January 14, 2007
黒毛和牛モー太郎弁当のメロディ 食紀行
デパートの定番企画の地方物産展や駅弁展。現地で買うのに比べると割高だったり、どこでも同じような出展者だったりということはありますが、お手軽に近所にいながら旅行の気分だけが味わえるものとして、実は楽しみにしていたりします。今回は松阪名物「黒毛和牛 モー太郎弁当」をゲット、松阪へのショート・トリップです。
紙のカバーを外すと黒いプラスチックの和牛様のお顔を拝見となるのですが、なんとも生々しい。全体に表面は少しざらっとしているのですが、眼球の部分だけ光沢のあるうるうる仕上げ。ドナドナがふと脳内を流れます。
今回の「メロディ」というのはドナドナではなく、童謡「ふるさと」。蓋の内部に明るさのセンサーが付いていて、開けた途端に「ふるさと」が流れ出し、故郷へと誘ってくれるのです。そのしかけはなかなか嬉しいのですが、実はそのセンサー部分が少々困り者。電池が終わるまで闇に放り込むしかそのメロディから開放される方法がないのです。僕もしばらく引き出しに仕掛けて楽しんだりしたものの、結局配線をブチッとしてしまいました。そうそうもちろん、肝心のお肉の方は柔らかくおいしかったです。ごちそうさまでした。
この弁当、駅弁の新竹(あらたけ)さんのホームページ中、「〜日本初のメロディ付き駅弁〜」のページによると、タモリ倶楽部でも取り上げられたことがある模様。また、「松阪牛」ではなく、「松阪名物 黒毛和牛」である理由については駅弁資料館 三重県・松阪駅・2000年代の駅弁が詳しいです。
この弁当箱、何に使おうか思案中。牛乳カンを作るのもいいかも知れない。
投稿者 Kei : January 14, 2007 11:05 PM