December 10, 2004

テートにトースト  Art

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London Metroのニュースペーパーより
 アントニー・ゴームリーの作品 "Bed" を、近々TATE Britainで見ることができるらしい。彼は彫刻を中心とした作家で、実際食べものをつかった作品はそう多くはない。...


...しかしながら、"Bed"は彼の代表的な作品の一つといえるもので、なにより、食べものを使った作品をTATEのような大型の美術館で見ることができるのは、なかなかない機会といえる。(ちなみにオリジナルは20年前のもの。新しい食パンなのか、オリジナルが見られるのかがたのしみなところ。)

 勇んで行きたいところだが、一般情報誌のMetroでは、冷やかし半分の記事しか読むことができなかった。よって、いつから公開されるのかは不明。しかし、イギリスで最も大きな美術のイベント“ターナー賞”を、ゴールデンタイムに特番を組むほどのイギリスなので、日本よりは美術に関心がある国と言えよう。こうして一般情報誌で美術の流れをニュースとして見ることができるのは、とっても幸せなことだとおもってしまう。

 とにもかくにも、美術館で食べものを展示するとき、人々にどんな反応がおこるのか、そして物理的に、この800枚の食パンが、どのように移り変わっていくのか。非常に楽しみなところである。

投稿者 Haruna : December 10, 2004 7:45 AM

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