カテゴリー: music

  • 旅先で、Big Yellow Taxi

    旅行に行くときはいつもどのCD(MD,テープも)を持っていくか選ぶのが楽しみだった。準備の半分はそれに費やされた。それが今はHDに詰まっているので、曲を選ぶことをしなくなってしまった。

    me_seoul.jpg知らない場所で不安や緊張を感じているときにふと、忘れていた好きな曲を聴くと何とも言えない満たされた気分になる。緊張なんてどこへやら。韓国ソウル二日目、今回の目的であった大事なミーティングをどうにか済ませて(準備不足でいっぱいいっぱい)、その後早速ログをまとめ打ち合わせをし、身分不相応な焼き肉を食べた後、連れていってもらった看板の出ていないバー。カウンターの内側の棚には大量のレコードとCDが積まれていた。リクエストすればなんでもかけてくれると言うので、いろいろ言ってみる。

    オリビア・ニュートン・ジョンの"フィジカル"、CHICAGOの"Saturday In the Park"(土曜日だったので)、スティービー・ワンダーの"Lately"に、ジョニ・ミッチェルの"Both Sides Now"、"Big Yellow Taxi"。思いっきりリラックス、ボトルキープするはずだったウィスキーは当然なくなり、そして次の日は二日酔いで苦しむのだった…

    ドリームランドThey took all the trees
    Put’em in a tree museum
    And they charged all the people
    A dollar and a half just to see’em

    Don’t it always seem to go
    That you don’t know what you ‘ve got
    Till it’s gone
    They paved paradise
    Put up a parking lot

    "Big Yellow Taxi" Joni Mitchell

    思えば遠くに来たものだ。
    フィジカル(虹色の扉) Chicago IX - Greatest Hits Hotter Than July (Rmst) 青春の光と影

  • 韓流TRIPHOP、ブリストル

    先出の"Yri Cafe"で何か韓国の面白いCDを買おうと思い、いくつか視聴してみた。インディーズっぽいものから日本のマイナーレーベルのものまであって、それぞれ興味深かったのだけれど、「KAFKA」というのを買った。中身も良かったんだけど、外のラベルに"TRIPHOP"という懐かしい言葉を見つけたので買わずにはいられなくなった。The Shining Darkなんてタイトルの曲も。

    女性ボーカルの入ったPortisheadのような感じだが、あそこまで毒はなく(リリックはわからないが)、もっとサンプルのネタやイメージソースが広範囲にわたっている。ドシャドシャした音からシンプルな音までで10000ウォン。

    Dummy ProtectionTRIPHOPが流行ったころは高1くらいだったように思うが、当時学校を抜け出して今はなき六本木WAVEによく新しいものを探しに行っていたのを思い出す。フジの金曜深夜にはBEAT UKなんてのもやっていて、それもよく見ていた。Portsheadの1st、Massive Attackの2nd、Tricky、Earthlingにモロコ… ブリストル発のトリップホップが席巻していた。とことんダウナーになるしかなかったそれはやがて廃れていくんだけれど、ビデオやアートワークには面白いものは多かった。Bjorkの「POST」もTRIPHOPの影響が強い。トレーシー・ソーンをフィーチュアしたMassive Attackの"Protection"の様に今でも好きな曲はいくつかある。

    初めての国で、初めて聴いたCDに懐かしい思いをするのは面白いな、と思った。

  • 「UNDERCURRENT」

    Undercurrent [Expanded]UNDERCURRENT」BILL EVANS / JIM HALL
    二つの音しか存在しないはりつめた緊張感と、ジャケット写真の水面に浮かぶ女性のシルエットの美しさが大好きな盤。JAZZを好きになったのはこの盤からかもしれない。特に”My Funny Valentine (alternate take)”の出だしには初聴からやられた。

    JAZZに関して僕はどうこう言えるほど聴いてるわけではないが、それまでドシャドシャした音数が多いものをジャンル的によく聴いていたので(それはそれで好き)、このアルバムのたった2人による必要にして十分の演奏はとても新鮮だった。1963年のアルバムがこれほど新鮮というのはショックでもあった。

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  • カエターノ/表現のフォーム、言語

    Caetano Veloso / a foreign sound (カエターノ・ヴェローゾ/異国の香り)の本人による解説、あちこちから抜き出されたミュージシャン達の言葉が面白い。輸入盤でも読めるが、自信ない人は日本盤の訳で。いくつか抜粋。

