カテゴリー: art

  • fotographs

    Fotogra01

    SICE2005 Re_Cultivation
    2005/08/12 – 08/14
    Empty House Sarajevo, Bosnia and Herzegovina

    写真を撮りたいと思うのは、写真に残したいと思うのは、そこにいた時間を忘れてしまうからだ。
    自分がいた、過ぎ去ったそのごくわずかな時間、瞬間を映像に残して記憶を繋ぎ止めたいと思っている。

    開いた窓から差し込んでくる光は二度と同じ軌跡を描かない。

    Fotogra0215分毎の光線、その軌跡をトレース。
    2005年8月2日、空間に印画されたそのシルエットは二度と重ならない。

    Fotogra03

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  • debug

    Debug01Debug01-1

    02’31のループ映像×2 CTスキャン
    特別協力:独立行政法人 放射線医学総合研究所 分子イメージング研究本部
    日韓友情年2005 日韓芸術交流展 -ssugoremigi-
    2005/06/30 – 07/05 ソウル"COEX"

    「虫が大好きだった少年たちはいつから虫を嫌うようになってしまったのだろうか?」

    目を皿のようにしてコードを読み直していくことはカブトムシを追いかけていたあの時によく似ている。
    Debug02-1

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  • ナマコの家

    ナマコの家

    セキスイハイムMR(リユース)とその解体
    サスティナブル・アートプロジェクト2004「言の問い」
    2004/11/19 – 12/03 上野桜木空き地
    ART PATH’04
    2004/12/10 – 12/12 東京芸大取手校地

    それはナマコが害敵に出会った時に、敵に向かって体内のありったけの内臓を肛門から煙のように吐き出し、敵をがんじがらめに縛り上げるというものである。
    内臓を出してしまったナマコは、小さくしぼんでしまい灘を逃れるのである。
    内臓には再生機能が残っているので、半年から一年で再生してしまうのである。

    「自裁作用」マナマコ – ダイバーのための海水魚図鑑

    Trepang02 Trepang03

    • interior と exterior の exchange
    • ある地域の特性を捉えるために他の地域の要素を持ち込んでみる

    個々の住宅とその集合である街との関係、住宅と住人の関係

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  • 回転ウェディングケーキ&トコ屋タワー

    回転ウェディングケーキ&トコ屋タワー

    実験開発室:高岡友美 近藤圭 蒲原雪子

    物見遊山 出会いのカタチ
     Walk around See the form of encounters

    2004/02/28 – 03/14
    東京大学総合研究博物館小石川分館

    Placake02

    回転ウェディングケーキ

    柱の周りにセットされたウェディングケーキが、プラレールのスイッチを入れると上下逆方向にぐるぐる回ります。プラレールが頑張ってケーキを回し、甘い香りを振りまきながら二人の門出を祝福します。

    Platower01

    トコ屋タワー

    積み重ねられたプラレールのスイッチを入れていくと、上の段に行くほど早さが増します。動きのあるインテリアとして、また床屋等の回転看板として、お客様次第でどのようにもご使用いただけます。回転方向を変える事も出来ます。

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  • slow food

    Slowfood01

    13分の映像+食品サンプルのインスタレーション
    2004/01/19 東京芸術大学卒業制作作品
    撮影:Sarajevo, Bosnia and Herzegovina
    サロン・ド・プランタン賞

    Slowfood02 Slowfood03 Slowfood04

    人間が食事をするために他の動物を殺すのは野蛮なことだろうか?
    あなたが食べるソーセージのために屠殺される豚のことを思ったことがあるだろうか?
    ハンバーガーのために牛を絞めている人がいるのを考えたことがあるだろうか?

