カテゴリー: movies

  • 映画で見るボスニア、そして今

    ノー・マンズ・ランド NO MAN'S LAND

    3/1 Sat. 『ノー・マンズ・ランド NO MAN’S LAND』を浅草中映劇場で見た。かなりうさんくさい客ばかりの密度の濃い映画館だ。内容については、特に”ボスニア”ということでなくて、”戦争というのはやっぱりすごくくだらなくて意味がなくてどうしようもないばかばかしいもの”という当たり前の事実を痛いユーモアで確認させてくれる映画だった。そしてそのばかばかしさが”隣人殺し”というような言葉に集約されるほど濃いのが、やっぱりボスニアなのだろう。あらためてそこに飛び込んでいくことは覚悟がいるんだなと思う。もう無関心ではいられない。イラクのことも北朝鮮のことも他の地域でのことも世界の誰もが無視できるはずのないことだ。

    無関心でいるのは戦争に賛成しているのと同じことだと僕は思う。他人事だと思っている人、いい加減気づいてください。

    何もできない日本のトップの人たちは自分の自覚の無さを本当に恥じてください。

    ほぼ無名の役者達みんなの素晴らしい仕事ぶりも特筆に価する。

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  • ジュリアン・ムーアのギャップ

    シッピング・ニュース The Shipping News

    シッピング・ニュース The Shipping News』 WOWWOWでやってたので遅ればせながら見ました。去年このサイトを立ち上げた頃していた建築の模型(中央区全図!)を作るバイトの間中、FMを聞いていたのですが、そこで毎日いやになるくらい宣伝されていたのが『シッピング・ニュース』でした。レッセ・ハレストルム監督最新作といわれてもその監督知らないし、特に興味も持っていませんでしたが、なにかの縁だろうと思って見てみました。うん、いいかな。というところ。はまったりとか、超感動とか、これ好き、とかではないけれど。『ギルバート・グレイプ』かー。そういう感じだなー、ホント。『ショコラ』は見てない。ジュリアン・ムーアこの間『ビッグ・リボウスキー(コーエン兄弟)』見直してまたうけてたところなのでそのときとのギャップにまたうけました。

  • ベルリン・天使のゴースト・ドッグ

    ベルリン・天使の詩 DER HIMMMEL UBER BERLIN

    で、さらに昨日は『ベルリン・天使の詩 DER HIMMMEL UBER BERLIN』。相当見てるけど、やっぱりこれ好きだね。で、ヴェンダースじゃなくてジム・ジャームッシュだけど、『ゴーストドッグ』もまた見てしまった。これもかなり好き。自分の作品のタイトルにも「ゴースト...」と借用してるくらい。葉隠れ。絵や話はもちろん音を覚えてる映画だったりする。

    全然関係ないが、ここのところ平山綾がかなりかわいい気がします。長谷川京子もかなり気になります。

  • 都会のアリスのポラロイド

    BS2で昨日の深夜『都会のアリス ALICE IN DEN STADTEN(監督:ヴィム・ヴェンダース)』を見た。

    ドイツから派遣されたライターの主人公はポラロイドSX-70でアメリカを、退屈に撮っている。何でも撮っては何度も並べている。文章はいつになっても書けない。『独り言は独りで聞くこと』。アリスと行動するようになってからは殆ど写真を撮らなくなる。少しづつ書き出すが、アリスには「落書き」と思われている。

    ヴェンダース好きなんだけど、前のものとかビデオ借りて見ようとか全然しないので、『都会のアリス』ははじめて。いいね。最近、BS2でよくヴェンダースやってるのでよく見てる。『パリ、テキサス』はもちろん見てたけど。

