Dancing In Your Head / 資生堂ギャラリー

Dancing In Your Head 小金沢健人(こがねざわたけひと)/資生堂ギャラリーを見た。
 →http://www.shiseido.co.jp/gallery/current/html/index.htm
小金沢さんはベルリン在住のビデオアーティスト、今回の資生堂ギャラリーでの個展が日本で始めての個展になります。作品は3つ。そのうちの一つ、展覧会のタイトルにもなっている”Dancing In Your Head”がとても面白かったので、忘れないうちに。
 以下ウェブページより

 「Dancing In Your Head」は小金沢自身がワイングラスや調理器具、文房具や野菜など身のまわりにあるありふれたものを使って音(例えばワイングラスにワインを注ぐコポコポという音など)を出し、音楽をつくろうと試みた作品。ギャラリーの大展示室の3面にひとつずつ、全部で99×99×99パターンの映像をランダムに投影しますので、さまざまな音が違った組み合わせで響きあいノイズを発するような状態になります。うまくタイミングがあえば全ての音が一定のリズムを刻み、民族音楽やテクノミュージックのように聞こえたりするかもしれません。

この映像を紡いでいく感覚、音をループさせてつ繋ぐ感覚、そしてそれぞれの音を出すための行為、それがとても面白かった。できてくる音楽もリズムパターンとその制作方法からいえば、ヒップホップ的な根源的な快感があるし、編集感覚がさえている。自分としてはパックの中の卵を「グシャッ」とやる1秒にも満たないカットが途中で何度も挿入さされるくだりにやられた。音だけでも画だけでもなく、卵を割ること自体の抗えない快感も含めて。

と、それに関してはずっと見入ってしまったが、正直後の二つは面白くなかった。”He Talks So Much Without Saying Anything”は作り自体は似てはいるのだけど、ただそれだけだ。この違いは美術作品の難しさそのものなのでうまく説明できないのだけれど。(というのはあくまで個人的な感想)

まだ出来ていないカタログもちろん予約しました。

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