ニンテンドーDS 文学全集で読書


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DS文学全集DS文学全集
任天堂

DSの新しいソフト「DS文学全集」を購入。パッケージや広告では「あらすじ機能でお手軽読書」が大々的に謳われているので誤解を生んでいそうだが、もちろんあらすじだけでなく、全文を読むことができる。

基本的には「青空文庫 Aozora Bunko」ビューアで、著作権が切れ青空文庫にて公開されているものを100点収録している。注目なのは追加ダウンロードができる点。現在はまだ青空文庫からセレクトされた5点のみと少ないが、今後の拡充が期待されるし、過去の作家ばかりでなく、現在の作家の書き下ろし小説配信のスケジュールも予定されている。
購入時に収録されている作品、配信が予定されている作家などは以下を。

容量の限界があるので、本棚の点数も限られてしまうが、DSブラウザに付属したメモリ拡張カートリッジのような形で、本棚を増やせればいいのにと思う。

さて、実際に読んでいく画面はこんな感じ。武田麟太郎の「日本三文オペラ」。写真では左右の輝度の差が大きく見えてしまうが、実際はそうでも無い。ただ、右のタッチパネル側が若干滲んで見える(保護フィルムのせいかも知れない)。

Ds-Bungaku

画面の端をスタイラスでタッチしてめくっていく感じは読書の中で良いリズムを作ってくれて、ちょうど文庫本のような感覚で手に取れることもあり、感覚はなかなか悪くない。しおり機能なども必要にして十分。文字のサイズは大小選択できる。

Ipodtouch-Bungakuちなみに左は同じ「日本三文オペラ」をiPod Touchにて読んでいる画面。“Aozora Bunko Viewer for iPod touch”を利用。こちらも悪くない。1ページ分が綺麗に画面内に収まっている。画面を横にすると、文字は大きくなるが、縦スクロールが必要となる。

DS文学全集もAozora Bunko Viewer for iPod touchも画面の左右端をタッチして、ページの送り、戻りを行うが、お互い方向が逆なので両方利用する場合は混乱しないように。

DS文学全集はもちろん、無線LAN環境の無いところでも読める点が便利。収められている作品のほとんどが定番の名作ばかりだが、以前既に読んだことのあるユーザにも、「名前は聞いた事あるけれど実はちゃんと読んだことはない」というユーザにも手軽な書庫として面白いと思う。

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