November 29, 2004

Daniel Spoerri 展  Art

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パリのGalerie Fraich'Attitudeで開催されていたEAT ART展。代表的なのは1960年以降の“デルベック家の安息の地”をはじめとする、ある日の食卓をそのまま壁に掛けた作品のシリーズだが...


スポエリはそもそも「EAT ART」という活動(運動?)の一連として、それらの作品を作り続けていたのだった。1960年以降、急激に増える食べものをつかった美術作品だが、その先駆けとしてスポエリは名高い。壁掛けの作品以外にも、映像、立体、パフォーマンス(パーティー?)と、さまざまな視点から「食べる」ということを考えていたことがうかがえる。日本ではなかなか紹介されない彼だが、今後あらためて取り上げなければならない作家。

印象的だったのは映像作品。人の大便からビーフステーキ、調理、経済活動、屠殺、牧場、牛の便へと映像が逆に流れていくシンプルな内容だったが、ショックだった。さまざまな意味で、「時間」を意識した。

投稿者 Haruna : November 29, 2004 5:46 AM

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