サムスン美術館 Leeum(イウム)

Leeum-Pda昨年10月に開館したばかりのサムスン美術館「Leeum(イウム)」。サムスンとはもちろん、PC関連や家電で日本でもおなじみの韓国の大企業「SAMSUNG」で、オーナーは伝統的なものから、現代のものまで熱心な美術コレクターでもあり、韓国の伝統美術と内外の近現代美術、そして未来へとつながる実験的な芸術をひとつの場で鑑賞するための複合的文化芸術施設として開かれた。古美術を収めるMUSEUM1はマリオ・ボッタの、近現代美術を収めるMUSEUM2はジャン・ヌーベルの設計による。さらにもう一つの大き次代のための軸である、サムスン児童文化教育文化センターはレム・コールハースによるものという、大変贅沢な施設となっている。

写真は会場のデジタルガイドを務めるPDA。もちろんサムスン製。作品の前に入るとセンサーによって自動でアナウンスが開始される。訪れた6/30の時点では日本語による解説はなかったが、来月には開始されるとのこと。

Leeum SAMSUNG MUSEUM OF ART
イウム サムスン美術館
ソウル市龍山区漢南洞140-893
http://www.leeum.org/
地下鉄6号線漢江鎮(ハンガンジン)駅1番出口を出て5分

イウムは、通常は2週間前に予約を入れないと観覧できないので、注意が必要だが、木曜日に限っては予約無しでも入館・観覧が出来る。

勉強不足の韓国伝統美術に関してはほぼ初見なのだが、青磁・白磁のコレクションは見ごたえのあるもの。
現代美術は、ナム・ジュン・パイク、イー・ブル、リー・ウーハン(李禹煥)といった韓国の作家だけでなく、マーク・ロスコ、ヨーゼフ・ボイスから、ダミアン・ハースト、マシュー・バーニーまで揃える。個人的にはやっぱりダミアン・ハーストの薬を並べたインスタレーションの「Dance of Death」とマシュー・バーニーの「クレマスター」にはやられた。クレマスターの映像は初見だったが、とても美しくてずっと見ていたかった。ダミアン・ハーストのはベルリンでもヴェニスでも見ていたものだが、やはり実物は圧巻。

ソウルの近くにはダミアン・ハーストの巨大な人体模型「Hymn」がエントランスに据えられたArario Gallery(サイトはFirefoxでは見れないみたい)もあるのだが、こちらは展示替え中ということで行かなかった。また、他にも三清洞のArtsonje Center(アートソンジェセンター)pkmギャラリー(パク・キョンミがオーナー)などが同じく閉まっていた。この時期は多くのギャラリー、美術館でちょうど展示の企画展示の合間になっているとのことだ。

またソウルに来ないといけない理由が増えた。

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One Response to “サムスン美術館 Leeum(イウム)”

  1. ESCAPE WHILE YOU CAN

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