カテゴリー: art

  • ゲルハルト・リヒター 写真論・絵画論

    richter.jpgゲルハルト・リヒター 写真論・絵画論
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    ゲルハルト・リヒターは今絵画と関わって作品を作っている人には、もちろん好き嫌いこそあれ、意識したことが無い筈はない(ってわかりにくい)作家。最近流行のリュック・タイマンスだって、ジュリアン・オピーだってリヒターがあってだと思う。(個人的には)

    今ではまるで絵画・平面作品を作らなくなってしまった僕も「リヒターがいるから絵を描こうと思う、描けると思う」時期があった。現代美術やらなんやらの中で、リヒターみたいに平面でこれだけトガッった仕事が出来る人がいる、そしてちゃんと評価されていると言うことはなんだか励みと言うか、拠り所になっていた。感謝してるんですよ。

    リヒターというと写真をモチーフにぼけてる絵が有名だけど、絵の具の物質感を最大に使ったドローイングや写真のインスタレーションだって素晴らしい。リヒターが向き合ってきた「絵画」と「写真」の問題は現在でも、これから作品を作っていく人、見ていく人に参考になるところは十分にあるはず。

    ただ、この本中のリヒターの主張、コンセプトは一貫しているとはいえないし、矛盾しているところもある。でも、それが作家のリアリティと言うもの。

  • 卒業制作内覧会も終わり、

    卒業制作の内覧会も無事終了。

    ゲスト評論家・キュレイターのとして建畠哲さん、長谷川祐子さんにもコメントをもらったが、うーん。卒業制作展の一般公開がこれからなので内容はまだあまり明かせないけど、両氏とも「ビデオはきれいですごくいいけどね」と「けど」がつくところが...でも自分の中ではその「ちょっと...」と言われてるところも重要なのだ。ビジュアル的なきっかけだったり、イメージソースと言うか、美術史・映画史にリンクしていく点として...建畠さんも長谷川さんも世代がやっぱり違うし、「横浜トリエンナーレ」も去年の「ヴェネツィア・ビエンナーレ」もピンとこなかったし。キュレイターにコミットすること考えてたら作品なんて作れないからいいのだけど。

    ちょっと内容がわかりにくいエントリーだな。

  • 芸大卒業・修了制作展

    今年も東京芸大の卒業・修了制作展があります。
    会期は2/21(土)~26(木)、会場は東京都美術館、東京芸大構内、大学美術館になります。

    ここのメンバーのうち五人が今年で卒業となるので、当然ですが作品があります。サラエヴォの体験が少なからず影響している作品もありますので、よろしかったらどうぞ。「芸大生なんて所詮こんなものか。」くらいに思ってもらえればいいです。

    あまり情報はないですが一応インフォメーションはここ。
    http://www.geidai.ac.jp/topic/sintyaku_kiji/20031225/03sotu-ten-ueno.html

    < この記事は以前"Web of Activities"に書いたものです。 >

  • 美の巨人たち/フランク・ロイド・ライト

    TV東京、BSジャパンにて放送している「美の巨人たち」(EPSON MUSEUM)。今日の放送がフランク・ロイド・ライトの帝国ホテルだったので久しぶりに見た。

    イランの大地震のニュースの衝撃がまださめない時分、ライトの建てた旧帝国ホテルが関東大震災の日に完成レセプションを準備、全く無傷でいた事に驚いた。

    もう3年前になるけれど、ボストンにてハーバードのGSDの学生達と一緒にプロジェクトをしていた頃、建築に興味を持っていて、フランク・ロイド・ライトに、ル・コルビジュエ、レンゾ・ピアノ、ドミニク・ペローなんかのカタログをバーンズ&ノーブルやハーバード・スクウェアの本屋で集めてたことなんかも思い出した。ちなみにそのとき毎日通っていたハーバードのギャラリーがある棟(カーペンター・センター)の設計はル・コルビジュエ。北米で唯一のコルビジュエ建築。

    自分の仕事に建築的な要素はあまりないけれど、その体験は確実に基本にもっているつもりだ。

  • 物見遊山/TO.CO

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    ここ Web of Activities 椎間板ボスニア のメンバーのうち二人が関わっているプロジェクトです。2/28~3/14まで、東京大学総合研究博物館小石川分館にて展覧会をしますのでよろしくどうぞ。

    < この記事は以前"Web of Activities"に書いたものです。 >

  • 物見遊山展/TO.CO.

