プワソンのアート教室作品発表会に添える刺身のタンポポとして描いたもの。この教室ではレギュラーで教えているわけではないが、時間を空けて子供たちの上達を見られるのはなかなか楽しみだったりする。

    展覧会は明日まで。(って、遅っ!)
    人の縁というのは本当に不思議なもので、意外なところで意外な人と繋がる。今回講師サイドとして参加しているうちには自分が浪人生時代に習っていた元先生までいたりする。というともう10年以上前。その後、大学こそ同じものの、期や研究室が違うのであまり絡むことはなくなったけれど、なぜかまたここで再会。

  • こくばん.inと木炭デッサンあるいは油彩

    最近「こくばん.in」というブラウザ上で黒板にチョークと黒板消しで描いた絵を共有、リプレイできるサービスがあるのだが、これがよくできてる。マウスもしくはタブレットで6色のチョークと黒板消しを使って落書きから、もっと描き込んだものまでアイデアと腕次第で何でも描けるのだけれど、黒板消しの再現性というか、使い方が結構キモになっている。以下、最近話題になった「杏仁豆腐」をチェック。

    出来るまではなかなかどうなるかわかりにくいかもしれないけれど、黒板消しの使い方が非常にうまく、フルーツのみずみずしさやシロップの光沢などがよく描けている。

    これともうちょっと前に話題になった「タモリさん – こくばん.in」を見ていて思ったのは、このサイトのうまい人の描き方って、木炭デッサンや油彩を描いていく過程と通じるところがあるなあということ。他の画材(水彩だったり、鉛筆、岩絵の具、アクリル…)と木炭、油彩が大きく違うのは積み上げていく「プラスの作業」と同じくらいもしくはそれ以上に「マイナスの作業」が重要だったり、そのやりとりに耐えうる被覆力だったりするんだけれど、そう見ると結構通じるものはある。
    最初から計算をして、色の透明感だったり混濁を嫌う、あるいはフラットを好む作家も絵描きも多いけれど、それよりもイメージやリアリティが出てくるまでいくらでも絵の具や木炭をこねくり回していたい人も多い。最近のコマーシャルなペインティングはあまりそういうのを好まないけれど。

    PhotoshopやIllustratorのレイヤーで積み上げていく今のデジタルでプラスな絵作りと全く正反対のもっとアナログでプリミティブな「絵を描く」楽しさがこの「こくばん.in」と黒板消しにはつまっていると言ったらおおげさですよね。

  • 2000年と2002年のペインティング

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    データ整理してたら昔のドローイングが出てきたので、まあネタにでもということで今さらですがアップしてしまいます。多分これからも絵を作品として発表することはなさそうなので。

    2000年に大学に入学したわけですが、もうその当時からほとんどタブローを描きませんでした。その悪い意味でのきっかけのひとつでもあるのが、「マッペ」という再試験形式のゼミ。ドローイングを何百枚と提出してそれに講師が合否を下すのですが、それに不合格となったあと、再試験として提出したもののうちの2枚。

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    その2年後、予備校で油画科の講師をしている時に生徒の横で描いていたドローイング。まああまり変わってません… 若干形らしいものがありますが。

  • 2001年のボストン 5

    Boston05-Thumb高いビルや現代的な建築が多く立ち並ぶボストンでも、中心から離れていくとこういう街並になる。

    こう距離の大きく異なる複数の写真を一枚に繋げると、アングルの問題でパースペクティブがおかしくなる。この見え方というか、収め方というのはセザンヌからブラックへと流れるキュビズム絵画の造形だったりする。

  • 日向水 – hinatamizu

    Hinatamizu中村友香展 「日向水 – hinatamizu」
    2006.7.17(月)-7.22(土)
    Gallery58
    東京都中央区銀座4-4-13 琉映ビル4F