    フランク・シナトラ:
     ”ロックン・ロールはインチキ臭いしうそ臭い。そのほとんどはマヌケどもによって歌われ、演奏され、描かれている。しかも、愚かな反復と悪賢くて(sly)猥褻ではっきり言うと軽蔑すべき歌詞によって、世界中の髭を生やした非行少年どもに、最も勇敢な音楽として受け入れられている。不幸にも私が耳にした、最も野蛮で醜くて、絶望的で悪意に満ちた表現形式だ。”
    ジャキス・モレンバウム:
     ”アメリカン人は’愛のフィーリング’(’75年モーリス・アルバートのヒット曲。モーリスは生粋のブラジル人でブラジル録音。)が本当のアメリカ音楽だと思っている。おまけに飛行機を発明したのはライト兄弟だと思っている。”
    カエターノ・ヴェローゾ:
     ”イヴァン・リンスがミュージックでニルヴァーナはクズだ。”

    People all over the world would like to find a way of thanking American popular music for having made thir lives and their music richer and more beautiful.
    Many try.So do I.

    世界中の人々が、彼らの人生や音楽をより豊かでより美しいものにしてくれた、アメリカ音楽への感謝の方法を見つけたいと思っている。多くの人々がそのための努力をしているが、私もその一人である。
     ―カエターノ・ヴェローゾ

    カエターノ・ヴェローゾはこのアルバムで、ブラジルを知らないアメリカ人によるエセブラジル”カリオカ”、ニルヴァーナの”Come as you are”を歌っている。

    それで、カエターノによるニルヴァーナがまたいいのだ。「粋な男」は、60を過ぎているカエターノをおいては他にいない。

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  • NEU! ノイ!

    flavor of the month

    ブログを始めた当初からトップページの右下の方に”flavor of the month”と言う一角があります。最初は毎月テーマを一つ決めて何枚かCDを紹介してましたが、途中から本もDVDもとにかく自分的に旬なものを置くようになってます。全然世間的なタイムリーとは別です。しかもたまに更新するのを忘れるので8月、9月は変わってませんでした。

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    というわけで、今月は「NEU!」月間です。
    聴いた事無い人は是非一度試聴して欲しいのですが、「HIPHOPはロックである。」あるいは「パンクである」ということの裏付けにふさわしいのがまさにNEU! クラフトワーク云々もありますが、特に2枚目の後半がどう作られてるか、を知って欲しいです。

    1枚目の1曲目の”Hallogallo”のミニマルなループでもう十分。自分の中では、ROCK=NEU! です。

    「Kill Bill vol.1」のサントラに入ってる”Super 16″もあの派手なアルバムの中で完璧異彩を放ってる。どこで使われてるか気にして見直してみるのも、また楽しい。そこかー!

    来月はESGか?

  • 音楽好きなブログ餅

    Flavor of the Day – 音楽好きなブログ持ちさんに33の質問に答えてみます。

    ハンドルネームとネット歴とブログ歴を教えてください。
    別になし。名前そのまま。ネットは2001年アタマから。ブログは去年の11月から。
    音楽大好きになって何年ですか?そのきっかけは?
    難しいけど、多分小学校4年くらいから(とすると16年くらい)。ピアノを習っていたのと、中学受験勉強のお供に家にほぼ揃ってた中島みゆきをずっと好んで聴いてた。他に好きだったのはP.P.M.。”パフ”とか。
    音楽関係とその他の記事の割合を教えてください。音楽関係はどんなこと書いてます?
    音楽関係が全体の7.5%。中身はほとんどHIPHOP絡みか、映画絡み。
    どんな音楽が好きですか?ジャンルでも何でもお好きに書いてください。
    HIPHOP、JAZZ、R&B。ロックのギターの音が嫌いなのでそれ以外のもの。インプロヴィゼーション感のあるもの。
    あなたの「無人島ディスク」を挙げてください。
    1枚だけだったら「Song Review」Stevie Wonder。3枚持っていけるなら次の2枚をプラス。「GUY」GUY、「IMITATION GOLD」あがた森魚。
    尊敬する、もしくは好きなアーティストを挙げてください。
    10年、20年続けている人全て。一人あげるならスティービー・ワンダー。
    音楽関係の仕事をしたいと思ったことはありますか?もしくはそういう仕事をしてますか?
    全くない。もっとしたいことがあるから。

    まだまだ続きがあります。読みたい人は続きをどうぞ。

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  • はじめての...

