fotographs

2005/08/12 – 08/14
SICE2005 Re_Cultivation
Empty House Sarajevo, Bosnia and Herzegovina
写真を撮りたいと思うのは、写真に残したいと思うのは、そこにいた時間を忘れてしまうからだ。 自分がいた、過ぎ去ったそのごくわずかな時間、瞬間を映像に残して記憶を繋ぎ止めたいと思っている。
開いた窓から差し込んでくる光は二度と同じ軌跡を描かない。

debug

 「虫が大好きだった少年たちはいつから虫を嫌うようになってしまったのだろうか?
目を皿のようにしてコードを読み直していくことはカブトムシを追いかけていたあの時によく似ている。

ナマコの家

セキスイハイムMRとその解体2004/11/19 – 12/03 上野桜木空き地それはナマコが害敵に出会った時に、敵に向かって体内のありったけの内臓を肛門から煙のように吐き出し、敵をがんじがらめに縛り上げるというものである。 内臓を出してしまったナマコは、小さくしぼんでしまい灘を逃れるのである。 内臓には再生機能が残っているので、半年から一年で再生してしまうのである。

回転ウェディングケーキ&トコ屋タワー

実験開発室:高岡友美 近藤圭 蒲原雪子「物見遊山 Walk around See the form of encounters」2004/02/28 – 03/14東京大学総合研究博物館小石川分館回転ウェディングケーキ柱の周りにセットされたウェディングケーキが、プラレールのスイッチを入れると上下逆方向にぐるぐる回ります。 プラレールが頑張ってケーキを回し、甘い香りを振りまきながら二人の門出を祝福します。

slow food

13分の映像+食品サンプルのインスタレーション2004/01/19 東京芸術大学卒業制作作品撮影:Sarajevo, Bosnia and Herzegovinaサロン・ド・プランタン賞 人間が食事をするために他の動物を殺すのは野蛮なことだろうか? あなたが食べるソーセージのために屠殺される豚のことを思ったことがあるだろうか?

Sarajevo Bowling Alleys

"recreation", "re:creation"としてのボーリングサラエヴォで野外ボーリングをするためのレーン作りプロジェクト2003/08/17 – 08/28 Sarajevo, Bosnia and HerzegovinaSICE 2003 Field Projects未だ荒れたままで放ってある土地上に、四角いフラットなスペースを作り出す。 そのビジュアル的な効果。 リサーチだけで終わらない、ある共感を得られること。

Jewish Museum Berlin 2

Memory Voidリベスキンドの建築の中を上から1階まで降りてくると、急に何もない静まり返ったスペースへ出る。そのまま奥へ進んだところに、Menashe Kadishmanのインスタレーション"Shalechet(Fallen Leaves)"がある。

Jewish Museum Berlin 1

ダニエル・リベスキンドによる斬新な建築の新館が目を引く"Jewish Museum Berlin"へ。その外見の斬新さはもちろんだけど、中も相当すごい。Jewish というのは、ユダヤ人、ユダヤ教のことで、ドイツにおけるユダヤの歴史を豊富な資料で展示しているのだけど、その内容もさることながら、情報のインターフェイスデザイン、インスタレーションがとても凝っている+遊んでいて、体験型の博物館として素晴らしい。インターフェイス天国インスタレーション王国。

fotographs…

自分の作品の制作途中。特に「サラエボだから」ということでは始まっていない。サラエボの空気を吸って、サラエボで食事をして、サラエボで作品を作ったら、サラエボの作品になるに決まってる。

千羽鶴のインスタレーション

オランダのハイナの作品。文化交流的なプロジェクトで「折り鶴」はベタな感じもするけれど、ライティングとインスタレーションが綺麗で、夜のうす暗い Barake にとても映えていた。