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  • 石の記憶-ヒロシマ・ナガサキ

    東京大学総合研究博物館
    来週4/12(月)で終了なのと、本郷に用があったので前から横目で見ていた「石の記憶-ヒロシマ・ナガサキ」を見た。東大なのでこれも無料。
    「人類初の状況下」である、被爆調査を行う事になったとき、どうするか。それを行った渡辺武男教授(故人)は、

    被爆調査と同じ方法で行った。・・・・・・・普段の地質調査で使い慣れた道具をそのまま用いている。」

    初めての、今までは想像もつかなかった世界で行うこと(=行えること)はやっぱり自分のやってきた手段しかない。そこから始めるしかない。初め、始め。その地道なリサーチからしか意味のあることは出てこない、ということを自分とは全然違う分野の、しかももっと前の世代の、さらにちゃんと結果を残している人に見つけられたことが良かった。サラエヴォもボストンも自分に始められることなんて一つしかなかった。

    それから、カメラ好きの人にもほんのちょっとだけアピールできるところが。故渡辺教授が調査に使っていた戦後直後のライカ(板金のバルナック、IIIa?+エルマー50mm)も貴重な被爆資料と一緒に並んでいる。そのそこそこきれいなカメラもカメラ屋よりも近い距離で360°から見れますよ。まあ、銀座や新宿でも見れますが。それにしても

    調査当時は戦後直後で物資が乏しく、カメラフィルムは1本の値段が本郷界隈の1ヶ月の下宿代に相当...

    今は幸せな世の中だ。

  • 物見遊山展/TO.CO.

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    物見遊山展 - 出会いのカタチ」のサイトができました。
    東京大学博物館工学西野ゼミ、東京芸術大学川俣ゼミ有志による、博物館や標本の意味を書き換える試みです。
    また、このプロジェクトは「物見遊山展」終了後も継続してやっていく予定です。

    会期は 2/28 – 3/14 までの2週間。入館料は無料です。よろしくどうぞ。

  • 博物館、沖縄、インスタレーション

    平和祈念公園内の平和祈念資料館、名護博物館などが良かった。
    最近、東大博物館とその小石川分館に深く関わってきているが、博物館をちゃんと評価するためには他をちゃんと見ることが大切だと確認した。平和祈念資料館と名護博物館では予算の規模も訴えるテーマも大きく違うわけだけれど、その展示(インスタレーション)の丁寧さ、面白さ、親切さなどかなりピンと来た。特に平和祈念資料館のインスタレーションには正直感動さえ覚えた。

    小石川分館の不親切さや、無責任さはそれ自体ゆえにユニークだし、見る側に想像させる余地があって、アート的な面白さはあるんだけれど、それは見せる側(アートだったらもちろんアーティスト)の傲慢と自己満足に紙一重だ。どっちがいいかは正直わからないし、その時その時、人それぞれでどっちも正解になりえるだろう。

    博物館もアートも、ある程度学術IQ、美術IQ的なレベルを要求して、それを持っていないとまるで意味を成さないものであれば、それはとてもつまらないと思うし、寂しい。

  • 森ビルの「ハコ」、「ハピネス」の価値

    昨日、奈と六本木ヒルズ、森美術館へ行ってきました。若冲からジェフ・クーンズまでの幅の広さと、新しい森美術館のオープニング記念展として注目を集めている『ハピネス : アートに見る幸福への鍵』を見るため。

    時代も地域も限定しない幅広いセレクションと新しい「ハコ」としての美術館についてだが、バランスの悪さが気になった。あえて同じ展示に若冲や書、シヴァ神像から、カバコフ、川俣正、ダン・フレイヴィンまで集める事に面白さは見出せなかった。「ハピネス」という非常に抽象であいまいで融通の利くテーマをいくつかのキーワードを巡る旅になぞらえているわけだが、どうも僕にはピンと来なかった。そして知っている作品が多かった事、核になるべき作家の作品の薄っぺらさもがっかりしたところ。

