サラエヴォの満月。もろくてあっけないもの。

昨日の取材がうまく編集されてニュースの中で放送されていた。1日5回流れるらしい。

今日は特に外出はせず、牛肉を煮込むのと、坂根さんのワークショップの記録、昼のスパゲッティのためのソースつくりなどをする。仔牛の頭は鍋に入りきらないのではみ出てしまっている。

1日煮込んでいると、肉はほとんど柔らかくなって骨離れがよくなっている。脳も試食する。白子に似た食感。羊の脳に比べるとあっさりとしている。にんにく、パプリカ、玉ねぎに赤ワイン、バジル、オレガノ。

今日は満月。東京よりもちろん月も星もクリアーに見える。あまり詳しくないのでどれが何の星座かわからないのが惜しい。カシオペア座らしき星群はわかった。サラエヴォは二手の山に囲まれた(挟まれた)町なので、実は夜景もきれいなのだ。

深夜まで煮込んでいると、さすがに頭の骨も継ぎ目からバラバラになってくる。少し前までは牛の頭部の形を残していたものが、はずれてくるとただの骨と肉になる。人間にしてもそうなのだろう。一つの存在だとか、命だとかそれは大きいものだけど同じくらいもろくてあっけないもの、そんな感じがした。

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