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    物見遊山展 - 出会いのカタチ」のサイトができました。
    東京大学博物館工学西野ゼミ、東京芸術大学川俣ゼミ有志による、博物館や標本の意味を書き換える試みです。
    また、このプロジェクトは「物見遊山展」終了後も継続してやっていく予定です。

    会期は 2/28 – 3/14 までの2週間。入館料は無料です。よろしくどうぞ。

  • 博物館、沖縄、インスタレーション

    平和祈念公園内の平和祈念資料館、名護博物館などが良かった。
    最近、東大博物館とその小石川分館に深く関わってきているが、博物館をちゃんと評価するためには他をちゃんと見ることが大切だと確認した。平和祈念資料館と名護博物館では予算の規模も訴えるテーマも大きく違うわけだけれど、その展示(インスタレーション)の丁寧さ、面白さ、親切さなどかなりピンと来た。特に平和祈念資料館のインスタレーションには正直感動さえ覚えた。

    小石川分館の不親切さや、無責任さはそれ自体ゆえにユニークだし、見る側に想像させる余地があって、アート的な面白さはあるんだけれど、それは見せる側(アートだったらもちろんアーティスト)の傲慢と自己満足に紙一重だ。どっちがいいかは正直わからないし、その時その時、人それぞれでどっちも正解になりえるだろう。

    博物館もアートも、ある程度学術IQ、美術IQ的なレベルを要求して、それを持っていないとまるで意味を成さないものであれば、それはとてもつまらないと思うし、寂しい。

  • パトリシア・ピッチニーニ WE ARE FAMILY

    「パトリシア・ピッチニーニ WE ARE FAMILY」展、東京は品川、原美術館にて。
    今年のヴェネツィア・ビエンナーレで注目を集めたオーストラリアの作家の巡回展というか、報告展。

    「心を掻き乱す」ほどの精緻なリアリティで作られた異形の生物のインスタレーションにて、「現代の医化学に対する畏れと警鐘を」扱っているピッチニーニだが、この夏のヴェニスで公開されたものと内容自体は全く一緒。ビエンナーレの金獅子賞審査の時にも引っ掛かったらしいのは、作品のスタイルとして似通っている作家がいるということ。これはロン・ミュエクのことなんだけれど、ロン・ミュエクは実在の人間を扱っているけれど、サイズを操作している。また、「染色体についての倫理的な問題」という理由で賞の候補から外れたMichal Rovnerとも共通項があると思う。
    作品のその妙なリアリティについては実際見てもらう他ないんだけど、僕にはやっぱりリアリティは感じられなかった。

    もう一つ気になったのは、作品を近くで見るために靴を脱ぐことを強要されること。ヴェニスでは靴を脱ぐ必要がなかっただけ、ちょっと違和感を覚えた。

    < この記事は以前"Web of Activities"に書いたものです。 >

  • 物見遊山展ミーティング

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    東京大学博物館小石川分館において来年2月末から3月にかけて「物見遊山展」という展覧会を東大×芸大でやります。博物館学、あるいはアートプロジェクトの役割、意味、美術と教育などを考えて来た東大サイドと、フィールドワークなどを通してプロジェクトを実践、あるいはそれぞれが制作をしてきた芸大サイドが有機的に絡む事により、新しいサステナブルな関係が生まれていく事を期待してやってきています。

    まだまだコンセプト・意義はつめにつめていかないといけないのだけれど、ちょっと中間報告です。

  • Pheromone/House+

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    もう先週になるけれど、六本木ロアビル12F「House+」でのクリエイティヴマーケットの時のもの。
    フェロモン」のメンバーが参加していた。

    (さらに…)