絵は絵の具で描きます。

結城浩さんの日記の「センスについて」というページから。(結城浩さんはプログラミングを学ぶ際に多くの人がお世話になる書籍を沢山書いていたり、日本でのWIKIの普及に大きな役割を果たした方。そういうのに興味ある人たちには有名。)

私は『Java言語プログラミングレッスン』に以下のような「対話」を書きました。

生徒 「プログラムはセンスで書くんですか。インスピレーションで書くんですか。」

先生 「プログラムはプログラミング言語で書くんですよ」

これは詩人(たぶんマラルメ?)が言ったという逸話のパロディです。

誰か 「詩はインスピレーションで書くんですか」

詩人 「詩は言葉で書きます」

センスについて – 結城浩

「絵を描くにはセンスが必要ですか」

予備校で講師をやっていた頃は実際こうよく聞かれ、その度に「そんなことはないと思うけど… (とりあえず受験には)」とうまく答えられないできた。実際「美大に入る」「絵を描く」「美術・アートに関わる」のに、センスや才能はそんなに必要ではないかもしれない。もし、それが好きでやりたければ自分で踏み出さなければいけないし、続けていればそれなりにできることも増えてくる。

絵やアートに「才能」というものが実際あるのかはわからないが、「続けられる才能」はあると思う。うまくいかない事、できない事、何か違う違和感を感じながらも、それにめげずに(時々は記憶なくなるくらい朝まで飲んで)どうにか続けていれば、それはそれだけで十分な才能だし、続けてきただけのことはどこかにきっと顕在化している。

前に質問への回答エントリー「音楽好きなブログ餅」で、

尊敬する、もしくは好きなアーティストを挙げてください。
10年、20年続けている人全て。一人あげるならスティービー・ワンダー。

と答えたのだけれど、その思いは今も全然変わらない。音楽でも美術でも会社員でも。引き篭もりでもニートでも。それを続けてきた人を尊敬する。

さて、僕もこんなことを本気でやってきて10年はたったわけだけれど、そろそろ「10年続けられる才能」以上のものを自分に必要としている。それは急がない。センスでも、嗅覚でも、経験でも、スキルでも、「20年続けられる才能」でも。

なぁお前、天国というもそんなに甘いもんやおまへんのや。もっと真面目にやれー。

帰ってきたヨッパライ / ザ・フォーク・クルセダーズ

おい、お前、いいかげん修了制作つくれよ。

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