Googleは当然のようにハロウィーンで特別なロゴ作っていたけど、del.icio.usまで、ハロウィーンバージョンになってたのはちょっと新鮮。といってもそこはdel.icio.us、あくまで控えめ。
まず、del.icio.usの素っ気無いデザインとインターフェイスは基本的に好きだ。それでいて使いにくさは感じない。"experimental post"ブックマークレットもタグをサジェストしてくれたり、自分のこれまでのタグから選んで入力できるし、ポストするとちゃんとページが戻るのも意外に便利。
さて、del.icio.usを知らない人もまだ多いと思うのでちょっとご紹介。
del.icio.usとは?
del.icio.usは、いわゆる「ソーシャルブックマーク」サービスの走りで、今まで各コンピュータ毎、各ブラウザ毎に依存していた「ブックマーク/お気に入り」をオンラインのWEBサービス上に登録しておく。なので、インターネットが繋がる環境ならどこからでも、そのPCからでもブックマークにアクセスできる。
ここまでは前からあるサービスと変わらないけれど、「ソーシャルブックマーク」が、「ソーシャル」なのは
- 同じページを他の人がどれくらいブックマークしているか?
- 同じページをブックマークしている人が他にどんなページをブックマークしているか?
- またキーワード(タグ)とRSSの組み合わせで、より効率的に情報の収集、共有化ができる
といった辺りにある。前に「フォークソノミー」にちょっと触れたけれど、まさにdel.icio.usがそう。そしてFlickr!などとともに、"web2.0"の典型的なサービスとも言われる(というか、この2つがあったからweb2.0なる言葉が出来たようなもの)。
- IT用語辞典 e-Words : ソーシャルブックマークとは 【SBM】 ─ 意味・解説
- ちょっとしたメモ – del.icio.usと情報カード: The Web KANZAKI
- はてなダイアリー – Web 2.0とは
- C O U L D:Next Bookmarks
- Tagによる横断的なアーカイブ
この辺りをちょっと読んでもらえると、「ソーシャルブックマーク」や「フォークソノミー」に興味を持ってもらえるかもしれない。
また、今まで「サイト単位」でのブックマークが多かったように思うのが、「ページ(記事)単位」になってきてるのも特徴かもしれない。そしてそれこそが、「キーワード(タグ)」によって管理、アクセスがしやすくなったことの証明に他ならないわけだ。del.icio.us内に無尽蔵に増えるブックマークも、後で必要な記事、情報を探すことにあまり不便を感じない。
ちなみに右は僕のdel.icio.usのタグ。
他には「はてなブックマーク」なんてのもある。
美術/アートに限って言えば、まだこういうwebでの新しい情報リテラシーがまだまだなのが、惜しい。
del.icio.usはメニューなどが英語だけど、そんなに難しいことはないので(僕が普通に使えてるくらい)、是非使ってみてください。
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