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  • 博物館、市場、ブレイカー

    博物館結構面白かった。ボスニア語で何が書いてあるのか全然わからないし、特に珍しいものがあるわけでは無かったが、博物館の展示形態のこととか、経済的に苦しい苦になりの博物館維持・管理の事とか興味深い事が多かった。(特にサラエボだけに限った事ではないが。)

    昼は中華。ヨーロッパに来てから、ほとんど野菜を摂取できないから、中華料理を食べると落ち着く。(プラハ、ヴェネツィアでも食べている。)

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  • 男3人でゴンドラに乗る

    Peggy Guggenheim Museum。この日、初めて知ったのだがグッゲンハイム美術館はNY、ビルバオ、ベルリン、ベネツィアにあるらしい。フランク・ゲイリー設計のビルバオは知っていた。ベルリンでもグッゲンハイムを訪れていたんだけど、展示替えの準備中で見る事はできなかった。マッタ、ゴーキー、デュシャンのペインティングが良かった。この辺は実物を見るのは初めて。マックス・エルンストも。ここはカナル運河側にテラスがあり、そこでしばらくボーっとする。

    サンマルコ広場近くの裏道で李さんにまた出くわし、多治見の黒岩さんと男3人でゴンドラに乗る事に。一度は乗ってみたいと思っていたけど、男3人だけとは...黒岩さんは李さんが話しかけて知り合いになった人で、陶芸をやっている人。もう1ヶ月もベネツィアにいるらしい。李さんは写真を撮るのと、ゴンドラがちゃんと希望通りのルートを通るか見張るのに夢中なので、黒岩さんといろいろ話しながら、45分のゴンドラをのんびりと楽しんでまたスタート地点に戻ったところで解散。

    昼食、マクドナルドに行ったが、セットで6ユーロもした(800円弱)。

  • フェルメールにバウハウスに

    この日は全く交通手段を使わず、全て徒歩にて移動。

    ケーテ・コルヴィッツ美術館。彼女は大戦を挟んで彫刻やデッサンを残している作家で、予備校時代に教わっていた先生の中にケーテ・コルヴィッツのデッサンについて話す人がいたのと、少し前にあるサイトで話題になっていたので訪ねてみた。個人的には別に好きな作家ではない。

    bauhaus-archiv。実は前日も来ているのだが、ここは火曜休館なのでまた来たわけだ。この旅にバウハウスのTシャツを持ってきていて、それは東京で買ったものだがそんなものがあればお土産に買おうかと思ったが無かった。バウハウスは美術に本気になりだしたときに雑誌などで興味を持ち、今は無きセゾン美術館で見たのを覚えている。デザインだけでなく、カンディンスキーの絵もずっと好きだった。

    文化フォーラム・絵画館。フェルメール2枚。フェルメールの実物を見るのはこれで5枚か6枚目だと思うけど、絵に閉じ込められている静謐な時間にあらためてやられる。自分にとってフェルメールは特別な存在なのだ。写真を始める前から好きだったが、写真に深く関わりだしてから少し自分が惹かれる理由がわかるような気がする。

    こっちの女の子はみんなおへそというかおなかを出して歩いているが、そんなに見せびらかせるようなおなかばかりではない。どっちかというとだらしない体をしている。関係ないがSMARTという車がかなり多い。全体の4分の1くらい占めそうなほど。夜、SONYセンターのキノにて”MATRIX 2″をみんなで見た。ドイツ語でなく英語だった。ロイ・ジョーンズJr(一番好きなボクサー)が出ているのにびっくり。

  • ハンブルグ駅現代美術館

    Hamburger Bahnhof Museum。印象に残ったのは、ダミアン・ハーストの薬の作品(ベネツィア・ビエンナーレに出てるはずじゃないっけ?)、ウォルフガング・ティルマンスのインクジェットプリントの写真、Peter Piller という写真の作家。採光や広さなど一番いい場所を占めているのはアンセルム・キーファー。