アートという戦場、サラエボという戦場

アートという戦場 ソーシャルアート入門 / フィルムアート社

SICE / Sarajevo International Culture Exchange の二人の作品が表紙のプラクティカ・シリーズ。
アートは戦場か?
サラエボは戦場ではない。

fotographs

2005/08/12 – 08/14
SICE2005 Re_Cultivation
Empty House Sarajevo, Bosnia and Herzegovina
写真を撮りたいと思うのは、写真に残したいと思うのは、そこにいた時間を忘れてしまうからだ。 自分がいた、過ぎ去ったそのごくわずかな時間、瞬間を映像に残して記憶を繋ぎ止めたいと思っている。
開いた窓から差し込んでくる光は二度と同じ軌跡を描かない。

slow food

13分の映像+食品サンプルのインスタレーション2004/01/19 東京芸術大学卒業制作作品撮影:Sarajevo, Bosnia and Herzegovinaサロン・ド・プランタン賞 人間が食事をするために他の動物を殺すのは野蛮なことだろうか? あなたが食べるソーセージのために屠殺される豚のことを思ったことがあるだろうか?

Sarajevo Bowling Alleys

"recreation", "re:creation"としてのボーリングサラエヴォで野外ボーリングをするためのレーン作りプロジェクト2003/08/17 – 08/28 Sarajevo, Bosnia and HerzegovinaSICE 2003 Field Projects未だ荒れたままで放ってある土地上に、四角いフラットなスペースを作り出す。 そのビジュアル的な効果。 リサーチだけで終わらない、ある共感を得られること。

ティノと焼肉、黒い髪

ベルリンから来ているティノがあちこち廻ってまた東京に戻ってきたので、サラエボ組で恵比寿の牛角にて焼肉。韓国とヨーロッパで増えた体重を落としたいのに、よりによって「焼肉」…

2年ぶりに会うティノは全然変わってなかった。京都、屋久島、沖縄と日本を満喫してきたらしい。今さら知ったのだけどティノは25歳。年下だったのか。

去年サラエボに行けなかった自分と今年サラエボに来れなかったティノ。

Spazieren – blog

ベルリンで居候させてもらってるYUKIこと田口君がブログを始めたのでご紹介。まだ始めて一週間くらいだが、今までの作品をガーッとアップしていたのでちゃんとWEB上にアーカイブが出来ている。しかも日本語と英語。

ライフ イズ ミラクル / サラエボの友人

「サラエボには、ムスリムもセルビア人もクロアチア人もない、サラエボ人がいるだけだ。」と言う人もいる。クストリッツァの映画では、「ボスニアには、ムスリムもセルビア人もクロアチア人もない、ボスニア人がいるだけだ。」本当のボスニアもそうなるといいと思う。

サラエボプロジェクトお知らせ

 3年前から旧ユーゴのサラエボで行っている若手のアーティストインレジデンス事業の交流会が在日本ボスニア・ヘルツェゴビナ大使館で開かれます。 簡単な今年度の事業説明会と過去2年分のドキュメント映像が上映されますので、興味のある方は是非ご参加ください。  当初は日本のアーティストと一部のヨーロッパのアーティストだけで勝手にサラエボで作品を作っていたのですが、年々参加者が増え、今年はドイツ、オランダ、セルビア、USA、スコットランド、アイルランド、スロベニア、オーストリアなどから総勢35名を越える、自称アーティスト達が集まってサラエボで我こそはと作品を作ります。