    こちらは現在芸大の助手の中村友香の個展。彼女のフラットな平面の新作などが見られます。ここでも以前に何回か紹介したことがあります。

    彼女も何かと一緒になったり繋がってたりすることが多く、久しぶりに見る絵がどう展開されてきているのか楽しみ。
    こちらも来週。

  • 伊藤若冲のブログ スタート

    はてなダイアリーで伊藤若冲のブログが始まったらしい。

    Jakuchu

    「若冲と江戸絵画」展コレクションブログ
    と言ってももちろん伊藤若冲が書いてるわけではない。

    はじめまして。ジョー・プライスです。

    このブログでは、これから毎日、展覧会がスタートするその日まで、私、プライスによるコレクション解説をしていきたいと思います。
    解説というと、難しい印象ですが──つまり、ラブレターのようなものと思っていただければ良いかもしれません。

    「若冲と江戸絵画」展コレクションブログ –  はじめまして、プライスです。

    というわけで、この展覧会のコレクション主であるプライス氏の解説という形でのプロモーション。本当にプライスさんがあのはてなの使いにくい投稿画面でかな打ってたら素敵。

    それにしてもこれから2ヶ月強、毎日アップされるとなると楽しみ。「若冲と江戸絵画」展 公式ブログフォトライフに結構大きな画像までアップされている。

  • 頑張らないワークショップ

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    Petti060328-2こどもと一緒にワークショップをやっていて、一番嬉しい瞬間は「それまでの敬語が急にタメ口になった時」かな、と思ったりしました。

    家でお母さんには「大人の人にはきちんと敬語で話しなさい」ときっと言われてるはずなので、ワークショップが始まったばかりのまだ緊張している時は、みんな遠慮をして敬語で話してきます。それがだんだんものを作ったり、描いたりに夢中になってくると、
    「ねえ、紙粘土ない?」とか
    「黄緑のきらきらどこ?」
    「あそこにあるのじゃダメなの?」
    「あれはミドリ!探してるのはキミドリ!」
    なんて風になってきます。そうなればもう自分の中ではうまくいっているのです。

    何かをしてあげないといけない、何かに導かないといけない、そんなワークショップは嫌なのです。

    だから僕は頑張りません。

  • シュールレアリズムの終焉

    やっと現実はシュール・レアリズムに追いつきました。

    もっと小さいモデルがあれば普通に欲しい。

  • 声に出しながらクレヨンをぐりぐりやる

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    さて今日でもう4回目。
    大きな白い画面をクレヨンや色鉛筆ベースで埋めていくのはなかなか難しい。と思うのはこっちの考えすぎで、子供たちはなかなかいい絵を描いてきている。線から面へ攻め方を変えようと思って、紙をちぎって貼りだした手際の悪い僕の横でこんな画面が出来ていた。

    どう?なかなかいい絵でしょ。月に1回2時間だけ、来てくれる子たちも違うので、イメージの重なりは不連続である。アール・ブリュ(ット)やアウトサイダー・アートとはまた違う天然(ベタ)で健康な子供たちの絵。

    きいろ、ぶどう、りんご、りんご。いーち、にー、さーん。

    覚えたことを声に出しながらクレヨンをぐりぐりやる。

  • 口笛吹く風 野依幸治展

    Noyori銀座のギャラリーで展示中の野依君の初個展へ。

    もう6年も彼の絵を見てきてることになるが、あらためて最近の作品を30数点も一挙に見るとなると、また別。小さな画廊がひしめく銀座の中にあって、3フロアーの贅沢な作りのギャラリーの中で、その作品の不思議な「静かさ」に見入る。差し込む日差し、窓、戸、床の水平/垂直のライン。けっして広くはないパースペクティブ。そして室内風景に人はいない。その静謐な仄かに青い画面がギャラリーの空間を確かに支配している。

    そのたしかな「画面」にはやはり何かあるのだろうな。

    口笛吹く風 野依幸治展
    2005年9月26日(月)~10月8日(土)
    午前11:00~午後6:30 日曜休廊
    ごらくギャラリー
    東京都中央区銀座8-6-9