食べる・食。それと関わろうとする、取り込もうとするアート。

February 20, 2006

チェバピカフェの意味

Cevapi-Thumb以前、「サラエボと言えばチェバピ」の時に考えていた、サラエボの報告展をやる時にみんなに食べてもらおうかなと言うのが、SICE2006 "Transition Compound" 東京展(2006年2月15日~2月21日)の会期中、15日のオープニングレセプションと18日の座談会の際に、「チェバピカフェ」と言うかたちで実行することが出来ました。
.automeal としてではないのですが、せっかくなのでこちらでも紹介すればよかったなと、少し残念に思っています。

Cevapi-Cafe1 Cevapi-Cafe2

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February 6, 2006

大気圏外でお食事を 03

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さて、これが何かご存じの方も多いはず。 日本人宇宙飛行士野口聡一さんが搭乗したスペースシャトル「ディスカバリー号」に搭載された、世界初の宇宙食ラーメン「スペース・ラム」です。
北海道の余市宇宙記念館と、日清のインスタントラーメン発明記念館でしか見られないという貴重な品を間近に見せて頂きました。
お湯を注入して戻すらしいですが、おそらく70℃にしか上がらないお湯の温度と、水分が面倒な状況でいかにおいしさを再現できるかがポイントだったのではないかと思います。具はみたところ日清のカップヌードルのものと同じだったみたい。味覚が鈍くなると言う宇宙空間でも、かなりの好評だったようです。

というわけで、水戸のみなさま、またお会いできるのを楽しみにしております。今日はありがとうございました。

Posted by Haruna at 2:23 AM | トラックバック

大気圏外でお食事を 02

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宇宙食のレクチャーでは、貴重なデータや映像も盛りだくさんで、大人も子供も興味深々。美術館と宇宙のレクチャー、それをつなげてしまうのが食のすごいところです。いや、美術の懐の深さともいえます...
ワークショップ後半では「大事な人」というキーワードを設定したので、奇抜な企画案よりも相手を思いやった食べものが印象的でした。炊きたてのごはんや宇宙日本蕎麦、新鮮な食べものでビタミンCをとってほしい!という案から、納豆(さすが水戸!)をいかに宇宙空間で食べるかというデザインまで多岐にわたりました。非日常空間だからか、誕生日パーティーをしたい!液状ケーキがあったらいいという案も印象的。
宇宙という心細い空間では、懐かしさや温かさが味覚の重要なポイントになるというのが、今回の発見でした。

Posted by Haruna at 2:05 AM | トラックバック

大気圏外でお食事を 01

宇宙食ワークショップ uchu01.jpg
本日、水戸芸術館で行われたアートエデュケータープログラム 芸術型飛行開発研究所のオープンラボに、招待アーティストとしてお呼ばれしてきました。
ワークショップは「自分の大切な人が宇宙に行くとしたら、そこでどんなものを食べてほしいか」というテーマで、宇宙食の企画をするというもの。JAXA(宇宙航空開発機構)でHTVという宇宙への搬送システムを開発してる坂下哲也氏による宇宙食のレクチャーや、実際に宇宙で食べられていた、初期宇宙食のフリーズドライ・イチゴやアイスクリーム、ドライフルーツのイチゴやフレッシュのイチゴなどを食べ比べ、様々な感覚や知識を使って究極の宇宙食をデザインしてもらいました。

Posted by Haruna at 1:41 AM | トラックバック

November 16, 2005

名古屋でのイベントのお知らせです。

.automealとは直接関係ないのですが、名古屋方面の皆様、そしてもちろん名古屋方面以外の皆様、メンバーの近藤からイベントのお知らせです。

名古屋にある「カノーヴァン canolfan」さんで、ゴダールの新作とサラエヴォに関してのイベントを行ないます。

ゴダールの新作『アワーミュージック』公開を記念したイベントです。

“私たちの音楽” 〜 サラエヴォ篇 〜

11月19日(土) start 19:00 fee ¥1,500-
 act 1. SON ET IMAGE guest : マーズ古田 Phirip
 act 2. 『アワーミュージック』premiere vue
 act 3. 「アート、サラエヴォの友人」 
     guest : 近藤 圭 (アーティスト)
         林 加奈子 (デザイナー )

*当日はボスニア式コーヒー[ボザンスキ・カファ]をお楽しみいただけます。

会場
canolfan(カノーヴァン) http://www.canolfan.com
名古屋市中区新栄2-2-19 eat@canolfan.com
問い合わせ
canolfan(カノーヴァン) eat@canolfan.com
名古屋シネマテーク 052-733-3959

ゴダールに、名古屋に、サラエヴォということで自分が一番楽しみにしております。是非よろしくどうぞ。ワイルドなボスニア式コーシーでほっこり暖まりましょう。

名古屋でもやっぱりおいしいものを食べてきます。おすすめの情報などありましたら教えてください。

Posted by Kei at 11:42 PM | トラックバック
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