日記:盛岡まで

友人の告別式に盛岡まで行ってきた。
彼とは普通に話していたけれど、彼にとって自分は親友だったかと言えば、そうではなかったと思う。自分にとってもきっとそうではなかっただろう。会えば普通に作品のことも、そうでないことも、どうでもいいことも話したけれど、僕は、彼が何で学校を一度辞めようと思ったか本当のところを知らない。勝手な推測をするしかない。事故のことを知らない。
周りに彼のことを聞かれても、ちゃんと答えられないことを、今では恥じることも後悔することも無いけれど、盛岡まで行って、彼の本当にすぐ近くの周りの人たちを見れたことは、本当によかったと思う。結局よそ者でしかない、分かり合えなかった自分よりも、ずっと毅然としっかりと振舞っていた彼の両親に会えてよかったと思う。

冬の盛岡の寒さに、彼の赤い頬が納得できた。
自分は自分で自分のことをやるしかないのだなと思った。

Similar Posts:

    None Found

Leave a Reply