WWDC 2011にて発表された iOS5について、まとめ記事やいろいろな感想が上がってきて、だいぶ賑わってますね。
iOS自体の不便だったところや、より使いやすくするための改善などOSとしての地力があがるのはもちろん歓迎すべき点ですが、これまでAppleとiOSをいろいろなアイデアとフットワークで支えてきたサードパーティの事を考えると、ちょっと寂しくもありますね。
Appleに殺されてしまうひと達まとめ – yifeの日記
http://d.hatena.ne.jp/yife/20110607Twitterを使用するにはiOSの設定画面でアカウントを登録しなければならず、すべてのアプリケーションはHTTPでTwitterAPIを叩く代わりにiOSのAPIを通して動作することになります。雨後の筍のように増殖するTwitterアプリの管理が簡単になるというメリットはありますが、TwitterをサポートするOS標準のアプリと競わなければならないということでもあります。
iPhoneのTwitterクライアントと言えば、様々なアイデアや使い勝手、デザインコンセプトで作られたアプリがひしめく人気カテゴリーです。もともとTwitterが、外部から自由に利用できることを前提に公開していたAPIがあったからこそ、クライアントアプリもTwitter自体もここまでの人気になりえたと思いますが、今後はどのようになっていくのでしょうか。
オープンソース・コミュニティを大事にし、OSに徹するAndroidや、優秀なクライアントベンダーを買収し拡張してきたTwitter。Appleの最近の方向性が開発者やサードパーティにとってどのように受け取られていくか、しばらく目が離せなさそうです。
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