    中国では食べるために動物を殺すからには血の一滴までも無駄にしないという。
    飛んでいるものは飛行機以外、足のあるものは椅子以外食べるという。
    沖縄では豚を鳴き声以外全て食べるそうだ。
    人間のアクティビティの中で最も重要で、無意識のうちに消費され、そして排出されていく「食事」は文化や価値観の違いが最も顕著に表れるところでもある。

    私たちは「食べる」行為を本当は知らない。

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  • Sarajevo Bowling Alleys

    Sarajevo Bowling Alleys01

    "recreation", "re:creation"としてのボーリング
    サラエヴォで野外ボーリングをするためのレーン作りプロジェクト

    2003/08/17 – 08/28 Sarajevo, Bosnia and Herzegovina
    SICE 2003 Field Projects

    Sba02未だ荒れたままで放ってある土地上に、四角いフラットなスペースを作り出す。そのビジュアル的な効果。
    リサーチだけで終わらない、ある共感を得られること。フィジカルなものとして。

    Sba03なぜボーリングを選んだか

    • ボーリングが現在のようなかたちになるまでの、古代・中世からの歴史が大変面白いものであること。
    • 単純明快なルールで誰にでも理解でき、プレイすることで爽快感を得られること。
    • 日本、アメリカ、イギリス、などに比べて中欧は圧倒的にボーリング場が少ないこと。

    内戦当時に埋められた地雷の撤去作業は1996年のデイトン協定による終結から9年余りを過ぎた現在でも思うように進んでいない。

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  • 口笛吹く風 野依幸治展

    Noyori銀座のギャラリーで展示中の野依君の初個展へ。

    もう6年も彼の絵を見てきてることになるが、あらためて最近の作品を30数点も一挙に見るとなると、また別。小さな画廊がひしめく銀座の中にあって、3フロアーの贅沢な作りのギャラリーの中で、その作品の不思議な「静かさ」に見入る。差し込む日差し、窓、戸、床の水平/垂直のライン。けっして広くはないパースペクティブ。そして室内風景に人はいない。その静謐な仄かに青い画面がギャラリーの空間を確かに支配している。

    そのたしかな「画面」にはやはり何かあるのだろうな。

    口笛吹く風 野依幸治展
    2005年9月26日(月)~10月8日(土)
    午前11:00~午後6:30 日曜休廊
    ごらくギャラリー
    東京都中央区銀座8-6-9

  • 51.ヴェネツィア・ビエンナーレ まとめ

    というわけでゆっくりと駆け足で紹介してきた今回のヴェネツィア・ビエンナーレ。それぞれの感想やセレクトはもちろん僕個人の好みや興味に拠るものですし、最初にことわった通り、それぞれの作品の権利は当然その作家にあります。ということを確認した上で全体の感想を。

    正直な感想としてはまず「前回より金かかってなさそう」。もちろん、金かければいいわけではないし、作家の制作費やアーティストフィー以外の部分で無駄にお金が使われたりしてきたりという事実もあったりするようだし、今までの金のかけ方がどうかもわからないけど、会場構成があまり遊んでない印象。前回のArsenalは会場自体を床を上げたりしながら立体的に構成していた。映像の見せ方一つとってもあまり工夫が感じられなかった。

    そして「ちょっとふざけ過ぎ、もしくは寒い…」。アートスケープで村田真氏も

    いつになくタワケた作品が多いなあ、というのが今年のヴェネツィア・ビエンナーレの第一印象だ。タワケた作品とは、ウケをねらったり笑いをとろうとする作品のことであり、永続的な感動より、センセーショナルな刺激や一瞬の快楽に賭ける態度のことだ。

    ヴェネツィア・ビエンナーレ2005 レポート 村田真

    と冒頭で挙げているのだが、これには同感。もちろんそれで面白い作品もあるだろうし、その境界には好みなどもあるけれど、全体にそういう雰囲気を感じてしまうのはどうだろう。ばかばかしさがかえって話題のドイツ館なんかは真面目(!)な自分にはとても受け入れられるものではない。

