手を加えてやると色々な姿へ変化を見せる素材たち。

November 10, 2004

膠(にかわ)

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日本画や洋画の下地などに使われる膠。
膠は動物(ウサギ、牛、鹿、魚など)の皮革や骨随から採られる糊で、主成分はコラーゲンという蛋白質の一種。
画用には、乾燥したものを水や湯で膨潤させて溶かして使う。

ゼラチン、サイズと呼ばれるものは不純物を含まず、食用にもなる。
ゼラチンで作られるゼリーは、コラーゲンを含んだ肌の健康にとてもいい食品である。
粉ゼラチンは、健康食品としてお味噌汁やお茶に入れて食べられることもある。

写真はパール膠。牛を起源とする粒状の膠で、ウサギ膠より膨潤が容易で安価。

アトリエの隣人が膨潤させていたこの膠、イクラのような、アジアンデザートのような様子に見入る。
動物のコラーゲン…臭いは結構厳しいものがある。

Posted by TN at 1:50 PM | トラックバック
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