今月号(10/20 No.282)のFIGARO japan フィガロジャパンの特集の一つが「私たち、ケータリングユニット。」。記事については「私たち」.automeal のTNも書いてるのでそちらを参照。
http://www.add-info.com/meal/archives/000515.php
ここでは勝手に”.automeal“の紹介を書いてみる。
.automeal
食べるをひろげるデザイニング
.automealは、2004年3月の「物見遊山-出会いのカタチ/東京大学総合研究博物館小石川分館」で出会った3人により、2004年4月に始まった。それまで「CafeTalk+kitchen」を手がけてきた中山晴奈(もちろん物見遊山のオープニングのケータリングも彼女による)と、物見遊山にて「回転ウェディングケーキ」を制作した近藤圭、高岡友美の3人はすぐ後に、「プロパガンダ1904-45 新聞紙新聞誌新聞史/東京大学総合研究博物館」のオープニングパーティのケータリングを担当することをきっかけにグループとして活動を開始する。
- 小石川分館内を轟音で回転するウェディングケーキ。繊細なシュガーペーストの細工とのコントラスト。ケーキを回しているのはプラレール。
- ゼロ研主催「ファイル展」でのインスタレーションの様子。木の表面が美しい書架の上に並べられた料理の数々。
- ユニットとしての実際の初仕事となる「プロパガンダ」でのインスタレーション。磨き上げられたガラスの層の上に料理は並べられ、サーブされる。
さて、FIGARO誌で紹介されているような数あるケータリングユニットと.automealの違いはどこにあるのか?エル・ブリとは?
それはまだまだ僕らが模索しているところでもあるわけだが、やはり「スタートの違い」に依っていくところが大きいのかな、と個人的には思っている。3人とも料理の専門家ではないし、そこからスタートしているわけではない。フードコーディネイター、フードデザイナーは間違ってもケーキをプラレールで回さない。梯子の上に載せない。
3人とも個人の活動はバラバラなので、共通項を見つけていくのはなかなか困難でもあるのだけど、個々の対等なバランスの上で、続きをどんどん見つけていければそれがいいのだろうと、僕は思っている。そのためのリサーチ、実験、偏食マッピングなのです。
ちなみにあまり声を大には言えないが、”.automeal”のオートには”嘔吐”のミーニングもある。食をとりまく環境には、吐き気をもよおさずにはいられないことも多々ある。それもちゃんと見ていきたい、と。もちろん、嘔吐させるような料理を出す気はありませんよ。ご安心を。
―食品衛生責任者 1602520号 近藤圭
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買ってみて見るねー。
偏食マップ見るの、結構好きかも。
偏食マップはビジュアル化とデータベース化が目標!多分2年後くらい...
kkさんたちは盛り付けているだけだよね?
一応確認したかった。
nonono!
もちろん、作っているのも私たちです。料理もインスタレーションの素材も。
AraAraAra!
これは失礼しました。
そうだったんですか。試食会かなにかあれば
よんでくださいね。
下世話な話、料金ってとってるんですよね。
手数料的なものは発生しているんですか?
下世話な話ではありません。我々はボランティアでやっているわけではないので、ちゃんとギャランティ頂きます。それだけのことはしています。
この前ケータリングについて考える機会があってすごくおもしろいなと感じました。今かなり興味しんしんです。もちょっと考えてみよっーと。
と、こちらにお邪魔。そんな余裕も出てきました。
いらっしゃいませ&お疲れさまです。
近いうちにやることになりそうです。まだまだちゃんとは言えませんが。