September 1, 2004
おまつりには食べものがいっぱい review
有楽町のMUJI内にあるATELIER MUJI「まつり」展を見てきました。
印象に残ったのはフランスで5月におこなわれるという「住民祭」。このまつりは2000年にあたらしくはじまったものだそうで、隣の住人のこともよく知らずに暮らしていく不便や不安さを取り除こうと、自主発起的にはじまったまつりだそうです。
メゾンの谷間には、ながーい真っ白いリネンを布いたテーブル。その上にご馳走がわんさかの写真。キャプションにはまつりの秘訣なるものが書いてあり、「ポスターをたくさん貼ること」「人々との会話の話題に、住民祭のはなしを出すこと」「ごちそうをつくること」とありました。なんと単純で、そしてハッピーなまつり!
背景には孤独死していくお年寄りの問題など、複雑にあるそうです。しかし祭も政治も「まつりごと」ですから、シンプルに考えれば、非常に適当な解決法です。
今回からatelier GRIZOUが、企画・運営をしているとのことで、前回までの展覧会と、ほんの少々雰囲気が変わってます。たとえばシンプルな紙で出来たマケットなど、MUJIのアイデンティティの範疇にありながら、さらに今までと異なる演出が楽しめます。そういった意味でも、狭い展示スペースながら、見所は多々あります。お買い物、お茶のついでにいかがでしょう?9月14日まで開催しています。
投稿者 Haruna : September 1, 2004 9:45 PM
有楽町は週に2,3回は行くのでちょっと見てみようかな。
ハレとケの、ハレ、主役はやっぱり食べ物だよね。豚の丸焼き、七面鳥、トマト投げあったり...ちょっと楽しみだ。
Posted by: Kei | September 2, 2004 1:16 AM