鴬谷を下谷方面に降り、入谷の交差点へ向かう途中、旧坂本小の少し手前にある「穀菜茶房 玄結び」。昨年秋に坂本小に何度も足を運んでいたときにはなかったなと思いながら、気になったそのお店でランチを食べてみました。
玄米や黒米、おみをつけに自然な色の漬け物、具だくさんのオムレツとなんてことはない、一見地味なお膳ですが、安心しておいしく食べられるよいランチでした。
この「穀菜茶房 玄結び」というお店は金沢米店という米屋さんが身土不二というコンセプトのもと、今年の1月にオープンさせたとのことなのですが、そんなことも知らずたまたま見つけたお店の中に「マクロビオティック」や「スローフード」や「ロハス」なんてカタカナが一切見られず、ちょっと感動したのでした。このお膳を見たら「まくろb…」なんて言ってよさそうなのに、言わないできっちりとおいしいちゃんとしたものを提供してることを気持ち良く感じたのです。だって、これって当たり前の日本の食事じゃないですか。
が…
これを書こうと思って、金沢米店の「身土不二」のサイトを見ていたら、「スローフード協会」の名が出てきてしまいました。
よく読んでみると、
都会人は、潜在的に何を求めているのか?」私は、米屋の立場から、このテーマをこの十年追いかけて来ました。今回の『始めよう!東京のスローフード実行委員会』からのお誘いを受けて、お引き受けしたワークショップでした。
とあります。2004年のワークショップよりもずっと前から金沢米店さんはこだわり農家の真摯な姿勢と都会の消費者に対しての米屋としての責任を感じて、活動をしてきたわけです。
「スローフード」というバズワーズに惑わされているのは、実は僕のほうで金沢米店も玄結びももともとそれをやってきたわけで、別にカタカナにこだわることも非カタカナにこだわることもないのでした。
なんてことは別にどうでもよくて、この「玄結び」さん、ご飯がおいしいので機会があればぜひどうぞ。
穀菜茶房 玄結び
http://www.shindofuji.com/genmusubi/
東京都台東区下谷1-13-10
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いやー、久しぶりの外出でした。しっかり噛み締めて食べてたら、時間かかっちゃったね。ドイツ人とかビオ、ビオ言って、ミューズリーとかばっか食べてるけど、なんか違うだろって思ってた。こういうご飯を食べさせたいね。
junちゃんとのお食事も5か月ぶりくらいだったかな。具合は良くなった?
やっぱりわたし、最近食べるの早くなったのかも。外食ばかりだし…