議論のルール、それもフィンランドで小学生がちゃんとみんなで守っている、本当は簡単なはずのルールについて。
- 他人の発言をさえぎらない
- 話すときは、だらだらとしゃべらない
- 話すときに、怒ったり泣いたりしない
- わからないことがあったら、すぐに質問する
- 話を聞くときは、話している人の目を見る
- 話を聞くときは、他のことをしない
- 最後まで、きちんと話を聞く
- 議論が台無しになるようなことを言わない
- どのような意見であっても、間違いと決めつけない
- 議論が終わったら、議論の内容の話はしない
ひとつひとつ、本当に当たり前のことなんだけれど、確かにあまり守られている健全な議論の場というのは少ない気がする。もしくはトーク・イベントで相手に気を使い過ぎか、完全な予定調和でただの「順番にお話し会」か。
美術のイベントなんかでは作家の面白い意見や意外なコメントはあっても、それぞれの意見がぶつかっての相乗効果や、意外な方向へという事自体が少ない。
ただ、最後の「議論が終わったら、議論の内容の話はしない」だけはケースにもよると思うけれど、駄目なんだろうか?お互いもしくは共通するコミュニティに大事なことであれば、議論の場は時間が決められたそこだけではないと思うし、持ち帰ったあとのそれぞれの反芻がもっと建設的な提案に繋がることも多々多いと思う。
それは別にまた場を作れ、もしくはもう一度あらためて発表しろということか。
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