    でも、はじめて買ったCDシングルは森高千里の「八月の恋」です。本当は「17才」とかが良かったんですが、友達がこれを買ってきました。もちろん長いぱきっと折れる8cmシングルです。多分まだどっかに眠ってると思います。amazonで見ると中古で100円です。3枚100円じゃないだけまだましです。

    さらにはじめて買ったCDアルバムはドリカムの「MILLION KISSES」です。

    森高もドリカムも中学1年生の時でした。カミングアウトするとすっきりしますなー。恥ずかしいのでここだけの内緒です。

  • Wale Oyejide なんて読むんだ…

    One Day...Everything ChangedOne Day…Everything Changed
    Flavor of the Day の rakutaro さんに教わりました。→こっち
    amazon で納期が遅いのは僕が在庫の最後の1枚を買ったからです。ごめんなさい。台風のせい(?)か頼んでから届くまで遅くて昨日の夜やっと届きました。

    とりあえず、昨日の夜の10時からうちではこれがずっとループしてます。なんというか、HIPHOPでこれだけ音楽的な”含み”、”拡がり”を持っている事に静かにやられています。最初 iBook のちゃちいスピーカーで聴いてた時は「うーん?」という感じだったんだけど、ちゃんとした音量&スピーカーで聴いてると「廻る度にいろいろ聴こえてくる」そんな感じです。ビートもしっかりしてるし、かなりアフリカ臭い。ライナーノーツでの、MF DOOM参加の”This isDedicated To”のあたりのコメントもぐっときます。

    こういう新譜が出てるとうれしいな。ステレオタイプのHIPHOPしか知らない人はこれ聴いたらちょっと考え方変わるかも。11曲目の”keep Pushing”とか多分普通に好きになる人多いんじゃないかと。わりと英語聴きやすいから、頑張ってリリック聴き取ろうとしてるけど、かなり大雑把にしかわかりません。自分の英語力なんてそんなもんです。

  • A Different Design / Yeshua dapo ED

    yeshua.jpg"A Different Design(2000年)" 。このサイトのタイトルの元ネタです。 この頃のILL BOOGIE発の12インチはどれもスリリングで、出るたびに買ってました。ちょっとカタログ見ると、"The World Famous Beat Junkies"(!) シリーズ、DJ REVOLUTION(!)、INSANE POETRY、MIKILL MIERS、RASCOの"BUSTIN’"など。名前だけ聞いても何かこう盛り上がってきます(自分だけ?)。この"A Different Design"もそのうちの一つで、コスリはDJ REVOLUTION。タイトルはもちろん、サビで「A Different Desーign!」って言い放ってる感じが好きで、ここでもサイトのタイトルに使っているわけです。「Think DIfferent」ですよ。

    deadly.jpg実は、ILLBOGIEで一番好きなのは、"ON DEADLY GROUND"です。
    同じトラックをMCとDJ、2組がそれぞれのスキルとセンスを競い合う、そのストイックなバトルコンセプトが最高です。1組目、PSYCHO of Insane Poetry & DJ RIP ONE、2組目、IRISCIENCE of Dilated Peoples & DJ BABU。甲乙付けがたいけど、自分はBABUに。(さすがに今は手に入りにくいと思うけど、amazon で視聴できます。音悪いけど、これが視聴できるだけでもすごい。)
    こっちのが好きだけど、さすがにサイトのタイトルに"ON DEADLY GROUND"と付ける勇気はなかった。

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  • Summer Madness/小沼ようすけ

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    Summer Madness / 小沼ようすけ
    夏といえば、やっぱり"Summer Madness"(KOOL & THE GANG)。ブログ以前にも書いたことがあるけれど、自分がより音楽を好きになったきっかけの珠玉の一曲。KOOL & THE GANG 自身にもライブテイクだったりいくつかのバージョンがあるけれど、カバー曲、サンプリング使用曲の多さでは相当の数。"DJ PREMIER’S IN DEEP CONCENTRATION"”ももちろん。小沼ようすけのギターも気持ちよくて、スピリチュアル。原曲の良さが大きい気もするけれど。

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