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  • インヴェーダー@雨の三渓園

    Sankeien

    雨の横浜本牧三渓園。大増水の中、造園工事の作業をしている人たちの横を傘をさしてインヴェーダーに会いに行ってきた。

    Invader1Invader2

    園内にある文化財の旧燈明寺本堂の中は乱雑、不穏、混沌としていて、その中に並べられたもののどれもが場違いである。2ケ、または3ケのそのものたちは本堂ない一面に敷き詰められているので、全貌を収めることは難しい。場所柄か、インヴェーダーソケットの作品としては珍しく音が出ていないけれど、雨に包まれた静かな本堂内はかえって異空間を作り出していたように思う。
    明日の21日(金)まで。

    Invader3インヴェーダーソケット&サービス インスタレーション
    in 三渓園 旧燈明寺本堂
    『2ケ、または3ケ』
    2006年7月18日(火)~21日(金)
    三渓園 SANKEIEN GARDEN http://www.sankeien.or.jp/
    横浜市中区本牧三之谷58-1
    (三渓園には入園料がかかります)

    ただいま三渓園では蓮の花がきれいですよ。

  • テルミン・ブックマーク

    テルミン関係のブックマークが増えてきたので、まとめてみます。

    テルミン(Theremin)は、1920年代にロシア人のレフ・セルゲイヴィッチ・テルミン(1896-1993、物理学者、チェロ奏者)が発明した電波楽器で世界初の電子楽器である。

    テルミン – Wikipedia

    テルミン ディレクターズ・エディション2001年に日本で公開された映画「テルミン」のサイトではFLASHのバーチャル・テルミンでWEB上からその操作の雰囲気で遊ぶことが出来ます。サンプル曲と合わせるのはなかなか難しい。

    実際にちゃんと演奏されている様子はやっぱりYoutubeで。わりとありがちな不穏なムードを煽るもの、クラシカルな楽器としての演奏、ジョン・スペンサーのパフォーマンス、テルミンによる“Video Killed The Radio Star”といろいろ揃ってます。「宵待草」の日本らしい幽玄さの表現もぴったり。

    Youtubeで見るテルミン
    Alien Theremin
    THEREMIN Termini NYSE Ambient Live
    SAMUEL HOFFMAN Theremin
    Ross Marshall plays the THEREMIN
    Jon spencer on theremin
    Theremin Killed the Radio Star
    Yoimachi-gusa
    Theremin
    Theremin bbc South
    CNN Theremin

    下2つの bbc South と CNN による特集もコンパクトな構成がわかりやすい。もちろん英語だけど映像だけでも面白いと思う。そういえば Portishead でもテルミンが効果的に使われてたな、と発見したり。

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  • 活弁士の時間

    先日川口にオープンしたばかりの「メディアセブン」でのイベント『活弁士が魅せる!3大コメディ映画会』にて、若手活弁士の坂本頼光さんの

    • チャップリンの冒険 / チャールズ・チャップリン
    • 豪勇ロイド / フレッド・メイヤー
    • キートンのセブンチャンス / バスター・キートン

    を見たのですが、これがかなり面白かったのです。ちなみに活弁初体験でした。

    映画には音が付いている。
    そんな当たり前のことが当たり前でなかった時代。
    日本にはこんなエンターテイメントがありました。

    まず会場に見えての第一声の通りからして全然違うわけですが、その後映画が始るともう頼光さんの独壇場。といってもその語りが映画自体の魅力を損なうわけではもちろんなくて、どの人物も「坂本頼光」そのものなんだけど同時にそれはチャップリンであり、看守であり髭の紳士でもあるのです。その活弁というスキルに引き込まれてのあっという間の2時間でした。エンターテインメントとしての歴史の長さがなせる完成度にも唸らせられました。

    坂本頼光さんによる「豪勇ロイド」は7月29日に新宿ゴールデン街でも見ることが出来ます。

    『弁士・坂本頼光小劇場』

    【日時】
    7月29日(土)1回目/開演14:00~ 2回目/開演18:00~
    【会場】
    新宿ゴールデン劇場(新宿区歌舞伎町1-1-7)
    新宿ゴールデン街内花園三番街(花園神社裏手)

