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  • ビエンナーレのヴェネツィアへ

    Venezia1ベルリンを後にして今度はイタリアはヴェネツィアへ。もちろん目的は2年に一回の現代美術の国際展「ヴェネツィア・ビエンナーレ la biennale di venezia」のため。

    前回に続いてのビエンナーレ参りになるわけだが、ベネツィア=ベニスの街のイメージはこんな感じだ。大小の運河が街中を巡っているため、狭い路地の上の方に洗濯物を干している光景が印象的だった。そのインスタレーションっぷりと「どうやって干しているんだろう?」と。

    ビエンナーレの様子については気になったものをいくつか挙げていきます。

    ちなみに現在ドイツ鉄道「DB」がヨーロッパの各都市へのチケットを大キャンペーン中で、19ユーロから色々行ける。ちなみにミュンヘン-ヴェネツィアで29ユーロ。いつまでやっているか知らないけれど、間に合うならこれを利用しない手は無い。

    それにしてもベニスの物価の高さには辟易する。食事もホテルも。そこそこに見えるレストランに入っても、がっかりさせられることもある。例えばアンチョビのスパゲッティ、味はまあまあだけど、茹で加減が最悪。アルデンテはとうの昔。サラエボの"Tavola"や"Vinoteka"の方が全然うまい。

    Venice-Meal1そんな中でもわりとおいしかったのは、スパゲッティ・ボンゴレ。日本では白いものが多いけどイタリアにはトマト入りの赤いものも多い。こっちの店はぴったりの茹で加減だ。アドリア海に臨み、運河が走るヴェネツィアだからかやはりシーフードは安心出来る。観光名所のリアルト橋の近くに魚市場もあるので行ってみると面白い。

    Venice-Meal2そして、シーフードのフライの盛り合わせ。イカにタコに貝に海老も大小、さらには手の長いのが殻付きで揚がっている。これにレモンをたっぷりと搾る!これにはワインもいいけどやっぱりビールが欲しくなる。

    というわけで、ビエンナーレはまた次に。

  • ベルリン報告展のギャラリーNORD

    Nord01

    この夏のSICE05"Re_Cultivation"の報告とさらに展開させた作品制作を発表する予定のベルリンのGALLERY NORDへ、下見と打ち合わせ。U9のTurmstraseという駅の近く。広くてきれいで、道路側もガラス窓が大きくとられていて気持ちがいい。東京展の会場「アサヒアートスクエア」の約半分の広さだが、開放感があるのでまた違った面白い構成が出来そう。

    スケジュールはまだ調整中ですが、こちらは来年の5月あたりに展覧会を行ないます。東京展は2月。併せてよろしくどうぞ。

    (さらに…)

  • 終了、そして後始末。

    After-Exhibit

    準備中も会期の間も、濃い密度を駆け足で過ぎた"Re_Cultivation"も終わり、各会場の搬出、撤去が終わるのと同時にメンバーも一人一人サラエボを去っていき、家に残っているのも日本人の何人かだけになってしまった。来年の2月に浅草のアサヒアートスクエアで行なう報告&今後に繋げる展覧会"Transition Compound"の準備や写真、データの整理をしつつ残りのサラエボ滞在をゆっくりと楽しんでいる。

    さて、SICEの展覧会が終われば今度は「サラエボ・フィルム・フェスティバル」だ。街は年に一度の国際的なフェスの空気に活気づいている。ジム・ジャームッシュの日本で未公開の最新の作品なども公開されるので見てみようと思う。

  • fotographs…

    Photo-Sm自分の作品の制作途中。

    特に「サラエボだから」ということでは始まっていない。サラエボの空気を吸って、サラエボで食事をして、サラエボで作品を作ったら、サラエボの作品になるに決まってる。

    写真を撮りたいと思うのは、写真に残したいと思うのは、そこにいた時間を忘れてしまうからだ。自分がいた、過ぎ去ったそのごくわずかな時間、瞬間を映像に残して記憶を繋ぎ止めたいと思っている。