    なんだか最近映画がわりと気になっている。多分港千尋のせいだろう。

  • スーザン・ソンタグの選ぶ日本映画

    REAL TOKYOから黒澤ライカさんのスーザン・ソンタグ講演のレポートを少し。以下はそこからの引用。

    from New York スーザン・ソンタグが選ぶ「何度でも見たい日本映画8本」
    文:黒澤ライカ

    こうした内的ジレンマを静かな語り口で鋭く描いた映画は、最近の日本映画には残念ながら少なく、数点のアニメーション映画を除いて、日本映画は自分の心に届いてくるものではなくなった、と嘆いてみせもした。
     ~ 中略 ~  
    ソンタグは、新しい映画もちゃんと見ていると前置きしたうえで、自分のように古い映画を繰り返し見るのは単純にこの時代の映画の方が優れていると思うからであり、決してノスタルジアではない、と自己弁護した。そのうえで、しかしもしかしたら、こうした行為は今の映画を見捨てていることになるのではないか、との疑問を観客に提起し、自分自身もこの疑問に対して答えを見つけていない、と付け加えて講演を終えた。 このシリーズで上映される映画は以下の通り。
    溝口健二監督『祇園の姉妹』(1936)
    黒澤明『わが青春に悔いなし』(1946)
    吉村公三郎『安城家の舞踏会』(1947)
    五所平之助『煙突の見える場所』(1957)
    木下恵介『二十四の瞳』(1954)
    成瀬巳喜男『浮雲』(1955)
    大島渚『絞死刑』(1968)
    原一男『ゆきゆきて、神軍』(1987)

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  • 深作監督の熱意

    『バトルロワイヤル』がまたWOWWOWでやっていたので見る。3回目なのでディティールまでかなり見えてくる。
    『バトルロワイヤル』が好きだ。深作欣二監督の映画へ欠ける熱意がハンパじゃない熱量を持って見えてくる。追悼。

  • Night On The Earth

    TVでジム・ジャームッシュの『ナイト・オン・ザ・プラネット(原題 Night on the Earth)』をやってたので久しぶりに見る。やっぱり好き。ゴースト・ドッグのアイスクリーム屋の彼がタクシーの運転手やってたり、ロベルト・ベニーニがまたタクシーの運転手やってたり、もちろんウィノナ・ライダーもやってたり、楽しめた。今回もう4,5回目なのでじっくり見てたら、ただ楽しいだけではなくて、結構ディープなモティーフも扱ってることに気づく。それをいかにもシリアスそうに見せるのでなくて奥のほうに包んで隠しているあたり、ジム・ジャームッシュのセンスが利いている。

  • カリートの道のパチーノ

    BS2で”カリートの道”をやっていたので見る。2回目。年をとってからのアル・パチーノはかなり好きだ。”セントオブウーマン”もそうだったけど、痛いくらいにセリフが、眼光が突き刺さる。そしてどうしようもなく切なくて悲しすぎる。本当は映画はかなりシリアスでハードなものが好きで、見てるとつらいのでなるべく見ないようにとそういうものを遠ざけていたのだ。他には”タクシードライバー(デ・ニーロ!)”、”フルメタルジャケット(キューブリック!)”とか。みんな心臓の一番弱いところにダイレクトに触ってくる。

  • 意外とおとなしい少林サッカー

    昨日、遅れたけれど、「少林サッカー」を見た。いろいろすごい噂がまわってて期待してた割には意外と普通。悪い意味ではなくて普通に楽しめた。もっとバカ映画を期待してたのだけど、まともな人がつくってる感じ。あの兄弟の中に知ってる人がたくさんいた。一番上の大兄は草間やよいでしょ、キーパーやってたのは、DJジン(ライムスター)でしょ。

    夏には「オースティンパワーズ」もあるんだよね。って言っても一度も見たことないけど。

  • モンスターズ・インク

    モンスターズインクを見る。しかも吹替え。こういう映画は子供がターゲットだと思うけど、制作者は子供環連れてくる大人のことも結構視野に入れて、細部をつくっている。笑えるコネタも多い。最後の方のクライマックスのシーンはわかっていてもグッと来てしまう。
    ディズニーの方針というのはディズニーシーを作っているときに嫌になるほど体感し、感心すると同時にかなりさめてしまったり引いてしまうところもあるのだけど、こう映画で見せられたり、シーやランドで大サービスされるとみんな文句言えなくなってしまうのがわかる。