    詳しくは Yahoo!ブログ – 活弁士の分家 のお知らせを御覧ください。

  • 夏の日~summer day project~

    Summerday-P夏の日~summer day project~

    2006.7.20(木)~25(火)
    PROMO-ARTEギャラリー
    東京都渋谷区神宮前5-51-3 Galeria Bldg 2F

    もういっちょご紹介。
    壁画第一中村研究室で一緒だった浅野君(浅野純人)を含む7人によるグループ展です。内容は全く知りませんが、こちらもよろしくどうぞ。

    浅野君が盟友ソバケンと取手をベースに活動している「第0研究室」もどんどんローカルに入り込んで面白いことになってきているみたいです。サイトはそのうち僕がリニュすることになりそうなのでそっちもお楽しみに。

  • 日向水 – hinatamizu

    Hinatamizu中村友香展 「日向水 – hinatamizu」
    2006.7.17(月)-7.22(土)
    Gallery58
    東京都中央区銀座4-4-13 琉映ビル4F

    こちらは現在芸大の助手の中村友香の個展。彼女のフラットな平面の新作などが見られます。ここでも以前に何回か紹介したことがあります。

    彼女も何かと一緒になったり繋がってたりすることが多く、久しぶりに見る絵がどう展開されてきているのか楽しみ。
    こちらも来週。

  • インヴェーダーソケット&サービス!

    インヴェーダーソケット&サーヴィス

    蓮の咲く頃、三渓園に侵略。
    インヴェーダーソケット&サービス

    物語は日常と照合されるべきであり、その手段は、つくられたものの中に身近なものを置くことだ。
    私は今回、かつての寺本堂に2000以上の小物をインスタレーションする。
    それらは2ケづつまたは3ケづつ特別な形で置かれる。

    美術家で音楽家のインェーダーソケットこと江川次彦は、芸大大学院に在籍していた当時、かの中西夏之からも多大な評価を受けていた独特の仕掛けとセンスのインスタレーションや、インプロヴィゼーション炸裂なライブパフォーマンスで知られる作家です。しばしの沈黙を破って展覧会のお知らせと作品集の案内が届きました。

    インヴェーダーソケット&サービス インスタレーション
    in 三渓園 旧燈明寺本堂
    『2ケ、または3ケ』
    2006年7月18日(火)~21日(金)
    三渓園 SANKEIEN GARDEN http://www.sankeien.or.jp/
    横浜市中区本牧三之谷58-1
    (三渓園には入園料がかかります)

    [写真作品集] 「インヴェーダーソケット&サービス
    (Amazonでも手に入ります。)

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  • フルクサスの共有財産

    一方、六十年代に多くの作家によって言葉で書かれたパフォーマンス(アーティストによる身体表現の総称)のスコアーは、現在、メンバーたちの共有財産同然になっている。このスコアーは、経済優先と著作権重視の社会において、フルクサスが残した、未だ枯れていない「神聖な泉」と言えるのではないだろうか?

    フルクサスとは何か? -日常とアートを結びつけた人々

    引用の冒頭の「一方」は、ジョージ・マチューナスがフルクサスの作家たちのコンセプトを具体化して作っていたマルチプルについての記述を受けている。

    一冊2,30ドルだったエディションが、彼が亡くなる直前には、250ドルになったと言って喜んでいた程度だ。それが彼の死後、市場ではその100倍以上の値がついていることを考えると、貧困のうちに世を去り、後になって作品が法外な価格で売買されていることを過去の多くのハイ・アートの作家たち、マチューナスが社会から排除すべき対象として攻撃した芸術家たちに、彼もまた、皮肉にも仲間入りをしたわけである。

