韓国から帰ってきてもう一週間以上がたち、その熱も少しずつ冷めながら思うことがある。
渡韓前にニュースなどで竹島問題での反日感情などをたくさん見ていたわけで、それについて多少覚悟をもって行ったのだが、実際ソウルを歩いていてそれに出会うケースはほとんどなかった。「日本人には売らない」という看板を出していた屋台を一軒見かけただけだ(しかも閉まっていた)。

ただそれはそんなに簡単な話ではもちろんない。
ソウル側でいろいろコーディネイトしてくれた人と夜バーで飲んでいた時、ふと竹島の話になった。彼女ははっきりと「竹島は韓国のものだ。」と言った。「日本人には政治の問題、韓国人には歴史の問題。」それまで優しくいろいろ面倒を見てくれていた彼女の強い言葉に、僕は何も答えられなかった。竹島は日本のものか、韓国のものか、それは自分には答えられない。今年になって話題になるまで何も教わってこなかったし、その存在すら知らなかった。
日本のニュース番組が韓国の一般の人にインタビューをしていたのを見た。もちろんみんな「竹島は韓国のものだ。」と言う。そしてその多くの人は「この問題で日本との不仲になることを残念に思う。できることなら関係を修復したい。」とも言っていた。日本では「あれだけ言ってるんだから日本のものなんじゃないの?」と新橋の酔っ払いサラリーマンが答える。
大人の対応をとってくれる隣人に感謝するとともに、大きな視野からものを見ることのできない子供のこの国の態度をひどく恥ずかしく感じた。
自分は何も知らなかった。(知ろうという気がなかった?)
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今回の韓国行き関係記事まとめ:
- Stolen Moments
- 牛味つけャルビ、サニーしタスごはん
- 韓国、四月の雪、アンサンスー
- 忍耐!/弘大のカフェ
- 韓流TRIPHOP、ブリストル
- 旅先で、Big Yellow Taxi
- .automeal
- 제이미 올리버 a.k.a naked chef
- 보쌈/ポッサム
- 特味牛舌、生トゥンシム
- インサドンでクジョルパン
- Flickr!
- Seoul – a photoset on Flickr
< この記事は以前"Web of Activities"に書いたものです。 >

知らない場所で不安や緊張を感じているときにふと、忘れていた好きな曲を聴くと何とも言えない満たされた気分になる。緊張なんてどこへやら。韓国ソウル二日目、今回の目的であった大事なミーティングをどうにか済ませて(準備不足でいっぱいいっぱい)、その後早速ログをまとめ打ち合わせをし、身分不相応な焼き肉を食べた後、連れていってもらった看板の出ていないバー。カウンターの内側の棚には大量のレコードとCDが積まれていた。リクエストすればなんでもかけてくれると言うので、いろいろ言ってみる。


すこし裏に入ったところにある"Yri Cafe"という店。ヒューガルテンも飲めるし、夜はライブもやっていたりする。上はリハーサル中。ラウンジの後ろ壁際にはハングルの詩集や、雑誌、写真集、カタログが乱雑に置かれ、そこに混じって若手アーティストやクラブのイベントのフライヤー、ちょっとコア?なCDも扱っている。左手奥には個展もできるスペース、右手奥には内外の美術カタログ、写真集など。
アン・サン・スー氏は噂ではとても多忙でずっと活躍してきているデザイナーと聞いていたので、ちょっと怖い人かと思っていたけれど全然そんなことはなく、すごい気さくで優しく、ポジティブでこっちの言うことをどんどん膨らませてくれる人でした。氏のブログにも載ってしまった。日本人に見えない…


