クウェンティン・タランティーノが久しぶりに放つ話題作、『キル・ビル KILL BILL vol.1』。横浜相鉄ムービルにて。
何というか、すごい!の一言に尽きる。とりあえず、人はたくさん死ぬ。その時点で駄目な人は見ないほうがいい。ただ、多くの人を斬りまくる、殺しまくるというのは、ハリウッドというよりは、日本の時代劇などの殺陣から来ている所なんだけど。もちろん、時代劇では血は飛ばないけど。深作欣二監督『バトル・ロワイヤル』もそうだけど、リアリティを消すようにいろいろな仕掛けはしてあるから正常な人であれば、問題ないだろうとは思う。
主役ザ・ブライド(ブラック・マンバ)役のユマ・サーマンはもちろん、一番すごいのは、今回メインの敵となっているオーレン・イシイ(コットン・マウス)役のリューシー・リュウ。過酷な生い立ちかに起因する冷たい殺気と無言の眼の強さに圧倒される。Vol.1 では完全に主演のユマ・サーマンに存在感で勝っている。TVシリーズ『アリー・マイ・ラブ』でも十分な存在感だったけど。ちなみに人気は主役のアリーに次いで2位(女性編)。
タランティーノ作品はいつも言われることなんだけど、いろいろな映画作品・監督・音楽・カルチャーへの目配せ、オマージュがあちこちにちりばめられている。それを見つけたりするだけでも面白い。今回はヤクザ映画、時代劇、演歌、そんな日本のエンターテインメントの要素で構成されているといっても過言ではない。
たどたどしい日本語のユマ・サーマンに笑いながらも本気でヤクザ映画をやっているタランティーノに嫉妬の念に似た思いを持ってしまう。
と言ってはみるけど、やっぱりエグい映像が多いので自信のある人だけどうぞ。
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