ちょっと前の朝日新聞の記事で面白いものを見つけたのでちょっとここに。
朝日新聞 (2003年9月25日 木曜日) 朝刊より抜粋
カテゴリー: art
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アフガニスタンの大学生
友人の佐藤を中心に立ち上がった企画、芸大とアフガニスタンの美術大学との交流プロジェクトのミーティング、顔合わせ。ボスニア・ヘルツェゴビナと同じくアフガニスタンにも興味があるし、いくらでも意味を見出す事は出来るからとても参加したいのだが、今夏のサラエボでの活動のドキュメントと来年の分の準備、そして自分自身の卒業制作などあって今回のプロジェクトに関しては参加はあきらめ、できる分だけ少しだけサポートすることに。本当はかなりやりたい。今日、顔合わせた程度なので、彼らのことは全然わからなかったが、やはり、タリバン後の新しいアフガニスタンの事はかなりアピールしていた。アフガニスタンも多民族国家なのでメンバーの中でも顔立ちなど大分違っていた。
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ナヴィゲーションの不親切さ、全体のレベル
ベネツィア・ビエンナーレは今回初めてだったわけだが、「こんなものか」というのが正直な感想である。もちろん挙げたような興味を持った作品、面白い作品なども数多くあったわけだが、上の3会場の他のパヴィリオンなども含めてレベルはあまり高くなかったように思う。新作ばかりでない事をはじめて知った。もう既にみんな知っている評価の定まっている作品も多かった。会場外のパビリオンを回りたくてあちこちに足を運ぶが道に迷ったりしてたどりつけない。パンフレット、カタログのマップがとても不親切。
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べネツィア・ビエンナーレ Giardini della Biennale
GIARDINI DELLA BIENNALE
Ruri (Island)
”Archive – endangered waters“
水のアーカイヴ。引き出して見れる巨大な水のカタログ。アイスランド館全体に響く滝の流れ落ちる音、ラックから引き出した水の巨大なトランスペアレントな写真を通した自然光など、空調のしっかり効いた部屋とあいまって気持ちよく美しい展示空間を構成していた。Michal Rovner (Israel)
人間のグループの歩く動きをビデオで。→微生物あるいは染色体の動きをシャーレ、顕微鏡で覗き見るように。→最後の部屋では部屋の壁全面に行進する人の群れを映し出している。今回のビエンナーレで一番圧倒され、感動したビデオインスタレーション作品。イスラエル館の構造により決定される順路を効率よく使っての展開が圧巻。一番完成度が高く、個人的には今回のベスト。金獅子賞の候補にもあがったらしいが、染色体についての倫理的な問題(的外れだと思う)という理由などでもれたらしい。
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ベネツィア・ビエンナーレ Arsenale
ARSENALE
・MONIKA SOSNOWSKA (Poland) ”UNTITLED(CORRIDOR)” installation
パースペクティブのついた通路を設置。奥に行けば行くほど実際に狭くなっているので、すぐ向こうに見えているドアまでたどり着く事が出来ない。自分が大きくなっていくような錯覚にもとらわれる。子供が這って行くとかろうじて奥まで行ける。作品の構造自体はとても単純なものだし、誰もが一度は考えそうなものだが実際に体験してみると単純なだけでないなにかがある。
・MLADEN STILINVIC (Croatia) ”DICTINARY PAIN” tempera on paper
一冊の辞書の破かれた全てのページ、各語の意味の箇所を白く塗りつぶし、全ての語の意味として”PAIN”をいちいち書き込んである。AからZまで全語。全て”PAIN”。一見地味な作品だが、旧ユーゴのことなどが一度頭をよぎると忘れられない。
・YANG ZHENZHONG (China) ”LET’S PUFF” video installation
向かい合わせになったスクリーン2つ。街の映像(眼の高さ、歩く人々、車、建物)に向かって、反対側のスクリーンからずっと息を吹きかけ続ける。息を吹かれた街は少しだけ揺らぐ。 -
べネツィア・ビエンナーレMuseo Correr
MUSEO CORRER
・村上隆とルイ・ヴィトンのコラボレーションによる “SUPERFLAT MONOGRAM” video
好き嫌いの問題ではなくて、日本的な造形の平面性、ポップさ、キュートさ、そんなアニメーション的な要素の全てが適切な長さのビデオクリップに詰まっている。海外で村上への評価が高い理由が少し分かる気がする。Arsenale でただ長いだけの映像作品にうんざりしていたからよりいっそう心地よく感じられた。"ラウシェンバーグから村上まで"と題し、これまでの絵画作品、平面作品を集めている。知っているものも多く、新鮮さは全く無い。絵画はもう他のものと切り離さないと扱えないのかと思うと少し淋しくなる。
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もう卒業まで少し
芸大卒業制作へのプラン、これまでを通してのリクエスト講評。今年から芸大の教官になった中村政人氏を呼ぶ。十分なだけの時間をとってプレゼンして話が出来たわけでは無かったが、感触はまずまず。戦略的、実際的な話のできる人だと思う。まだどういう人かわかるところまでではないけど、中村研も考えてみたい。
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トリエンナーレで松代へ
23(Fri.)から25(Sun.)まで新潟は松代。3年前第一回に参加した『越後妻有アートトリエンナーレ』の2期目へ。うちの教官の保科さんのエリアへ、準備やら下見やらで行って来た。僕が芸大入ってこういう仕事をやりだすきっかけになっているのが、このトリエンナーレと保科ゼミ、川俣ゼミである。それからの3年をいろいろ思い出したりもした。これからどうなっていくんだろね。
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清澄白河/渋谷川
20(日)は、二日酔いでぐたぐたの状態で、清澄白河の倉庫に展示の話しに行くが、行き違い、スケジュールの都合などでボツ。メンツは、佐藤、太一、一桝にこの日が初対面の石原君。その後、渋谷川の「フェロモン」のところへ。小雨の降る少し肌寒い中、柿崎、田口、愛ちゃんなどと久々に会う。岩井君はたまに会うから久々という気はしない。で、恵比寿に出て、ガーデンプレイス内のビアステーションで明るいうちからまた飲む。詳しくはとても書けないが、この世界の狭さを知る。
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カラー観・ストリート!
『ストリート!』 part.2 の搬入。part.1の時の展示場所は”ハナ”で今回は”トリ”。満足している。作品の内容はわかりにくいけれど、緊張感は場所に与えてると思う。今回のほうが絵的な要素が強く少しわかりやすい。「カッコイイ」と知り合いにいわれたので結構うれしい。今まで写真で作品を組む時、モノクロがメインでしか考えられなかったけれど、『ストリート!』ではカラーリバーサルからの同サイズプリントだけで構成している。少し自分なりの”カラー観”みたいなものが見えてきそうだ。