    開いた窓から差し込んでくる光は二度と同じ軌跡を描かない。

  • 千羽鶴のインスタレーション

    Cranes

    ドイツのハイナの作品。文化交流的なプロジェクトで「折り鶴」はベタな感じもするけれど、ライティングとインスタレーションが綺麗で、夜のうす暗い Barake にとても映えていた。日本メンバーが教えた「折り鶴」をオランダ人もボスニア人もドイツ人もミーティングの合間や空いた時に折り続け、千羽鶴を完成させた。

    ハイナはキャラがたってて、いつも誰かに真似されていた。この展示の搬出の日と帰国の日が重なっていて、鶴を千羽外しているうちに思ったより時間がかかってしまい、誰にも挨拶を告げずに帰っていってしまったのが彼らしい。

  • 贖罪のヒツジキャンディ

    Redemption01Redemption02

    オランダ在住アメリカ人の若妻ベジタリアン、ジェシカのパフォーマンス。裁縫で作った羊のぬいぐるみが吊るし上げられ、お腹を割ると中から沢山のキャンディが飛び出してくる。

    プロジェクトが始まった頃に日本人がやった「すいか割り」にヒントを得ているのだが、なんとも残酷というかキッチュ。「どんなベジタリアンだよ」とも思ったけれど、自分が今まで出会ってきたベジタリアン達より食べ物に対してリアリティを感じる。彼女は「動物がかわいそう」というわけではなく、単純に体質的に肉・魚が食べられないらしい。だから作る料理も貧しいいわゆる「菜食主義者です!」的なものでなく、手が込んでバリエーションに富んでいる。もちろんおいしい。

    虫を食べる話になったら、小さい時は歩いている蟻をつまんでは口に入れていた、とあっけらかんと告白してくれた。「とってもスパイシーだった」そうだ。

  • Barakeの夜

    Barake01 Barake02

    Barake03サラエボのアーティストグループ"Barake"のメンバーを中心に展示されている、その名も"Barake"というスペース。ここは昨年のプロジェクトにより活用されるようになった場所。ここでもオープニングにふさわしいイベントが行なわれた。

    みんながライターで灯を点した道をステージに、ベリーダンス?のショーとサラエボ人デザイナーによるファッションショー。サラエボはスタイルのいい女性が多いが、ダンサーとモデルはさすがにさらにすごかった。野郎どもはみんなフラッシュをたいてシャッターを切りまくり、流しそうめんとはまた違う熱気で盛り上がった。

    (さらに…)

  • 流しそうめん@Empty House

    Nagashisomen01
    Nagashisomen03Re_Cultivation オープニング巡回ツアー、Empty Houseでは流しそうめんパーティ!準備でいっぱいいっぱいになりながらも始まってみれば大盛況。ドイツ人もボスニア人もオランダ人も「流れるヌードルを掬って食べる」という前代未聞の体験を大変楽しんでくれた。暗い家の中での写真なのでいまいち熱気が伝わリにくいのが残念。

    (さらに…)

  • Re_Cultivation start!

    サラエボでの"Re_Cultivation"展、昨日始まりました!詳しくは写真付きで書きますが、とにかく昨日は面白かったです。Empty Houseでは、雨樋を使って流しそうめんパーティ、Barakeではサラエボのデザイナーによるファッションショーなど、オープニングにふさわしいイベントが目白押しで、大盛況でした。今までの自分が関わってきた展覧会の中でも一番いいものになったと思います。

  • Re_Cultivation

    SICE2005 Re_Cultivation

    さて、今年のSICEのExhibitionはRe_Cultivationというテーマのもと、3会場で行われます。cultivationとは、耕作、栽培といった意味です。また養成や洗練といった意味も持っています。

    • Skenderija / スカンデリア
      ここはオリンピック当時の会場の一つだったところ。
    • Empty House / エンプティハウス
      British Council のすぐ裏(上)の、文字通り中に何もない空っぽの家。
    • Barake / バラック
      これは昨年度の会場だった通称”Living Room”。

    7月30日からそれぞれでプロジェクトはスタートしていきます。公式な展覧会としては8月12日~14日まで。

    サラエボまでどうぞお越しください。

    < この記事は以前"Web of Activities"に書いたものです。 >