何と私の何を「私のいる場所」

さて、この展覧会はもともとどういう意図で企画されたものだったのだろう。
本展は、「現代写真」や「現代美術」またハイカルチャーやサブカルチャーといった複数の文化領域に分化・棲み分けされた状況である現在のシーンを連続したものと捉え、 ゼロ年代(西暦2000年以降)をひとつの展覧会として提示することを目指します。

何でもない不穏「私のいる場所」

ジャン=ポール・ブロヘスのシリーズ「雨を連れてきた男」は作家の住むベルギーの村で90年代に撮影されたもの。
 問題は、できるかぎり自由な形で物語を提供できるように並べ、人がこれらの写真を読み取ったり、眺めたりして、それぞれにささやかなストーリーを組み立てられるようにすることである。これはドキュメンタリーではなくフィクションだから、解説文もない。

ザ☆みうらじゅんと糸井重里「私のいる場所」

恵比寿ガーデンプレイスの目黒側の端、東京都写真美術館で開催中の「私のいる場所-新進作家展vol.4 ゼロ年代の写真論」を見に行ってきた。ハンガリーの作家サボー・シャロルタをはじめ、写真展では珍しい塩田千春や、フィンランドの作家2人にこれまら意外なみうらじゅんまで。普段から「ハンガリー、ハンガリー」言っているおかげか最近ハンガリー情報が入りやすくなってきた。

ドイツ短編アニメーション・フィルム展

ヤン・シュヴァンクマイエルをはじめとして、チェコのアニメーションは日本でも多く紹介され、人気もありますが意外にドイツのアニメーションフィルムについてはあまり知られていないのではないでしょうか。
展覧会では作品の上映だけでなく、実際に撮影で使用されたフィギュア、セット、ドローイングなども見ることができます。

WYCIWYG

What you CUT is what you get.
もちろん、WYSIWYGのもじり。あなたがカットした通りのもの(バッグ)をあなたは手に入れることが出来ます。

最近よく見かけるようになった"FREITAG"というバッグをご存知ですか?カラフルな色使いで、大きな文字がデザインのアクセントになっている、ビニールコーティングされたバッグ。たすき掛けしたりします。

サステナ05「言の伝え」アップデート

少し前になりますが、昨年より始まったサスティナブル・アートプロジェクトのサイトを2005年版にアップデートしました。スタートまでもう2週間を切ってますが(汗)、既に終了した旧平櫛田中邸リノベーションワークショップの情報などをアップしていきますので、展覧会とあわせてよろしくどうぞ。

口笛吹く風 野依幸治展

銀座のごらくギャラリーで展示中の野依君の初個展へ。
もう6年も彼の絵を見てきてることになるが、あらためて最近の作品を30数点も一挙に見るとなると、また別。小さな画廊がひしめく銀座の中にあって、3フロアーの贅沢な作りのギャラリーの中で、その作品の不思議な「静かさ」に見入る。差し込む日差し、窓、戸、床の水平/垂直のライン。けっして広くはないパースペクティブ。その室内風景に人はいない。