    Youtubeで簡単に映像が見られるようになったつい最近まで、「フルクサス」と聞いてイメージしたのはまず、マチューナスによってデザインされ、パッケージングされた「キット」だった。そのいくつものバージョン、それぞれの中に含まれる小品の数々は「フルクサス」に集まった作家の作品やコンセプトをマチューナスが編集・デザインして社会に流通させようとしたものだ。

    「一方」によって、対称におかれているマチューナスのキットとパフォーマンスのスコアー。しかしその二つはやはり「フルクサス」らしい意味で共通している。

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  • またちょっと穴が…

    またブログに穴を開けてしまった…
    やっぱり書けるうちにガツーンと書いておかないとダメですね。
    「フルクサス」シリーズを勝手に自分で組んでから書きたいことのイメージは結構出来てたんですが、他のことで頭いっぱいになると何を書こうとしてたのかどうも忘れてしまってます。でも、とりあえず無事生きてることをお知らせして次は「フルクサス」で。

    ここの場合、エントリ毎に差は結構あるんですが、それなりに書こうと思うと一つの記事に2?3時間くらいは平気で使います。エディタ(というかecto)に打ち始めてからですよ。もちろんその前にソース集めたり、考えてたりする時間はもっとかかるのですが… (多分、内容のクオリティとは比例してません。)

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  • 嘘つきアーニャの真っ赤な真実

    「ヤースナも亡命を考えることがあるの?」
    ヤースナは頷いた。
    「でも、私にはボスニア・ムスリムという自覚はまったく欠如しているの。じぶんは、ユーゴスラビア人だと思うことはあってもね。ユーゴスラビア人を愛しているというよりも愛着がある。国家としてではなくて、たくさんの友人、知人、隣人がいるでしょう。その人たちと一緒に築いている日常があるでしょう。国を捨てようと思うたびに、それを捨てられないと思うの」
    「ねえ、ヤースナ、カレメグダンの公園て、ここから近いんだよねえ」
    「うん、行こう」

    嘘つきアーニャの真っ赤な真実/米原万理

    冷戦時代のプラハのソビエト学校で小・中学生時代を一緒に過ごしたギリシア人のリッツァ、ルーマニア人のアーニャ、ユーゴスラビア人のヤスミンカ(=ヤースナ)を翻訳家でロシア文学者の米原万理が訪ねる。

    各国の共産党員や政府の重要なポストについている親の影響か、こどもながらに共産主義の理想への陶酔も反発も故郷への郷愁もそれぞれに強く感じていた彼女らが、子供を持つ大人になり、ソ連=東欧が崩壊していく中どう変わったのか、あるいは変わらなかったのか。

    ビクトル・エリセの「エル・スール」で、盲目的に愛していた父親に知らない女性の影があるのを知ってしまった主人公の少女が、その女性の存在をきっかけに大人になっていくように、こどもの頃知らなかった共産主義の理想に隠れた一般人の生活の様子や、自分と自分の家族の生活のリアリティの中で国家、民族、家族への思いは変化していった。

    (さらに…)

  • 初回版アワーミュージックDVD

    Notremusique1

    ちょっとフルクサスの話を一休みして、ついに昨日発売になったゴダールの『アワーミュージック』のDVDについて。ここでも何度もとりあげたし、今月の“Flavor of the month”でずっとサイドバーに出してますが、その初回版がなかなか嬉しい出来になってるのでご紹介。Amazonで予約したら発売当日の昨日のうちにちゃんと届きました。

    Notremusique2ブックレットの執筆者の一人でもあるイルコモンズこと小田マサノリさんのブログでも触れられてますが、

    とにかく嬉しいのは上映された生フィルムが入ってること!ちなみに僕のはモスタルの川辺でデジカメのモニターを見ているオルガのシーン。嬉しいです、これ。

    アワーミュージック他にもシリアルナンバー入り(ちなみに2563/3000でした)の144Pブックレットがついて、DVDパッケージの内側はゴダールが育てていた花が溢れるピクチャー仕様。

    いつまで初回版が出回るのかわかりませんが、Amazonでは今20%OFFなので、迷っている人は間違いなく今のうちにゲトることをおすすめします。