November 27, 2005
食べられる鉱物 material
お塩は唯一食べられる鉱物といわれています。ようするに、唾液に溶けるんです。舌にある味蕾で味を感じるには、唾液が触媒となってくれないと、味わえないのです。石やプラスチックにあまり味を感じないのはそのせいなんですね。しかしながら、ある意味お塩も石の一種なのです。
いわば、塩は食べれる石です。
先日のアンオイフィシャルなパーティーのときに、旬のお芋(ジャガイモ、サツマイモ、サトイモ)をつかったチップスをデザインしました。
そのときの"キー"になっていたのが、この3億8千年前のお塩。写真のような、握りこぶし大の大きな結晶を、おろし金でガリガリと削って味つけしました。
海由来の、うまみがたっぷりのお塩とはまた違った味わいで、ビリッとするような強い塩分。丸の内のオフィス内でにぎやかに催されたパーティーにぴったりな、大人の味でした。
今はヒマラヤにほど近いチベットですが、その昔は海の底だったそうで、その名残がこの赤い塩なのだそうです。
それよりなにより、塩を鉱物だと思って口にすると、またひと味違った感覚が味わえます。塩は大人のロマンです。
投稿者 Haruna : November 27, 2005 12:52 AM
どこで、この塩を手に入れる事ができるのですか?
Posted by: odaichi | November 27, 2005 10:01 PMわたしは家の近くにある八百屋さんで購入しました。
ここはフェアトレードのコーヒーなども売っていて、ちょっとおもしろいところなんです。
"ピンクソルト","ヒマラヤ岩塩"
などのキーワードで検索すると、購入できるサイトがたくさん出てきますので、そちらも参考にしてください。
お風呂に入れて、温泉の素のようにも使えるみたいですね。ミネラル!