    さて、それではもうヴェネツィア・ビエンナーレには行く必要がないのか?というと…

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  • 51.ヴェネツィア・ビエンナーレ 6

    冷房の効いてるパビリオンもあるものの、やっぱり暑いので会場内の特設カフェでビールを飲んだりしながら、無理をしないでゆっくり各国を巡る。

    イスラエル館

    Israel-P1前回のベスト作品の一つはここイスラエルのものだった。今回はまるで違う飄々とした作品だけどこれも面白い。Guy Ben-Nerによる"Treehouse Kit"という立体と種明かし的な映像での作品だが、先に見せられた木の彫刻は実は組立家具をバラシてつくられた、ただそれだけのもの。主人公が真剣な顔つきで木をバラシて、組立家具を組み立てていく様子がなんともおかしい。最後にはちょっとしたオチまで。

    セルビア・モンテネグロ館

    Serbiamonte-Pこの二人の映像、一見静止画だと思っていると、まばたきをし、それぞれの呼吸のわずかな震えのように触れそうで触れない距離をずっと保っている。何が始まるわけでもない、そのもどかしい感覚がかえってリアリティを感じてとても印象に残っている。

    ブラジル館

    Brazil-P張られた水の上に上から吊られたスピーカー。そして流れる音とのサウンドインスタレーション。なんというか単純にかっこよかった。

    オーストリア館

    Austria-P1Austria-P2今回の各国のパビリオンの中で建物へ一番「絡み」というか「責め」ていたのはこのオーストリア館。もともとがどうだったか覚えてないが、建物全体を包み込んで新しい外観に変えてしまっている。強引なくらいの構造を組まれた内部は自由に歩いたり、上ったりできるようになっていて、上方へ行くと隠されたパビリオンのもともとの屋根が見えたり、自分で窓を開けて、外を眺めたりできるようになっている。アーティストはHans Schabus。やっぱり会場や建物と積極的に関係を持っているものは面白いなと再確認。ただ中はとても蒸し暑い…

  • 51.ヴェネツィア・ビエンナーレ 5

    今度はGialdani公園内の各国のパビリオン。参加国のパビリオンは他にもいくつか市内にあるのだけれど、よほどベニスに詳しい人でないと、全部回るのは不可能。ビエンナーレのパンフ、カタログの不親切なマップではまず無理。前回は頑張ってほぼ回ったが、今回は時間に余裕がないこともあり、Giardaniしか見ていない。

    ベルギー館

    Belgium-P1タイトルは"The Quest"でアーティストは…読めないし、入力できない…
    いろんなaspect(面、角度)からの探求のためのstruggle(もがく、あがく)の様相をそのままに、まとまりのない非常にゴチャゴチャした館全体でのインスタレーション。その「何でもあり」さが魅力的なのだが、これは好みが分かれるところかも。ひとつひとつが別に「何のため」の装置であるかは全くもって不明。それを許せるかどうかが分かれ目。個人的には非常に面白いと思う。

    Belgium-P2ベルギービール好きには並べられただけのDuvel瓶の不安定な床の上を歩くのがとても気持ちいい。

    韓国館

    Korea-P1Korea-P2「洗練」とは全然対極のフレッシュな「勢い」を各作家にも館全体にも感じたのが今回の韓国館。しかしそれぞれはバラバラのようでいてお互いの作品や建物自体と密に関係性を築いている。複数のアーティストによるパビリオン自体の一体感、完成度では一番だったように思う。コミッショナーはキム・スンジュン。パチンコ玉の箱のようなプラスティック製のメッシュの赤い箱での館を増築したかのようなインスタレーション、一旦外に出ての膨らんだり萎んだリを繰り返す「ドラゴンフラワー」、室内のグラフティのような壁に直描きのドローイングなど。

    ハンガリー館

    Hungary-P1Hungary-P2なんとも不気味な「ひとがた」を並べてのインスタレーションはBalays kicsinyでタイトルは"An Experiment in Navigation"。シュールで異様なフィギュアが並ぶ空間がなんとも静かに感じられる。そのせいか中庭の四角く切り取られた青空の「ぬけ」がなんとも開放感があって気持ちいい。

    カナダ館

    溺れている映像の前へ実際に流れ落ちる滝からのマイナスイオン(?)がとても涼しくて長居したい感じ。正直な話し、真夏のベニスでは「涼しい」というだけで十分ポイントが高い。前回のアイスランド館、ルクセンブルク館なんかもそう。