「作品に対する手数料だ」


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道路の横断歩道やさまざまなサインをアートにして逮捕されてしまった「Roadsworth」 – GIGAZINEという記事で紹介されていたroadsworthというアーティスト。作品というか記録は上下のリンクから。

結構いろいろやっているみたいなので、本当にただのいたずらでただ迷惑なだけのものもあるが、書棚の本が傾いているもの(GIGAZINEの1枚目)、横断歩道のストライプが大きな足形になっているもの(4枚目)、弾になっているもの(10枚目)などは面白いと思った。

いわゆる「グラフィティ」ももともと社会的弱者だった黒人の若者がメッセージを込めて公共の電車や搾取する側の建物などに”ボム”したもので、それ自体のアンダーグラウンド性や有名になりたいけれど、それは捕まってしまうことに繋がっていたり、常に逃げ出すことを考えながらその緊張感で描き上げないといけなかったりというのはとても面白いと思っていた。

しかし、いつの間にかそれは、全然関係のない一般の民家にまで意味のないタギングをいたずらに描くだけだったり(特に日本)、「さあ、キャンバスも場所も用意したから、思う存分描いて!」と美術館やギャラリーで安全に作られ、見ることの出来るものになっていた。

roadsworthがやっていることはちょっと時代錯誤な感もなくはないし、アートかどうかわからんけど、

いくら本人が「アートだ」と言っても誰にも受け入れてもらえない可能性が大きく、どう転んでも逮捕されてしまうわけですが、作者の人はそういうのもあえて「作品に対する手数料だ」ということで受け入れて活動を続けていくとのことです。

というのが、なんか潔くて気持ちいいなと思った。

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