展覧会の感想とブログ


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TechnoratiのWatchlistで適当にの展覧会の感想を見ていると、単純な入場者数のレベルとは別に、「何をみんなが見に行って」「何を面白がっているか」がわかって面白い。

去年の秋くらいから見ていたところ、横浜トリエンナーレの記事が一番多いのはもちろんなんだけど、高嶺格の「鹿児島エスペラント」がその中でもかなり人気が高い。

そして森美術館の杉本博司「時間の終わり」も。
(この展示の前半の大きく引き伸ばされた数学のモデルは、東大博物館小石川分館のものだが、実は杉本さんがこれを撮影していた時、僕はTo.co.の「物見遊山」の準備でずっと同じ場所にいたのだ。そのあとの顛末も多少聞いていたりするのだけど。)
杉本博司展は僕も思うところがあったし、杉本写真の受容をめぐっての岡崎K二郎やなんかの論争があったと聞いては、もう一度見に行って自分の思考をクリアにしたいと思っていたのだけれど、忘れているうちにいつも通り会期が終わってしまった。

最近、一番ブログ記事で人気があるのはどうやら「オラファー エリアソン 影の光」のようだ。FMで採り上げられたりということもあって、小さい原美術館が人で溢れていた。ベネツィア・ビエンナーレでも二度見ているのだけれど、実は名前と作品が一致していない。

ブログに展覧会の感想を書く人の層と展覧会に足を運ぶ人の総体とではもちろん、大きな差があるだろうけれど、美術評論家でもない、作家でもない、美大生でもない、けれど現代美術の展覧会へ足を運んでそこでの印象を残そうとしている人たちの言葉は時として、一人の有名な批評家の批評よりも意味があるのではないかと本気で思うのです。

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